31 グロい村
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―― 楼閣 ――
[香ばしさを添える、芳しさを添える。 なまぐさ多くして――然し脂を使わず。
役人の連れたる「包丁」が供する皿は、 酒を進めて腹を満たさぬものばかり。
これまでの料理、彩りを重んじながら 僅かの「赤」も用いられてはいない。
虫の如く這いずり喰い合う死病持ちもろともに、 傍観の宴客をも飢えさせる――そのような、膳。]
(@6) 2011/05/12(Thu) 19時半頃
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[男は人皮を炙り終えた炭を火箸で摘み壺へと移す。 載せて捻る蓋は、きしりひ と灰を噛む音を立てる。
眼下の庭は混迷の度合いを増し、 痴死たる鳴楽の音は流れず澱む。
…まだ暫し、待たねばならない。
「包丁」は、寺院の使者に病持ちが居たらしきを 僧都が口にした折>>#16――場へ視線を巡らせる。
果たして文字通り高みの見物決め込む者たちは、 顔色のひとつも変わるのだろうかと*ばかりに*]
(@7) 2011/05/12(Thu) 19時半頃
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[年月にくすんだ階上の格子戸は、物見に開かれて。
絹衣のおんなが睨め上げる楼閣に、「包丁」も居る。
顎を引いた仏頂面は、まなこをきとりと動かして 頭骨抱えるその病持ちを視線感じてか――見遣る。]
…
[遠目にも注ぐは、暫しの間。]
(@8) 2011/05/12(Thu) 21時半頃
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ギネスは、ヨーランダの意識が此方に向かぬを確かめ――しみひとつない白布で火箸を拭った。
2011/05/12(Thu) 21時半頃
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―― 楼閣 ――
[階下のおんなを見ていたまなこは、僧都の声に室内へ帰る。 片手が首筋を強く払う仕草。襟元に這い込む虫を打つような。]
品定めを。
[みじかく応じる声。小鼻に浅く、皺が寄る。また少し黙る。]
… …
此度の趣向は、谺の膳にて。 いましばらく、焦れてお待ち在れ。
[す、と庭を指してゆるゆると宙を滑る「包丁」の指先。]
贅沢者の「食い残し」ほど、旨うござるゆえ。
(@9) 2011/05/12(Thu) 23時頃
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ギネスは、階下からかかる声の主を見下ろすのは僧都と共にか――
2011/05/12(Thu) 23時頃
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…は。
[出られぬ間を楽しむ膳は、数日がかりの――。 控えめな会釈のみ落とし、呵う僧都に礼を取る。
うまそうな顔でわらうものだとは過る感慨の裡。]
ここに在る。
[階下の呼ばわりには何も示さぬ声を降らせる。]
…代わりに何を寄越す、病持ち。
[ひたすらに求める女の声を蹴飛ばさんばかりの]
(@10) 2011/05/12(Thu) 23時頃
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―― 楼閣 ――
[投げつけられた罵声の味わいは僧都の横顔に滲むか。
もうひとつ放たれたものは楼閣の庇に弾んで座へ転ぶ。 熱心に料紙繰る老医師の膝下へと、からから――――]
…
[床で回る頭蓋を見ていた「包丁」の男は、俎横に揃う 商売道具の中から一本の――菜切り包丁を取り上げる。
四角い幅広の刃は、ぎらりと裸電球の明かりを弾いて 飢え渇きに猛るおんなの目にも映るするどさを示す。]
早計だったな。
(@11) 2011/05/13(Fri) 00時頃
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[俎(まないた)は公孫樹の切り株を磨いた其れ。 「包丁」はかざした刃を、どうん、と突き刺す。]
…僧都殿。
下腹の肉、はらわたごと寄越せと 申し付けられましたものを。
[言葉ほどに詰るでもなく言うのは、今々所望した 血饅頭のお預けを食らうのが僧都だからに*他ならず*]
(@12) 2011/05/13(Fri) 00時頃
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美術家 ギネスは、メモを貼った。
2011/05/13(Fri) 00時頃
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