人狼議事


198 冷たい校舎村4

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【人】 透明女子会 ヒナコ

ー 8時50分:3-1教室 ー

[お弁当の蓋を開けたら可愛いひよこの形をしたおにぎりが2つ並んでいたし。
ハムの薔薇や人参のお花など色とりどりのおかずが可愛らしく盛り付けられていた。

わたしにこんなお弁当必要ないのに。
わたしはもう、子供じゃない。

もそもそと食べながら情報交換は進む。
総合するとどこからも外に出られない。
でもご飯やお菓子は食べられるらしい。
あのメールの子が誰かは分からない。
つまりわたしがもともと持っていた情報とさして変わらないという事。]

(21) 2016/09/17(Sat) 01時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 
 ────キーンコーンカーンコーン……
 
 

(23) 2016/09/17(Sat) 01時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[突然鳴ったチャイムの音に場が騒めく。
わたしはびっくりしてぽかん、と口を開けて。
それからみんなの顔を見渡した。]

 なんで、

[チャイムが鳴るの。
それを言い終わる前に新たな音がした。

ドン、と重たい音。
音がした方は廊下だったようだけど。]

 わ、わたし……、

[わたしも行く、そう言いかけて止める。
ずっとさっちんにくっついてばかりでいい加減迷惑だろう。]

(24) 2016/09/17(Sat) 01時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ


 お留守番してるね。
 みんな気をつけて行ってらっしゃい。

[だから行くという人たちを心配そうに見送って。
もう食べる気のなくなったお弁当はぱたん、と蓋を閉めてしまった**]

(25) 2016/09/17(Sat) 01時頃

透明女子会 ヒナコは、メモを貼った。

2016/09/17(Sat) 01時頃


【独】 透明女子会 ヒナコ

/*
取り敢えずハルちゃんについていって目撃はしておこう。
しかし箱前戻るのは夜。
あーでもその前にさゆりちゃんにお返事。来島くんにもお返事。
あと茅原くんと宍戸くんと全然会話できないからどうにかしたい。

(-22) 2016/09/17(Sat) 12時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[結局教室に残ったのは来島くんとさゆりちゃんとわたしの3人だった。
サンドウィッチを食べるさゆりちゃん。
わたしは食欲もなくなったのに、すごいな、なんて。

さゆりちゃんは何も変わらないように見える。
こんな状況でも普段と変わらない。
わたしはこんなに情緒不安定になってるのに。

どうして、変わらずにいられるの。]

 ……うん、ちょっと食欲なくて。

[さゆりちゃんはやっぱりサンドウィッチを食べている。
そんな時だっただろうかハルちゃんが戻って来たのは>>90>>91]

(169) 2016/09/17(Sat) 18時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 人形?

[須賀くんがいない、それは分かる。
でも人形の頭から血が出てた。
意味が分からない。
文化祭だから、お化け屋敷のお人形かなんかがあったとかそういう事だろうか。
そう思ったけど、でも違った。

だってハルちゃんは。]

 本物の…血。

[人形が本物の血を流してたってそう言った。
人形が血を流すってどんなホラーなのって笑えなかった。
だってハルちゃんがそんな冗談言うはずがないし。]

 わたしも、いく。

[どういう事か見てみないと分からない。
見ると後悔しそうな気はしたけど、でも行かないといけない気がしたんだ。]

(171) 2016/09/17(Sat) 18時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

― 2階廊下・階段付近 ―

[ハルちゃんやさゆりちゃん、市宮くんの後に続いてわたしも現場へと辿りついた。
甘い匂い、香ばしい匂い。
それに混じって漂う異臭。
嗅ぎ慣れた匂いではない、だからそれがなんの匂いかすぐには分からなかった。
でも赤が目に飛び込んできて。
そしたらそれがなんの匂いなのか理解した。

わたしは青くなって口元を抑えるけど。
でもハルちゃんが赤を拭っていくのを見て。]

 ……だいじょうぶ、わたしも手伝うよ。

[ぱたぱたと近くに教室に飛び込んで適当に雑巾を掴んで。
それからわたしも赤を拭っていく。
雑巾なんてすぐに赤く染まった。
わたしも手も、赤く*]

(172) 2016/09/17(Sat) 18時半頃

透明女子会 ヒナコは、メモを貼った。

2016/09/17(Sat) 18時半頃


【人】 透明女子会 ヒナコ

― 回想:文化祭準備期間・演出家と衣装係と ―

[こちらの提案はどうやら気に入ってもらえたらしい。
それが嬉しくてへにゃり、と笑った。]

 グラデーションかぁ。
 う…時間、いけるかなー?

