191 The wonderful world -7 days of MORI-
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─ 5th day / 中央エリア ─
……ったく。 いい加減にこれにも慣れてきたな。
[ぱちりと目を覚ませば、スクランブル交差点の前。 着信音に携帯端末を開く。メール画面には新たな指令>>#0]
美術館……。モリ美術館、か……?
[呟いて、それから辺りを見渡した。 近くに小津の姿は2(1.あった 2.なかった)]
(21) 2016/06/13(Mon) 17時頃
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まーーーた、あいつはひとりでフラフラと。
[崩れかけたオールバックを、わしゃわしゃと掻き上げて。 まずは小津を探そうとするだろう。 空を見上げれば、 不気味なクラゲ型のノイズがふよふよと漂ってきていた>>#1]
……なんだよ。あれは。
[呟いてから。弾かれたように怒鳴は駆けだした。 合流を急がねばなるまい]
ひ弱だからなァ、アイツは……! 俺がいねえところでノイズと戦闘なんてしたら。 どうなるか分かったもんじゃねえ。
[喧騒の中を、怒鳴は走る。走る。走る**]
(22) 2016/06/13(Mon) 17時半頃
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─→ モリ駅 ─
ったく、小津の奴どこだよ……!
[街の喧騒の中、怒鳴は相棒の姿を探す。 キョロキョロと辺りを見回して。 ベンチに座る老婆と―――目が合った]
………ん。
[都会の人混みの中、老婆の姿は浮いて見えた。 慣れぬ場所に、疲れ果てたような表情。 困ったような雰囲気が全身から漂っている]
(29) 2016/06/13(Mon) 20時頃
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俺は今、小津を探さなきゃならんのだ 見て見ぬふり、見て見ぬふり、見て見ぬふり……。
[繰り返しぶつぶつと呟いて。 優先事項を考えろ。ミッションクリアが第一だ。 タイムリミットのカウントダウンは、 確実に手のひらの上で刻まれている]
見て見ぬふり、見て見ぬ……うがああああああ。
[頭をわしゃわしゃと掻き毟って。 まったく“エントリー料”とやらは。 怒鳴をとんでもないお人好しにしてしまった]
(30) 2016/06/13(Mon) 20時頃
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おい、婆さん! 何か困ったことでもあんのか!!
[老婆に話しかける、ヤクザの姿があった*]
(31) 2016/06/13(Mon) 20時頃
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/* さすがにわらうwwwwww
(-11) 2016/06/13(Mon) 20時半頃
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/* 村建てさん反応早すぎィ!!!!! ひとり芝居するつもりだったけど、手間省けたな。
(-12) 2016/06/13(Mon) 20時半頃
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えーあー……怪しい人間じゃねえよ。 命だけはって。俺をなんだと思ってやがるんだ。
[老婆の反応>>#5に、やれやれと頭を掻いて。 しかし自身の見た目の厳つさについては自覚している]
息子のタカシにお弁当を届けたくて……? どういうことだそりゃあ。
[そうして、ヤクザは老婆の身の上話に耳を傾けることになった]
(38) 2016/06/13(Mon) 20時半頃
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[〜〜〜〜数分後〜〜〜〜]
(39) 2016/06/13(Mon) 20時半頃
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そうかあ……息子のタカシに会いに……。 女手ひとつで育ててきて、かァ。 テメエも苦労しているんだなあ……。
[うるうると瞳を潤ませて、老婆の身の上>>#2を聞いた]
大丈夫だ。タカシも元気でやってると思うぞ。 便りがないのは元気の証って、よく言うじゃねえか。
[老婆の手をぐっと掴んで]
婆さん、俺にできることがあったら言えよ。 何でも力になってやる。
[凡そヤクザとは思えない台詞を吐くと、思わぬ反応があった]
(40) 2016/06/13(Mon) 20時半頃
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……弁当と、手紙を?
