25 仮面舞踏会
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[頭痛を治める為に、黄金の気泡さざめく液体や、薄い琥珀ではなく、重厚なカットグラスに透明でいて濃密な一杯のアルコールを給仕から受け取った。
シャンデリアの灯りが揺れている。 酒量の問題ではなく、意識が混濁する事があるゆえに。 おのれの正気を確かめるため、手元をみるが右手の指はまだ震えてはいない。寒気も無い。のらりくらりとセシルの決闘をかわしている理由は幾つかあったが、その内の一つが時折やってくる手の震え。
──何故、おのれと決闘等求めるのか。ひとつの心当たりを、この仮面の集いに乗じて確かめるのも良いかもしれない。]
(4) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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[先の戦争で、バーナバスは主君である公爵と共、劣勢にあった戦局を打開すべく、交渉のため女王の居る敵国の本陣へと渡った。交渉は公爵と女王のラブロマンスが絡んで半幽閉に近い長期滞在に及んだ。
結論を言うなれば、女王の病死で戦争は終わった。 それは流行病か、毒殺か。疑惑が掛かるが、公爵もまた敵地で床に伏せっており。女王の息子との決闘に勝ち、最後に交渉を纏めたのは、バーナバス。帰国して間もなく、公爵は死亡した。]
(6) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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[公爵は、おのれの命をかしての刃による女王の暗殺を目論んでいた。 バーナバスは、主に隠れ、刃ではなく女王の緩慢な毒殺死を望み、女王と閨を共にしていた公爵もその毒で死んだ。]
──その真実を知るものは、 居らぬはずだが、さて。
[と言うのは、今、セシルには聴こえぬ呟き。]
(-8) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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[宴は夜明けとともに終わるのではなく、此れからがはじまりと言わんばかり、花火があがった音にハッとして視線を上げた。
感じたのは、銃で撃たれたような衝撃、背筋が凍るような。 何時の間にか、大窓の玉座に第二王子の姿は無い。 男が、第四王子の身を案じたのは、彼が連れていた王女の軽率な振る舞いが気になったからだけではない。呪いの仮面をヴェスパタインが手に入れたと言う噂が、耳に伝わっていたからでも有り。
──グラスを返し、唇を歪めた。 時間の感覚が乏しいのは、あまり良い徴候とは言えぬ。]
(8) 2011/02/06(Sun) 01時頃
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──……
[ヴェスパタイン第二王子の姿を、使用人達が探しているらしき焦った声がホールにも響いてくる無粋。羽飾りで覆われた仮面の上から、片手をこめかみに当てるセシルと共に有るアイリスに視線を流した。
彼女は仮面を外す事をセシルに許そうとしている様に見える。無言で壁際から立ち上がり──二人の居る方へ歩いて行く。肩を揺らしながら足早に、それは怒っているようにも見えるかもしれない。]
──失礼。
[二人のやり取りを遮るようにセシルに声を掛けた。]
(24) 2011/02/06(Sun) 01時半頃
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……何を、 考えて。
[掠れた低い声はアイリスへ向けた物。 彼女が仮面を取る事が如何なる事か、その波及はおのれにも及ぶ。彼女の華奢な手首を取ろうと手を伸ばしながら、二人の間に割っている。 酒臭い臭気は、彼女のロマンスを現実に返すものだったろうか。]
(35) 2011/02/06(Sun) 02時頃
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私が用があるのは、 連れの彼女にですよ、決闘マニア殿。 何故、それ程までに、 血に餓えてらっしゃるのか。
死に急ぎたいのか。 月の障りの女の様に血が足り無いのか。 さて。
[く、と粘つく笑いに唇を歪める。]
私は、愚かな女が嫌いだ。 ──何が違う?
(39) 2011/02/06(Sun) 02時頃
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バーナバスは、アイリスの素顔が晒された事に、仮面の下で顔を顰めて左右非対称に肩を竦める。
2011/02/06(Sun) 02時頃
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──…… アイ リ、ス。
素顔を知られて、 平気な相手だとでも? たった一夜で、彼と秘密を分かつ恋人にでも成った心算か?