 いける、と思う。
 うん、いける。

[参加人数分の衣装を作る、それが例え簡単なポンチョだったとしても。
想像していたよりもずっとずっと大変な作業で。
しかもグラデーションになるように数種類の色違いを作るとなれば。
それはもう徹夜覚悟の作業になった。]

(173) 2016/09/17(Sat) 19時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[でも、わたしは嬉しかった。
自分が必要とされたから。
誰かに言われて動くんじゃなくて、自分から率先して動けた事が嬉しかった。

それに、それまであまり話す事のなかった来島くんとも打ち解けられた気がして。
距離が縮まったような気がして。
それも嬉しかったんだ*]

(174) 2016/09/17(Sat) 19時頃

透明女子会 ヒナコは、メモを貼った。

2016/09/17(Sat) 19時頃


【人】 透明女子会 ヒナコ

[さゆりちゃんが水を汲んできてくれた>>184
その中に雑巾を放り込んだら水は真っ赤に染まった。
その中に手を突っ込むのは一瞬躊躇うけど、どうせもう既に手は赤い。
ざぶざぶと雑巾を洗ってぎゅって絞った。
それからハルちゃんを手伝って床を拭いた。
何度も何度も、赤い痕跡が消えるまで。]

 ハルちゃん、さゆりちゃん、おつかれさま。

[バケツをトイレまで運ぶのにわたしもついて行った。]

(187) 2016/09/17(Sat) 21時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[トイレに入ってなんだか違和感を覚えた。
何がおかしいのかすぐには分からなかったけど。
でも雑巾と手を洗おうと洗面台に近づいて気づいた。

鏡がなかった。
ただそれだけといえばそれだけの事。
なんでないんだろうってそれは疑問だったけど。
でも今は赤い手をどうにかするのが先。

まずは雑巾を洗った。
水をいっぱいだして、石鹸をつけてごしごしと擦った。
でも赤い汚れは綺麗には落ちなかった。

そっか、血の汚れって落ちにくいんだ。]

(188) 2016/09/17(Sat) 21時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[雑巾はもういいやって諦めて。
手を洗う。
何度も何度も、赤い色が落ちても何度も洗った。
爪の間に残ってるんじゃないか、とか。
指紋の隙間に残ってるんじゃないか、とか。

床を拭いてる時、ぬるぬるしてた。
血液ってさらっとしてなくて粘度があるんだなって知った。

あの血は人形の血なんだってハルちゃんは言ってた。
でも本物なんだって。
人形が血を流すなんて事あるはずないのに。

人形が血を流すなんてありえない。
じゃあ今の状況はあり得るの?*]

(189) 2016/09/17(Sat) 21時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 そっか、捨てればいいんだ。

[なんでだろう、わたしは雑巾を捨てるという発想が全然なかったんだ。
ここは夢の世界なんだから学校の備品を大事にしなきゃいけないなんて事もない。

夢の中だから。
夢の中だよね。
夢なら、わたしはもうちょっとだけここにいてもいいのかな。

血は気持ち悪くて怖かった。
でもわたしは人形を見てない。
だから赤い血を水で流してしまえば、怖さも流れたような気がした。

そんなの気のせいなんだけど。
だって胃はきりきりしてるし、洗った手は震えてる。

わたしは今、とても怖い。]

(210) 2016/09/17(Sat) 23時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[真っ赤な血は死を連想させるに十分だった。]

 ……そう。

[ハルちゃんの言葉>>207をどこか上の空で聞いた。
どうして須賀くんを探さないといけないんだろう。
ここにいない人なら他にもいるじゃない。
誰が今、どこで何をしてるかなんて把握してないのは同じじゃないの。]

