198 冷たい校舎村4
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― 二日目夜 ―
[あの後、宍戸くんと二人で教室まで戻った。 その間他愛のない会話でもしただろうか。 現実に戻ったわたしの気持ちはちょっと沈んでいたけども。
教室に戻って寝る場所が決まった事はさっちんから聞いただろう。 女子は校長室で寝るらしい。 そういえば校長室なんて入った事なかったな。
こんな状況なのにわたしはちょっと浮かれた気持ちになった。 この時は次の日に起こる惨状をまだ知らなかったから仕方ない。
須賀くんの事は心配だったけど。 でもわたしは人形も見てないからどこか他人事だったのだ。 二日目の、この段階までは*]
(88) 2016/09/19(Mon) 13時頃
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― 現在:校長室 ―
……また。
[どうして”また”っていうの。 今まで誰も死んでないよね。 メールの子は死ぬって言ってたけど、でも死んだのを見たわけじゃない。
血の海は見たけど、そこにあったのは人形なんでしょ。 限りなく死の匂いは漂ってはいるけど。 でもまだ、誰も死んでないよ。]
死んでないよ、誰も、まだ。
[ぽつり、と呟いて。 それから小さくわたしは頷いた。]
わたしも行く。
[ハルちゃんを追いかけるようにわたしも校長室を出ていった。]
(89) 2016/09/19(Mon) 13時頃
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― 3階:職員室前 ―
[現場はすぐそこだった。 皆の騒ぐ声が聞こえる。
そして飛び込んでくる鮮烈な赤。
は、とわたしは息を飲んで自分の手を見た。 昨日わたしの手を染めたあの赤と同じだ。
さゆりちゃんはシャワーに浴びに行くという。 何人かは昇降口に行くんだって。 そこには同じような状態のアカリちゃんがいるって。
わたしは俄かには信じられなくて。 呆然とそこに立っている。]
(90) 2016/09/19(Mon) 13時頃
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[あれは人形だ。 だって関節がおかしい、球体関節っていうんだっけ。 とにかく人間のそれじゃない。
あれはお人形、来島くんじゃない。
そう思いたいのに来島くんの面影が確かにそこにあったから。 だからわたしにはリアルな死として脳内に焼き付いてしまった。
ふらふらと近づいて。 血が制服につくのも気にせずにしゃがみ込んでお人形に触れた。 冷たくて硬い。]
(91) 2016/09/19(Mon) 13時頃
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[文化祭の準備をしている時。 衣装班はもう必死で徹夜寸前まで追い詰められていた。 そんな時、来島くんは差し入れを持ってきてくれた。 それは栄養ドリンクで。]
え…ありがとう。 わたしこういうの飲むの初めてだなぁ。
[ちょっと予想外の差し入れだったからぱちり、と瞬きをしながらそう言ったのを覚えてる。 その時、差し入れを受け取る時。 ちょっとだけ手が触れ合った。 男の子らしいごつごつとした手。 わたしの手とは違って大きくて暖かくて少し硬い手。]
(92) 2016/09/19(Mon) 13時頃
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[冷たいくて硬いこれは本当に来島くんなの? あの時は全然違う。 違うのに、ああ、これは来島くんなんだって。 どこかで感じているわたしもいる。]
……毛布、取ってくる。 このまま置いておけないよ、せめて何かかぶせて。
[隠さなきゃ、来島くんがかわいそう。 違う、違うよね。 これをずっと見ているわたしが辛いだけだよね。
わたしはこの非現実から目を背けたくて来島くんの人形を隠したいだけなんだ**]
(93) 2016/09/19(Mon) 13時頃
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/* 来島くんもアカリちゃんも落ちロルがかっこよくてもう。 そして次はわたしなんだけど、どうしようなんも考えてない。
(-26) 2016/09/19(Mon) 13時半頃
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……かわいそう。 そうだね、運ばなきゃ。
[倒れているあれは人形なのに。 わたしはもうそれをすっかり来島くんだと認識して。 だからそこに放置出来ないと思っているし、かわいそうだと思うし。 それに怖いと思っている。]
茅原くん。
