191 The wonderful world -7 days of MORI-
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―― すばらしき出会い話 ――
[13歳。そのころは凄く、"地味"だった。
真っ黒い髪をみつあみにして、びん底の眼鏡をつけて制服もいじったことがないような――ああそれは全部おばあちゃんのおさがりだったりおばあちゃんに髪を編んでもらってたりしたから嫌いじゃないのよ、今だってまたにしてもらってるわ。
――理由はともかく、 いまみたいな格好は全然しなかった。
変わったのは、パパが家にパソコンを買ってから。
なんか、ノーキョーノタメノデータショリはそっちのほうがいいからだ!とかいいながら参考書片手に四苦八苦し、その内挫折してしまっていたんだけど。
それからのパソコンはあたしのおもちゃだった。]
(19) 2016/06/07(Tue) 07時半頃
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[友達に教えてもらったクスクス動画やyourope(ゆーろぺ)っていうサイトで、いろんな、いろんなものをみた。
パパとおばあちゃんの畑の手伝いのあと、とれたての美味しい野菜をたべることくらいしか楽しみをしらなかったから。
買って1年たって、おばあちゃんも、夢中なあたしをみては教えてくれんかねえって、一緒に動画を再生してプチカラオケしたり(おばあちゃんはあたしの街ののど自慢大会優勝者なのよ。)。
そういう楽しみの中で。
友達と流行っていたのが――ううん。"流行はどこでも必然的にあるもの"だから。新しい面白動画とかはすぐに話題にでて。そうなりそうなものを探すのが日課となっていった。 そんなに特別な事でもないってわかっているわ。]
(20) 2016/06/07(Tue) 07時半頃
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[そこそこ好きな電子系アイドルの曲が爆発的に流行ったとき、その曲調が和風であったことで、周りにも和製な曲調のものがおおく流行りだした。
あたしもそれにのって探したりして、動画の検索方法も一番あたらしいものとかにして。 勉強の作業用にふんふんと聞いてた。
――その時よ。始めて。 「トレイル」に会ったのは。
余り知られていないけど。 「トレイル」は昔歌い手じゃあなかったの。 その位から知っているひとは――後から知ったのをノーカンとすれば、あまりいないとおもうわ。
――みんなみんな"流行しか知らないから"。
あたしもその人が伸びるとしらず。 率直なコメントだけおいて、お気に入りリストに登録して、そのときは、おしまい>>0:82
この話をすると今トレイルが好きな友達にはいつも話題のタネになるから、素敵な。出会いの思い出よ。]
(21) 2016/06/07(Tue) 07時半頃
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『■■■ー!ごはんよー!』
はあいマ… おかーさん!いまいくー
[その思い出を抱えてママじゃなくてお母さんって呼べって注意された女の子は―――ほんとうに"あたし"?]
(22) 2016/06/07(Tue) 07時半頃
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―― 2d:中央/ヴァニタスコロシアム前――
―――あ れ、
[シャトルバスの発車音が一番に耳に入る。 そこの雑踏は相変わらず他のところよりも煩い。 でも、近くにある入口にはKEEP OUTのきいろいテープがしっかり貼っていて、入ることはかなわない。
いつもそう。いつもそこにきて、辿りついても、中に入ることはまだ許されないように――、
――って。そこって。]
はれ!?な なんで??
[そうそこは、また。あたしが向かおうとしていたコロシアムの目の前で。ちがうちがう。
だってあたしたちは書店の地下に入って、休憩に紅茶でものみましょうって、彼の休憩を邪魔しないように、イヤホンをつけて音楽を再生して、それで、それで――]
(23) 2016/06/07(Tue) 07時半頃
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! ワタルさん!
[その時彼は同じ場所にいたかしら。
気付けば書店へ向かおうとしていた「他」の姿もぱっと見ただけではわからない。
夢?また夢をみた?どこからどこまで?