 わたしも探すよ。
 別のとこ探した方がいいよね。

[皆が探すなら私も探す。
そして須賀くんが見つからなかったらその時はどうするんだろう。]

(211) 2016/09/17(Sat) 23時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[見つからなかったら、それはきっと絶望なんじゃないのって。
そんな事言えなかった。
だってわたしはとっても怖かったから。]

 3階に行ってみる。

[教室に戻るというハルちゃんとは分かれてわたしは3階に行く為に階段を上がっていく*]

(212) 2016/09/17(Sat) 23時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

― 3階:音楽室 ―

[3階もJ-POPが鳴っている。
食べ物の匂いはそんなにしなかったのは職員室があるせいだろう。

取りあえず音楽室を覗いてみようと扉を開けた。
誰もいない。
わたしは須賀くんを探してるんだから誰もいないなら入る必要はないんだけど。
でもなんとなく中に入ってしまった。

ピアノに近づいて蓋を開けて、人差し指で鍵盤を叩く。
澄んだ音が響いた。

わたしは椅子を引いて腰かけて。
それから鍵盤の上で指を滑らせた。]

(223) 2016/09/17(Sat) 23時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[ピアノは小さい頃からやらされていた。
小さい頃は練習が嫌で嫌で。
でも嫌がると母がとても怒って怖かったから。
だからわたしはピアノが好きなんだって顔しながら教室に通っていた。

10年ぐらい続けているピアノ。
わたしはプロを目指せる程上手じゃない。
だって手が小さいから。

でも母はそんな事は気にしてないんだと思う。
ピアノを弾く女の子がかわいいから。
だからわたしにやらせているだけ。
プロにしたいなんて考えてもいないだろう。]

(224) 2016/09/17(Sat) 23時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 何を弾こうかな。

[ショパンの別れの曲とか今弾いたらシャレにならないね。
だったら明るい曲がいい。
子犬のワルツにしよう。

指が鍵盤の上を踊る。
不思議とさっきまで震えていたはずの手は軽快に動く。
ピアノを弾いていれば何も考えずにすむからそのおかげだろうか*]

(225) 2016/09/17(Sat) 23時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

― 幻想ピアノ ―

[その時弾いていたのはショパン 即興曲第4番 嬰ハ短調。
幻想即興曲なんて呼ばれている曲。

名前の通り幻想的で美しい曲。
だからだろう、ショパンの死後に処分される事もなく現世に残っている名曲。

名曲なんて言われてもきっとショパンは嬉しくない。
だって本当は消したかったんだろうから。
なかった事にしたかったものがこの世に残るってどんな気持ちなんだろう。

わたしには分からないな。]

(382) 2016/09/18(Sun) 19時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[ピアノを弾き終わって、わたしは席に移動して座った。
音楽の授業がもうすぐ始まるから。

わたしはピアノが好きなのか嫌いなのか分からない。

弾く事は楽しいと思う。
でも小さな頃からずっと”やらされている”から。
どうしても嫌な思いも付き纏う。
好きなものをただ好きなだけでいられないって不幸だ。
ただ、楽しいって思えないんだから。

もっと大人になれば純粋に楽しめる日が来るんだろうか。]

(383) 2016/09/18(Sun) 19時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[もし、この時。
わたしのピアノを聴いた誰かがすき、とかきれいとか。
どんな言葉でもいいから褒めてくれていたら。
そしたらわたしは変わっていたのかもしれない。

でもわたしは自分の事しか考えてなくて。
周りに目を向ける事も出来ないでいたから。
だからわたしのピアノを聴いてくれる存在に気づく事はなくて。

だからわたしはピアノを弾くことがたのしいのにでも憂鬱なんて。
矛盾した気持ちを抱えたままピアノを弾くのだ*]

