人狼議事


126 【誰歓】見捨てられた子羊【薔薇村】

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【人】 薬屋 サイラス

―前夜・寮自室―

 いや、意外だな。
 ルーカスは器用なんだね。

[>>0喜びと、くすぐったさと、はにかみながらサンドウィッチにかぶりつく。
彼から優しい注意を受ければ、分かったよと肩を竦めた。]

 そういえば――…

[それから他愛もない話をした後、彼に託した願い>>1:286は聞き入れられただろうか。
夜も更け、眠りが訪れる頃にお互い別れを告げ、夜のお茶会は幕を閉じる*]

(2) 2014/06/23(Mon) 11時頃

【人】 薬屋 サイラス

―朝・ミサの始まる前のこと―

 渡すだけ、渡すだけ……。

[掠れた声で同じ言葉を繰り返しながら、外を歩く。
その手には課題の羊皮紙が握られていた。
いつまでも勝手に気まずく思っている訳にはいかないと、朝一番で提出に行くつもりだった。]

 ヴェスパタイン先生………?

[ふと、視線の先に慌てた様子のヴェスパタイン>>1を発見する。
彼が走っているのを見たのは初めてのような気がした。
何かあったのだろうかと、追いかけるのではなく、彼が元いた場所へと向かう。
ひどく、胸騒ぎがした。]

(3) 2014/06/23(Mon) 11時頃

【人】 薬屋 サイラス

 ………っ!

[それは、人の形をしていた。]

 う………ぁ。

[けれど、もう人ではないモノだった。]

 だ、れか、に………。

[ヴェスパタインもこれを見たのだろう。
それならきっと誰かに知らせに行ったはずだ。
だから大丈夫。大丈夫だと言い聞かせても、足は勝手にその場を離れる理由を作り出す。
向かうのは――手に持った羊皮紙を渡そうとしていた人物の部屋。]

(4) 2014/06/23(Mon) 11時頃

【人】 薬屋 サイラス

―ホレーショーの部屋―

[真っ青な顔で駆け出した途中、何人かの人間にぶつかった気もする。
しかし謝る余裕もないまま、その場を駆け抜けて行った。]

 せ、んせ……せんせ……!

[ドンドンと部屋の戸を叩き、その主へ呼びかける。
握り締めていた羊皮紙が一枚、床に落ち朝日に煌めいた。]

(5) 2014/06/23(Mon) 11時頃

【人】 薬屋 サイラス

 
 "災ある者はだれか、"
 "憂いある者はだれか、"
 "争いをする者はだれか、"
 "煩いある者はだれか、"
 "ゆえなく傷をうける者はだれか、"
 "赤い目をしている者はだれか。"
 

(6) 2014/06/23(Mon) 11時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2014/06/23(Mon) 11時頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2014/06/23(Mon) 11時半頃


【独】 薬屋 サイラス

/*
全員に事件が周知できるよう、少し大げさに

チャールズさんはご無理なされていないといいのですが…
負担をかけて申し訳ないです

(-29) 2014/06/23(Mon) 11時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2014/06/23(Mon) 13時頃


【人】 薬屋 サイラス

[ホレーショー>>20の余裕のある低い声が、ドアを開けた途端緊迫したものに変わる。
今の自分はそんなひどい顔をしているのかと、どうでもいいことを考えた。]

 道端、カラス、課題、干からびて、死んで。

[両肩を掴まれ、視線を合わせられても混乱はひどく、説明は要領を得ない。
明らかに普通ではなかった。異常だった。]

 く、黒魔術……。

[頭に過ぎったのは、つい昨日話を聞いた不穏な噂。
アレは、あのなれの果ては、きっとそういうことなのだろう。
なぜか確信に近い予感を抱いて、もう一度震える声で説明を繰り返した。
駆けていくホレーショーを視線が追うも、足が動かない。]

(31) 2014/06/23(Mon) 14時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[言われるがままに彼の部屋に置いた課題は、どこかで落としたのだろう。一枚が欠けていた。
旧約聖書箴言23章を引用しながら書いた家族の尊さを説いた文章が、まるで遠くのことのように思える。]

 あれは、ひとだった、モノ……。

[異形のモノと化したからといって、顔も手も足もあった。服を着ていた。
間違いなく、人間だった。]