――イヤホンはつけたまま、音楽も流れ続けたまま。]**
(24) 2016/06/07(Tue) 08時頃
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/* モリ育ちとか書くと逆に田舎っぽいな?
寧ろアマゾンか。
世界の真理と戦うために我々はアマゾンの奥地へ向かった……――
(-5) 2016/06/07(Tue) 12時半頃
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―― 中央/ヴァニタスコロシアム――
「こちらから入れる4番ホールは 現在、封鎖されていまーす」 「マブスラ大会参加者のみなさまは あちら6番、トイブースよりはいってくださーい」
[昨日のように誘導員の無機質な案内が聞こえる。>>0:148 音量には流されないように周囲を見渡せば、すぐにバディの姿は捉えることはできたわ。
音がないっていっても、足音とかはちゃんと聞こえる。鉛色のひとたちとは違って、そういうのも、彼からは聞こえる気がした。>>110]
あぁよかった!はぐれちゃわないで…! ここどこかしら…?なんか、戻されちゃったみたいだけど――
[言ってすぐ、着信音が>>#1、彼と同時に入る。>>112 開けてみて驚いたのはひとつ。日付が1日、進んでいる事。]
(130) 2016/06/07(Tue) 22時頃
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……っ。 も、もう驚かないんだから。
[死者に時間なんて考えるなということかしら。 その割には既に――手にはタイマーが合ったのだけど。 内容はどうやら、「次のミッション」であることは理解した。前回よりも言葉遊びが増えたような印象を――一般人ならうけるかしらね。 彼も、ぼんやりとした感じしか思ってないみたいだし。]
[思い当たるとすればひとつ。 闘技場<<コロシアム>>――は、昨日の通り素直に捉えるなら、そのままで。偶然?あたしはてっきり次のイベント場所にわざわざ飛ばしてくれたのかとおもっていたけれど。]
(131) 2016/06/07(Tue) 22時頃
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ええ、そうね。多分そう。 黄金に繋がるここのイベントを調べればいいんだわ。
[コロシアムであることは多分伝えなくてもわかるんじゃないかしら、と。あたしはすぐにポーチから別のものを取り出す。
それはこのクス動イベントの全体パンフ――ライブのタイムスケジュールが乗ってるから持っていたもの――を、取り出して確認。]
マングースレース、生放送配信、 実況者大会…おおぐそむし水槽…どれも違うわね。
マブスラ大会くらいしかまともなのやってない。 こっちにいってみましょ?
[見る限り、ライブ以外は通常通りイベントが行われているような列の並び具合だったので、ワタルさんが迷っているようなら手を引っ張って先へ先へと歩いていく。]
(132) 2016/06/07(Tue) 22時頃
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―― ヴァニタスコロシアム/マブスラ大会会場 ――
[多分それは、入口に降り立った特権。 他の人達>>115>>117>>120――男の人たちがわらわらあつまる前に先並びする気合いの入れようだったとおもうわ。
もうワタルさんには「そういう趣味」を持ってるのを隠しているつもりもないし、遠慮なくづかづかと進んでいく。
うろ覚えの人たちよりなんかよりも。多分事はうまくすすむ。そう、「ものを無くしてベソかく子供」はこういう所なら良くあることだし。]
ボク?どーしたの? あら、大丈夫?大会にでる予定だったのね。
[びぇえびぇえと泣きぐじゃる男の子>>#1は何故かごみごみしたエキストラの中で際立っていて。
てっきり参加者だから目立っていたのかと思えばそうではなくて。事情はぐずぐずながらに聞き出せはしたとおもう。 なにせ、こころあたりがひとつ。]
(133) 2016/06/07(Tue) 22時頃
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…黄金…?
――……"古くないかしら"。
[ぽつ、と呟く。]
(134) 2016/06/07(Tue) 22時頃
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[説明しよう!黄金の三英雄とは!!
