199 獣[せんせい]と少女 2
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[うそつき、と言って唇を尖らす少女を 私は勿論、葡萄のように、それ以上に、 美味しく育てるつもりだけれど 少女はやはり、自分では気づいていないのだ。>>2:543
どれだけ自分が素敵で、愛らしく成長したかということに。
普段から、糧とならない果実や野菜を 少女らに与えると共に口にしている私は、 私の本当に欲しいもの、を口にしなかった私は 空腹の獣には見えないだろう。
けれど、私も一匹の獣だから、少女を糧として 食べたいという気持ちは人並みに(獣並みに)あるのだ。
だから、こうして自分のことを美味しくなさそうだという 少女が美味しくないわけがないということも知っている。
そして何より――…]
(17) 2016/10/16(Sun) 01時頃
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嘘ではないよ。 私は既に君の味を知っているのだから。>>2:197
[大きな分お得だという少女の、抱きついた体温も、 その重みも、余すことなく受け取ることができるから 私も、私の体が、人の姿をしていても ほかより少し、大きいことに感謝しよう。>>2:545]
(18) 2016/10/16(Sun) 01時頃
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[私から、少女の中に流れ込んだ、いのちと、こころ。
水の流れのようなそれは、一粒の雫となって 少女の中に落ち、一輪の花を育てた。
いつも果実ばかりを送っていたから、 花を贈るのはこれが初めてかもしれない。
他の少女らと共に、髪を結い、 花飾りを頭に乗せていた君の 照れくさそうな顔が瞼の裏に浮かんだ。]
(19) 2016/10/16(Sun) 01時頃
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[ 淡い桃色をした小さなその花の名前は、オキザリス。 ]
(-10) 2016/10/16(Sun) 01時頃
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[ 花の意味は、 "心の輝き" "母の優しさ"
それは、君を表すもの。
"君と過ごしたい" "決して離れたりはしない"
それは、私の心を表すものだ。 ]
(-11) 2016/10/16(Sun) 01時頃
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[閉じた瞼の裏側で、触れた手の先で、 私は一羽の鳥の姿を見た。
あの日泣いていた少女も、 小さな命を育てる少女も、
すべて連れて、遠くの広い空の向こうまで どこまででも共に行くことを私は誓う。>>2:550]
(20) 2016/10/16(Sun) 01時頃
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[瞳を開き、笑顔を浮かべた少女が 契りの言葉を紡ぐのを聞き、私は微笑を返して>>2:552]
よろしく、ピッパ。 これから先も、ずっと、私は君と共に在る。
[改めて、少女だけのせんせいとなることを言の葉に乗せた。]
(21) 2016/10/16(Sun) 01時頃
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[契約の場所としては神木の下は良い場所だと そのまま私は契りの儀を交わしてしまったが
周りにほかの少女やせんせいたちがいたことについては 特に配慮もしていなかったので ピッパの顔が急に赤くなったことに私は首を傾げた。
その後に青くなった理由は、私の指摘のとおりに 旅立つ準備をしていなかったからだということは 駆けていく姿でわかったけれど。
少女の荷物に食堂に置かれた絵はないのだろう。
けれど、私はやはり、まだそれを見にはいかない。 20年後、少女の命が尽きた後、 "少女と共に"皆に会いにくるために。]
(23) 2016/10/16(Sun) 01時半頃
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[準備を終えて戻ってくる少女を待つ間、 何処へ行こうかと共に待つタマに問いかけた。
それは勿論、戻ってきた少女にも問うことになるのだが。
あの空の向こうには、 少女の知らない世界が無限に広がっている。*]
(24) 2016/10/16(Sun) 01時半頃
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/* ピッパの希望を聞いてからだけど、どこいこうかな。 海かなあ。おいしいものがたくさんあるとことか。
(-15) 2016/10/16(Sun) 01時半頃
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―旅立ち―
[ピッパの旅の支度を待つ間、 私はタマを連れて一度荷物を取りに自室へ戻る。
本当のところは、 私も旅の準備は碌に出来てやしなかったのだけど 私の荷物は人型の時の着替えくらいなもので さして時間はかからなかった。
少ない私の手荷物と共、鞄に詰めたのは 食いしん坊ひとりと一羽のためのお弁当として 果実と、蜂の巣の欠片。
食堂に立ち寄ると残っていたそれらを入れて、 ひっそりと置かれた持ち出し厳禁の画帖に視線をやって。
それから、神木の下で私の少女を待つ。]
(98) 2016/10/16(Sun) 13時頃
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[暫く後、私の元へ現れたピッパの姿を見て 私は目を細める。]
私の荷物はこれだけだよ。
[掲げてみせた大きくも小さくもない鞄は 私の体のサイズのためかやや小さくも見えたかもしれない。