(384) 2016/09/18(Sun) 19時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

― 現在:3階音楽室 ―

[久々に幻想即興曲を弾いてみる。
夜の校舎に相応しい曲だろうか。
わたしは幻想的でいいんじゃないかと思うんだけど。

ふ、と窓の外を見た。
真っ暗だ。
忘れたわけじゃないけど、今は夜。

家だとこんな時間にピアノは弾けない。
防音設備なんてないから、ご近所迷惑になってしまうから。
でも今は誰も何も言わない。
怒る人はいない。

この部屋にはわたししかいない。
もういっそこの部屋で過ごそうか。]

(385) 2016/09/18(Sun) 19時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 ……心配するかな。

[戻らなかったら誰かしら心配する人がいるかもしれない。
気にもされない、なんて事はきっとない。

こういう時スマートフォンが使えないのは不便だな。
ちょっとメールでも入れてしまえばすむ話なのに。
音楽室にいるから、って。

夢の世界なのにここは不便だ。
夢の世界なのにここはリアルだ。
お腹も空くし、匂いもあるし、味だって感じる。

触れた赤い血の感触だってまだ手に残ってる。
わたしの手はもう赤くないのにね*]

(386) 2016/09/18(Sun) 19時頃

透明女子会 ヒナコは、メモを貼った。

2016/09/18(Sun) 19時頃


【人】 透明女子会 ヒナコ

 ……宍戸くん。

[扉の開く音にびくりと肩を震わせて。
それから聞こえた声>>416に振り向いた。

危ないってどうして?
誰がなにをするの。

気持ち悪いし怖いけど。
でもあれがわたしの身の上に起こるなんて思えない。
だって、もし起こるとしたらここにいる誰かがやったって事になるから。
そんな事は考えられない、考えたくない。]

(422) 2016/09/18(Sun) 22時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 心配させるつもりはなかったんだけど。
 ちょっと須賀くん探しててここに来たらピアノ弾きたくなっちゃった。

[人差し指で鍵盤を叩くとぽーん、と音が響いた。

宍戸くんの眉が寄ってる。
きっと心配してくれてるんだろう。
宍戸くんは優しいね。]

 ごめんね。

[だから謝って。
それからいつものようにへにゃりと笑った*]

(423) 2016/09/18(Sun) 22時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[宍戸くんの視線がピアノに向いた、ように見えた。
実際に見ていたのはわたしの手だったんだけど。
でもわたし視点だとピアノに見えたんだ。]

 たまに聴いてたんだ。
 そっかぁ、なんか恥ずかしいな。

 さっきのって幻想即興曲かな、ショパンの曲。
 チャラにしてもらわなきゃいけないよねぇ。

 …うん、聴いてくれるならひく。

[椅子に跨る宍戸くんはすっかり聴く体制だ。
ならわたしは素直に弾く事にする。
別に拒否する理由はないし。

わたしは椅子に座るとすう、と息を吸ってからピアノを奏ではじめた。]

(440) 2016/09/18(Sun) 23時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[わたしは母の為にピアノを弾いていた。
母が求めるかわいい女の子像のため。

でも今は違う。
宍戸くんの為に弾いている。
やさしい音だって言ってくれた。

わたしのピアノはやさしいんだって。
知らなかったな。
わたしのピアノが誰かの心に少しでも響く事があったなんて、知らなかったな。]

(441) 2016/09/18(Sun) 23時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[ピアノの音色が音楽室いっぱいに広がる。
夜の校舎にピアノの音が響いて随分と幻想的だ。

さっきは無心で弾いていたけど。
でも今は違う、聴いてくれる人がいるから。
そういえばこうやって求められて弾いたのは初めてだ。
だからわたしは気持ちを込めて指を動かした。

たのしい。
ピアノを弾くのってたのしい。

やらされて始めたピアノだけど。
そうか、こうやって関心を向けてくれる人がいるのならたのしめるんだって。
わたしは初めて知った。

この冷たい校舎に閉じ込められてから。
わたしは知らなかった事をいっぱい知った。
だからここはそんなに悪い場所じゃないんじゃないのって。
そう思うんだ*]

(442) 2016/09/18(Sun) 23時半頃

【独】 透明女子会 ヒナコ

/*
今、ショパンを流しながらロル書いてる。
優雅だ。

(-118) 2016/09/18(Sun) 23時半頃

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