248 冷たい校舎村6
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— 回想・夏の一幕—
[それは、ただただじりじりと暑い晩夏のこと。
人手の足りないところへ、次から次へと、 >>+3封都さんが作った表を確認しながら黙々と作業を続けていたぼくは、 >>10委員長に声をかけられて、額の汗を拭う。]
あぁ……それ、俺も考えてた。
[奇遇だなー、と言わんばかりの声を上げる。 ただし、ぼくが考えていたのは、一人でコンビニにでも寄って帰るかというだけで、 委員長のように委員会の皆を誘ってというわけではなくて。
その提案を断る理由がないどころか、 正直、ありがたかった。]
(+36) 2018/08/29(Wed) 22時頃
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[きょうだいごっこをしている調理班を横目で見て、 その仲の良さを羨んだことは、少なくなかったから。
帰り道にアイスを買って、ただ駄弁りながら帰る。 たったそれだけのことでも、貴重な青春の1ページに数えたかったから。
暑さでうだる晩夏、>>+4>>+11 同行者がいた帰り道は、なんとなく楽しかった。*]
(+37) 2018/08/29(Wed) 22時頃
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— 病院・手術室前 —
[隣で落ち着かない様子の安藤を見ていれば、 ぼくの心はなんだか穏やかでいられた。
空木が自殺。 自分から死を選んだ。 ……その事実は、未だに飲み込めていないというのもある。
何が原因だったのか、なんて、きっと聞けることじゃない。 それは分かっている。
アイツが最終的に帰りたがるのか、そうじゃないのか、 もう何も介入できないぼくは、ただただポケットに手を突っ込んでじっとしている。
そして……どっちを選んでも、それは尊重してやるつもりでいる。]
(+47) 2018/08/29(Wed) 22時頃
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[……ぼくにとっては、まだ、死は終わりではない。 何度考えたってそうとしか思えない。
黄楊 靖利が死ねば、確かにそれは他の人にとっては死という事実でしかないけど、 じゃあ、“ぼく”はどうなるのかって、ずっと考えていた。 本気で、考えていた。
死ねば天国か地獄に行ける。 それは宗教の考え方でしかない。 死んだらそこで全てが終わり、無になる。 それなら“終わり”って何?
この命が終わっても、“ぼく”は黄楊 靖利であったことをすっかり忘れて、 別の誰かの記憶を持って、何食わぬ顔で夢から醒める。
——そう思えてならない。]
(+48) 2018/08/29(Wed) 22時頃
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[ぼくと安藤が同時にスマホの着信に気付き、同時に開く。 >>+9庄司さんがこちらに戻って来れたようだ。
『気をつけて来てください』……と、短い一文を送る。 病院までの道、迷ったりしていなければいいが。
今、こちらには何人が戻っていて、あちらには何人いるのだろう。 世界から帰還する法則も、まだハッキリとは分からないまま。
奇妙不可思議な精神世界の体験。 ぼくらがあの校舎にいたことを、他の誰に話す日は来るのだろうか。 ……信じてもらえるなんて、思えやしないけど。]
(+49) 2018/08/29(Wed) 22時頃
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[もし空木が死んだのなら、 アイツは、あの校舎に閉じ込められたままなのだろうか。
それだけは、嫌だな、とぼんやり思う。
蝶が夢から醒めるように、 苦しみからも悲しみからも寂しさからも怒りからも解放されて、 ……アイツには、自由になってほしい。*]
(+50) 2018/08/29(Wed) 22時頃
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