(-46) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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[セシルが身を乗り出すより前に、男が吐き捨てるようにアイリスに向けて言った言葉は、早口でくぐもっている。
……素顔、一夜……、 秘密を分かつ、恋人。 そう言った単語は、セシルにも届くだろう。パートナーの浮気を咎めるような種の言葉。]
(48) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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利用等、出来るのか? ──どうやって。
[セシルの気性は、何度も決闘を挑まれてきたおのれの方が知っているのでは無いかと思う。歓喜の響きはただ、彼女が恋に落ちてしまっただけのようにしか思えず。 返す言葉には確かに怒りが籠っていた。 言葉にした通り、すぐ恋に落ちる事が出来ると思っている女と言う種全般への? 彼女が1人で羽ばたこうとしている事への?]
(*1) 2011/02/06(Sun) 02時半頃
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女を巡って舞踏会の場で殴り合いを? …く、く。 それは、腰抜けではなく 野人のする事になりましょうな。
[睨み上げたセシルを遠ざけるように片手で払おうとした所で、アイリスが懐に飛び込んでいる。 身長差のある彼女の腰を抱き寄せ、強引におのれの傍に留めようとして、耳元で告げられた言葉に、仮面の奥で目を見開いた。 その隙にアイリスは、二人から距離を取る。]
(55) 2011/02/06(Sun) 03時頃
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バーナバスは、アイリスに首を横に振った。
2011/02/06(Sun) 03時頃
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私も、お前を覚えている。 お前の事を知る者が、 少なくとも、此処に一人いる。
お前を引き受けた私では不満だ と言いたい、らしいな。
アイリスの初恋の相手と踊って夢を叶える事と、 シリィの素顔を相手に見せる事は繋がらない。
[事情を知らぬ男には、それらの切実な言葉は言い訳にしか響かず。論理的で無い女の言葉には、苛立ちばかりが募る。]
──悲劇に酔って 溺れるな。
(*4) 2011/02/06(Sun) 03時頃
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──……お前は、 アイリスに詫びる以外に 何も出来ないのか?
それほどまでに、 アイリスはお前を責めるのか?
(*5) 2011/02/06(Sun) 03時頃
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[夜明けが近付き、男を苛む頭痛も酷くなって来ていた。感じるのは寒さと、今は金属に変わった左手首から先、無いはずの場所に痺れるような痛み。 今まで感じていたのはアイリスへ向けた強い怒りと暴力的な衝動であったはずが、急激に彼女の境遇を想い憐れみの感情が湧いてくる。 セシルからも、おのれからも遠ざかったアイリスにもう一度首を巡らし、]
……貴婦人は、 黙っていれば良いさ。 決闘を望まれぬのなら、 男二人を手玉に取る 貴女のストロベリーブロンドに乾杯しようか。
[そして、ゆらりと軋む身体を前に傾け、仮面越しでも分かるセシルの白皙の美貌に顔を近付いた。]
(65) 2011/02/06(Sun) 03時半頃
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──これは、何度目の決闘希望だったか。 お前は、私の何を知っている?