[怒鳴は大きく頷いた]
分かったぞ、婆さん 俺がタカシを探し出して、必ず渡してやる。 だから、安心しろ。
[にぃ、と笑って。 任せとけと言わんとばかりに、自らの胸板を叩いた。 そこで、なにか忘れてないかと首を傾げて]
(42) 2016/06/13(Mon) 20時半頃
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―――そういえば。ミッション、どうしようか。
[弁当と手紙を手に持ったまま。怒鳴は頭を抱えることになる**]
(43) 2016/06/13(Mon) 20時半頃
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小津。緊急事態だ。 俺は今、非常に困ってる。
[テレパシーを使って、姿の見えぬ小津に話しかける]
全ッ然これっぽっちもミッションとは関係ないんだがよォ。
[少し迷ったように前置きをして]
……タカシって奴を探してるんだ。 頼む。見かけたら教えてくれねえか。
[詳細を聞かれれば、老婆のことを話そうと*]
(-18) 2016/06/13(Mon) 21時頃
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[背後からの視線に気付いて。>>49 慌てて怒鳴はごしごしと目元の涙を拭った。 そのまま、朝比奈の元へ近付きながら]
聞こえてんぞ、イースター! だーれーがー!おばーちゃんっ子だってェ!?
[胸倉を掴まんとする勢いで、朝比奈に食って掛かった]
仕方ねえだろ。 婆さんが困ってるって言うんだから。
[手元の弁当と手紙を見せて。事情を説明するだろうか]
(65) 2016/06/13(Mon) 21時頃
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……俺が泣いてたこと、景山にだけは黙っとけよ。
[そう朝比奈に念を押すだろう]
サツに舐められたら、ヤクザモンはやっていけねえんだ。
[ヤクザも形無しだな、と。肩を竦めて]
俺には構わず、とっととミッションをクリアしろよ。 それとも何か? テメエも人探しを手伝うのか?
[冗談めかして言ってみせる。 そうして、じっと朝比奈の瞳を見つめた*]
(66) 2016/06/13(Mon) 21時頃
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テメエはこの婆さんと俺が親子に見えるのか、あァン?
[>>67朝比奈に向かって、凶悪な面構えを作ってみせる。 あの人畜無害そうな老婆と自分が、果たして血の繋がりがあるように見えるのかと言わんとばかりに]
イチゴスペシャルのクレープ……? テメエ、あの死神みたいなこと言いやがるなァ。
[少しだけ間を置いてから]
イチゴスペシャルでも何でも、好きなだけ奢ってやる。 ただし、タカシって男を無事に見つけられたらな。
[そう、言い切った]
(74) 2016/06/13(Mon) 21時半頃
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(―――こいつも。俺のせいで死んだようなものなんだ)
(76) 2016/06/13(Mon) 21時半頃
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[クレープひとつで贖罪が出来るとは思っていないが。 どうしても、この娘に強く出ることが出来なかった。
“昔”の怒鳴なら。「クレープだァ?ふざけてんのかテメエはよ!」くらいは言ってやっただろうが]
じゃあ、クレープで契約成立な。
[手伝ってあげる、の一言>>68に。 にぃと怒鳴は相好を崩して、その背中をばしーんと叩いてやった]
手分けして、探すぞ。タカシを。
[そうして、メールアドレスの書かれた紙を朝比奈に手渡す]
(77) 2016/06/13(Mon) 21時半頃
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……俺の連絡先だ。 山桜組の舎弟頭、怒鳴京助の個人連絡先だぞ。 ありがたく思え。
[テメエの連絡先も教えろよ、と言ってから]
景山にはくれぐれも教えるんじゃねえぞ。 俺の連絡先も。クレープのことも、だ。 契約には守秘義務があんだから。
[少々赤くなって付け足した。 天下の山桜組の舎弟頭が、クレープなどと。 そんなことを知られては、自らの威信に関わるのだ*]
(78) 2016/06/13(Mon) 21時半頃
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え、ええと……。 俺はいま、モリ駅の近くだがよォ。
[小津のあまりの剣幕に、怒鳴は心底驚いて]
どうしたんだ、小津。 なんだかテメエ、今までのミッションよりも。 やる気満々じゃねえか……?
