241 The wonderful world -7days of KYRIE-
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「は?殴るって、な ッ!?」
[周囲を警戒していたらすぐ隣に伏兵がいた。>>6 綺麗に決まった不意討ち、咄嗟に冷凍蛙をきゃっち。
1拍。 ── ボッ。]
「………………………あ?」
[冷たいはずの冷凍蛙は、燃える拳に一部解凍された。 冷たいのか熱いのか忙しないことこの上ない。御愁傷様です。
いやそれよりも問題は俺の手、手、手ぇ!]
(78) 2018/05/13(Sun) 12時頃
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「あつっ…! …………く、は ない。な?」
[じわりと侵食されるような、火傷特有の痛みは無く ただただ拳が燃えている。 今まで非日常はいくつか見てきたが 自分が体験するとなるとあまりの現実味の無さに ははは……と乾いた笑みすら溢れる。]
「…熱くないなら、それでいいか。 これで俺も戦えそうだ、ゼン。」
[一足先に異能を発言させたパートナーに 心なしか嬉しげに呼び掛ける。 ──なおこの一人茶番劇、僅か3分とする。]
(79) 2018/05/13(Sun) 12時頃
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[いまいち危機感の足りない男は パートナーから変化を伝えられて>>8 鎮火した手のひらを眺めてみる。]
「60、か。この減りかただと単位は分。 黙って処刑されるつもりはさらさら無い。」
[─せいぜい足掻いてやろうじゃないか。 八重歯を剥き出しにして獰猛な笑みを浮かべれば 小さなこどもなどは泣き出してしまうかもしれない。
まずは邪魔物を蹴散らさんと、再び拳に火を灯した。]*
(80) 2018/05/13(Sun) 12時頃
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[今でこそそれなりの身長であるが 中学くらいまではちびとよくからかわれていた。
別に俺としては全く気にしていなかった。 小柄な方が楽な事もいくつかあった。 いまのねめつけるような目つきの悪さも きっとこの頃の癖から。
ガタイのいい輩ほどばかにしたがるものだから 頭突きを一つお見舞いしてやると 大体の輩は黙り込むのだ。]
(104) 2018/05/13(Sun) 16時頃
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[―確かこの頃は、まだ■の方が背が高くて。 悔しくて、なるべく隣を歩かないようにしてみたり。
そう、■は悪くない。全て俺の意地。]*
(105) 2018/05/13(Sun) 16時頃
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― 中央エリア・スクランブル交差点 ―
「あん?楽園? あー…そういやさっきなんか来てたな。 写真館……は知らん。俺はこのへんに詳しくない。」
[そも、用が無ければ来ない場所だ。 無知を何故かドヤ顔で誇りながら 氷の道筋>>86が出来ればおお、と感嘆の声をあげる。]
「…数の多さに構ってちゃキリがねぇな。 道案内、宜しく頼んだ。」
[餅は餅屋、適材適所。 任せた、とサムズアップ、再び駆け出して 襲い来る蛙どもがいれば拳を振り回したことだろう。]*
(108) 2018/05/13(Sun) 16時半頃
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― ■■■にて ―
「…なぁ、とーちゃん、 ひとつだけきかせてくれよ」 「………」
[無言の促し。 文字通り四角い顔をした父親は メルヘンな椅子に座っていつもの仏頂面。 窮屈な蝶ネクタイをいじくりながら かつての俺は質問を投げかける。]
(110) 2018/05/13(Sun) 16時半頃
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「……なんで、さいこん、するんだ? とーちゃんはおれだけじゃ、さみしいのか?」 「……………………」
[これは、考えている沈黙。眉間の皺が深くなる。 柔らかな椅子に座って足をぶらぶらさせて 父親の返事を待つこと、およそ2分。]
「………―――綺麗じゃった」 「………………あーそー」
[この父親、理由は多く必要ないのかもしれない。 そんなだからかーさんにも…と小言を言いそうになって ほんの僅かに上がった口角に 何故か俺も嬉しくなったのだ。]
(111) 2018/05/13(Sun) 16時半頃
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(…ようするにひとめぼれってやつじゃん のろけちゃって、とーちゃんのでれでれ男)
[ぶっすーと頬を膨らませれば 大きな掌がセットした髪の毛を雑に撫でた。]*
(112) 2018/05/13(Sun) 16時半頃
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[―事故と、このゲームに参加したショックからか 飛んでいた記憶がいくつか手元に戻ってきた。
ひとつは、俺が何をしていたのか 消防士。炎に挑む仕事。 今自分の手にした異能力も炎に関するもの、 成程ゼンに緋の色とたとえられたのも頷ける。
身ひとつで燃え盛る現場に飛び込むこともあった。 大規模な火事で幾つもの団と連携を取る事もあった。 己の無力さに、噛み締めた唇に血が滲む事もあった。 くたびれた身体で家に帰ると親父と■がいて。 …ただそれだけの。しあわせ。]
[焼けて死んだのか、 いのちが流れ落ちて死んだのか。
感覚的には前者と思う、だって 今迄散々消してきた炎には俺を殺す権利があるのだから。]*