 う……ぇ。

[喉元に込み上げるものを感じて、壁を背にずるずると座り込む。]

(32) 2014/06/23(Mon) 15時頃

【人】 薬屋 サイラス

[崩れる崖、馬の嘶く声、抱きしめられた身体、強い衝撃。

父さん、母さん。

―――――そして、肉塊と化したモノ。]

(33) 2014/06/23(Mon) 15時頃

【人】 薬屋 サイラス

[過去の記憶がフラッシュバックすれば、顔色は更に悪くなった。
細切れの呼吸を繰り返し、懸命に意識を保とうとする。]

 行かない、と………。

[半ば無意識に近い動作で立ち上がると、ふらりふらりと歩き出した。
何が出来る訳ではない。
それでもここで立ち止まっているのは、ひどく怖かった。]

(34) 2014/06/23(Mon) 15時頃

【人】 薬屋 サイラス

―遺体の近く―

[先程に比べ、集まる人の人数も増えていた。
見覚えのある姿も何人かいる。]

 ………っ。

[遠くにソレの影が見えて、足が竦むように止まった。
口元を抑え、顔を真っ青にしたまま、事の成り行きを見守っている。]

(35) 2014/06/23(Mon) 15時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2014/06/23(Mon) 15時頃


【人】 薬屋 サイラス

[ソレは法衣を纏い、人として棺に入れられた>>41
その人はそのまま、大聖堂の方向へと運ばれていく。]

 ………っ、は、ぁ。

[そこでようやく詰めていた息を吐きだした。
鼻にはつんとした匂いがこびりついている。]

 たい、き。

[ホレーショー>>44の低くよく通る声が生徒に寮での待機を告げた。
青い顔をしたまま、とてもゆっくりとした動作で歩き出す。]

(47) 2014/06/23(Mon) 17時半頃

【独】 薬屋 サイラス

/*
礼拝堂に行こうと思ったけど、大聖堂と同じ区分なのかな。
見覚え合ってプロメモまで辿ったら発見。
んー、どうしよう。
セシルに会えるだろうか。手に触れたい

(-62) 2014/06/23(Mon) 17時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2014/06/23(Mon) 18時半頃


【人】 薬屋 サイラス

[揺蕩う意識の中、一筋の光が差すように、自身の名を呼ぶ声>>52が届いた。
青い顔のまま振り返ると、オスカーの姿がある。]

 オスカー、君、は。

[君は大丈夫なのか、と問おうとした唇を噛んだ。
大丈夫なはずなどない。彼は今必死に立っているのだろうと、自分を奮い立たせた。
浮かべた笑みはきっと上手くなかったけれど、それでも少し、鼓動が落ち着いたようだ。]

 ノックス、立てるかい?

[蹲ったままのノックス>>40へ優しく声をかける。
今の今まで気づけなかったことに歯噛みしながらも、彼の様子を窺った。]

 礼拝、堂。

[そこへ向かうというオスカー>>52、思い浮かぶのは先程の棺だ。
ごくりと唾を飲み込めば、先程込み上げたものの味がして眉を顰める。
しかし拳をしかと握り締め、確かに頷いた。
そのまま、オスカーの後に続くように、礼拝堂へと歩き出す。]

(55) 2014/06/23(Mon) 19時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2014/06/23(Mon) 19時頃


【人】 薬屋 サイラス

―回想・放課後の礼拝堂―

[>>1:181ノートと筆記用具は忘れなかった。昼食はビスケットで済ませた。根は詰め過ぎてはいないと思う。
半々の達成率を従えて訪れた礼拝堂で、磔刑のイエスをの下に立つチャールズ>>56と向き合った。]

 お蔭様で、大分良くなりました。

[それでも、朝よりも良くなった顔色で微笑み、真紅のカーペットを踏みしめる。
赤を踏みしめていると、イエスが歩いたゴルゴタの丘への道のりを辿っているような気がした。]

 ……人を、愛しておられたからでしょう。
 父も、イエス様も、とても慈しみ深くあらせられる。

[差し出された紙に指を伸ばしながら、扉の開いた直後、耳に飛び込んできた言葉をなぞるように話す。]

 僕のような者も受け入れてくださって、心より感謝しております。

[斜陽に手首の痣が滲んで、闇に飲まれていく。
逆光の中微笑んで、チャールズへ、そしてイエスへ深く首を垂れた。]

(58) 2014/06/23(Mon) 19時半頃

【人】 薬屋 サイラス

―礼拝堂へと向かう道のり―

[人々のざわめきと逆行するように歩く複数の姿は、周りの目にどう映っただろう。
ふと、こちらへ近づく足音が聞こえた気がして振り返れば、セシル>>61の姿があったか。
彼が無事なことに安堵し、そこでようやく、死体が知り合いのものである可能性に気づく。]

 ……っ!