かの数年前、特撮の裏番組として始まったアニメ
『狂熱!マブスラFireFight!』略して『マブスラFF』の最終回で主人公格3人組が発動した最終奥義で、『愛よりも強い輝きを――!』を名台詞に残し、玩具屋と提携して馬鹿みたいに売れた限定バッジである!
その当時は男の子のグッズとして流行っていたけれど>>81、今はヒロインとトイグッズとの多様化で、女子もそれとなく触れるようになり、現在は『狂愛!マブスラPassionLove』が絶賛放映中!
限定ゲームを買えばバッジと一緒に配信コードもついてきてアニメと一緒にたのしめるぞ!]
(135) 2016/06/07(Tue) 22時頃
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[――閑話休題。]
……とにかく。 ちょっと"人に"盗まれるには古いタイプのレアバッジなのよ。
[ほぼ半ば無理やりつれてきたワタルさんにくるりと向き直り、顎に人差し指を添えてひと思案。]
本当に落したか。それとも―― どう思う?ワタルさんは。
[あとは、アイコンタクトで通るかしら]*
(136) 2016/06/07(Tue) 22時頃
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[通らないのなら、かっこづけにこれ以上の言葉はいうまいとなんとなくテレパシーで伝える。]
『小さな戦士。黄金。 …彼のバッジを探す事が今回のミッションだと思う。
――盗人を探しましょう。 だいじなものをとるなんて、ものが何にしても許せないわ!』
[だってきっと――この少年は"死んでもいないから"]*
(-42) 2016/06/07(Tue) 22時頃
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/* 花札屋に怒られるかノムリッシュにおこられるかのチキンレースかしら…
(-56) 2016/06/07(Tue) 23時頃
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『ええ、あってるわ。 ノイズかどうかは分からないけど、このゲームが噛んでるって意味では間違いない。』 [ノイズだったらいいわよね。 ――また昨日のオバサンみたいなひとが握ってるじゃあなかなかハードだとも、思うから。]
(-67) 2016/06/07(Tue) 23時半頃
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ん。南――…ね。 だったらあたし、駅前のコインロッカーも寄りたいわ。
[>>164ワタルさんはちゃんと目線の意味を理解してくれたようで、すぐに地図を開いてくれる。
“人が盗むには古いもの”なら――極めて、会場内にいる可能性は低い。 勿論死神がそのままイベントエンジョイしてたら話はべつなのだけど、そんなひとが盗みなんて騒ぎをたてるとは考えづらいかしら。(後に色んな意味で死神じゃないものが一声ないたようだけれど。気付きはできなかったわね。>>153)
地図で指し示されたあたりは南エリア。 ぐっと真っ直ぐ行けば付くだろうそこ、の前にあるドラッグストアも見据えて、用件があるのならと同意した。
あたしは探偵さん――もといオジサマには一声かけられただけだけだから。ワタルさんが何を思うかまでは辿れなかったけど。]
(184) 2016/06/07(Tue) 23時半頃
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――⇒ドラッグオージョウ⇒モリ駅――
[昨日よりは多分、慌て騒ぎたてていない。 ――というより、このミッション。『マブスラFF』の道筋に準えているなら。]
…最後には集結して必殺技、なのよ。
[と、ちょっとだけアニメの経緯をワタルさんに語る。 まとめて手に入るのならそれはそれ。
ただ、経緯通りなら。三英雄バッジは散ってる可能性の方が高いんじゃあないかな、とあたしは睨んでいた。]
二人組で三か所を全部まわれ。 …だとしたら相当な無茶を要求してるとおもわない?