(123) 2018/05/13(Sun) 18時半頃
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─ 導かれて・西エリアへ ─
[何が囁きで何が叫びかも解らない雑踏。 町行く人々は様々なかおをしていて 眺め続けると微笑ましくも、憎たらしくもなる。
うつろう流れに逆らい、任せ 沸き立つ声>>117に足の歩みを緩める。]
「……こども、ねぇ。 俺は苦手だ。すぐに泣く。
[…いつだったか、友人のこどもが泣き止まないので べろべろべぇ、あやしてやれば。 ひきつった泣き声をあげられた。 ちいさいこどもは特に。熱が出るまで泣き続ける。 気にしないで、気遣う声も居心地が悪くなるばかり。]
(147) 2018/05/13(Sun) 21時半頃
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「こどもの程度は分からんが。 …ばらばらってんなら、もう無理だろう。」
[助からない 助けられない 伏した瞳には悲しみと、怒り。 パートナーの声>>119にはああ、と浮かない返事を返し 示された方向>>120>>121を見ると、確かに人影。]
「…ほう?案外敵さんも殺意が高い奴ばかりじゃねぇのか」
「初対面…初対面、な。 なぁ、ヘンな事聞くんだが 俺とあんた。どこかで会ったこと──あるか?」
[我ながらベターなナンパ台詞のような一言。 直球でしか物言いが出来ない不器用な黒は じっ、と白を見詰めている。]*
(148) 2018/05/13(Sun) 21時半頃
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「へぇ、花屋。 花はいいよな、1本でも綺麗だ。
…花を買うときに、気を付けてることがあってな。 ひとつはなるべく鉢植えを選ぶこと。 切り花より、花が散ったあとも植えて楽しめる。 もうひとつは蕾が多いこと。 単に、これから咲く、ってことだな。」
[見た目によらず乙女な一面を見せてみる。 教えてくれたのは………誰だったか。 ちょっと想像してみせたパートナーの花屋姿>>154は まったく違和感も無く脳内に用意された。ファンがいそう。]
[はぐらかされるかと思った問いは すっきりした返答>>162で以て解消される。 可笑しそうに見上げる碧。俺の心中をお見通しのようだ。]*
(170) 2018/05/13(Sun) 22時半頃
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─ →西エリア・盟海珈琲店前 ─
「ン………と? 目的地はこの辺か?」
[氷の道が途絶えれば>>162、立ち止まってパートナーを待つ。 止まって、と示されれば>>163大人しく待ちの姿勢。]
「指名手配犯、だと ……あァ、一時期胸糞悪い事件が報道されてたな。 こんなところで何してやがりますんで?」
[呼び掛けるパートナー>>166の前に出るようにして 無言で拳は構えておく。
ヒーロー気取りじゃありゃしませんが 誰かの悲しむ顔は嫌いであります、俺。]
(173) 2018/05/13(Sun) 22時半頃
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[何か。やり取りではない言葉が聞こえて>>171 気だるげな男、指名手配犯、ゲームマスターは 指を鳴らして狼をけしかけてきた>>172 数は自分らより多い、だが、それが善いとすら。]
「は。倒せばいいんだろ? 実に解りやすくッていいねぇ! いいぜ。──かかってこい。撫でてやろう。」
[すっかり掻き立てられた闘争本能に呼応するように 右の拳にヒイロが灯り、燃える。 嘗て何度恨んだか解らない炎は めらめらと。よく燃えている。]
(198) 2018/05/13(Sun) 23時頃
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「殴れる、殴れるともさ。 見せた方が早い。」
[白の後ろから飛び出した黒、引かれたラインは リズムの狂った狼>>189をしっかと捉え。]
「─こんな風に、な!!」
[勢いのままに、狼の鼻っ柱にぶちこまれたるは炎の拳。 はぜた火の粉に照らされたその顔は およそヒーローのものには見えない、素敵な極悪スマイル。]*
(199) 2018/05/13(Sun) 23時半頃
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[繋がりなど無くとも ただ俺が■である。
───理由はそれで十分だった。]
(233) 2018/05/14(Mon) 00時頃
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[お芝居みたいに綺麗に鳴った口笛>>203をBGMに。 動きの早い狼を捉え足止めをする氷はとてもやり易い。
グーで殴ればだいたい何でも黙る。 乱暴が過ぎる極論は生きざまの象徴。 舞うように回り、時に地面を転がって、火照る身体を氷で冷やし。]
「───っは、っはァ!」
[溢れた笑い声は、まるで始めてあじわうものではないかのよう。]
(239) 2018/05/14(Mon) 00時頃
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「─む。そうか…… 今度、あんたに笑い方でも教えてもらうべきかね。
いーんだよ、犬ってもんは ちょっと乱暴なくらいが喜ぶもんなんだ。」
[服についた汚れを払いつつ、拳の炎は吹き消しておく。 然程服装の乱れも見られないパートナーは白のまま つかつかと歩きながら威嚇までして見せた。>>206]
(……意外とこいつ、好戦的だよな)
[熱を逃がすのに胸元を寛げて おい、そいつは敵だぞ と警戒を促そうとした、瞬間]
(240) 2018/05/14(Mon) 00時頃
