95 天国に一番近い島
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
― ホテル・サザンアイランド ―
[青年と別れてどれくらいが経ったか。 日蝕以降、祭りの雰囲気が急に空々しく感じられて、女はホテルに戻っていた。 青年の向かう先は気になったが、後を尾けまわす真似も出来なかった]
……
[どこからか貰ってきた観光案内に目を通す。 そこには、まるで面白い出来事のように人狼の伝説が綴られていた。 かつてこの島に人狼が出た時、話し合うの末に島民を何人か処刑し、狼の血を根絶したらしい。 その処刑者の中にはもちろん、自分は確かに人間だ、狼などではないと叫びを上げた者もいただろう]
狼の餌でもハイエナの餌でも――人として死にたいもんだね
[呟けば、聞こえてくる遠吠え>>16 野犬でも出るのだろうか。女は窓を閉めると、そのまま霧のかかった夜景を眺めた。 床につく前に同室者が帰ったなら、特に何も聞く事なくおかえり、とだけ告げただろう]
(46) 2013/09/05(Thu) 07時半頃
|
|
―― 回想・ホテル・サザンアイランド ――
……ああ、そうさな、久しぶりに祭りらしい祭りを見たよ
[ひとりホテルに戻った女を出迎えてくれたホテルの従業員には、笑ってそう答えた。 敢えて、楽しかったとは言わない。ひとつの不安の芽を摘む事は叶わなかったから]
[部屋に戻り、ラフな格好に着替えれば観光案内に目を通す。 ひどく疲弊した様子の同室者を探るような事はしなかった。 しばらくすると、戸を叩く音が聞こえ>>66]
やあ、これはどうも 持ってきてもらって悪いんだけれど、ぐっすり眠っちまってるねえ。……全く、何をして遊んできたんだか お気遣いをどうも。何かあったら遠慮なく頼らせてもらうよ
[笑いながら水とグラスを受け取り、ベッドの中の同室者をもう一度見る。 人を救うと。そう言った彼の真っ直ぐな瞳が最後まで変わらず在ればいいと、ぼんやりそう思った。 何を以て最後とするのか。そんなもの女にも分かりはしなかったが。 見上げれば、赤い月。女は気付かない。今の島の光景が、100年前のそれに酷似している事に**]
(73) 2013/09/05(Thu) 14時頃
|
|
― 翌朝 ホテル・サザンアイランド ―
[結局あのまま一睡も出来なかった。 血を垂らしたような赤い月と、野犬らしき遠吠えと、聞こえたような気がした慟哭>>79が、女を眠れなくした。 不気味な赤い月も当然、陽が昇り始めれば徐々に姿を薄めていく]
――与太話にビビる柄かってんだ、まったく
[景気付けのように一つ、大きな独り言を吐いた]
(113) 2013/09/05(Thu) 21時半頃
|
|
[>>72戸を叩く音が聞こえた時、同室者は起き上がっていただろうか。 眠っていたならば彼から聞いたままの話をテッドに伝えただろう。起き上がっていたならば共に話を聞いたかもしれない]
はあ、なんだってまあ祭りの最中に…… ああ、忠告ありがとう。夜間は特に気を付けよう
[彼女の中で首なし死体と人狼は結び付かなかったようだ。 猟奇的な殺人鬼も――恐ろしくないと言えば嘘になるが――まあ、旅をしていれば遭遇する事もある。 恐れるべきは]
…………
[無意識に触れるのは、かつて石を投げられて割れた額。 僅かに縫合痕が残るだけの傷が無性に痛む気がして顔を顰めた]
(116) 2013/09/05(Thu) 21時半頃
|
|
― 道端 ―
[寝不足のせいだろうか。重い服に袖を通す気にはなれず、部屋着代わりのYシャツにスラックスという出で立ちで外に出る。髪だけはきちんと結い上げていたが。 適当な場所で食事を取るか、部屋に戻って昼寝でもするか。 考えあぐねていたところに、先日すれ違った気がする男を見つけて>>115]
や、おはようさん 夜が明ければ、と思っていたけれど霧、晴れないねえ
[声をかけてみた。青年が女を覚えているかは分からないが]
(121) 2013/09/05(Thu) 22時半頃
|
|
[>>124何を思われているかなどもちろん女が知る由もなく。 ちなみにこの身長、女にとっては割とコンプレックスである。割と]
[死体が見つかった話をされれば露骨に顔を顰めて]
ああ、あんたも聞いてたか こんな隔絶された島にも出るんだねえ、猟奇殺人犯ってのは
