人狼議事


212 冷たい校舎村(突)

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【人】 寡婦 パピヨン

─ 前日・保健室 ─

[男子を差し置いて保健室で寝る って
それは心苦しくもありましたし、
正に"女扱い"といった感じで、
内心反発めいた考えもありましたけれど。

だからといって、文句は言いません。
気遣ってくれているのは確かでしょうし、
それに、いくら否定しようと、私の体は女のもの
下手に意固地になって教室に居ようとすれば、
変に気を遣わせるのは想像に難くありません。

だから、他の女子と一緒に、保健室へ。
ベッドは、幾つあったかしら。
四人分、あれば良いんですけれど。
もしベッドが狭そうなら、きっと
ソファででも寝ようとしたでしょうね]

(5) 2017/03/14(Tue) 00時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[何処で眠るにしたって、
寝る時ばかりは、帽子を取っていたでしょう。
随分短くなってしまった黒髪に、
額の傷跡を隠す為に貼られた、ガーゼ。

傷について、詳しい事は言っていませんでしたから
人によっては、私が何故帽子を被っていたかも
知らないかもしれません。
もしかしたら、額のガーゼは、
他の人達にとって、不可思議な物だったでしょうか。

そういえば。昨日は、病院の日でした。
早く帰ってきて なんて言っておいて
まさか、私の方が帰られないだなんて。
……お父さんは、心配しているかもしれません。
それとも、問題児が居なくなって、清々してるかな*]

(6) 2017/03/14(Tue) 00時半頃

【独】 寡婦 パピヨン

/*
帽子が取れたのはそこに居るのが女子だけだったからですというのをロルの中に入れ忘れました…

(-6) 2017/03/14(Tue) 00時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

─ 回想・おかあさん ─

[その"女"に会ったのは、
文化祭の興奮も冷めやらぬ、ある日の放課後の事でした。
色々な雑用が重なり、帰りが遅くなって
早く帰らなければと、足早に帰路に着いていた時の、話。

突然、後ろから声をかけられて
聞きなれない女性の声に、何か聞きたい事でもあるのかと
愛想よく返事をして────

相手の顔を見た私は、表情を固めたのです]

[私と、そっくりの、顔]

[言葉を失くして、私は立ち竦みます。
さらりと揺れる、長い髪は。目の前の女性にも。

それだけで、"身内の誰か"という仮定が出てきて
それでもまさか、それが" "だなんて、思いもせず]

(16) 2017/03/14(Tue) 00時半頃

【人】 寡婦 パピヨン



 …………何か、御用ですか?

[ほんの少し、警戒しながらの言葉。
女は意味深に、朱い唇を吊り上げます。

下品な、あかいろ。
顔も、体型も、髪型も。
どれもこれも似通っているのに、
服装は、身に纏う雰囲気は、私とは真逆。
水商売をしている女性って、こんな感じなんでしょう。
正に、イメージ通りの姿がそこに。

知り合いだと、思われたくありませんでした。
だから私は、近付こうとしなかったのに。
女は、カツカツと高らかに足音を響かせながら、
私に近付いてくるのです]

(17) 2017/03/14(Tue) 00時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

 
          「 大きくなったわね。
            お父さんは元気? 」
 

(18) 2017/03/14(Tue) 00時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[如何にも、私の事を知ってる様な言い方。
それを怪訝に思うより前に、
媚びた視線が私をじろりと睨め付けるのです。

その時の、気持ち悪さといったら!

逃げようと、後退った私の腕を
女はぎゅっと抱き寄せ笑います。
三日月みたいな、あかいろ。
その唇から溢れるのは、あまい、声。

それだって、私のそれに似ていて]

(19) 2017/03/14(Tue) 00時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

 
「 お母さんね、お父さんと寄りを戻したいの。
  ねえ、貴女からも言ってちょうだいよ。

     そもそも、血の繋がらない男女が
     一つ屋根の下、二人暮らし、なんて
     そんなの、問題じゃあない?     」
  

(20) 2017/03/14(Tue) 00時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[ ──── おかあさん。
言われて、私は女の顔をじっと見詰めました。

私に、よく似た顔。
いいえ、私が おとな になったなら
きっと、こういう顔になるんだろうと、そんな…]


          ……おかあ、さん…?