[遠い世界のことのようで、そんな危険性さえ考えつかなかった。
ふらつく足は彼へと近寄り、いつでも貸してくれるといった手>>1:100へと指が伸ばされる。]

 セシル、無事で良かった。

[彼の目はきっと、自分よりも後ろを見ていたかもしれないけれど、それでも青い顔を僅かに緩めて。]

(62) 2014/06/23(Mon) 20時頃

【独】 薬屋 サイラス

/*
ノックスを探しているのだろうと思いつつ、つい話しかけてしまう心理

(-71) 2014/06/23(Mon) 20時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2014/06/23(Mon) 21時頃


【人】 薬屋 サイラス

―回想・放課後の礼拝堂―

[謝辞は、祈りに似ていると思う。
頬の横を金糸が流れるのも厭わずに目を閉じていると、チャールズ>>69の声が聞こえた。
ゆっくりと顔をあげれば、背後のイエス様と彼が重なって、思わず目を柔らかく細める。]

 ええ、いつだって。

[今だってこうして、痣に触れることを厭わない。
隠された罪を見下ろしていれば、足は自然と彼の後をついていった。
長椅子に腰かけ、膝を突き合わせるような形で向き合う。]

 罪を背負って生きる世界はとても息苦しくて。
 けれど、先生が説く父らの話を聞いている時は、
 少しだけ、呼吸が楽になります。

[そっと目元を緩めて微笑めば、受け取った羊紙がかさりと音を立てた。
かさり、かさり。呼吸を、ひとつ。]

(76) 2014/06/23(Mon) 21時半頃

【人】 薬屋 サイラス

 先生、自死は、罪でしょうか。

[静かな礼拝堂に、掠れた問いが響いた。]

(77) 2014/06/23(Mon) 21時半頃

【人】 薬屋 サイラス

―朝・礼拝堂への道のり―

[自身の肩を叩くオスカー>>70の手は震えたりしていなかっただろうか。
気にしないでという彼の言葉に尚も言い募ろうとするけれど、もし何かあったとして、それを救えるだけの力を自身は持っていなかった。
だからぎこちない笑みを返すことで答えとする。
せめて、傍にいようと距離を僅かに縮めた。]

 なればこそ、無用の混乱を避けなければ。

[知らぬ生徒にまでこの恐怖を味わう必要はないだろう。
憂いに瞼が震えたけれど、ノックス>>75へ手を差し出すオスカーの姿に勇気づけられるように、足でしっかりと地面を踏みしめた。
共に礼拝堂に向かおうとしたところで、セシルの姿を見つけたのだったか。]

(78) 2014/06/23(Mon) 21時半頃

【人】 薬屋 サイラス

 セシル、セシル。

[友が、セシル>>71が自身の名を呼ぶ。
それだけで、安堵が全身に広がるのが分かった。
掴んだ手が僅かに赤い気がして首を傾げるけれど、彼の目が背後を見た直後、その影が傾ぐのを見て、慌てて抱き留める。]

 セシル、もう知っているのかい?

[今来たばかりだというのに、どこかで耳にでもしたのだろうか。
心配そうにかける声は、チアキ>>72の登場で意味をなくすことになる。]

(79) 2014/06/23(Mon) 21時半頃

【人】 薬屋 サイラス

 せんせ、い。

[背後から呼び止められ、振り返れば、いつもよりも厳しい顔をしたチアキ>>72と目があっただろうか。
その雰囲気に、これが夢ではないことをまざまざと思い知らされる。
セシル>>73が問いかける言葉に、やはり彼はまだ何も知らないのだと理解した。]

 誰、が。

[その問いに重ねるように、棺に眠る主の名を問う。
どうか、せめて、友らではありませんように。
エゴの強い願いを抱きながら、チアキの言葉を待った。]

