176 両片想い薔薇村-Snow fairy
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ノックス! 今日がお前の命日だ!
2015/11/27(Fri) 01時頃
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[俺は果たして、貴方の言う事が本当に冗談であって欲しいのか。…欲しく、ないのか。 いったい何方なのだろうと頭の隅で考えながらも、口から出るのは拒絶じみた言葉ばかり。 貴方の言葉がもしも万一 真実 なら。俺の言葉はきっと貴方を否定するものになるのだろうが、だからと言ってそんな都合の良い話をおいそれと信じる事なんて出来なかった。
けれど貴方の吐く言葉は、尚も真実味を帯びていく。 貴方の口からは、いつまで経っても冗談だという言葉はでてこなくって。 代わりに出てきたのは、また――貴方の言葉を裏付けるような、こと>>113。]
(+1) 2015/11/27(Fri) 01時頃
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右の、…片ピアスは。
――……"ゲイの印"?
[ぐしゃり。 ついに、向けた顔が大きく歪む。 生い茂る木々のせいで月の光の全てはここには届かないから、貴方の右耳に光る……筈の、紫の光は見えない。 その耳に伸びる貴方の黒い手袋に視線を向けても、喰いこむ爪も見えやしない。
冗談では、無いのだと。 ひとつひとつ、証拠を差し出すような貴方の言葉に、ぐらりと心が傾いでいく。 貴方の言葉を信じても、いいのたろうか――あぁ、そんな事は、薄々分かってはいるんだ。 貴方は、こんなにも執拗に 冗談 を重ねる人じゃあ、ないと。]
(+2) 2015/11/27(Fri) 01時頃
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[期待とは、何なのか。そう問う貴方>>114には、終ぞ答える事はできなかった。 答えるだけの、……心の内を曝け出すだけの勇気も、覚悟も。俺はまだ、持ち合わせていなかったから。 常よりも強い口調の貴方に息を呑んで、ゆらりとゆっくり顔を上げて。 拒まれなかった指先は、そのまま貴方のコートへと。
このまま、触れても良いのだろうか。 貴方の腕を取り、そして引き寄せ力の限り抱き締める事は、許されるのだろうか。 ぐるり、ぐるりと。迷い巡る思考は、いつまで経っても "自分の事ばかり" 。
そう、俺はずっと自分の事ばかりを考えている。 貴方に嫌われたくない、拒絶されたくない、……勘違いをして、傷付きたくない。 貴方の事を知りたいと、貴方に近付きたいとそう思っておきながら。 ――貴方が今、どんな気持ちでいるのかなんて考えようとすらしていなかった。]
(+3) 2015/11/27(Fri) 01時頃
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…………ッ、ゲイリ……
[だから、責めるような声音>>115にはハッとして顔を上げてしまった――あぁ、けれどもまだまだ思考は追い付いてくれやしない。
何故、貴方が俺に自分の秘密を告げたのか。 貴方の "願い" が、何なのか。
それに思い至る事が出来たのは、皮肉にも貴方に手を振り払われて>>116からだった。]
…………、貴方の、…願いは。
[あぁ、けれど俺は何処までも臆病だ。浮かんだ 可能性 を、そのまま信じる事は難しい。
"貴方も、俺を見てくれているかもしれない"
――そんな考え、幾ら自惚れとは言えども烏滸がましすぎるだろう?]