[ハルちゃんが茅原くんの名前を出してすぐだっただろうか。 茅原くんが来て、すぐに状況を理解したみたいだ。
茅原くんが人形を運ぶという。 手伝った方がいいんじゃ、と思ったけど。 非力なわたしは手伝うよりもここの片づけをした方がいい。]
(146) 2016/09/19(Mon) 19時頃
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わかった、片付ける。 茅原くんも無理しないでね。
[茅原くんと、手伝う誰かがいればその人を見送って。 わたしは校長室へと入っていった。 毛布を一枚抱えて戻って、血溜まりに毛布をばさっと置いて。 それから思いっきり床を拭っていく。 昨日の雑巾と違って毛布は分厚いから昨日見たいにすぐには手は赤くならない。
わたしは一生懸命床を拭いて死の痕跡を消していく。 まるで来島くんの存在を消していくみたい。
なんだかそれは悲しいなって思った。]
(147) 2016/09/19(Mon) 19時頃
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……あの人形、来島くんみたいだった。 わたし達もああなっちゃうのかな。
[人形になって死んでいくんだろうか。 その時、わたしの為に誰か悲しんでくれるのかな。 そうだといい。 そうじゃなかったらあまりに悲しい。
悲しい、そうかわたしは悲しい。 悲しくて怖くて。 だからわたしの目は潤んで、でも泣きたくなかったから。 ぐい、と目元を拭ったら赤い汚れが顔を汚した*]
(148) 2016/09/19(Mon) 19時頃
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― 3階:職員室前 ―
[一生懸命廊下を掃除してたらさっちんが戻って来た。]
……わたし、これくらいしかできる事ないから。 それに、掃除も二回目なら慣れてるし、ね?
[この気持ちの悪い匂いも、ぬるぬるとした血液特有の感触も。 もう二回目だから平気。 平気。
本当は平気じゃない。 気持ち悪い怖い。 でもそんな事言えない。
さっちんの手がわたしの顔に触れた。 一瞬身を引こうとしたけど、でも思いとどまった。 わたしが逆の立場で、もし拒否されたら傷つくかなって思ったから。]
(173) 2016/09/19(Mon) 21時頃
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アカリちゃんの、マネキンが?
[グラウンドに倒れていた、らしい。 きっと来島くんのように血塗れなんだろう。 ああ、でも外は雨が降っているから血はすっかり流されているのかもしれないけど。]
……死ぬと、人形になっちゃうの。 そう。
[この世界での死っていったいなんだろう。 こんなに血に塗れて。 苦しいんだろうか、痛いんだろうか。 わたしも死んだらこうなっちゃうのかな。
わたしは死ぬのは怖い。 でも。 死ぬよりもここに残される方が怖いんじゃないのって。 なんでかそう思ったんだ*]
(174) 2016/09/19(Mon) 21時頃
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[床はもうほとんど血は残っていない。 大方片付いて、それからこの毛布をどうしようって悩んで。 悩んでたら声が聞こえてきた>>176]
茅原くんとさゆりちゃんはお人形を運んでる。 そこの職員室。
[すぐそこにある職員室を指さした。 それから続いた言葉には首を横に振った。 わたしは何も知らない。 朝比奈くんの言う事も、さっちんの言う事も。 どちらも非現実的で。 でも今とても非現実な状況だから、どっちもあり得るんじゃないかって。 そう思うくらい。]
(181) 2016/09/19(Mon) 21時半頃
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……じゃあ、朝比奈くんは帰るために死にたい? わたしは嫌だな。 死ぬって怖い。
[それにこの世界を作った子は現実で死にたいんだ。 なのに死んだらこの世界を追い出されるんでしょ。 それってどうしてかな。 その子は本当は死にたくないのかな。 死なずにこの世界にしがみついていたいのかな。]
外、そっかアカリちゃんグラウンドにいるんだっけ。 窓は開かないし、扉も無理だし。
[わたしは実物を見てないけど。 でもアカリちゃんが雨にぬれっぱなしは嫌だなとは思う。 だからと言って打開策は何も思い浮かばなかったけど。]
(182) 2016/09/19(Mon) 21時半頃
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死んでまでわたしは戻りたいか分かんない。
[ふらり、とわたしは立ち上がって。 それから手を洗ってくる、と血に濡れた毛布を抱きかかえて歩き出した。