(80) 2014/06/23(Mon) 21時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2014/06/23(Mon) 22時頃


【人】 薬屋 サイラス

[こんな時にまで相手ばかりを気遣うオスカー>>86へ首を横に振って、ありがとう、と同じ言葉を返す。
そのままセシルらと合流したところで届いたチアキ>>84の言葉は、心の臓を鷲掴みにされるようだった。]

 言えない、ということ、は……。

[傾いだ身体を支えているセシルには、震えが伝わったことだろう。
知り合い?誰が?ここにいない誰か。言えない誰か。
最初に浮かんだのは、黒魔術に興味津々だった友、ミナカタの姿だ。]

 ………っ!

[思わず声を重ねようとしたところで、オスカー>>88の落ち着いた言葉に思いとどまる。
彼の小さな背を見て、落ち着いたその姿を見て、彼を支えるように手を伸ばした。
朝日に手首の痣が禍々しく光り、思わず眉を顰めて。]

(89) 2014/06/23(Mon) 22時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2014/06/23(Mon) 22時頃


【人】 薬屋 サイラス

[ミナカタの他に浮かんだ友の姿の中にはもちろんトレイル>>90もいて、彼までの距離が遠く、その姿を認知することはできなかったか。
きょろきょろと辺りを見渡す姿が目に映ったことだろう。]

 ……まだ、見えていない友がいます。

[セシルの手を震える指で握り締めながら唇を開く。
チアキのせいではない。けれど今、言葉を投げかける相手が彼しかいなかった。]

 教えてくださらないのであれば、探しに行きます。

[それは弱く、儚い決意だった。
肉塊が瞼の裏に張り付いているようで生唾を飲み込む。
そしてそのまま、チアキを振える瞳で見つめた。]

(92) 2014/06/23(Mon) 22時半頃

【独】 薬屋 サイラス

/*
このチアキに対する申し訳なさよ

(-104) 2014/06/23(Mon) 22時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[手に入れた温もりが奪われるのは、ひどく怖ろしい。
その空虚な穴はきっと、一生消えることはないのだろう。
友の死という事実が現実味を帯び始めた頃、セシル>>93の声が耳に届いた。]

 ………いや、すまない。

[身動ぎするようなら、腕の力を緩めた。
そうして伸ばした指もまた、彼の手からそっと、離して。
大丈夫かと問う笑みはきっと弱々しいものであったけれど、彼の励ましの言葉にはしかと頷いて見せた。]

 ありがとう。
 また、助けられた。

[繋いでいた手をひらりと振ってから、事の成り行きを見守る。]

(94) 2014/06/23(Mon) 22時半頃

【独】 薬屋 サイラス

/*
トレイルにも反応したいんだけど、一人喋り過ぎている気がして
チアキの返答聞いてから動こう

(-108) 2014/06/23(Mon) 22時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[ぽつりと零されたノックス>>95の言葉と、心底弱り果てたようなチアキ>>97の言葉に、思わず眉が下がる。
この行為は八つ当たりに近いものだと分かっているから、尚更。]

 ………すみません、先生。
 ありがとう、ノックス。

[不安と混乱と恐怖と、また大切な誰かを失ってしまうのではないかと思えば思う程、鼓動が早くなっていく。
チアキに頭を下げ、どこかぼんやりしているノックスへぎこちない笑みを向けた。]

 あ、トレイ、ル。

[ちょうどその時、人ごみの向こうにトレイル>>90の姿が見えて、ほんの少しだけ安心したように深く息を吐く。
彼と視線は合っただろうか。]

(98) 2014/06/23(Mon) 23時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2014/06/23(Mon) 23時頃


【独】 薬屋 サイラス

/*
オスカー、セシル、トレイルの動きが上手い
見習おう

(-116) 2014/06/23(Mon) 23時頃

【人】 薬屋 サイラス

 ノックスは、怖くない、のか?

[ぼんやりと、どこか落ち着いたようにも見えるノックス>>100の背へ、動揺に震えた声をかけた。
我ながら情けないと、金糸の髪を掻き上げる。]

 いや、すまない。
 怖くないはず、ないよな。

[オスカー>>99の声が届いたからこそ、より不安は増して。
一人で歩き出そうとするノックスを、心配そうに見つめた。]

(101) 2014/06/23(Mon) 23時頃

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