[遠くに行ったと聞かされていた、母。
こんなにも似ていなければ、
この女の言葉を信じる事も無かったでしょう。

頭でいくら否定しても、駄目なんです。
私の顔が、髪が、体が。
この人との繋がりを、証明している]

(21) 2017/03/14(Tue) 00時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[ねえ、お父さん。
遠くに行ったって、そういう事だったんですか。
ねえ、お父さん。
血が繋がってないって、どういう事ですか。

私は、媚びるしか能の無い、この女とだけ、
血が繋がっているって、言うんですか。

お父さんを騙して、
今尚食い物にしようとしている、この女とだけ。

──── だったら、私も
こんな風に、なるの かな?]

(22) 2017/03/14(Tue) 00時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

 
          [ それだけは、絶対に 嫌! ]
 

(23) 2017/03/14(Tue) 00時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[私は、走って逃げ出しました。
無理矢理渡された連絡先は、
どうしようもなくて、今でも机の引き出しの中。

母に会った事は、
級友には勿論、父にだって、言えません。
無かった事にしようと、何度思った事か。

けれど、この顔がある限り、私は忘れられません。
あの"女"の、汚れた血が、この身に流れる事実を]

(24) 2017/03/14(Tue) 00時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[だから私は、"女らしさ"を棄てたのです。
少しでも、"アレ"から遠ざかる為に。

少しでも、真っ当な人間に、近付ける 様に、]

(25) 2017/03/14(Tue) 00時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

 


            [そんなの無意味だって、解ってるのに*]

(26) 2017/03/14(Tue) 00時半頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2017/03/14(Tue) 01時頃


【人】 寡婦 パピヨン

─ 翌日・保健室 ─
 
 …………あれ?

[習慣とは恐ろしいもので、
アラームが無くとも、私が起きたのは、いつも通りの時間。
多分、早起きな方だと思います。
だのに、一緒に寝た筈のささらと莉緒の姿が見えなくて。
引っ掛かりを覚えながらも、トイレかな? って
今は危機感も無く、そう思うだけで

最低限身だしなみを整えて、帽子もちゃんと被って。
もうすっかり人前に出られる格好になっても、
彼女達は帰っては来ません。
幾ら経っても帰ってこない二人が、心配になって
ふらふら、歩き出します。

そこに、悠も一緒に居たでしょうか。
彼女がそこに居て、起きていたなら、
彼女も誘って、二人を探しに出かけたでしょう]

(88) 2017/03/14(Tue) 15時頃

【人】 寡婦 パピヨン

[チャイム>>#0が聞こえたのは、その頃。
啜り泣きが囁き声に変わったのも、その頃>>14

一瞬驚きに体が強張りましたが、それだけ。
動揺は必要以上に表に出さず、深呼吸。

ひそひそ ひそひそ。
何処かで、誰かが内緒話をしています。
場違いだとは解っていますが、一月前、
私が帽子を被って登校し始めた頃の、
周囲の反応をちらりと思い出しました。

遠巻きにされる感覚。
それが嫌かと言えば、そうではなくって。
責められる様な心地になる啜り泣きよりは、ずっとマシ]

(89) 2017/03/14(Tue) 15時頃

【人】 寡婦 パピヨン

 

 ……いない……、

[ ────、

一番近くのトイレに、二人の姿はありません。
やっぱり っていう気持ちと、煽られる焦燥に
その場を離れる歩みは、足早になって。

──── 男子に知らせなくちゃ。
こういう時、結局男手を頼ってしまう辺り、
本当に、情けないものだとは思いますが。
二人を探すなら、人手は多い方が良いに決まってるから
そうやって、自分自身に言い訳をして。