[その上で、昨日の書店に集まった「参加者の多さ」。 多分これは――"協力前提"が含まれている。 そんなことを思案しながら、ワタルさんの買い物の余所で、あたしは応急手当のキットなんかを買った。
…ついでに、ふらっとしてしまうワタルさんのための栄養ドリンクとか。]
(185) 2016/06/07(Tue) 23時半頃
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[ワタルさんの用事も済んだら、あたしはそのまま直行を示さず、モリ駅へ行きたいと望みましょう。
ずっとしまいっぱなしのコインロッカー。 何故か、時間がとまったように値段が切変わっていなかった。
大き目のロッカーから荷物の全部が入ったキャリーバッグを取り出す。…ホテル?ロイヤルなんて無縁のカプセルだからに決まってるじゃない。
そこから、買ったお土産やいらないものは全部閉まって、フェイスタオルとか、サブのナップザックを出していく。]
(………これは"最終手段")
[ふと、四角い缶のケースをカラカラと揺する。 いくらか金属の鳴る音がするそれもしっかりリュックにうずめて、クロネコのぬいぐるみはナップザックの頭にすっぽりと埋めた。]
(186) 2016/06/07(Tue) 23時半頃
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[ナップザックには。 ちゃらりと、「トレイル」の覆面状態の写真入りの缶バッジがついている。
お手製の、マブスラ大会になんか使えない、いわゆる手作りのグッズ。
オバサンに財政を馬鹿にされた覚えは、あたしには響かないわ。なんたって、集める事に金をかけるなんて、田舎娘にはできないもの。>>1:312]
お待たせ。行きましょうワタルさん。
[ゆらりと、ネコの付けたお守りがあたしの背中で揺れた。
両手は空いた。今日も、彼を。ワタルさんを護って生きましょう]*
(187) 2016/06/07(Tue) 23時半頃
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流行ってるなんて、 そんな仰々しいわけじゃないわ。 マブスラはおはじきの派生ゲームよ?ベイソードと同じ。
アニメは日曜日の朝8時からやってるし… 知らない人は少ない、の方が正しいかしら。
[ワタルさんの質問に>>275、独楽を回すジェスチャーをしてみせながら、きいてくる答えの全ての質問にこたえたことでしょう。]
「トレイル」と同じようなものよ。 マブスラの方が上という意味では、そうだけど。
彼の曲だってインターネットが全てだったけど、 最近はCM起用だってされてたわ。
[大勢の大人がかかわった玩具たちより、個人活動が長いというのと、インターネットミームという現象はインターネットの境界越えが特に難しい中、トレイルがようやく最近、他の世界へ抜けだそうとしているのもあたしは知っている。]
(281) 2016/06/08(Wed) 08時頃
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もっとトレイルの曲を聴きたい。 だから生きなきゃいけない。
……難易度が高くてもね。
[話している間、野良の雑音は聞こえない。 駅前もドラッグストア前も、鉛は無機質にいつもの日常を映し出している。
あれらがいるのなら参加者もいるはずで。 モリ駅はストアは見当違いだったということも理解しながら、「難しい」という話に頷いて、肩を竦めた。]
(282) 2016/06/08(Wed) 08時頃
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だから謝らないでよ。 無茶しないと生きられないかもしれないじゃない。
[ワタルさんは本当に、ヤサシイ人だとおもう。 弱いように謝るけれど、その反面言ってもいっても、無茶をする。
それに何度か助けられたから、注意はするけど本気でおこっちゃいないわ。
…ワタルさんこそこんなうっさい女の子、 多少なりとも幻滅したってしょうがないもの。 でもそれは慣れっこ。かわいこぶってるより、生きる方がとっても大事。
自分にも言い聞かせるように説いて先を急いだ。]
『感謝の気持があっても行動が先行したらむりやりにでも飲ませてあげるんだから』
[だから、あたしも態度を変えない。]
(283) 2016/06/08(Wed) 08時頃
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これ? 手作りよ。それこそ缶バッチをつくる玩具みたいなのがあって、それでこう…
[缶バッジを指さされては自慢のいっぴんとばかりにくるっとまわってみせる。オフ友子ちゃんがうわーうわーっていいながら歓喜してたのを思い出しつつ、改めてワタルさんの反応をみては、ああそれが一般人の反応よね、なんてことも思う。]
(それにしては、なんかすごくバツが悪そうなんだけど)
[不思議と。 ワタルさんにトレイルの話をすると、とても穏やかには聞いてはくれるけど、それだけ。 曲を聴きたいとは言わないし、どちらかといえば黙っていることの方が多い。
――あたしはあたしで、イラストジャケット以外の「世界」>>100を知らなかったのだけど。]
(284) 2016/06/08(Wed) 08時頃
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―― ユニシロへの道中 ―― …?? ねー、ワタルさんは、 !