元の世界に戻る為には死ぬ必要がある。 それを知って、わたしはどうするの。 死んでまで戻る価値があの世界にはあるの? 分からない。 分からないけど、でもこの世界にしがみつく理由もないんだ*]
(183) 2016/09/19(Mon) 21時半頃
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[歩くわたしの背中に言葉が刺さる>>198
殻に閉じこもったまま生きていくの。 わたしはこの世界を怖いと思っているのに。 この世界から出るのも怖いんだ。
でもわたしはそれを口に出せなくて。 だから黙ったままその場を立ち去った。]
(204) 2016/09/19(Mon) 22時半頃
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― 女子トイレ ―
[毛布を捨てられるほど大きなゴミ箱はここにはない。 隅っこにでも置いていたらいいのかもしれないけど。 誰かが見たら嫌な気持ちになるかもしれない。 だって赤く染まった毛布なんて見るのも嫌でしょ。
わたしは掃除道具入れを開けてその中に毛布を突っ込んだ。 それから手を洗った。 昨日と同じ。 何度も、何度も手が真っ赤になって擦り切れそうになるまで洗った。
それでもわたしの赤い血で汚れているような気がした*]
(205) 2016/09/19(Mon) 22時半頃
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― 回想:恋ってなんだろう ―
[一年生の頃、一度だけさっちんに聞かれた事がある。 恋をするってどんな感じ、って。
それを見た時、わたしはとても困ったんだ。 どう説明したらいいのか分からなかったから。
どきどきする。 ふわふわする。 声が聞けた、姿を見かけた、名前を呼ばれた。 嬉しくて胸がほわっとするんだ。
そう返信しようとして、でも止めた。 だって恋ってそれだけじゃないから。]
(210) 2016/09/19(Mon) 23時頃
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『しあわせだけど、辛くて、泣きたくなって。 そしてとっても我儘になってすごい自分勝手になる。
恋をすると変わる。 わたしがわたしじゃなくなったみたいって、時々思うよ。』
(211) 2016/09/19(Mon) 23時頃
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[メールはそう返した。
わたしは恋をして変わった。 それはいい事でもあるし、悪い事でもあった。 母の望む人形でいる事が苦しくなった。 それが一番困った事。 家にいるのが居心地が悪くなった。 隠し事をしているから、きっとそのせいもあるんだろう。
好きな男の子がいるって知られる事が怖かった。 だって母の望むかわいい女の子はこんな生々しい感情を認めはしない*]
(212) 2016/09/19(Mon) 23時頃
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― 女子トイレ ―
[一生懸命手を洗っていたらハルちゃんに止められた。 まだ、爪の間とか指紋の隙間とかに血が残ってるような気がしたけど。 でもそんな気のせいだって分かってる。 わたしの手は綺麗だ、大丈夫。]
わたしは怖いよ、死ぬのが怖い、あんなに血をいっぱい流して。 苦しいよね、痛いよね、それが怖い。 でもね、それよりも、
(220) 2016/09/19(Mon) 23時半頃
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わたしは人形になりたくないの。
[振り返って私は言った。 声は震えていた。 それは怖いからじゃない、漏れる感情を抑えていたから。
ハルちゃんは少し苦い顔をしていた。 それはいつものハルちゃんに見えた。]
ハルちゃんはこの世界を作ったのがわたしだと思ってる? 違うよ、だってわたしは文化祭たのしかったもん。
でもね、死にたいって思った事ある。 お人形になるのも、なんだかわたしみたいだなって思う。 だから、わたしがこの世界の主じゃないって言いきれない。
[ハルちゃんと向かい合うわたしの顔は真面目だ。 何時もの柔らかい笑みはそこにはない*]
(221) 2016/09/19(Mon) 23時半頃
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[篠崎ひな子はかわいい。 かわいくて、まるでお人形さんのようだね。
わたしはその言葉が大嫌いだ。
人形である事を望んだのは母。 わたしは母のかわいいお人形。 大人しくて従順で女の子らしくてかわいいお人形。]