(-69) 2011/02/06(Sun) 03時半頃
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……ッ
[酒気籠る低い囁きはセシルに向けられたもの。 返答次第ではすぐに決闘を受けても良い。ただし、この場ではなく明日の午後以降に、庭か何処かで。
すぐにセシルから顔を離し、近くの給仕を呼び止める。言葉の通り、淡桃色の薄いアルコールが入ったグラスを手に取るが。 続くアイリスの言葉に、苦々しく唇を歪める。]
──気に入らんな。 決闘に成るか否かは、 男同士の問題だ。 ただし、貴婦人殿には後で話がある。
[さっき懐に飛び込んで耳元で告げた言葉の意味を、詳しく教えろと。或いは。 動揺したアイリスの睨みつける表情に、ふ、と浮かべるのは憐憫を含んだ笑み。小さく首を横に振った。]
(71) 2011/02/06(Sun) 04時頃
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…ふ、 ともあれ、続きは明日だ──セシル殿。 夜明けまでに、そちらのお連れの女性とも 相談するがよろしかろう。
[当然セシルが女性のパートナーを伴って来ている前提で言葉を向ける。 気が付けば、ホールは閑散としていた。すっかり白々とした光に屋敷が包まれてしまう前に、バーナバスの代理人、口の堅い従者に、とあるものを受け取りに訪れなくてはなるまい。 アイリスはセシルと話を続けたいと考えるだろうか。 飲み干したグラスを置き、ホールから引き上げようとする。]
(74) 2011/02/06(Sun) 04時頃
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バーナバスは、グラスが手元から滑り落ち、床の上で小さな透明な花火の様に砕け散るのをみる。
2011/02/06(Sun) 04時頃
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[手元に震え。足元が描く弧も大きく危うげな物に成りはじめる。 喉は息苦しさにすっかり寛げていたが、まだ仮面を剥がして捨ててしまわない理性は残っている。だが、そう亡霊の姿が声が鮮明になるのは、夜明け過ぎと決まっていた。 バーナバスを何処からか現れた彼の従者が片腕を支えた。 従者の上背はバーナバスと変わらず、屈強と言って良い。出なければ、酔い潰れた男を運ぶ事は出来ない故に。
歩く後ろに、貴婦人とは思えぬような哀れな態のアイリスが続く。消沈した声は、聴こえ始める亡霊達の声に紛れて、だが確かに届いた。黒いドレスを引き摺り歩く様は葬列を思わせた。]
(76) 2011/02/06(Sun) 04時半頃
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私は、善人だがな。 主を救おうとして、 逆に命を奪ってしまった事もある程度の。 妻や弟の死を止められなかった程度の。
[激しい怒りが、哀れな女への奇妙な独占欲も含めて、和らいだ事に気付かない彼女に、]
セシルの元へ逃げたいなら、 彼の寝所にでも、逃げれば良い。 ……とすれば、アイリスの影に お前は苛まれるのか。
[服従をみてから逃げ道を与えようとして、意味が無い事に気付く。]
アイリスの結婚生活も 幸福ではなかった、か。 老公爵が相手だった…な。
ともあれ、はじまりは第二王子だろう?
(*9) 2011/02/06(Sun) 04時半頃
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バーナバスは、アイリスを、金属に覆われぬ右手を伸ばして──貴婦人にするように手を取ろうとする。
2011/02/06(Sun) 04時半頃
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─ 別館の自室へ ─
[片側を従者に支えさせ、片手をアイリスが貴婦人である事を支えようとする奇妙な仕草。彼女が手を取らぬのならば、それはそのままで──*。]
(79) 2011/02/06(Sun) 04時半頃
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─ 闇が消えぬ間に ベネデット第四王子の部屋 ─
[すっかり白々とした光に屋敷が包まれてしまう前に。 男の意識が保たれている間に言付かったのであろう、バーナバスの寡黙な従者が、この屋敷の見取り図を受け取る為に訪れる。従者は、コーネリアの元に居たベネデット第四王子と会う事が出来たのかどうか。果たして。]
(-78) 2011/02/06(Sun) 04時半頃
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[自らを善人と称す時、声音に混じる歪みは、彼女にも男が心からの善意だけで、パートナーを引き受けたわけではない事を感知させるかもしれない。]
──夜明け前に、上手くすれば この離宮の見取り図を手に入れる事が出来る。 第二王子の死が望ましいのは、 何も、私と お前 …… だけではないからな。
