82 【薔薇村企画】 Contagio ―共鳴―
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/* こ……こんなにギリギリな日替わりを迎えたのは 正直はじめての体験であります。
心臓ばっくばっくしてる。
ドリーごめんね…時間配分うまくできなくて。 ううう わあああ ああああ ぱたり。
(-5) 2013/05/17(Fri) 00時頃
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/* 霊界のイメージがまったく掴めていないという。 ラーマおふたりが霊界経験者設定なはずなので ちょっと様子を見ようとおもいます表。
霊界経験者ってすごくシュールだね。うん。
(-31) 2013/05/17(Fri) 00時半頃
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― 霊界 ―
ぁ。 あ おはよ う … ?
[気怠く心地良い眠気の残る体を起こし、 重い瞼を瞬かせながら。
ほんの短い時間失っていただけで、 随分久しぶりに感じる自らの声を聞く。
ここは何処だろうか…と思い悩む、一瞬。
記憶は、寝室で握った ドリベルの手を覚えているのが最期。
辺りをゆっくりと見回す。 すると、そこは、やはり、 グァイナ村に在る愛しき我が家の寝室だった。]
(+3) 2013/05/17(Fri) 00時半頃
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[窓の外は、どうやら、 夜から朝にかけてが移り変わる頃合い。
肉体の全てが黒玉病に犯され、 最期、心臓が停止した時間より少し後だった。
佇み見下ろした寝台の上には まだぼんやりとした曙を受けて 虚ろに煌めく黒石の破片。
部分的にはまるで 砂のよう粉のように細かく砕けてしまっているが、 それは確かに男の肉体であった物の、残骸。]
(+6) 2013/05/17(Fri) 00時半頃
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ドリー …… !
[ふ、と。気付けば。 傍らにはドリベルの姿。
咄嗟に両腕を伸ばして彼を引き寄せ 強く確かに抱きしめた。
その体から硬さは失せ、 生身の人の体のように柔らかく温かい。]
ドリー。ドリー。 すごいね。 また こうして 名前を呼べる。
[嬉しくて。何度も、彼の名を呼び。]
(+9) 2013/05/17(Fri) 01時頃
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/* やべえ。霊界、なんの不自由もなさげ。
好きな人と一緒に霊界って。 永遠に一緒に過ごせるということだね? 触れ合えるし、不自由はないし、永遠だし、老いないし ……ってこれさ。
霊界に来たほうが幸せになれる系じゃね…? ボクたち勝ち組じゃね…?
ってなると、でも、 ラーマはそれを知ってて地上で死を恐れてたというのは なんか辻褄あわなくなってくるか。
霊界の不便とか切なさを探そう。
(-54) 2013/05/17(Fri) 01時頃
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/* あ。あれかな。
ここはまだ死んだばかりの霊が ほんとうの天国とか地獄とか行く前に、 ふわっと浮遊してる曖昧な世界…とかって感じで。
ここに永久に居られるとは限らない。とか?
ラーマ転生するひとはここからアメノマのところへ行って、 そうじゃないひとは成仏…?とか…?
ボクはまっすぐに天国にいける良い子だから天国だね。
(-56) 2013/05/17(Fri) 01時頃
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ここでも、ずっと一緒に居られる ?
[この世界の事は解らない。 なんたって死ぬのは初めての経験だ。
抱きしめたドリベルの背を撫で、 涙をこぼす目元へと唇を寄せて。 ちゃんと動く、温かな舌先で少し、舐めた。
幽霊に体温があるのかどうか…と 少し疑問が頭を過ぎったが。確かに感じられる。]
散歩の約束。ちゃんと守れるね。 よかった。
[視線を向ける、現に遺してきた板。 そこにはまだ約束の言葉が残っている。]
(+14) 2013/05/17(Fri) 01時頃
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/* ボクとドリーなんかひとつのベッドで眠ってるんだぞ。 いいだろ(ドヤァ
いや、清らかに一緒に眠り続けた3年でしたが。
(-65) 2013/05/17(Fri) 01時頃
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[思い出すのは数年前の日々。 何とかドリベルを得ようと苦心した日々。 あれも、今にして思うと幸せな日々だった。
舐めた涙の味にそっと微笑い。
抱いた腕に力を込めて。 躊躇なく重ねた唇から伝う ドリベルの熱を愛する。
今度は、新たな存在になった彼を欲しがり。 更に深い繋がりを求めて…―*]
(+21) 2013/05/17(Fri) 09時半頃
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ボクも。愛してるよ。ドリー。
[もうドリベルはラーマではないのだろう。 彼と共に戦う必要は無い。 固執していた過去や、払うべき危険も無い。 それでも、欲しいと、傍にいたいと想う。
