39 幻想第四次―銀河鉄道2―
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― 3号車 ― [少年が話しかけた大柄な男の人は、 どうやらポケットの方を気にしているようで、 その中にあるものはなになのだろうと 少年は緩く首を傾いだ。]
あ。
[列車の速度がゆっくりと落ちていく。 窓の外の景色が変わる。 新たなホームが見える。]
白鳥の駅だ。
[着いたのだ、アナウンスの声が聴こえてきた。]
(2) 2011/10/29(Sat) 00時頃
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あ、 僕は行かないと。 ネルさんに、星狩りに誘われたのです。
[列車が止まると少年はそう言って ニールへと丁寧にお辞儀をした。 おさげの髪の女の人が列車を降りていくのが見えた。]
おじさんも、 白鳥の駅におりられますか? 車掌さんは、 一人旅は誰もが一度は経験するものだと そう言っていました。
どうぞ、 おじさんも良い旅を。
[少年はニールへとそう告げると 3号車と4号車を繋ぐ 扉の方へと向かう。]
(6) 2011/10/29(Sat) 00時半頃
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[星狩りには何が必要なのだろう。 はじめてのことで少年はわからず、 何か役に立ちそうなものはないかと 旅行カバンの中身を思い出して考える。]
あ、そうだ。 皮袋を、持って行こう。
[そうすれば旅行カバンに零さず詰められるし 持ち帰ればきっと妹は喜ぶだろうと、 そう思って。
少年は一度自分の個室に戻ろうと 8号車まで向かうのだった。**]
(7) 2011/10/29(Sat) 00時半頃
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― 8号車4つ目の部屋 ― [少年は個室へ戻ると駅に降りる準備をする。 大きくない旅行カバンから まずは皮袋を引っ張り出して、 他にも何か必要でないかを確かめる。 古ぼけたルーペ、 これも何かに役立ちそうだった。]
あとは…
[長く外に出るからまたお腹が好くかもしれない。 外で食べるパンがあればいいと、そう思った。]
これで大丈夫。
[言ってから、 何かが足りないような気がして 少年は夜の焔の瞳を瞬かせた。 もう一度旅行カバンの中を覗いてから 足りないような気持ちを抱えて個室を出た。]
(12) 2011/10/29(Sat) 03時頃
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[途中、少年とガラスの鈴の女の人を 探しに歩くネルの姿があった。 一緒に行くのだと思うと少年の心は弾んで]
パンを貰ってくるので、 先に出て待っててください。
[何処まで行けるだろうか、 白衣の車掌が行っていた 河原の向こうには辿り着けるだろうか、 ネルとは一度別れて]
(13) 2011/10/29(Sat) 03時頃
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[幾つもの扉を開けて4号車を過ぎようとすると 先ほどヴェスパタインが居た場所に、 今度は赤い外套の男の人がいた。]
こんばんは。 よくお会いしますね。
列車が止まりました。 白鳥の駅に、着いたんです。
[話しかける少年は外へ出る楽しみを 隠し切れないといった表情で]
(14) 2011/10/29(Sat) 03時頃
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何度もお会いしてるのに、 自己紹介がなくてすみません。 僕はオスカーと言います。
お兄さんは、 降りないんですか?