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「 ──ゼンッッ!!」
[応えるようにパートナーに向けた手のひらから 氷槍尖って、切っ先がきらりと光る。 反射で肩を掴んで引き寄せてみれば 寸前で止まって いた>>232]
「………手前ェ、ホントにいい趣味してやがんな」
[肩を乱暴に掴んだことでパートナーがバランスを崩すようなら 胸を貸してやるくらいはお安い御用。 手を振る男を殺意を込めた目で睨みつけて まだ何かしてくるようなら噛みつかんばかりに、唸る。]*
(241) 2018/05/14(Mon) 00時半頃
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[唸りをあげて威嚇する己とは違って あまりにも素直すぎる感想をこぼしたパートナー。>>265 とん、と触れた肩>>266はすっかり冷えていて 汗のせいで服がへばりつく身体には気持ちがよかった。]
「……あんたが無事ならいい。 だが、気を付けろ。 これは俺が側にいない時もな」
[落ち着いているのか危なっかしいのか 触れ幅の読めない針を見ているようで。 頼むよ、と肩をぽんと叩く。]
[添えられた花>>267は綺麗に並んで、 それに倣うように、簡単な黙祷をして先へ進んだ。]*
(317) 2018/05/14(Mon) 12時頃
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─ 西エリア・スタジオエデン ─
「─ス タ ジ オ エ デ ン 。…ここだな」
[途中予期せぬこともあったが、無事目的地には着いた。 横文字に強くないので、店名を指差し確認。]
「…お、お邪魔します?」
[そっと身を屈めて中に入れば ずぅらりと並んだ写真に圧倒されたことだろう。]*
(318) 2018/05/14(Mon) 12時頃
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「…っとと、中じゃあねぇ。 入り口に展示されてる写真、だったか」
[説明するまでもなく>>231特徴があると仮定すれば よほど派手、華美、或いは―巨大。 それらしきものは店内には見当たらず、 ゆっくりターンして入り口付近へ戻る。 もしパートナーが背後に居たならば 唐突な動きに驚かせてしまったかも。]
「しかしまぁ、綺麗に撮りなさる。 見たままって云っても言い過ぎじゃないぜ、これ
ホレ、これなんか初々しい。 背筋しゃんと伸ばしてよ、なつかし…――ん?」
(331) 2018/05/14(Mon) 18時頃
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[身体を屈めて写真を眺めていると、 奇妙な違和感に気がついた。 頬を染めて、嬉しげにランドセルを背負う男の子 その背後の壁には今にも襲い掛からんとする、獣。]
「―おい!これって、あいつが云ってた――!」
[どうすべきか。一旦パートナーの意見を仰ごうと 勢いよく身体を起こせば、軽い立ちくらみ。 たたらを踏んでどうにか持ちこたえれば
――かたんっ。 指先が 写真に…写真の獣に、触れた。
がたんッ!!]
(332) 2018/05/14(Mon) 18時頃
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「――、はぁぁああああっっ!!?」
[その指に食らいつこうと飛び出してきた獰猛な熊に 疑問混じりの叫びをあげながら前に転がって回避。 質量も物理法則も無視した登場方法に
―この世界に慣れるのはまだ先かもしれない 冷静な頭で、ごろごろと。]*
(333) 2018/05/14(Mon) 18時頃
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そういや灰全然使ってねぇな。 ('ω'三'ω'三'ω'三'ω'三'ω'三'ω')
(-85) 2018/05/14(Mon) 19時半頃
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/* 縁故の取れないこみゅしょう………うう
(-86) 2018/05/14(Mon) 19時半頃
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ワレンチナ:28 俺:27 全:25 津辺:20 春風:20 ----- 堀井:19 古良:19 鈴池:18 橘:18 ジリヤ:17
黒牧:22 ----- スザンナ:16 惣城:12 瀬尾:10
もしかして:年齢層が割と低い(今更)
(-87) 2018/05/14(Mon) 19時半頃
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[どんぐりころころ。]
「っあ"、だぁあああっ!!?、??」
[一転、受け身を取るのに成功したと思ったら パーカーを引っ張られて回転の勢いのまま、空に放り出される>>367 身軽な身体は秒未満 浮かび、 ついでとばかりに一回転して。止まった。]
「……ぉぉおいゼンくぅうううううん? ───、」
[─こちとらもうすぐ三十路なんだ、優しくしろ! やっと止まった回転、がばりと起き上がりまして 怒鳴るために開かれた口は、すぐに閉じられる。]
(372) 2018/05/14(Mon) 22時頃
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「…多いな、3体か。 刺せるかどうか……毛皮が厚そうだが 重力なんか利用出来りゃあ、無理じゃなさそうだ。」
[ちょっと怒るのは後にしましょう、ネ。 軽く頭を振って拳に火を灯して パートナーの問いかけ>>370に応えれば。]
(373) 2018/05/14(Mon) 22時頃
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