[ただただ、無言で、手を繋がれる。 彼がどうもあたしといることで疲れ知らずになることはなんとなく理解できたから、この際何か考えるのはやめたけれど。
奇妙な沈黙――声が出せないからとか、そういうことではなく、何か逸らそうとした視線のわだかまりが気になって、声をかけようとして。]
ワタルさんあれ… っ
[その目の先に、ひゅる、と通り抜けようとする蒼。 デジャヴを感じた。きのう。そう昨日。昨日よりも、蒼は――文字通り、脱兎。>>254>>262
勢いづいて叫んでしまったのは、まさしく今繰り広げられているのが、思い切りその通りだったから。
ゆらりと、幻影のようにそれでもかなり、彼らに追いつくための早さを持った――鉛色から際立った銀の男。>>@59 ソレが持っているなにかもまた銀色に光り、見覚えのある切っ先は、投げれば投げるほど、一線が蒼の二人を襲っていた。]
(285) 2016/06/08(Wed) 08時頃
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[何もしらなければ通り抜けることも考えた。 けれど、逃げる兎は、女王様の裁判前にせよ、盗難にせよ、>>254理由を喋るというのはお決まり。]
わ タルさん、もしかして、
[競争、をしてるつもりがなかったから、 感じていたのは、進展。ただし状況は困難。
つい勢いで走りだして、――隆起する"不器用な壁の残骸>>262"に転ばないように気を付ける。
――多分これは防御にたけたものじゃないことは本能で理解できた。]
(286) 2016/06/08(Wed) 08時頃
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アンタが悪役ね!!
[言いながら、逃げる男のひととすれ違っては叫び両腕を下から上に持ち上げるジェスチャをすれば。
『ゴボ』、と湧きでるように。
隆起する地面の隙間から。人の3倍はある壁をズアり、とはって、銀の一線をひとつ、ふたつ"吸い込んだ"
どうやら遠距離武器はそれ自体が「脅威」とみなされるようで、突進を弱らせる以上に効果があるらしい。
悪役と銀の男を称したのは、バッジを――英雄が集結ルすることを目に見えてしていたから。 きっと、死神だ。だから、今が頑張りどころ。]
おにーさんいまのうちに!
[助けているつもりでもなかったが、ここであたしが前にでるのがきっと"最善"。
テレパシーで相方に相談しながら、極力の策を、防御に徹しながら練りましょうか。]**
(287) 2016/06/08(Wed) 08時頃
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『ワタルさん、 どうせあたしの攻撃は防がないと意味がないわ。 だから今日は…今度はあたしが頑張る番。
防いでる隙を狙ってあいつの手数を減らしてほしいの! あのナイフが少しでも減って、バッジをなんとかすればたぶん…』
[闇の壁に向きながら、思考だけはバディにまっすぐに。 疲れてもいい、その支えはあたしができる。
そうやって、彼を信じて、敵へと向かった。]**
(-103) 2016/06/08(Wed) 08時頃
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[――仮説として。 まだ、あたしはこのゲームを"協力型"だと予想した。 それこそ、メールの文面ではまさしくその通りで、 最終日に生き残る数なんて考えてなかったから。>>0:11
採点制。>>0:#3 それを言われて無茶なことを考えるほどあたしは猪突猛進にもいきてない。 まっすぐ盲目的になれるのは「トレイル」のことだけ。
それ以外は。
…それ以外は、――]
(343) 2016/06/08(Wed) 20時半頃
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