現での柵は解けた。]
やっぱり。 ボクにはドリーでないとダメ。絶対。
[改めて魂ひとつとなったドリベルを求めて。
重なる唇を吸い、温かな舌を絡ませる。 それは、今まで交わしたものとは違う、 人が人を愛する、熱と欲を孕んだキス。]
(-104) 2013/05/17(Fri) 09時半頃
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[握った手の甲を指先で擦る。いつもと同じ。
この感触を失うのだと、失ったのだと、 一度は絶望したからこそ、 それがとても尊いものだと心底から思える。 これまでとは違う繋がりを得たからこそ、 もう二度と離すまいという強い意思も生まれていた。]
少し歩こう。天気も良いし。
[戸口でドアノブとの物理的接触が出来ないと すこし目を瞬かせながら悩んだが、 通り抜けてしまえば良いのだと気付いて。
並んで屋外へ。陽の下へ。 そぞろ歩きで向かう先は、仲睦まじい兄弟の家。]
(+23) 2013/05/17(Fri) 13時半頃
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[背を撫でた手で腰を強く抱き、 熱っぽい呼気を零すドリベルの唇を舐め、 そのまま頬と顎先にも口付けて。
寝台は、二人分の肉体が砕けた砂の山。 仕方が無いので。
寝室の隅に据えた古いソファへ。 身を寄せたままドリベルを座らせて。
彼のシャツの襟に指をかけ、着衣を緩め あらわになる肌にキスを落とし。 そうして、ドリベルの体中にキスしようと。
柔らかな肌を愛しむように。丁寧に。]
(-153) 2013/05/17(Fri) 14時頃
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― 仲睦まじい兄弟の家 庭先 ―
[ドリベルと並んで歩いている道の先、 庭先で動いている人影を見つけた。 大柄なその姿は、彼らの他には思い当たらず。
早朝、血の匂いのする中で聞いた、 ホレーショーの叫び声を思い出した。]
え。幽霊とか。なにそれ。こわい。
[自分のことは棚に上げまくって呟き、 ドリベルの傍を離れて慎重な忍び足にて近付く。 気配を殺して。]
(+25) 2013/05/17(Fri) 14時半頃
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… わ !
[上手く背後に忍び寄れたら。 満を持して大きな声をかける。 たびたび繰り返し行なってきた定番の悪戯。]
(+26) 2013/05/17(Fri) 14時半頃
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…… わ !
[こちらに気付いた風では無かった。 うまくやれたと思った。
しかし声を書ける瞬間に振り返られ。 咄嗟に面と向かって大きな声をかける事に。 悪戯は失敗だった。
しかし驚いた顔のケヴィンに、 同じく珍しく素のままに驚いた顔を向け、 つられて二度目の大声を上げ。
しぱしぱと目を瞬かせながら 数秒、見つめ合う事になる。]
(+29) 2013/05/17(Fri) 14時半頃
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ちょ。え。あ。 いたい いたい。頭割れる。
[驚いている隙に、 気付けばケヴィンの片腕につかまり 頭を逞しい拳でぐりぐりされて喚いていた。
未だ実感の薄い状態ではあるが、 今の自分は現の肉体を離れた存在らしいと おおよそ察していた。
そして、触れ合う事が叶う彼もまた、やはり。]
(+31) 2013/05/17(Fri) 15時頃
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うん。生前より元気。 …… って言うのも変な話だね。
[解放されて頭を擦りながら、 いっそそこに痛みを感じた事に安堵した。 この体は石ではないのだ…と。
それからケヴィンとホレーショーの様子を見つめ。 自らの頭部を擦った手をケヴィンの右腕へ向ける。]
ケヴィンさんも、 今日も変わらず熊より怖い。安心したよ。
[動かなくなったと聞いていた彼の右腕を 少しだけ撫でてみる。 安堵に息を吐きながら。]
(+33) 2013/05/17(Fri) 15時半頃
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/* 死人ばかりで平和な日常…シュールだね!!ww
(-162) 2013/05/17(Fri) 15時半頃
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確かに。こうなると。 もっと … 、 先生にいろいろ教わっておけば 良かったって。
思う。
[想うのは師の姿。声。厳しさ。 怠惰に過ごした日々を悔いるわけではないが、 もう二度と得られないのだと思えば 淡々と変わりない口調に、 微かな悲しみが混じる。
そして、これが死ぬという事か…と実感した。
ドリベルへと向けられたケヴィンの声に、 細く息を吐き、ゆっくりと瞬きを。]
一人じゃ寂しいから、連れてきちゃった。
(+35) 2013/05/17(Fri) 16時頃
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/* 村建てさんありがとう!!ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