教室に向かおうとした足は、ピタリと止まりました]

(90) 2017/03/14(Tue) 15時頃

【人】 寡婦 パピヨン

[走り出そうとした、視界の隅。
捉えた青色に、小さな違和感。

振り返るみたいに、そっとそちらを向くと、
無造作に倒れるマネキン>>2:573が、目に入りました。

視界の隅に映った青色は、どうやらマフラーみたいで
しかもそのマフラーは、赤く染まっている様子です。
覚えた違和感は、きっと。それだったのでしょう]


 ────……、

[震える足で、"それ"に近付いていきました。

 チョコバナナを握りしめる、マネキン。

そのマフラーにだって、体躯にだって、
見覚えが、あって]

(91) 2017/03/14(Tue) 15時頃

【人】 寡婦 パピヨン

[………………莉緒?

口から滑り落ちそうになる、言葉を
唇を噛み締めて、ぐっと飲み込みました。

青に滲むあかいろが、鈍く、てらてら、光って
妙に目に残る、その光景を見詰めながら
私は暫く、そこに立ち竦んで*いました*]

(92) 2017/03/14(Tue) 15時頃

【人】 寡婦 パピヨン

─ 保健室 ─

 
 おはよう。
 ……私より早い人も、居るみたいだけどね。

[起き出した悠>>104には、微笑みを向けて挨拶を。
けれど先に起きたらしい二人の事を思い出せば、
その笑みはすぐに消えて、つい、眉が下がります。

どうやら彼女も、居なくなった二人を見過ごせないらしく
探そうと提案されれば>>105、勿論、肯きました。
丁度私も、同じ事を考えていましたから。

チャイムの音に、スマホを見る悠>>106に倣って、
私も半ば反射で自分のそれを開きました]

(123) 2017/03/14(Tue) 20時頃

【人】 寡婦 パピヨン


 ……日付、変わってない。

[時計が狂ってしまったのでしょうか?
いいえ、そんな筈はありません。
誰かの精神世界に居る所為だからでしょう。

……此処に居れば、
おとな にならなくて、済むのかしら。
あんな、薄汚い おんな にならなくて、良いのかしら。

薄暗い考えは、今は無視してしまいましょう。
優先すべきは、今は居ない二人の事。
……それに、幾ら時が止まっていたとしても
こんな学校じゃ、落ち着けませんし ね*]

(124) 2017/03/14(Tue) 20時頃

【人】 寡婦 パピヨン

─ 廊下 ─

[トイレを見ても、保健室付近を探しても、
二人の姿は見えません。
何処を探したら良いだろう、人手はもっと必要かしら
ぐるぐる、そんな事を考えていた所に、
救いの手が差しべられました>>107

ぼんやりとでも、居場所に心当たりが出来れば、
希望が出来たみたいな心地で]


 ……そっか。
 解った、行ってみよう。

[ささらが絵崎先生の補習を
受けていた事は、知っています。
逆を言えば、私はそれしか知りませんでした]

(125) 2017/03/14(Tue) 20時頃

【人】 寡婦 パピヨン

[噂話とか、恋バナとか。
そういうものは、元々、何処か他人事に感じられて
嫌いでもないし、苦手でもありませんが、
積極的に参加したりっていう事も、無くって。

……今にして思えば、禄に恋もした事がありません。
でも、それは私にとって、幸運でした。
"誰か"を好きになってしまっていたら
きっと、きっと、私は自分の性を意識してしまって

今よりもっと、辛い思いをしていたでしょうから]

