68 熱砂の絆
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親方 ダンは、メモを貼った。
2013/01/11(Fri) 02時頃
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─ サラサ・宿舎(宴のしばらく前の夜中) ─
……レティーシャ。
[望まれて>>25、再び彼女の名を口に乗せる。
長い沈黙の後に、選択されたのは後者。 深くは追求せずに、 ただ、「良いのか」ともう一度だけ聞いた]
(127) 2013/01/11(Fri) 04時半頃
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[意志が決まれば、あとはするべき事を成すだけになる。
宿舎の従業員に向けて盥と薬と包帯を所望すると、 遅い時間だというのに、程なくして望んだものが届いた。
入り口越しにそれらを受け取ると、 寝台に座った少女の足元に、水の張った盥を置く]
……手を。
[言いながら、反応を待たずに彼女の腕に指を伸ばす。 傷口のある手首よりも関節に寄った辺りを掴んで、 腕だけ手元に引き寄せた]
(128) 2013/01/11(Fri) 04時半頃
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[水を含ませた布で手首を静かに拭い、]
他に傷は?
[と訊ねる。 「失敗しては折檻を受けた」という告白があったから、 暴力を受けた可能性を見ての問いかけであった。
傷があると申告を受ければ、手首や足と同じ手当を 施したろう]
(129) 2013/01/11(Fri) 05時頃
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[手首の拭き取りが終わると、少女の足首に手をかけ、 片足を持ち上げる。
水をすくい、傷口を擦らぬように洗い流していった。
粗方汚れが落ちきると相手の爪を指の腹で磨いて、 爪の間に入り込んだ土を取り除く。
足の指の間に己の指先を通してすすぎ、 傷口の少ない土踏まずは指先で擦る]
(130) 2013/01/11(Fri) 05時頃
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[傷薬を指先で掬うと、冷感と滑り気が感じられた。
手首は縄の痕に沿い、足裏には全体に広げるように 塗布していく。
傷口に指先が掠める度に、爪先が咄嗟に跳ねようとするのを 「我慢するように」と振り解ける程度の力で押さえて、 薬の塗布を終えたら、傷口を包帯で覆っていった。
普段は使用人が居るために、傷の手当には慣れて居ない。
思ったよりも時間がかかって、終わる頃には 部屋中薬草の香りが漂う程になっていた]
(131) 2013/01/11(Fri) 05時頃
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──終いだ。
明日の夜サラサを出る。 昼のうちに、靴だの鞍だのの買い出しを済ませなければ。
[言いつつ、己のクーフィーヤを解いて彼女に被らせた]
(132) 2013/01/11(Fri) 05時頃
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人通りの多い場に姿を見せるのは不安かもしれないが、
[己の膝上に乗せたままになっていた片足の包帯を、 手慰みになぞる]
一人では靴の寸法が分からない。
[ひらひらと不安定に揺れる布の端を眺めながら、 「それで顔を隠すといい」と告げた]
(133) 2013/01/11(Fri) 05時頃
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[尚、翌日足の怪我により歩き難そうにする少女に気づくや、 殆ど抱き上げて移動することになったというのは余談である]
(134) 2013/01/11(Fri) 05時頃
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[手当を終えた後、少女には腰掛けている寝台で 休むようにと告げる。
部屋に置かれたカウチは十分大きく、 男が眠るのにも不足がなかった]
(-60) 2013/01/11(Fri) 05時頃
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[修理に出していたオルゴールの螺子を巻くと 寝台横の台座に置き、そっと蓋を開く。
流れだしたのは、先ほど歌われていた曲の旋律]
……よく、眠れるように。
[遠い昔、母から受けたまじないと同じように、 互いの額同士を合わせると、彼女の安らかな夢見を願った]
(-61) 2013/01/11(Fri) 05時頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2013/01/11(Fri) 05時頃
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─ 宴の前 ─
[身分を明かした際に、少女が駱駝から落ちかけるなど 細かな騒動はあれど、概ねつつがなくシッドへと到着した。
砂漠越えの最中、体を休める折には、決まって少女の 歌声を所望するなど、普段に無く潤いのある道程で あったとも言える]
(156) 2013/01/11(Fri) 19時頃
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[宮殿に到着し、聞いたところによるとフランシスカも ラルフも、ダンより先んじて戻ってきていたのだという。
土産にと買い込んだ書籍>>0:214とオルゴール>>0:218は それぞれペラジーとファラに、直ぐに届けさせた]
(157) 2013/01/11(Fri) 19時頃
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[少女には自室の向かいの部屋をあてがう。 個人的に、己の書庫として使用している場所であったが、 寝台を運び込めば、人が寝起きするのに十分な様体となった。
宮殿の案内だの、服を仕立てるための採寸だので 慌ただしくしている内に、王からの勅令>>0:283は届く]
(158) 2013/01/11(Fri) 19時頃
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衣装はどうやら間に合う……、か。
[使者が立ち去った後、出入り口の前で、考え込みながら 独りごちた。
彼女の身の丈にぴったりと合うものが、宴までに 仕上がってくるかは可能性半々といったところだろう。 縦しんば出来上がらなくとも、余裕あるラインのものを 用意すれば、厳密に身体に合わなくとも問題はない]
(159) 2013/01/11(Fri) 19時頃
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[問題は、ダンに女性の服を見繕う適性が無いことであるが、 見立てを使用人に任せることで解決を図った。
使用人に促されたか、あれやこれやと着替えては姿を見せに 来る小鳥に、気の利いた言葉は投げてやれず終いである]
(160) 2013/01/11(Fri) 19時頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2013/01/12(Sat) 00時半頃
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/* 小鳥に関する取引の下りがとても美味しいなー。 王様ありがとう。
宴中の描写が全く出来ていなくて絡みづらいだろうに、ちょくちょくロールに組み込んでくれているのも大変ありがたいなあ……。
(-105) 2013/01/12(Sat) 00時半頃
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/* わたわた言っているレティーシャがかわいい。
……筆の進みが遅い己がにくい……!