[いや、隔絶されているからこそ、なのか?と口の中で小さく呟いた]
(129) 2013/09/05(Thu) 23時頃
|
|
[話し相手の声を聞けば>>128自分たちに向けられる視線に気づき>>127]
…………
[負の感情を感じさせる視線に、女は目を逸らした。 いい気分にさせる話題ではないだろう。ひとつ、溜息をつき額を撫でる]
(131) 2013/09/05(Thu) 23時頃
|
|
[>>133『帰る場所』。この言葉を聞けば苦く笑って]
……ああ、まあ、この霧じゃあね 船も出せないだろうねえ……
[ぽつりと呟いた]
(145) 2013/09/05(Thu) 23時半頃
|
|
/* わけあり観光客多すぎるだろう
(-57) 2013/09/05(Thu) 23時半頃
|
|
ん?ああ、呼び止めてすまなかったね
[>>154そろそろ行く、と言った青年を振り返りその様子を眺めた。 綺麗な顔立ちをしているが、なんというか――『霧のような男』。 女が青年と言葉を交わして、得た感想はそれだった。 名乗られればにっ、と笑い]
そういえば挨拶もしていなかったね グロリア・フェローだ。またどこかで
[去っていく背を見送った]
(158) 2013/09/06(Fri) 00時頃
|
|
……ああ、いや、こういう話題を余所者が取り扱うのは不愉快だろうね すまなかった
[>>163低く唸る声にはそう返した。相変わらず視線を合わせる事は出来なかったが]
ここにも、骨を埋める事は叶わない、か
[呟いた音は蚊のなくような声で。 海に囲まれた場所ならば、或いは。そう思っていたのだけれど]
機会があれば詫びがしたい――名前を教えてもらえる?
[名乗られたなら、同じく名前を告げ、その場から離れただろう]
(170) 2013/09/06(Fri) 00時半頃
|
|
[おおよそ好意的でない視線、死人の話題。 食糧を求めて歩き出した女の精神は疲弊していた]
……そういやろくに眠っちゃいなかったか
[ずるり、と道端の木の根に腰を降ろす。 グレッグと言ったか。彼の視線が、かつて受けた視線と重なり、女の手はまた額を撫でた。 ――余所者、と呼ばれるのが怖くなったのは、およそ2年ほど前の事]
(174) 2013/09/06(Fri) 00時半頃
|
|
―― 回想・過去 ――
[旅芸人の一座に拾われたのが3つの頃。音楽を学んだのが5つの頃。10になれば曲芸に興味を持ち、15でようやく歌劇役者一本に。 当時から気高い女騎士の役(柄じゃない)や薄幸の令嬢の役(とても柄じゃない)など様々任されていたが、10代から20代にかけて一番演じてきたのが――甘言で人を惑わした末、焼かれる魔女の役だった]
――……
[歌劇だというのに全て造語で構成される歌詞の意味は、歌っている本人も知らない。 変人、と呼ぶに相応しい造語の創作者はただ苦悶の表情で歌え、としか言わなかった]
(179) 2013/09/06(Fri) 01時頃
|
|
/* 正直とても空気を読めてない気がしますが後にひけません
(-68) 2013/09/06(Fri) 01時頃
|
|
[その日の一座の目的地は山の向こうの大きな街。 たまたま補給のために立ち寄った山の中の村はとても前時代的で、現代の子どもが当たり前に味わっているであろう娯楽を知らない者ばかりだった。 当然、歌劇など見た事もないのだろう。 幼い子どもに囲まれて、女は乞われるままに歌を唄った]
『ねえ、おねえちゃんは何の役?』
あたしはねえ、それはそれは悪い魔女の役 いい子にしてなきゃそのうち頭をかじりにくるかもねえ
[笑う女にとって、それはほんの冗談だったのに]
(184) 2013/09/06(Fri) 01時頃
|
|
[狙っていたのか。その日、夫に恨みを持つ村の女が殺人を犯した。 そしてあろう事かその女は――『余所者の魔女に唆されたのです』。そう証言する。 前時代的なその村には――魔女狩りという文化も根強く残っていたのだ]
何を馬鹿な――今時魔女裁判だって!? こんな、こんな事が――
[彼女が何を喚こうが村の者は聞き入れない。 炎の燃え盛る中へ女を放り込もうと引きずり歩く。 石が飛んだ。額が割れた。口が切れた。 一座の仲間は必死に手を伸ばすが、救いの手は狂信的な村人の壁に阻まれる。 死ぬ。このままでは。 ――死ぬ]
(188) 2013/09/06(Fri) 01時頃
|
|
――離せ!!!