少女の持つ大きめのバッグは丸く膨らんでいて、 あの中にはここでの想い出と、 未来への希望が詰まっているのだろう。>>76
皆に少女がハグをしてまわる間、 私は神木の下でもうひとつだけ、 "旅の準備"をして、少女らや、ほかの獣たちに いってらっしゃいと、いってきますの挨拶を告げた。]
(99) 2016/10/16(Sun) 13時頃
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[どこへ行こうか、その問いに返ってきたのは元気な返事。 少女の希望は海。 どこまでも広い青い空を映す生命の源を湛えた処。
少女の瞳の中に見た穏やかな海を探しに、 私は少女の手を取る――
その前に、結われた少女の髪の毛に手を伸ばすと いつか少女らがしていたように、最後の支度、として 神木の下で摘んだ白いアネモネの花を飾った。]
(100) 2016/10/16(Sun) 13時頃
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――うん、よく似合っている。
[私が、"私の少女"として彼女に贈る花は、これで二つ目。
一つ目の花は少女の心の中に。 それを映すように覗かせた首元に小さく咲いていて>>75 ひとつめと、ふたつめ、その両方と綺麗に結われた髪に そう賛辞の言葉を贈った。
少女の心と、体を小さな花が埋め尽くす時まで、 私はいくつ少女に花を贈るだろう。
果実の方が君は嬉しいだろうか。 それでも私は、そのどちらも君に似あうと思うから。]
(101) 2016/10/16(Sun) 13時頃
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…行こうか。ピッパ。
[そうして、私は今度こそ、少女の手を取って 真新しく、まだ白い希望の一頁へと共に足を踏み出した。
向かう先は海。 海にもたくさんあるけれど 少女の瞳の中に見た、温かく、穏やかな海が良いと 南へと向かおう。*]
(102) 2016/10/16(Sun) 13時頃
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[ピッパの荷物が多いわけではなく、 私の荷物が少ないだけじゃないかな、と それだけ?と聞く少女に私は肩を竦める。
大きな丸い荷物は私が持とうか、と言う前に 交換を持ちかけられたので、 私は少女の荷物をその手から受け取った。>>158
私の荷物は持たなくても…、と言ってみたけれど 甘え下手の少女はそれを素直に受け入れただろうか。
交換、の方が良いようならば 私は少女に軽い手荷物を渡して。 どちらにしても私は少女の手を取る手が 塞がらなければそれでよかった。]
(182) 2016/10/16(Sun) 23時頃
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[手を取る前に、結われた少女の髪に飾った花。
あの日も少女は恥ずかしそうにしていたけれど あの時以上に真っ赤になるのを、 そういうところがやはり可愛らしいと思った。
私の左耳の上に、同じ花が飾られたことには>>160 予想外の出来事で、シルクに木の上から花冠を乗せられた時以上に 虚をつかれたことに瞬きをした後]
……なるほど確かに、恥ずかしいね。
[似合っている、と同じ言葉を返されてしまえば 私の左の頬も赤くなった気がする。
あまり恥ずかしがっているのはせんせいとして 格好が付かないから、私は小さく深呼吸をして おそろいの色を身につけた少女に微笑を返すと その手を取った。>>161]
(183) 2016/10/16(Sun) 23時頃
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私は竜だけれど、空を飛んだりはできないから… まあ、大きい蜥蜴のようなものだと思って欲しい。
そうだね、汽車に乗るのもいいかもしれない。
そこまでは歩いていくことになるが、大丈夫かな。
[少女の手を取った私はいつもの人型のまま。 竜の姿になればピッパを乗せるくらいは軽いものだけれど 疲れたらそうするかい、などと聞いて、 神木から参道へと道を歩く。]
(184) 2016/10/16(Sun) 23時頃
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[参道への入り口には見上げるほどに大きな雪だるま。>>119
目指す場所は暖かい南の海。 私は寒い場所が少し苦手だったりもするので (冬眠はしないけどね) 雪を目の当たりにするのは珍しく。
知らない世界への期待に瞳を輝かせる少女に手を引かれて裾野の街へ降りていく。>>174]
(186) 2016/10/16(Sun) 23時頃
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[街は聖誕祭の真っ最中。
人の形をしていても、鱗の生えた手と左右違う色の体、 爬虫類を思わせる尻尾の生えた巨躯の私と 少女としては背の高い少女でも、獣と少女であることは 街の人間にも一目でわかったことだろう。
少女の目に留まるものもそこにはあっただろうか。 はじめて見る外の世界は少女の目にどう映るのか。
気になるものはあるかな、と私は少女に声をかける。 食べたことのないようなものもあるかもしれない。 見たこともないものも、きっとたくさん。
賑やかな街並みをゆっくりと歩きながら、 汽車に乗るためには駅を探さないとね、と 人ごみの中、はぐれないようにと少女の手を握りなおした。*]
(193) 2016/10/16(Sun) 23時頃
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/* お別れのあれそれもちゃんと返したいんだけど 今日一日中頭がぼやっとしてて(頭痛)うまくまとめきれない…びええ。
(-89) 2016/10/16(Sun) 23時半頃