(-186) 2013/05/17(Fri) 19時半頃
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― キリシマが訪れた頃 我が家の寝室 ―
[戸口から聞こえたノックには気付いたものの。
「やあ。先生。いらっしゃい」などと出迎える事も 「今日は天気が悪い。休もう」などと逃げる事も もちろん、駆け寄って歩行を支える事も出来ない。
無力な霊体として、 砕けた黒石と成った実態を見つけてくれた 師の姿を見つめる。]
先生。 先生、 …… 。
[彼の言葉を聞き、その背を見つめて声をかける。 届くはずのない声を。]
(+39) 2013/05/17(Fri) 19時半頃
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[顔が歪む。膝をついて泣きたくなる。
「お前はずっと私の弟子だ。」 その言葉に、胸がギシギシと軋んで痛い。 師が誇れる弟子にはなれなかった。最後まで。
せめて泣かずにその場に強く立ち。
向き直り去りゆく師に向けて両腕を広げた。 朧な霊体となった体では 抱き締める事は叶わないが。
彼がこの身を通過する一瞬、 ありがとう先生 ありがとう、と心の中で呟いた。*]
(+40) 2013/05/17(Fri) 19時半頃
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……… うん。
鍛えて、地獄の鬼でも狩りに行こうか。
[先生は、先生ひとりだけ。
しかしケヴィンの明るく力強い声に励まされる。 傍に居ると、姿を見ていると、 不思議と気分が前向きになる不思議な兄弟だと ずっと感じていた。それは、死して尚変わらない。
新たな師匠を何と呼ぼうか。 そんな事を考えながら、少しだけ笑って肯いた。]
お二人も。 仲良さそうで何よりだよ。
(+44) 2013/05/17(Fri) 20時頃
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/* 平和や・・・・・すごい平和や・・・・(´∀`*)ポッ
キリシマ先生とは縁故組んだ設定を 思い残すことなくやりきれた感じで感謝感謝。 先生ほんとありがとう。
実は先生の傍で過ごしながら、 最低だった父親への侮蔑とともに このひとが父親だったら良かったのに、と ちょっと思っていた的な裏話。
なので、けっこう、甘えてた。
(-195) 2013/05/17(Fri) 20時頃
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ホレさんも、元気そうだね。
[柔和で穏やかな様子も生前とは違わず。 朗らかに笑う声に、微かな笑みを返した。
ケヴィンと遊んだ後。 ホレーショーへも歩み寄り、 握手をしようと、手を差し伸べる。]
また会えて嬉しい。
………… けど、ちょっと悲しい。
[彼らへの挨拶の後に続いたのは、 ほろりと漏れた、本音だった。]
(+48) 2013/05/17(Fri) 20時頃
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[覚えてしまった邪な思い。
触れる肌の滑らかさを唇や舌で確かめ、 掌で隅々まで撫でていく。 触れ合える歓びに心が震える。熱く。
くすぐったいのか、笑う声が溢れる箇所へ 何度も唇を寄せてかわいがる。
途中、耳朶を噛まれれば、 それはほのかに甘い刺激となって。]
ドリーに欲しがられてるみたいで、 ちょっと嬉しい。 もっと噛んでよ。
[着衣のすべてを剥がした裸の体を、 ソファへと倒して伸し掛かりながら。 嬉々とした響きに僅かに声を弾ませて。]
(-205) 2013/05/17(Fri) 20時半頃
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うん。 10人でも100人でも1000人でも。 ドリーと一緒なら。
[きっと。 もうドリベルを武器として掴む事は無い。 それでも、並んで進むなら、と。
その後に握ったホレーショーの手も 温かく、逞しく、生前と何も変わらなかった。]
生まれてからずっと一緒なら ネタが尽きるのも肯ける。
羨ましい。
(+52) 2013/05/17(Fri) 21時頃
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……… ああ。もしかして。
帰るの ? 現へ。
[ラーマとして。
ケヴィンの言葉に、 思いがけず真剣な目での凝視を返す。]
(-224) 2013/05/17(Fri) 21時頃
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ボクは全部、ドリーのものだよ。
[文字通り、命も魂も、すべて。
指先に感じる歯列の硬さを少し撫で、 柔らかな舌や口腔の粘膜を弄って。
手早く脱がした衣類のすべては床へ落とした。 風呂や着替えは常に別に行なっていたから、 こうしてドリベルの素肌を見るのは初めて。
先の言葉で示したように。望まれる侭。 一瞬の躊躇いの後に、こちらもシャツを脱ぎ、 示された箇所を晒す。
胴や背に薄く残った古傷は 魂にまで刻まれていたようで。確かに残っていた。]
(-228) 2013/05/17(Fri) 21時半頃
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