62 好敵手の絆
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―地下牢―
―――――…う、煩い。
[売人の胸に置かれた手。 ぎりと爪を立てようとするが、碌に力も入らず]
日の光は、自分で見に行く。 アンタを殺して此処から出てやる!
[青い空。もう一度、あの空を飛びたい。 日の光という言葉に激高し、 弱りかけていた瞳に微か光が戻った]
(38) 2012/10/21(Sun) 00時半頃
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"まとも"な商人なら立派だろうよ。 だが、アンタは屑だ。
[低く呼吸を整え睨みあげた。 怒りも恐怖も羞恥も、 様々な感情が入り混じり涙が滲む其れ]
僕は物じゃあない! シメオン=コンスタンだ!!
[首輪の制御に反しようとし、 唯でさえ弱った体が悲鳴を上げる。 それでも、仮令一矢でも報いようと、 有翼人は大きく口を開け、 売人の喉元にかみつこうとした]
(39) 2012/10/21(Sun) 00時半頃
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[――――そのとき、だった]
(40) 2012/10/21(Sun) 00時半頃
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―迷宮―
[ぐらりと視界が揺れ、何が起こったのか理解できない。 ただ、次の瞬間には、全く見知らぬ場所にいた]
………は?
[呆然とするも声は出るようだ。 死んだのかと思ったが、そうでもないらしい。 数度瞬きを重ね、とにかく動き出そうと体を起こし]
――――――じゃらり。
[増えた"鎖"に気が付いた]
(41) 2012/10/21(Sun) 00時半頃
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あぁん?
[怪訝そうに鎖のついた腕を振り上げ、先を辿ると。 同じく鎖につながれた売人がいた]
…………。
[意味が分からなかった。 呆然としていた顔は、驚きのあまり眼が見開かれ、 やがては訝しげな渋い表情へと変わる]
趣味が悪いな、最低。
[売人の趣味だと判断した。 そうでも思わないとやっていけない]
(42) 2012/10/21(Sun) 00時半頃
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―迷宮―
[転移は売人の所為ではないと言われれば]
……は。どうだか。
アンタが余所で恨みばっかり買ってるから、 こういう目に合うんじゃないの?
[嫌味を言いつつ、二人をつなぐ鎖を睨む。 とても自分の力では切れそうもない]
誰がアンタの物だ。誰が。 怪我なんてするもんか。 僕は絶対に此処から出る。牢にも帰らない。 絶対にアンタを出し抜いてやる。
[毒づきながらも、探索しないことにはどうしようもない。 仕方なしにといった態で、ふてくされた顔で売人に続く]
(104) 2012/10/21(Sun) 01時半頃
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[どれ程、先に進んだか。 どうにも出口らしき気配はない迷宮。 いらいらと歯噛みしていた矢先、地鳴りのような音が響く]
……? おい、何か―――
[聞こえないか、と言い終わる前に。 足元が崩れて下層へと吸い込まれていく]
(105) 2012/10/21(Sun) 01時半頃
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ぎゃ、わ、うわ。
[思わず翼を広げようとしたが、 首輪の力に阻まれて上手く飛べない。 そもそも、売人とつながったままでは重量オーバーだ]
馬鹿、首輪はずせよ、この―――…、ッ!?
[喚いていると、引き寄せられて身を抱かれた。 そのまま売人が着地したことにより、 大きな怪我はせずに済んだようだ]
……………。
[洞窟内の淡い光に照らされつつ、暫し唖然としていた]
(106) 2012/10/21(Sun) 01時半頃
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[…売人に助けられる格好となったわけだが。 なんだか納得がいかない。 だって、首輪がなければ飛べていたわけだし。 だけど彼のおかげで怪我をせずに済んだのは事実で。 しかし、それは彼が利益の為にしたことであって。
そもそもこんな訳のわからない事態に巻き込まれたのは、 きっとあいつの所為だ。 そうだ。それ以外考えられない。あいつが悪い]
――――――…。
[一応礼を言うべきか否か。 割と真剣に渋面で悩んでいると、巨大な女郎蜘蛛が出現した]
(107) 2012/10/21(Sun) 01時半頃
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ひっ…。
[取りあえず頭の中には逃げるの選択肢しかなかったが。 鎖の先を見つめてみれば、戦うでもなく逃げるでもなく、 さぼるという酷い答えを出した男を見つけた]
アンタ、やっぱり、最低。
[礼なんて言わなくてよかった、と心底思いつつ。 鎖の繋がった腕を引いて、煙草を吸う邪魔を試みたり]
(108) 2012/10/21(Sun) 01時半頃
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―蜘蛛出現後―
――――…しかし、本当にどうしてこんなことになってる。
[渋面で周囲を見渡す。
集まった面子は酷く多彩なようであるのだが。 オッドアイの彼は勇者らしい。 それなら、この人身売買も何とか取り締まってくれないだろうか]
分野が違う気がする。
[そして何より、あまり彼を頼ってはいけない気がした。 何故か、嗚呼、なぜか]
(183) 2012/10/21(Sun) 20時頃
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……?