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―裾野の街―
[私達獣と少女の存在を人の仔らが思うところは様々だ。 それでもこの、学び舎の聳える砦の下、小さな街は こうして少女の生誕を祝うくらいには私達の存在は 身近に知られているし、忌み嫌われたりはしていないはず。 それでも私の風貌は人から見て若干、多少、かなり、 物珍しく、奇異であることは私は知っている。
私を見上げた子供のおびえたような声に 私は眉は下げたが、それも仕方のないことだろう。>>201 人の姿でこうなのだから、 竜の姿で街を闊歩していたら子供が泣くかもしれない。 ヘクターのように、或いは客人の獅子のように、 もふもふとした獣ならばもっとこう、とは。
考えても詮無きことに、 知らず私の尾は常より垂れそうになるけれど 子供に手を差し伸べる少女の見上げる視線と目が合えば 気にしていない素振りを努める。]
(224) 2016/10/17(Mon) 01時頃
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[少女が足を止めたのは、装飾品の店。
彼女が欲しいと言った帽子に、 もっと少女らしい可愛らしい物の方が良いのでは、 タマの席は、とか、花が隠れないものの方が、等、 疑問符に私は首を傾げる。>>205
それは少女のためでなく、 私のための選択だったとわかるのは、 頭にそれが乗せられてから。
虚をつかれるのはこれで二度目。 いや、契りを交わす前、 私の手を癒すために彼女が手を取ったときも、 私のためにと少女がしてくれたことに 驚かされていたのだった。]
(225) 2016/10/17(Mon) 01時頃
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――…ありがとう、ピッパ。
[礼を述べる私は花を飾られたときより 少し照れくさい笑みを浮かべていたかもしれないけれど、 その気持ちが嬉しかったから はにかんだ顔をした少女に微笑を返した。]
(226) 2016/10/17(Mon) 01時頃
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ピッパは何か欲しいものはないのかい。
[帽子が欲しい、は、私のためだったし、 少女自身が欲しい物はないのかと問いかけて。
私の持った少女の荷物に結ばれた 空色のリボンが目に入ると 私は店に置かれた品物から一つ、 小さな小鳥の装飾がなされた櫛を買った。
私に少女の髪を上手に結うことができるかは わからないけれどと、無骨な自分の指を見て思うが 少女の髪を結う友達とは離れてしまうから 私が代わりにそれを出来たらと思ったのだ。]
(227) 2016/10/17(Mon) 01時頃
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―駅―
[街を見て歩くうちに、たどり着くのは小さな駅。 そこで汽車を待つ間、私は少女に語りかける。]
私の荷物の中に葡萄が入っているから お腹がすいたら食べなさい。
[一房は昨日私が"育てた"もの。 もう一房はまだ熟していないものが入っている。
私の力の使い方は、 きっと体を通して力を廻らせた少女なら もうわかっているだろう。*]
(228) 2016/10/17(Mon) 01時頃
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/* うっうっ、かわいいなあ…はよ帰ってお返事書きたい。
(-109) 2016/10/17(Mon) 15時半頃
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[結局街の店ではピッパが欲しいものは決まらなかったようで 私が選んだ櫛以外は私の帽子だけで良かったのだろうかと 思ったけれど、共に歩く彼女がこちらを見上げては 上機嫌な笑顔を向けるから、彼是と薦めるのはやめておいた。>>280
和らいだ周囲の視線よりも、 少女が嬉しそうなことが 何より私を温かい気分にさせてくれるから。
ピッパが髪の結い方を少女らから教わっていなかったことを 後悔していたことは私には知りえぬ話だったが 思いもよらない行動で驚かせることができるのなら きっと私は少女の髪に櫛を通したとき、 この帽子の礼ができるのだろう。>>282]
(318) 2016/10/17(Mon) 22時頃
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―汽車―
[初めての汽車に少女がはしゃぐのを眺めながら 私は空を飛べないけれど、 人目の多い場所で竜になるのも憚られる身だけれど こんなに楽しそうにしている姿がみれるのならば それも悪くないなと思う。
汽車は生き物ではないけれど、 ピッパと同じくらいにお腹が空く乗り物だよ、 と、汽車の中を堪能した後にお腹の虫が鳴く声を 聞いて私は小さく笑いながら言った。>>283
少女が使う獣の力。 彼女の右手の中で熟していく葡萄を私は少しだけ 緊張した面持ちで見つめる。]
(319) 2016/10/17(Mon) 22時頃
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[上手に使えたことがわかれば 私は左手で少女の頭を撫でて マリオとのつまみ食いも捗るだろう、と 別れ際の二人を思い出して。 それは少し前のことなのにとても懐かしく思えた。>>110>>165
ホレーショー、私は必ずこの子を幸せにしよう。 そう、あの時向けられた笑みを思い返しながら>>248 だから君も、どうか君の少女と幸せにと、 流れていく遠い景色を見た。]
(320) 2016/10/17(Mon) 22時頃
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