[その声音には、当惑の色が混じっていただろう*]
(-25) 2016/06/13(Mon) 22時頃
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ははーーーーーーーん。
[朝比奈の待ち受け画面>>92は、景山の画像だった。 ニヤア、とまるで生前のような下卑た笑みを一瞬浮かべて]
なるほど、なるほど。 そういうことか。
[弱みを握ってやったと言わんとばかりに。 朝比奈に「青春だなァ」といった視線を向けるだろう。 焦ったように、その場を離れる朝比奈を見送って]
……若いねェ。
[眩しいものを見るような目をして、言った]
(130) 2016/06/13(Mon) 23時頃
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[犯罪者と警察官。ちぐはぐな組み合わせ。 死してゲームに参加しなければ、 絡み合うことのなかったであろうふたり]
……俺も人のことは言えねえがな。
[小津の顔を頭に浮かべて。嘆息した*]
(131) 2016/06/13(Mon) 23時頃
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/* ごめん村建てさま;;;;;; 私の体調が悪いわけじゃないんだ;;;;; 息子が夜泣きするから、寝かしつけの為に度々箱から離れなきゃいけないだけなんだ><
(-71) 2016/06/13(Mon) 23時半頃
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― モリ駅 / 小津と合流後 ―
……ハァ? 知るかよ! テメエと違って、俺は探偵じゃねえんだからよ。
[小津の凄まじい剣幕>>111に、少しだけたじろいで。 「なんで俺説教されてんの?」と。 頭の中をはてなマークでいっぱいにしながら]
なに勝手に謝ってるんだテメエ! 何で俺が失礼なことをした前提になってるんだよ!?
[小津の横で文句を垂れつつも。 確実に老婆から情報を聞き出していく姿に、ほうと声が漏れた。 さすがは本職の探偵といったところだろうか。 いま、小津と言う男を。怒鳴は少しだけ見直した。 ただの美術品収集狂いの借金男ではないらしい]
(167) 2016/06/14(Tue) 00時半頃
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とんだお人好しだな。テメエも、俺も。
[どうやら、小津はミッションよりも人助けを優先するらしい。 北エリアに向かって歩いていく道すがら、肩を竦めた]
……ん。
[その時、端末から着信音>>126。差出人は―――]
イースター、よくやった。
[小さく呟いて、返信を打つ]
(168) 2016/06/14(Tue) 00時半頃
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『情報さんきゅ。 ノイズ如きにやられるタマじゃねえさ 俺を誰だと思ってる?
PS. 後でクレープ奢ってやるから待ってろ』
[その約束は、終ぞ果たされることはない**]
(169) 2016/06/14(Tue) 00時半頃
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―→ モリ美術館 ―
なんだか、美術館に近付くにつれて。 どんどんやべえ雰囲気になっていってる気がするんだが。
[空を覆う不気味なクラゲの影が、 歩を進める毎に濃くなってきた。
先程まであんなに晴れていたというのに。 現在の時刻が分からないほどに、あたりは薄暗い。
頭上を覆いつくさんとするノイズの大群のせいで。 元の空の色さえ分からないような有様だ]
(178) 2016/06/14(Tue) 20時半頃
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(だから“善人”になんて、なるもんじゃねえんだ。 そうだろう? “人助け”なんて、馬鹿馬鹿しい―――)
(179) 2016/06/14(Tue) 20時半頃
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[誰かの声が聞こえた気がした。 心がちぐはぐで。噛み合わない。 手に持った弁当が、ずっしりと重く感じられた]
なあ、小津。どう思う。
[ぴたり、と立ち止まって。 目の前のおぞましい光景に、微かに声が震えた]
もしかして、あれが。 ……タカシなのかよ。
[無数のクラゲが浮いている、ノイズの群れの中に。 微かに人影が見えた気がした。 地面に投げ出されたカバンとハンカチ。 ハンカチの刺繍には―――たずね人の名前]
(180) 2016/06/14(Tue) 20時半頃
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おいおいおい。ノイズ沢山出してるらしいよ、って。 そういう意味かよ……!?
[朝比奈からのメールの文面>>126を思い出し、舌打ち。 まさかタカシ本人がノイズの発生源だったとは。 ―――ということは]
……はッ。なるほど。 これが今回のミッションだっていうわけかッ!
[クラゲから伸ばされた触手が、怒鳴に向かって伸ばされた。 持ち前の機動力で、その攻撃を避ける]
(181) 2016/06/14(Tue) 20時半頃
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