[視線を感じて振り返ると、青年>>113の姿。 この場において、冷静に状況を観察しているようで、 手にした武器も鑑み頼りになりそうな存在だった]
――――ッ!
[そして気が付く。 彼の腕輪に繋がる鎖が、既に切れていることに。 期待を込めて自分の鎖も確かめてみれば、 成程脆くなっているようだ]
(184) 2012/10/21(Sun) 20時頃
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ぐっ。 えい、や!
[首輪もある待遇だが、二本も鎖に縛られるなんて御免だ。 先ほどは戯れに引っ張っていた右腕を、 今度はぐいぐいぐい、と乱暴に振り回す。 しかし流石にそんな非力な衝撃では、脆い鎖すら切れはしない]
―――――――バァン!!
[そんなことに興じていれば、何か悍ましい轟音が響いた。 顔をあげた。 魔王が勇者を蜘蛛にめり込ませていた]
…わけがわからないよ。
[戦力がどうこうよりも。 取りあえず、何か凄い、という言葉が脳裏をよぎっていた]
(185) 2012/10/21(Sun) 20時頃
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[そして蜘蛛は倒れるのかと思えば、飛び上がり天井へ。 更に攻撃を加えてくる姿に目を見開く。 幸か不幸か、弱い自分はターゲットにされずに済んだようだが。
戦いの次元が違い過ぎる。 圧倒されるばかりで、一歩、後ずさり]
……あ?
何、え、逃げ―――…?
[そこで売人の声>>154に気づいた。 返事をする間もなく、あっけなく引き寄せられて腕に納まる]
ちっ、この。 ふざけた呼び方をするな!!
[ぎろりと睨みつけるが、実際今の状況では 売人を頼らざるを得ないので声はどこか戸惑いに満ちて]
(186) 2012/10/21(Sun) 20時頃
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[細い指先はわずか、彼の服の裾をつかんでいた]
(-122) 2012/10/21(Sun) 20時頃
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[戦局は終盤へと近づいているようだ。 負傷している者へ目を向けると、顔を顰める。
戦力の中心はやはり勇者と魔王。 そして、援護に回っている者たちもかなりの手練れらしい。 どうやら蜘蛛を糸を導線に焼き払う作戦のようだが]
…おい。火、って。 こんな場所で大丈夫なのか?
[勿論ここにいる者たちは、 青年の常識を明らかに上回る戦力があるのだろうが。 炎に巻き込まれたら、 自分にはきついかもしれないと思いつつ]
(191) 2012/10/21(Sun) 20時頃
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―――――…?
[戦線に加わった男性>>178の視線が、 まっすぐ此方を向いていることに気づく。 彼にも元は翼があったとは、まさか知らないが。 綺麗な人だと、思った。
有翼人の翼は今は、 売人の腕の中で折りたたまれている。 力を入れることもできず、羽ばたくことも、できず]
…ぁ、
[助けを乞うなら、この相手だと直感が告げる。 自分は逃げ出さなくてはいけないのだ。 この迷宮からも、奴隷という悍ましい待遇からも。 鎖に繋がったままの右腕が、サイラスの方へ伸びかけて]
(192) 2012/10/21(Sun) 20時頃
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――――〜〜…ッ。
そうだ兄さん、集中しないと危ないぞ!
[余所見を制する勇者の声>>179に我に返り、 助けを求めようとした言葉は、 相手を心配するものへと変わる。
実際、なぜ言い淀んでしまったのか、自分でもわからない。 震える声と何処か怯えたような瞳は、 脅されているようにも見えたかもしれない。 …事実、それに近い状態ではあったのだが]
(193) 2012/10/21(Sun) 20時頃
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この、大馬鹿野郎。
[売人の言葉に、こぶしを握り締める。 残念ながら首輪の所為で、殴ることはかなわないのだが]
今まで散々、物だ商品だと言っておきながら…! これ以上に阿呆な呼び方なんてさせるもんか。 従順になんてなる訳ないだろうが、畜生。
[口だけは達者であるが、 彼の腕に納まったままの恰好では、頼りないことこの上ない]
(205) 2012/10/21(Sun) 21時頃
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―――…っ。
[やがて、放たれた炎。 鮮やかに燃え上がり、糸を伝い、本体へ―――]
ぐ…。
[仄明かりのみだった洞窟内を照らす煌々とした光。 火は、火は、…あまり得意ではない。 かつて故郷を煽り襲ったのが、炎だったから。 息をのみ壮絶な光景を見上げる。
やがて、突撃の号令がかかる。 当然この売人は、行くことはないのだろうが。 ちら、と間近な彼へ視線を滑らせた]
(208) 2012/10/21(Sun) 21時頃
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……アンタは、怖くないのか?