(-112) 2013/01/12(Sat) 01時頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2013/01/12(Sat) 02時頃
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― 宴席 ―
[赤々と燃える火に照らされて、料理を囲むそれぞれの影が 踊るように揺れる。
客人として迎え入れた少女を伴い会場に足を踏み入れれば、 幾人かは既に席についていた。
鮮やかな刺繍で飾られたクッションをいくつか脇にどけ、 定められた位置へと、小鳥と揃って腰を掛ける]
(297) 2013/01/12(Sat) 02時半頃
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[レティーシャが腰を上げて口を寄せるので>>44 身体を傾がせて、その言葉を聞く。
隣で同じ物を食べても良いのか、と不安げに尋ねてきたため、 しっかりと頷いて見せた]
構わない。 大いに食べ、大いに楽しむといい、と陛下も仰っている。
(298) 2013/01/12(Sat) 02時半頃
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[目の前の料理に手をつける様子>>53を見て、 己も手で摘める料理のいくつかを口にする。
辺りを見渡せば、急に増えた新しい顔が多くあった。 それぞれ挨拶を交しているようで、ダンもレティーシャを 紹介すべく口を開きかけた時。
王の呼びかけ>>4を耳にしたレティーシャが、こちらを向く]
──ああ。私も聴きたい。
[何を、と言わずとも伝わったのだろう。
不安からか瞳を揺らしながらも、立ち上がり発声する小鳥>>53]
(299) 2013/01/12(Sat) 02時半頃
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[心地よく鼓膜を震わせる歌声>>77>>83に心置きなく酔う。
歌う姿は、彼女の他のどんな時よりも 喜びと生命力に満ちていて、自然と男の表情は緩んだ]
(301) 2013/01/12(Sat) 02時半頃
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[小鳥の歌声が止めば、王と同じく手を叩いて>>183 賞賛とねぎらいを示す。
賜った褒め言葉は我が事よりも誇らしく感じられ、 何時に無く和やかな表情で向けられた笑みに応えた。
しかし、次いで持ちかけられた取引に、男の身は強張る]
(306) 2013/01/12(Sat) 04時頃
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[細く、ダンを呼ぶレティーシャの声>>244]
(307) 2013/01/12(Sat) 04時頃
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[ぎこちなく固まっていたのは一瞬のみ。
体ごと王の方へ向き、居住まいを正す。 床に手を付け、深く頭を垂れた]
──は。 命であれば従わざるを得ません。
[返答の声は、賑やかな宴の席でも良く響く。
顔は伏せられているために、 ダンがどんな表情であるか、 周りから伺うことは出来ない]
(308) 2013/01/12(Sat) 04時頃
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[給仕の運んでいた瓶が倒れ>>253、 中の葡萄色は小鳥のドレスやカーペットたちに染みを作る。
ざわめきが起こり、顔を伏せたままで居ても、 何かしらが起きたことは知れた。
動揺に塗れた小鳥の声。遠くなってゆく足音。]
(309) 2013/01/12(Sat) 04時頃
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[それらには反応すること無く、ダンは顔を上げると、 王の顔を見据えた]
……ですが、
恐れながら、陛下。
[声色は落ち着いている。表情も常と変わらぬ]
(310) 2013/01/12(Sat) 04時頃
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私に選択する権利を頂けるのであれば、どうか。
どうか、己が側に置き続けることを、──御容赦頂きたく。
(311) 2013/01/12(Sat) 04時頃
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……きっと、私が個人的に「客人」を迎えるのは、 今回が最初で最後となります。
[思わず漏れたのは、独り言に近かった。
ダンが誰かに強い執着を示すなど、 未だかつて無い事。]
(312) 2013/01/12(Sat) 04時頃
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[権力抗争を倦み、 強い意志を表明することを避け、 どんな一派にも所属することを善しとしなかった。
アルフレッドと比べられ、 「どちらがより王に相応しいか」と噂されるのも、 権力に目が眩み、己にゴマを擦る者が出るのもうんざりで。
孤高を保つために、婚姻どころか妾を囲うことすら避け、 独り身を貫ぬく程の徹底ぶりであったのに]
(313) 2013/01/12(Sat) 04時頃
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[レティーシャが余りにも無防備に信頼を寄せてくるから、 放っておけば何処かでまた痛い目を見るのではと、 危なっかしく見えて。
寂しいと漏らした彼女が、傍にある人間として自分の手を 取ったのに、此方の勝手で手を離すのは不誠実な気がして。
或いは単なる身勝手な、所有欲故なのかもしれない。
──彼女を、手放したくないと思うのは]
(314) 2013/01/12(Sat) 04時半頃
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