[寧ろ、此処に居るのは死を喜ぶ者ばかりではないだろうか。 徐々に混濁して行く意識の中、過去の光景が甦る。戦争の以前、弟が生きていた時代。従姉妹とその侍女と共に男爵家の庭や、別荘近くの森や川で遊んだ記憶。彼女を、馬に乗せた事もあったように思う。馬や、犬は今でも、好ましくあった。]
可愛そう に、
(*12) 2011/02/06(Sun) 05時半頃
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…… シリィ
[彼女の本当の名を囁く。]
(-82) 2011/02/06(Sun) 05時半頃
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[意識は遠ざかるが、ポツポツと続く言葉は耳に届いている。それを示すように、僅かに指先に力を籠めたつもりだったが、それが強過ぎる力、弱過ぎる力、どちらになるともしれない。]
ほう、セシル殿ではなく、 あの 金糸の──皇女の家庭教師殿が。
[口止めの必要を脳の片隅に留め、緩く首を振って重苦しい息を吐く。]
セシル殿が、決闘を望む理由は、 私自身の過去にあるかもしれん。 私が彼と決闘とするとすれば、 醜い過去と、ベレスフォード侯爵夫人の恋心と二つを巡って。
嫉妬はまた醜い。
[くつくつと漏らす笑い。 続く詫びの言葉は耳に入らぬよう。]
(-83) 2011/02/06(Sun) 05時半頃
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男女で友情等、 それもまた、夢……だな。
[セシルについて語る言葉に、ぽつりとしか言葉を返さないのは、まだ若い彼女であれば恋人を望むのは当然であろうと思われるから。本来の彼女であれば、それはアイリスよりも自由だったはずだ。]
(*15) 2011/02/06(Sun) 05時半頃
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[アイリスがローズマリーに押し付けたブレスレットの事は今はそれほど重要だとは考えず、怯える女が口にする事と聞き流す。 暗い廊下を歩く。影に怯えながらも、殺意が身体に満ちているらしき彼女を、一度正気に返ったように見遣る。]
──……
(*16) 2011/02/06(Sun) 05時半頃
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[先刻口にした、この離宮の見取り図が届くとすれば、それは第四王子の手元から。だが、すれ違いで、或いは第四王子の翻心で届かぬ可能性も高い。 見取り図を差し出す時があるとすれば、彼女にそれが何処から手に入れたものかは王子の名は出さず間接的に匂わせるだろう。例えば、黒(ノワール)が運んで来た等。]
(*18) 2011/02/06(Sun) 05時半頃
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[それは、ちょうどバーナバスの部屋の前だった。 やはり侍女は口数が多過ぎると思う。誰を哀れんだのかは口にせぬまま。おのれは可哀想ではないと告げた彼女の頬に熱が残る右手を這わせ、その小さな顔を覗き込んだ。]
炎はお前か。 では、お前のその手で、 第二王子を殺せ──。
事を成し終えたら、 ……私の部屋へおいで。
[顎を掴んだ手を離す。ストロベリーブロンドが揺れる様子に仮面の奥の目を動かし、おのれにあてがわれた部屋へと消えた*。]
(*19) 2011/02/06(Sun) 06時頃
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/* 今更なんですが、仮面舞踏会参加者にリストが渡ってるってどうなんだろうと思ってる。パスタは持ってるだろうし、匿名COだけど、情報は裏で回っていて誰々が来ると言う噂を知ってると言うのはアリだと思うんだが。 仮面を被ったお互いの正体を当て合う主旨の舞踏会に脳内変換すればいいのかと思いつつ、誰も誰かを装う変装等してn
(-127) 2011/02/06(Sun) 16時頃
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─ 夜が明けきらぬ間 ホール>>87 ─
[夜明け前のその時刻に、翌日に第二王子の死体が転がると確信出来た者は居たのだろうか。最後の1人が立ち去るまで演奏を続けるよう第二王子に指示されていたホール。]
貴殿とは、 ゆっくり酒でも飲みながら、 語り明かしたいものだが。
[それが囁きのいらえに対する返答。 真実を問いつめる事と、決闘と言う手段、どちらを相手は望むのだろう。隠遁生活の間は交流が途切れていたであろう二人の仲は。相手が刃しか選ばぬのであれば、そろそろはぐらかし続けた決闘を受けるしかなかろう。]
(264) 2011/02/07(Mon) 00時半頃
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