(126) 2017/03/14(Tue) 20時頃

【人】 寡婦 パピヨン

[ささらが美術準備室に居る理由を、
私は察する事が出来ませんでしたが、
悠がそこに向かおうとするなら、引き止めはしません。

場違いな青色に足を止めたのは、不可抗力。
そのまま、彼女の後に付いて行くべきだったのに。
見えてしまえば、無視なんて出来るわけもなく。

物言わぬマネキンを、じ っと、見詰めて
悠の声>>108も、何処か遠く。

手を取られれば、反射的に此方からも、手を取って
縋る様にしては、駄目。
"ちゃんとしなくちゃ"。
女々しくしてちゃ、絶対、駄目、だから。

私は、震えを隠して、悠を見ます]

(127) 2017/03/14(Tue) 20時頃

【人】 寡婦 パピヨン


 ……居なくなった人の、代わりみたいに
 こうやって、マネキンがあって。

 ……って、いう、事は。
 此方で死ねば、帰れるのかな?
 マネキンは、帰っちゃった人の、代わり、じゃない?

[これは、推測とは違う。
ただ、"そうであって欲しい"と 思っただけ。
……そうじゃなかったら、
居なくなった人達は、どうなったか
考えるのが、怖くて、怖くって。

"だったら、怖い事なんか無いよね"。
言って、笑うつもりが、どうしてだか、出来なくって]

(128) 2017/03/14(Tue) 20時頃

【人】 寡婦 パピヨン


 …………そうやって考えるのは、変かな。
 
 だって、でも……
 この中の誰が"ホスト"でも、その人が
 皆を傷付けようとしているなんて────…
 
[考えたくない。
続ける言葉は、微かに空気を震わせるだけで。

ふらふらと、何処か頼りなげに
悠に付いて、歩き出そうとしたでしょうか*]

(129) 2017/03/14(Tue) 20時頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2017/03/14(Tue) 20時頃


【独】 寡婦 パピヨン

/*
20人に1人云々とか、この子がどう感じるかイマイチ判然としない…
下手に突っつくとちがうなあってなりそうで、拾えないやつな……

(-35) 2017/03/14(Tue) 20時頃

【人】 寡婦 パピヨン

[強がってる<<179、とか そういうの
大和蝶美には、似合わないんじゃないかしら。
だから、それに気付かれてしまうのって、
結構、不本意だったり、するんですけれど。

色々、考える事が多くって
衝撃的な事も、多くって。
どうにも、取り繕うのが難しいもので]


 ……だよね
 そう思える、よね。

[都合の良い解釈だと、私もそう思います。
端的位に言って、"死ねば戻れる"っていうなら
それはそれで、酷い話だと憤りも覚えますが。

……目の前のコレが、
つばさが、莉緒が、本当に死んでると考えるよりは、ずっと]

(208) 2017/03/14(Tue) 23時半頃

【人】 寡婦 パピヨン



 うん。解ってる。
 ……ごめんね。私、平気だから。
 あんまり、心配しないで。

[言い聞かせるみたいな言葉>>180は、
きっと私を宥める為に言ってくれているのでしょう。
ああ、これじゃ逆じゃないですか。
安心させるみたいに、笑いたくっても
こんな状況じゃ、作り笑いも難しくって。

大丈夫という彼女に、肯きます。
これ以上、心配させない為に。
足取りはきっと、少しずつ、普段通りに戻っていって]

(209) 2017/03/14(Tue) 23時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[……教室へ向かう途中、那由多>>192に出会いました。
昨日、あんなやり取りをしましたけれど
気不味いとかは無くって、ただ、謝らなきゃな なんて
>>193がマネキンの話をしている間、考えたり。

こういう事を伝えるのも、私の役目なのかもしれません。
マネキンになった彼女達が帰ったと思うなら、
もっとしっかりしなきゃとも、思うのですが。

何となく、ふわふわ していて]


 帰ったんだと、思うよ。

[二人の会話の邪魔にならない様に、
暫くは口を噤んでいた所に。
問いかけ>>202が聞こえてきたものですから、
まるで、断言するみたいに、強い口調]

(210) 2017/03/14(Tue) 23時半頃

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