(+5) 2015/11/27(Fri) 01時頃
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……貴方は、"メアリー先生" で。 そして "メアリー先生" は、貴方じゃあないか。
どちらが欠けても……貴方は貴方じゃあなくなるだろう。
[振り払われた手は行き場をなくし、貴方と俺の間を彷徨う。 けれどもう一度貴方に伸ばすだけの勇気は、今はまだ持てない。
まだまだ思考は鈍いまま。恐怖も不安も、大きいまま。 でも、貴方のそんな姿を見て。貴方のそんな、声を聞いて。 尚も疑いの、拒絶じみた言葉を吐く気にはなれない。]
(+6) 2015/11/27(Fri) 01時頃
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………俺の願いが、叶わないと言うのなら。 "ゲイリー" は、……俺とは、仲良くしてくれないのかな。
[貴方が俺の 願い事 を、どう解釈したかはわからない。 けれど俺の中では、"憧れの絵本作家さん" は "メアリー先生" であり、そして "ゲイリー" だから。
ぽつりと言葉を零したのなら、ぎりりと胸が一度軋む。 きつく寄せられる貴方の眉を見たって、俺の顔には苦笑しか浮かべることが出来ない。
――だって、もしも。 俺のあの考えが、不相応なあの自惚れが、当たっていたなら。 俺は貴方に……貴方の事を。酷く、傷付けてしまったのではないだろうか? その可能性が浮かぶ程度には、頭は冷えてきてくれている。]
(+7) 2015/11/27(Fri) 01時頃
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――嫌なら、思いっきり引っ叩いてくれ。
[そうして、互いの身体の間で揺れていた手を漸く動かす。 心臓は頭痛がする程に鳴り響き、吐いた声は掠れていたが――貴方の方に一歩進めた足は、引き戻しはしない。
覚悟も勇気も、まだ足りない。 それでもその手を伸ばした理由は、二つある。 貴方の言葉が真実なのなら、貴方もきっと同じくらい……それ以上に怖かったのだろうという後ろめたい気持ちと。 そして、もう後戻りもできないのだから――ならばいっそ、という半ば自棄のような気持ちと。
伸ばした腕は、貴方に届きはしただろうか。 届いたのなら、今度こそ。何度も何度も頭の中でそうしたように、貴方を抱き締めてみせよう。 ――そして、届かなかったのなら。或いは、引っ叩かれたのなら。 苦笑は消さずに、それでも貴方の顔をしかと見つめてみせようか。
張りそうになる虚勢も欺瞞も、今だけはぐっと堪えながら。 だって、自信に満ちた面持ちよりもきっと、ずっと。 必死になって見せた方が――貴方は、信じてくれるかもしれないという狡い考えも、あったけれど。]
(+8) 2015/11/27(Fri) 01時頃
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貴方の事が、ずっと好きでした。
――……"ゲイリー"・ノックス。
[……そう言えば、貴方は何と言うだろう。どんな目で俺を、見るだろう。 俺の妄想の中のように、笑ってくれるだろうか。 それとも、恐れていた通り、拒絶するだろうか。 あぁ、もしかしたら――そもそも、信じてすらも貰えないかもしれない。
怖くて怖くて、堪らない。貴方の返答なんて、ずっと来なければ良いとすら思うほどに。 それでもやっぱり、貴方の前では格好悪い俺ではいたくない。 だからせめて、声だけは震えないように……あぁ、でも息は震えてしまったから減点だ。 そう、不安も恐怖も、貴方に伝わる必要なんてない。
伝わって欲しいのは、ただ――あなたを想う、この気持ちだけ。]
(-5) 2015/11/27(Fri) 01時半頃
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/* えっまってまだログ読めてないんだけどミナキル女装プレイしてるのか?????????(がたぁん)
(-7) 2015/11/27(Fri) 01時半頃
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/* こくはくされた;;;;;;;;;;;;;;;ノックス君;;;;;;;;;;その言い方いいなあああああハッピーエンドのその先っていいかたすげーすき。。。すき。。。。。
(-19) 2015/11/27(Fri) 13時頃
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[僅かに荒げられた貴方の言葉>>+20に、驚きにと息苦しさに眉根の皺が少しだけ深くなる。 胸を満たすのは痛さとそして、ほんの少しの甘さ。 貴方が声を荒げる度に不安に慄き、そして貴方の気持ちの行方を想像しては小さな期待を抱いている――こんな事、貴方に知られればきっと失望されてしまうだろうが。
食い下がるのを、止める事は出来なかった。 きっと貴方に止めろと言われようと、身を引き切る事は出来なかっただろう。 俺の頭の中で繰り広げられる妄想は、いつだって 良い 結末にで終わってくれる。 何故ならそれは、その結末が訪れない事を知っているから。 だから、貴方の事を妄想するのではなく、"考える" 時には。いつも、 悪い 結末で、終わってしまう――今の、ように。