[赤い外套の男の人が 直ぐにも降りる準備をしているようにも見えなくて、 少年は不思議そうに首を傾いだ。
赤い外套の男の人は何と答えただろう。 パンを貰いにいかなくてはいけない少年は、 また後で、と告げて 赤い外套の男の人と別れて次の車両の扉を開けた。]
(15) 2011/10/29(Sat) 03時頃
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― 2号車 ― [少年が再びその扉を開けた時、 賑やかだった食堂車は静かな場所になっていた。 ふわり、香るのは珈琲のもの。 そこにいたのは白衣姿の車掌と乗務員で、
何か仕事の話をしているのだろうか。 少年は入ってよかったのか、 話しかける前に扉を開けた姿で一度立ち止まる。]
(17) 2011/10/29(Sat) 03時半頃
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[白衣の車掌と乗務員の男の人、 少年に気付いたのはどちらが先だったろうか。 乗務員の男の人が手を上げる姿に、 少年は緩く首を横に振ってからやっと口を開いて]
あの… お話しているところすみません。 白鳥の駅に着きました。 だから僕、 パンを貰いにきたんです。
今から僕、 車掌さんの言ったことが本当か、 河原の向こうへ見に行くつもりなのです。 けれども途中でお腹がすいたら、 遠くまでいけなくなってしまいます。
だから、パンが必要で。
(18) 2011/10/29(Sat) 04時頃
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お二人は、 河原の向こうには行かないのですか?
[列車は長い時間止まると聞いていたし、 白衣の車掌はよく知っているようだったから いつも降りているのだと、 そう少年は思っていて もう1人の白衣の乗務員もそうなのだろうと、 少年は思っていたものだから 白鳥の駅に降り立つようには見えない 珈琲を飲む二人の姿に、 少年は不思議そうに首を傾げて訊ねるのだった。**]
(19) 2011/10/29(Sat) 04時頃
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― 少し前のこと・準備に戻る迄の道 ― [>>20 ごきげんよう、 優雅な返事を返されて少年は ガラスの鈴の女の人を見上げる。 返事が返ってきたことにほっとして]
はい、 旅行なのです。
[そう答えてから少し戸惑いを見せる。 約束などはなく、少年は1人で列車に乗っていて]
いいえ、 約束はありません。 今回は1人で列車に乗りました。
[その通りのことを答えたはずなのに、 胸に小さな引っ掛かりを感じた気がした。 ガラスの鈴の女の人とはそこで一度別れて。]
(35) 2011/10/29(Sat) 20時半頃
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― 少し前のこと・パンを貰いにきた食堂車 ―
はい、 パンを二つ。 僕の分と、もう1人。
[>>@19 白衣の乗務員の言葉に頷いて、 オーブンから出されるパン、包まれる前に 少年は少し考えてから「中に薄いチーズを」と、 そうお願いをする。]
(36) 2011/10/29(Sat) 20時半頃
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ネルさんに、 星狩りに誘われたんです。 河の向こうまでは、 行くつもりです。
[自分で確かめるといいと言われた場所には 辿り着きたくって、 少年はそう答えてから白衣の車掌の方を見る。 白衣の乗務員に水筒代わりの空き瓶を渡されると 少年は「あ、」と声を上げた。 何か足りないと思っていたものはこれだろう。 水泡ひとつない透き通った硝子の瓶を見つめて、 これで汲んだ水はさぞかし美味しいのだろうと思い]
(37) 2011/10/29(Sat) 20時半頃
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え、 車掌さんは駅へ降りられないのですか?
[>>@22 よく駅のことを知っているから、 当然のように降りるのだろうと思っていた少年は その後の白衣の車掌の言葉には大層驚いて。]
本当に、 降りられないのですか?
[もう一度、聞いてしまう。 綺麗だと知っているのに、どうしてだろう。 浮かんだ疑問、そこまでは聞けないまま、 時間のことを告げる車掌の言葉に頷いて 少年は白衣の車掌が点検に向かうのを見送った。]
(38) 2011/10/29(Sat) 20時半頃
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…河原の向こうに行くのに、 切符が必要なのですか?