[女は絶叫する。すると――ぴたりと、彼らの動きが止まった。 死刑判決が突然覆ったような。村人たちは当たり前のように女が逃げるのを待っている]
『リア!こっち!』
[何が起こったのかも把握出来ないまま、一座の仲間であるマドカに手を引かれてその場から逃げ出した。 旅人。余所者。隔絶された世界。 正当化のため、生きるため。そんなくだらない理由で簡単に他人を死に追い込めるのだと――女が人間に恐怖を感じた、初めての瞬間だった]
(191) 2013/09/06(Fri) 01時半頃
|
|
/* ここまでにーここまでにしておこうー 会話の中に回想割り込ませちゃってごめんよー…
(-72) 2013/09/06(Fri) 01時半頃
|
|
― 現在・道端 ―
……あの時見た目に、そっくり、だったなあ
[ふと思い返すグレッグの視線。 もちろん、彼らには彼らなりの拒む理由があるとは分かってはいるのだけれど]
……ああもう駄目、本当に……眠い……
[腰を降ろした木に身を委ねて、女は瞼を閉じた**]
(195) 2013/09/06(Fri) 01時半頃
|
|
― 回想・道端 ―
[こんな反応を返せばまた不興を買うだろうか。 >>200覇気のなくなった声に、思わずふっと抜けるような笑い声が漏れた]
あんたが謝る事があるもんか こちらの配慮が足りなかった、そうだろ?
[名前を聞けば微笑んで]
グロリア・フェローだ。よろしく、グレッグ 次に会った時は――そうさな、酒でも奢らせておくれ
[グレッグがいけるクチなのか、そもそも成人しているのか判別する方法はなかったが、女はそう告げると彼に背を向けた*]
(219) 2013/09/06(Fri) 13時頃
|
|
― 現在・道端 ―
[あれからどれだけの時間をそこで過ごしたのか。 ふと人の気配を感じて目を開けば、理知的な雰囲気の女性の姿が>>217]
失礼、ご気分でも?
[今まさに、大丈夫かと声をかけられそうだったのは自分の方なのだが、そんな事は露知らず。 女は顔色が悪いように見える女性の背筋をさすろうと身を起こした**]
(220) 2013/09/06(Fri) 13時頃
|
|
あー……
[>>238女性の言葉を聞けば、どうやら心配されているのは自分の方だったらしい、と悟り]
いや、すまない、寝不足だったんだよ 道端で昼寝は少し不用心だったかねえ あたしはどこも何ともないさ、あなたは?
[笑顔で応えれば、ふと後ろからかけられる声>>237]
ああ、昨日はどうもありがとう。探し人とは会えたかね?
[『聞きました?』……噂めいた話題の振られ方。心当たりはひとつしかない]
……例の、首なし死体の話?
[女の顔から笑顔が消えた]
(241) 2013/09/06(Fri) 20時半頃
|
|
そうか、そりゃ良かった ははっ、こっちもおかげさまで、ってね
[そういえば挨拶はしていなかったか。 握手を求めるようにリッキィに手を差し出しながら]
グロリア・フェローだ。よろしく
[と、会話していた女性の声が聞こえ>>244]
……『先生』?え?