けれど、信じ切っていたその 悪い 結末はしかし、貴方のせいでぐらりと傾いでしまったから。 寄せられた貴方の眉>>+21は、あぁなんて……貴方には、似合わないのだろう、なんて。]
(+38) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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………、嫌なら引っ叩けと言った。 引っ叩かない限り俺は、……都合良く、取るからな。
[狡い事を言っている自覚はあった。 貴方は、そうそう人に手を上げられる人じゃあないと思っていたから――真偽は、別として。 けれどもしも本当に嫌なのなら、きっと引っ叩いてくれるのだろう。そしてそうすれば、まだ身を引く気になれる。
抱き締めた腕の中で、貴方がこちらを向く気配>>+22がする。 けれども今は、それは許さないと言うように腕に力を込めてみせた。 今は貴方の顔を見るのが怖い――自分の顔を見られるのが、怖い。
あぁ、でも。 暗がりの中、淡い色の紙から覗く、貴方の耳。 青白い光に照らされては仄かに朱に染まるそれは……とても、綺麗。]
(+39) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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悪いが、俺は嘘が苦手なんだ。 だから嘘なんかじゃあ……、ない。
でも今迄本当に気付かれてなかったのなら、俺も……頑張った、方かな。
[狼狽えるような貴方の声>>+23に、先の貴方の言葉をなぞるように静かに呟く。 未だ、貴方の手は飛んでこない。未だ、貴方は俺の腕から逃げようとしない。 その事に抱いた期待をさらに大きく、自惚れは更に深いものにして、貴方に見えない位置で目を細めれば抱き寄せた肩へと額を軽く押し付けた。
だから、俺の頭の後ろにあった金色の光には気付かない。 貴方の顔を見れていれば、その瞳に映る金色を見つける事も出来ていたかもしれないが――生憎、緩く回された貴方の手のお陰で、顔を上げる機会なんて完全に逸してしまっていた。
手を繋いでいた時よりも離れてしまった互いの距離は。 今は、それよりもずっと近くに。]
(+40) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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………、主人公は、貴方で。 お相手は俺の――そんな、話?
[貴方の返答>>+24は、俺の妄想の中なんかよりもずっとずっと素敵なもの。 言葉の選び方ひとつとっても、なんだかとても貴方らしくて――あぁ、やっぱり貴方の事が好きだと、そう実感させられる。
貴方の描く物語の結末は、いつだってハッピーエンド。 ……それは、俺が貴方の作品が好きな理由のひとつ。]
(-30) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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― 回想・幼少の頃 ―
[むかし、むかし。 まだ俺の背も小さくて、日本語以外は全く話せなかったような頃。 親の仕事の都合でフランスへとやって来ても、読めない書けない話せない、では友人なんて出来やしない。
いつも隅っこで、日本から持ってきた本を読んでいた。 その時はずっと日本に帰りたいと思っていたから、大っ嫌いな外国語の本なんて読もうとすらも思わなかった。
けれど、それにも限界がある。 持ってきた本はとうに読みきって、一冊の本をもう何度も何度も読んだ頃。 意地を張るのを諦めた俺が最初に手を出したのは、図書館で見かけた男の子が手に持っていた――絵本だった。]
(+41) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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[絵本は、元々好きだったから。 それに挿絵もあって、文も少なくて。最初に読むには、悪くないと思ったんだ。 それでも最初は読むのに随分苦労したが、読み終えた時の楽しさは何にも勝るもので――きっとその時欧州へと連れて行かれなければ、ここまで絵本を好きにはならなかったかもしれない。
その後、親に連れられては欧州を転々とした。イギリス、ドイツ、そしてまたフランスに戻って来たのがそれから数年後。 その後、日本に戻るという親と別れて俺はフランスの大学に進んだのだけれど、その時に一冊の絵本に出会う。
何だかんだで、一人で暮らすのは初めての事。 不安だって勿論ある中、ふと書店で取った絵本――メアリー先生の、絵本だった。]
(+42) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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[その前に読んだ絵本が、バッドエンドだったのもある意味良かったのかもしれない。 メアリー先生の描く物語は、俺に夢を見せてくれた。幸せな、幸せな夢を――俺の求めた、夢を。 その絵本を読み終えた後には、自然と顔が綻んだ。冷めた紅茶も美味しく思えたし、久々に両親に手紙でも出してみようかとも思えた……それも全部、その絵本のお陰。