[>>@20 白衣の車掌を見送った後、 切符が必要なのは列車に乗るときではないのかと 白衣の乗務員の言葉に少年は不思議そうな顔をする。 けれども白衣の乗務員は 駅には降りる様子なのだとわかるとほっとしてみせて]
これで、 必要なものは全部揃ってるでしょうか。
[駅に降りるには万全の準備、 けれどもまだ何か足りない気がして 少年は首を傾げたまま自分の隣を見た。 そこにはやはり何もないままで、 足りないような気持ちが消えないまま、 少年は紙に包まれたパンを乗務員から受け取り]
(39) 2011/10/29(Sat) 20時半頃
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[迷子になるなという乗務員の言葉に 少年は夜の焔の瞳を大きく瞬かせる。 つい先ほど、 同じ言葉を誰かに言われたような心地になって]
……わかってるもん。
[ちゃんと頷かなければいけないのに、 ついつい頬膨れさせて返してしまったのは 何度も何度も同じ言葉を言い聞かせられて 拗ねてしまった時の子供の返事。
丁寧にお辞儀をして少年は食堂車を後にした。*]
(40) 2011/10/29(Sat) 20時半頃
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[>>24 準備を終えて、 少年が列車を降りようとすると 再びガラスの鈴の女の人に会った。]
はい、 準備ができたので もう降りようと思っています。
[星の光を纏ったような銀色の髪。 天の川もこんな色だろうか、 少年はガラスの鈴の女の人を見て そんなことを思って]
(41) 2011/10/29(Sat) 21時頃
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はい、 僕でよろしければ、喜んで。 僕はオスカーといいます。 お姉さんは何というお名前でしょうか?
[ガラスの鈴の女の人の誘いに 少年は照れくさそうにしながらも頷くと 名前を教えて、同じように名前を聞いた。 駅へと降り立つまでにネルにも会うと、 少年達は三人で白鳥の駅へと降りたった。]
(42) 2011/10/29(Sat) 21時頃
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[再びノックスとも会って、 ガラスの鈴の女の人がノックスの元へと 向かうのを見ると少年は自分の隣を見る。 先ほどまで誰も居なかったその場所には、 今はネルの姿があって]
僕、 皮袋を持ってきました。 あと、ルーペも。
乗務員さんにパンを2つ包んで貰ったし、 水筒代わりになる小瓶も貰ったので、 お腹が減って困ることはないと思います。
[ネルはスケッチブックを持ってきていただろうか。 白鳥の駅の絵も描くのだろうか。 少年は準備が万全であることをネルに伝えて]
(43) 2011/10/29(Sat) 21時頃
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…星は、 狩れるだろうか。
[河原の向こう、 少年は膨らむ期待に夜の焔の瞳を瞬かせて]
ね、行こう。
[少年は少年の口調で。 自分の隣にいる存在には そうするのはごく自然だという風に、 ネルの手を取って河原の方角を指差した。**]
(44) 2011/10/29(Sat) 21時頃
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[ネルの手を取った時、 不思議と照れは感じなかった。 自分の隣にいる存在にそうすることは ごく自然のことにその時の少年は思えて]
うん、行こう。 星が溺れて光を失ってしまってもいけない。
[手を繋ぐことは子供のようだろうか。 そう思うとネルの手を取ったことが 少し気恥ずかしくも感じられたけれど]
その鈴蘭に、 狩った星を入れるの?
[やはり手は離さぬまま、 ネルと共に河原へと向かう。 ふんわりと香る花のいい匂いは、 鈴蘭のものではなく、 分けて貰ったクッキーのものだった。]
(57) 2011/10/29(Sat) 22時半頃
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[差し出された鈴蘭は涼やかな鈴の音を奏ぐ。 それはヨーランダとすれ違った時と同じ音で]
ランタン…!
[目の前の鈴蘭に狩った星をたっぷりと入れれば それはきっと淡く美しい光を放つ ランタンになるのだろう。 思い浮かべれば、少年の期待はまた膨らんで]
ネルさんは、 絵の具が作れるの?