[髪をくしゃくしゃとされて、やや不服そうな表情ではあるが。 向けた声色は、何処か今までと違い、静かなもの]
(-131) 2012/10/21(Sun) 21時頃
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―――――…戦利品?
[売人の言葉に、露骨に嫌そうな顔をした]
御前ッ、…よくそんなことが言えるな。
[軽蔑した眼差しを向ける。 視界の端に、先程の男性が腕を抉られて血を流すのが見えた。 自分のことでもないのに痛みを感じる気がして、青ざめる]
確かに此処にいたって、僕は何もできないし…。 …こっ、怖いさ、そりゃ。 こんな状況になったら、怖いよ。だけど!
[言いたいことは色々とある。 しかし自分の立場の弱さから、何を言っても中途半端だ。 歯噛みしつつ、表情を歪ませる]
〜〜〜ッ。
(251) 2012/10/21(Sun) 22時半頃
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…修羅場をくぐって、その性根なら。 アンタは可哀想な奴だな。
[此処で彼にたてつけば、本当に死に直結するかもしれない。 それでも静かに続ける罵倒は、最後の抵抗であり。 そしてある意味、本音だった]
(-156) 2012/10/21(Sun) 22時半頃
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[戦闘の様子は、少し離れたところから眺めていた]
――――…まともに働こうとか思わないの? 他人の恨みを買うようなことばっかり。
[売人が誰に恨まれ呪われたって、知りはしないが。 吐き出された煙に、小さくけほけほと咳をする]
…じゃらり。
[首輪の鎖が引かれる]
本当に屑だな。 助けてもらって、一瞬でも感謝しかけた僕が馬鹿だった。
[所詮"商品"を守っただけだ。分かってはいたのだが]
(313) 2012/10/22(Mon) 08時頃
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可哀想だよ。 アンタには大事な物も、何もないんだろうな。
金以外に。
[服の裾を掴んでいた手が、緩く離れる。 それはこの大蜘蛛騒ぎが落ち着いたからでもあるのだけれど]
シメオン。
[商品クン、と呼ぶ彼に、再度名前を告げる]
(-228) 2012/10/22(Mon) 08時頃
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もう危なくないだろ。 …離してよ。
どうせ逃げられはしないんだから。
[よしんば手首の鎖が切れても、首輪がある。 売人の腕の中から逃れようと、のそのそもがいた]
これからどうする、ってさ。 アンタ戦う気ないなら、 同行させてもらった方が安全じゃないの。
まあ、僕は足手まといにしかならないんだけど。
[付け足した言葉はやや小さく]
何にしたって、 此処から出なくちゃどうしようもないだろ。
(316) 2012/10/22(Mon) 08時頃
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シメオンは、他の人たちはどうするのだろうかと、じっと眺めている。**
2012/10/22(Mon) 08時頃
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―――――…ほんっとうに、最低。
[居直る様子の相手へ、呆れたような視線を向けて]
お金なんてないよ。 ある訳ないって知ってるだろ。
ちっ。
(-275) 2012/10/22(Mon) 21時半頃
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は? 行く…?
[売人の言葉の意味が理解できず瞬いていたが、 その間に引きずられるように蜘蛛の元へ]
馬鹿、やめろ!
―――――――〜〜〜〜…ッ!!
[じたばたと抵抗するが、かなうはずもなく。 途中、戦ってくれた者たちへは、 おずおずと気まずそうに視線を向けて]
……ありがとう。
[と、言うのが精いっぱいだったとか、何とか]
(389) 2012/10/22(Mon) 21時半頃
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うっ…。
[既に亡骸となっているとはいえ、 間近に見る大蜘蛛は気味が良い物ではない]
な、何する気だよ…。
ひいっ。 ぎゃ、わ。
[切り裂かれる蜘蛛。飛び散る体液。 具体的な光景の描写は此処では割愛させていただくが、 有翼人のただでさえ白い顔を更に蒼白にさせるには十分だった。
ちなみに、よく分からない液体はばっちり被った。 ―――――…散々である]
(390) 2012/10/22(Mon) 21時半頃
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…………。
[売人が何かを発見したようだ。よく、分からない]
………………。
[売人が何かを喚いているようだ。よく、分からない]
(391) 2012/10/22(Mon) 21時半頃
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