それから、俺はメアリー先生のファンになった。 書店で見つけては買って帰り、本の世界に冒険に行く。 王子様も、お姫様も。みんなみんな幸せになれる、優しい世界に浸りに行く。
――その幸せの裏に、底に。 どんな昏いものが沈んでいるかなんて、見えないくらいに。 貴方の描くその世界は輝いていたんだ。
気分が沈めば、貴方の世界に "逃げに" 行く。 例えば王子に、例えば姫に。少年に、少女に、或いは動物に。 自分の姿を重ね合わせては、貴方の描く幸せがまるで……俺自身に降りかかってくるような、そんな錯覚を覚える為に。]*
(+43) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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― 歪なサイドストーリー ―
[……けれど、それは必ず醒める夢のようなもの。 絵本の最後のページを捲れば、そこに残るのは幸せな "気持ち" だけ。
最初はそれで、十分だった。 沈んだ気持ちはその一時のお陰で、すっかり消え失せてくれている筈だった。 なのに、何時からだろう。ページを捲るたびに、薄い金色の光が頭を過るようになったのは。 ――読み終えたその後に、胸が痛むようになったのは。]
(-31) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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[そう、全て全て "貴方の所為" 。 不思議な魔法で俺を誘い誑かす、悪い悪い魔法使いの所為。 けれどその人は俺の中では、誰よりも一番大切な人。
……なんて。
そんな事を考えてみては、その馬鹿馬鹿しさに苦笑する。 俺はただの "観客" で、物語を眺めているだけ――その中には、決して入れる事はない。]
(-32) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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[俺がお姫様に恋をしても、魔法使いに恋をしても、その相手はもう決まっている。 お姫様も王子様も、魔法使いも大臣も商人も、そして観客も。 皆が望みそして幸せになる道なんて最初から決まっているんだ――だから、俺は貴方の物語が好きなんだ。
だから 貴方 だって、そう。 俺の恋した貴方の相手は、俺なんかよりも――ずっと "相応しい" 相手が、居る筈なんだ。
俺はただの、"観客" に過ぎない。 故に俺の為の物語は、俺の求める世界には決してありはしない。 俺の好きなその世界には――俺の台本は、用意されていないのだから。]*
(-33) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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[青白い光が宙を舞う。最初は少なかったその光も、いつの間にかまるで星空のように。 より一層込められた貴方の腕の力に、呼応するように此方の腕にも力が篭って――ふと、持ち上げた視線の先。
見えた光は、まるで貴方のような淡い、……金色。
何百何千の中でたったひとつと言われる、その光に。 恋が叶うという、希望にも似たその光に。 そっと、無意識に。抱き締めた貴方の髪へと、頬を寄せる。]
(+44) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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………ゲイリー、後ろ。 ひとつ、金色がある――本当だったのかな、あの話。
[金色の光が逃げてしまわないように、声を潜め。 貴方がもう、それを見つけているなんて知らないから。 教えてあげなければと、近くにある貴方の耳に向けて、クスリと小さく笑みを零してそう告げる。
このツアーに参加しなければ、きっとこの恋は叶わなかった。 もしかしたらあの金色が、幸せを運んで来てくれたのだろうか……なんて。 そんな事を言ったら、貴方は笑ってしまうかな。]
(+45) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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………悪いが、やっぱり引っ叩いてくれないか。 何だか、その。…現実だっていう、実感が欲しい。
[そうして、抱き締める腕を漸く僅かに緩め。 そっと覗き込んでみた貴方の顔は、未だ赤みが差していただろうか?
まるで夢のように、とんとん拍子に話が進む。 望んだ通りの、幸せな未来に向けて進んでいくようなこの物語は、本当に現実なのかが不安な程。
だから、少しだけ戯けた口調でそんな事を言ってみて。 躊躇いがちに貴方の手をとれば、ひやりとした黒い手袋ごとその手を自分の頬へと押し当て。
"……冷たい" 黒い目を細めながら、手を伸ばせば届く距離の貴方に向けて、 嬉しげにそう、微笑った。]
(+46) 2015/11/27(Fri) 22時半頃
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柄じゃないと言うなら、俺もだよ。 けど、貴方にそれ以上何か頑張られたら死んでしまいそうだから、どうか……お手柔らかに?