[絵を描かない少年にとって、 ネルの言葉は驚きの連続で。 同時に、 持ち帰ることしか考えていなかった少年は 自分は狩った星をどうしようかと考え始める。 考え事と、ネルの話を聞いているうちに あっという間に河原へと辿り着いた。]
(61) 2011/10/29(Sat) 22時半頃
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ネルさん、 河原に着いたよ。
[シャラシャラと星が降るような音、 流れる川の音だろうか、 それとも足元の雪のような砂利の音だろうか。]
ね、 まずは川の水を飲んでみようよ。
[時折星の瞬きを見せる澄みきった水、 少年は白衣の車掌が見せてくれた金平糖を思い出す。 天の川の水はもしかして甘いのではないか、 それを確かめてみたくって。 白衣の乗務員がくれた透き通った瓶を持って、 河原の方へ、ネルの手を引いた。]
(63) 2011/10/29(Sat) 22時半頃
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すごい、 僕、星の絵の具なんて 今までに一度も見たことない。
ネルさんが星空の絵を描いたら、 僕も見てもいい?
[一体どんな色になるのか想像もつかなくて 少年は少し興奮したようにネルに問いかける。 川の水は近付けば一層澄みきっていて、 少年はそっとネルの手を話すと 白衣の乗務員から貰った小瓶で 川の水を汲み上げる。 透き通った小瓶に汲まれた澄みきった水、 ちゃんと持っていないと瓶が何処にあるか 見失ってしまいそうで、]
(73) 2011/10/29(Sat) 23時頃
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甘い金平糖みたいにキラキラ輝くのかな。
[ネルの言葉に空に浮かぶ姿を思い浮かべる。 何時も見上げる夜空の星々の姿を思うと 星になることも悪くないように思えて]
ネルさんは、 お星様になりたい?
[そんなことを、 直ぐ傍にいるネルに問いかけた。]
(74) 2011/10/29(Sat) 23時頃
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/* あ、そうだった。 あと1時間で発車なのでした。 (すっかり更新までだと思い込んでいた。)
(-16) 2011/10/29(Sat) 23時頃
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うん。 楽しみにしてるね。
[パピヨンさん、 すれ違った中の誰かだろうか。 また1つ、ネルと約束を交わすと 少年はネルの言葉にじっと水を汲んだ小瓶を見る。 きらきらと瞬く星は隣り合っているようで、 実は互いの距離はとてもとても彼方まで離れているのだと。 学校の授業での先生の言葉を思い出した。 きらきらと輝くことができても、 その自分の周りにはずっと遠くまで誰もいなくて]
…うん。 それは…さびしい。
[こんな風に、手を取ることもできなくなってしまう。 ネルの手を見つめて、少年はこくりと頷いた。]
(82) 2011/10/29(Sat) 23時半頃
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[そう思うとなんとなく水を飲むことは躊躇われて]
ネルさん、 星を狩ろう?
[少年は、ネルにそう提案する。 金と銀の混じる石を1つ拾って 少年は皮袋に入れる。 そんな色合いの石が、河原にはたくさん落ちていた。]
たくさん、 たくさん採りたいんだ。
[皮袋にまた一つ入れて、 少年はネルへとそう声を掛ける。]
(83) 2011/10/29(Sat) 23時半頃
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うん。 ここにある星達は、 さびしくないから、いいね。
[同時に一人旅だけど、 こうやって一緒に星を拾ってくれる人がいてよかったと。 少年はそう思い少しだけ赤くなった手、 慌てて手を離すネルに気にしなくていいと 少年は首を横に振って小瓶も皮袋の中にしまった。]
本当だ、 この砂燃えている。
ね、 この砂を鈴蘭に入れたらいいんじゃないかな。
[小さな火が納められた透明な砂、 少年はルーペでその砂を覗こうとしながら ネルの持つ鈴蘭を見て、そう提案する。]
(91) 2011/10/29(Sat) 23時半頃
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うん。 でも、たくさん採ったほうが きっと見せた時に喜ぶだろうから。
[絵の具にするという石、 ネルが鞄にしまいこむ姿に 少年は期待に胸を膨らませて。 すっかり重くなった皮袋を両手で抱える。 重たさを感じたけれど、 星を逃がしてしまうのは勿体無くて。]
(92) 2011/10/29(Sat) 23時半頃
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