[思わず小柄な少女(?)を振り返る。……自分は何やらとんでもない勘違いをしていたのでは]
(247) 2013/09/06(Fri) 21時頃
|
|
……はあ?
[>>243『狼に噛まれたような』。その単語が出れば素っ頓狂な声を上げて]
なんだってまた、狼?
[女の中で、今回の殺人とこの島の人狼伝説は繋がっていない。 眉を顰めてただ首を傾げた]
(248) 2013/09/06(Fri) 21時頃
|
|
/* ゲイルさん逃げて超逃げてってやってる 何故あたしは守護者じゃないのだね
(-99) 2013/09/06(Fri) 21時頃
|
|
[>>250『人狼』。一瞬だけひどく女の顔が歪む。 いるのかいないのか分からないもの。特に、恐怖を煽るそれを嫌う彼女だが、すっと目を閉じると表情を繕った]
人狼が出た、ねえ…… 死体を見た訳じゃないし、あたしはホテルの従業員さんからただ死人が出たと伝えられただけでね 面白い情報なんかは持っちゃいないが
[ついでに言うと、存在も信じちゃいないが。 その台詞はおとなしく飲み込んでおいた。 大抵、この手の伝説を信じる者に否定の言葉を返すのは得策ではない]
(252) 2013/09/06(Fri) 21時半頃
|
|
[>>253彼女の年齢を勘違いしていたせいか、専攻、などの言葉が飛び出せば未だ違和感は拭いきれない。 だが――語っている内容は、ひどく幼稚に聞こえた。
>>254まるで何かを知っているような女性の台詞も気になったが、それよりも]
……仮に、この島のどこかに人狼がいるとして あんたは何がしたいんだ ――狼狩りでも始めるつもりかい? それとも、上手い事取り入って『調査』に協力してもらおうと?
[思わず低い声で問い詰めた。思い返すのは、自分が被告席に立たされた簡易な魔女裁判]
(259) 2013/09/06(Fri) 22時頃
|
|
[疎外感を覚えた。 人狼がいるかもしれない、などと言い出す学者。 まるで人狼という存在を知っているかのように語る女性]
(おかしいのは――あたしの方なのか?)
[まるで、人狼という言葉を受け入れない方がおかしい、とでも言いたげの。 >>256歩き出した背を見送れば]
あ、ああ。お気をつけて
[戸惑いの隠せない声を投げた。 傍らからは痛みを訴える声が聞こえて>>260]
……大丈夫かい? ……冷えて来たね、あたしたちも戻った方がいいんじゃ?
[ぽつりと提案する。 女が処刑の話を知るのは、もう少し先の事]
(277) 2013/09/06(Fri) 22時半頃
|
|
― 夕方・ホテル・サザンアイランド ―
[その後リッキィとはどんな会話を交わしただろうか。 彼女が用事がある、と言ったなら先にホテルに戻り、特に異論が出なかったなら共にホテルに戻ったかもしれない。 いずれにしろ、何か痛みを感じているような様子は未だ女の中に引っかかっていて。 何でもないと、彼女は答えていたが]
――は?
[そして女がホテルに戻った時、『処刑』の噂を交わす人々の話が耳に入る。
――複数の目撃証言から割り出された、最有力の容疑者の名も]
(297) 2013/09/06(Fri) 23時頃
|
|
[仮にだ。 仮に、人狼なんてものがいたとして。 今朝発見された男の死体が、その化け物のせいだとして。 それでも。
女は知っている。 島民の死を話題のタネにされて、本気で憤っていた青年の姿を。 そんな彼が――犯人な訳、ないじゃないか]
…………っ
[特に目的地もないまま、女は外に駆けだした。 誰が女の言葉など信じる?まだ島について数日と経ってない女に庇われたところで、何が変わる?
――誰に何を訴えれば、こんな狂った夜を止められる?
思考をまとめきれないまま、女は疾走する]
(302) 2013/09/06(Fri) 23時半頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る