[肩に押し付けられる頭に眼差しを柔らかいものへと変えながら、クスクスと遊ぶように言葉を交わす。 欲しくて欲しくて、けれど諦めていた物語を二人で考えるようなこのやり取りは、幸せながらも、少しだけ…冷たい照れ臭い。
こうして貴方と身体を合わせていたのなら、胸に熱いものがこみ上げてきて、感極まるという風に息を、吐いて。 もう少しだけと、長年押し込めてきた欲を少しだけ解放して距離を詰めてみたのなら、小さく震えた貴方の身体>>+65に少しだけ身体が強張るのは、いつもの事。 けれど、きっと嫌がられてはないのだと。いつもよりも少しだけ――いいや、多分に自惚れて見せながら、僅かに離れた貴方の顔を覗いた。]
(-68) 2015/11/28(Sat) 12時半頃
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こんな御伽噺なら、……大歓迎だよ。
流れ星も七夕も、叶った試しが無いのに。 ……今迄は願う強さが、足りなかったのかな。
[覗き込んだ先、未だ朱に染まる貴方の頬>>+66が嬉しくて、愛らしくて――愛おしくって。 そんな恨めしそうな視線を向けてみせられても、この気持ちは煽られるだけ。
今迄願った、どんな願いよりも強い願い。 そして、今迄の中で唯一、諦めていた……諦めきれなかった、願い。 流れ星も七夕も、いくら願っても叶った試しなんて一度も無かった。 けれどそれは、全てこの時の為なのだと思えば。 今迄の願いの分を積み立てて、この願いが叶ったのだとすれば。 それはきっと、俺にとって一番幸せな筋書きだろう。
青白い光が満ちる中、夢のような心地で貴方の手に擦り寄り。 やはり身体を強ばらせる貴方に僅かに口元を緩めて、軽口じみた願いを投げてみたのなら――]
(+84) 2015/11/28(Sat) 12時半頃
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――……〜〜〜〜ッ、
[瞬間、零になった距離。 頬へと押し当てられる柔らかさに、暖かさに、一気に熱が集まる。 幸いにも、あまり顔に出ない質ではあったから、内心の動揺は悟られなかったと信じたいが……果たして、どうだったか。
俺の目線よりも僅かに下にある貴方の瞳を見つめてしまえば、コクリと小さく喉が鳴る。 傾げられた首>>+67には視線を揺らし、急にこの距離に緊張を覚え始める始末。
本当ならば、今すぐ顔に手を当てて、頭を抱えて蹲ってしまいたくらい。 けれど今ここで――貴方の、前で。そんな醜態を晒すわけにはいかないだろう?]
(-69) 2015/11/28(Sat) 12時半頃
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………………湧いた。
[それ以上は、何も言えず。 取った貴方の手を強く握り締めながら、ポツリと零せばぎゅ、と唇を引き結ぶ……そうでなければ、だらし無く口元を緩めてしまいそうで。
あぁ、けれども貴方の事が少しだけ恨めしい。 そんな事をされてしまえば、そんな距離を知ってしまえば。 もっと、また、と。そう、願ってしまうじゃあないか。]
……冷えてきたし、そろそろ戻ろうか――金色のスノウフェアリーも、見れたし。
[先程、俺に触れた貴方の唇。 柔らかそうな――事実柔らかかったのだが――その唇についついじっと見つめてしまえば、慌てて視線を逸らして。
出発してから、どれ程経っただろう。 夜の森は冷えるから、貴方の身体が冷えてなければ良いのだけれど、と。]
(+85) 2015/11/28(Sat) 12時半頃
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[そうして、取った手を自分の頬から少し、離し。 握ったままの手に視線を向けて、一言だけ。]
――……手を。 握っていても、…構わないかな。
[もう握っているだろうと自分で思いつつ、それでも返ってくるのが拒否の言葉でなければよいと、そう願い。 駄々をこねるように貴方の手を握る力を、少しだけ強くする。
だって、だって。 もうこの手を離す理由なんて無いのだから――離したく、無かったんだ。]
(+86) 2015/11/28(Sat) 12時半頃
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[ ――強く、願っていたとも。 貴方の下がった眉>>+87に頷きながら、眼鏡の奥の双眸を緩めてはひとり、貴方を想っていた夜を思い出す。 叶わないと知っていたから、………思い込んでいたからなのかも、しれないけれど。 しかし確かに、例え蓋をして見ないふりをしていたとしても、願いの強さは大きいものだった。
けれども貴方の "頑張り" は、俺の予想を遙かに超えていて。 あぁまったく、今日は貴方に驚かされてばかりだと。先程も思ったそんな事を考えながら、近付いた貴方の姿を瞳に映す。
ふわりと揺れる、貴方の睫毛。 数多の光に淡く照らされる柔らかそうなそれを捉えては、こんな近くで貴方の顔を見た事なんて無かったと感動じみた思いを抱き。 まるであの幻の光の如く淡く揺れる、その髪に触れる黒い手袋に――金と黒とのその色の、差に。 くらりと何故か、眩暈を覚えた。
相変わらずの貴方の謝罪の言葉>>+88には、小さく肩を竦めて笑う。 まだ緊張は抜けていなかったから、どこかぎごちない笑みになってしまったのはどうか、許して欲しい所。]
(+95) 2015/11/28(Sat) 20時半頃
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