(346) 2016/09/20(Tue) 15時頃
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[でもわたしだって泥んこに塗れて遊びたかったよ。 子供頃、ヒーローごっこが流行ってた。 でも母はそういった遊びを嫌がってやらせてはくれなかった。
着せ替え人形やお絵かきやままごとばっかり。 わたしは泣いて嫌がった事もあったけど。 でもそういう時に泣くと母はとても悲しそうな顔をしたから。 だから気づけばわたしは泣く事もなくなった。
大きくなった今なら分かる。 わたしは母の理想の具現化なんだ。]
(347) 2016/09/20(Tue) 15時頃
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― 女子トイレ ―
代わりにお人形になるの? そう、でもわたしは嫌だよ、どっちでも。
[もう既にお人形なのに、この身体まで人形になるなんて。 なんて皮肉だろう。
それにわたしはこの世界から戻りたいのかも分からないんだ。 血は生々しくて匂いも感触もまるで本物だし。 人形だって、人形なのに本当に死んでいるみたいで。 怖くて怖くて堪らないのに。
でもわたしは帰りたいのか分からない。]
(348) 2016/09/20(Tue) 15時頃
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……絶対違うって言える人、いるのかな。 ハルちゃんは言える?
この世界は自分が作ったんじゃないって、言える?
[もし、深層心理がこの世界を作ったのだとしたら。 自分では思ってもいなかったモノが表面化して、この世界を作ったのかもしれない。 そうだとしたら絶対に自分じゃないって言いきれる人は少ないんじゃないかな。 それだけ自分に自信がある人って、きっとそんなにいない。]
(349) 2016/09/20(Tue) 15時頃
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[ハルちゃんが一歩、こっちに近づいた。 わたしはなんだか気圧されてじり、と後ずさりをしたけど。 でも視線に威圧感はなかったから。 だからそれ以上下がらずに真っすぐにハルちゃんを見つめた。]
わたしの”かわいい”はつくりものだから。 でもそれ以外のわたしにはなれないの。
[母が望んだ理想の女の子像。 もうそれ以外のわたしなんて想像も出来ない。]
(350) 2016/09/20(Tue) 15時頃
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ハルちゃんはかわいい子は、嫌い? 苦手?
わたし、同性から嫌われる事あるから。 ぶりっこだって、言われる。
[好きな男この子がわたしの事好きだって。 そんな理由でぶたれた事もある。 別に好きでかわいいわけじゃないのにね。]
でも、わたしは嫌いな人なんていない。 文化祭はたのしかったし、みんなの事すきだよ。
[それは本当にそう思ってる。]
(351) 2016/09/20(Tue) 15時頃
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そうだね、好きなものでいっぱいにしたいよね。 だったらこの世界を作った子はどうしてこんな世界にしたのかな。
文化祭たのしくなかったんだよね。 なんで文化祭なんだろ。
お人形は死体よりいいけど。 でもなんで血はこんなにリアルなんだろ。
[ハルちゃんにだって答えは出ないだろう問いかけ。 多分、この世界の主だというその子にだって答えは出ないんじゃないかなってそう思う。
夢って好きな事だけみていられるわけじゃないんだよね。 嫌な夢や怖い夢だって見る事はあるんだ。 きっとこの世界は悪夢に近いものなんだろうな。]
この世界を作った子はここにいてたのしいのかな?
[たのしくなかったら、なんでこの世界を作ったんだろうね*]
(352) 2016/09/20(Tue) 15時頃
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― 女子トイレ ―
[別にわたしはハルちゃんを問い詰めたりとか、そんなつもりはない。 ただ思ったままに言葉を垂れ流してるだけ。]
きっと、みんな同じなんだよ。 だからこの世界を作ったのは自分じゃないんだって言えないんじゃないかな。
[きっと誰にだって悩みはある。 だから絶対違うって言いきれないんだろう。 わたしはそう思うんだけど。 でも皆に聞いて回ったわけじゃないからただの想像だ。]
(375) 2016/09/20(Tue) 19時頃
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