196 水面に映る影より遠く
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/* すげー笑っている。 おまかせ希望してましたよね(?)
(-3) 2016/08/19(Fri) 07時頃
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[ おはようございます。
本日のお空も、よいお日取りで。 先日の、私のてるてる坊主作戦が、 天の神様に届いてしまったのではないでしょうか? そっと、図書室の窓から空を見上げた感想です。 この一年と少しばかり。 私は、ここの図書を大分読み耽ってましたので、 残りはあと、隅っこの本棚一列分。 むしろ、あと一列分も残っていることに驚きです。 私の友人、図書さんたちをぱたりと綴じて。]
(5) 2016/08/19(Fri) 07時半頃
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[ ─── 猶予は、あと少し。
全部読み終えられるでしょうか? 夏休みを返上すれば、きっと。 できないことはないと思います。 突然の、帰還命令。 私は夏休みが終われば、 私の元いた場所に、かえります。 ]
(*0) 2016/08/19(Fri) 07時半頃
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[私は、再び教室へと向かうのでした。 図書室の窓から見える光景の中、 他の生徒たちが学校へたどり着く様子は 見えたでしょうか? 見えたに違いありません。
私は自分の席にちょこんと座り。 いつものようにみんなが来るのを待つのです。 HRが始まって、団十郎どのがやってきて。>>3 その彼の様子から、夏休み明けに、 このクラスのメンバー一人、いなくなるなんてこと。 決して見抜けられはしなかったでしょうね。 私は、普段と対して変わらぬままに。 小さく、挨拶をしていたのでしょう。]**
(6) 2016/08/19(Fri) 07時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2016/08/19(Fri) 07時半頃
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/* ゆびさしかくにんしたもんんん。 ちゃんと、おまかせで、入村してました! うぞじゃありません!
(-6) 2016/08/19(Fri) 07時半頃
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/* 誰がいなくなるって知って、アルバムを作ろうとか言い出して積極的になるいとさん!を思い描いていたのに。 なんということでしょうか。
(-7) 2016/08/19(Fri) 08時頃
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/* ひなちゃんかわいいなぁ。 いとの行く末を考えなきゃいけない。 きっと、静かにひっそり。空気のように消えるのでしょうね。 帰ったらひなちゃんの絵を拾う。>>15
時かけは一市民でしたが、いつものメンバーにとっては囁きまたお前かよと怒られそうで申し訳ないです。
(-14) 2016/08/19(Fri) 13時頃
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/* ぺかちゅうグッズを千島に見せる。
(-15) 2016/08/19(Fri) 13時頃
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/* ああ。 千島くん、さいちかもしれませんね。 ねむたい。
(-20) 2016/08/19(Fri) 18時半頃
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[朝早くには、 水槽は飛沫をあげることはありませんでした。 昨日の影は、太陽の光を浴びてきらきらと輝いていた。 のかもしれません。 それだけではないかもしれません。 ひとつひとつの輝きを、そっと宝箱に綴じ込めて。 譬えば、城壁の内側。 大切な宝物として、 私自身と護ることができるのでしょうか?
……さて、私は一体全体。 何を護ろうとしていたのでしょう? 解明できるひと、募集中です。]
(59) 2016/08/19(Fri) 19時半頃
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[穏やかな水面も、じきに飛沫をあげるでしょう。 昨夜読んだ書物には、飛沫をあげて泳ぐのは良くない。 そう記載されていたような気がします。 脚は成る可く穏やかに、 そして腕は、真っ直ぐスッポンのように。
………そんなこと、実際に出来るのであれば、 とうにしていますよ、ばかなの。 そもそも、流体力学などを習ったとしても、 自らの肉体が追いつかない限り理想は叶えられません。 そうですねぇ、昨日目にしたぎらぎら男子。 彼のような肉体美をお持ちの方でしたら、 学んだことを活かせるやもしれませんね。]
(60) 2016/08/19(Fri) 19時半頃
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[廊下をてくてく。進む足取りは、昨日よりは重くない。 何故なら、私にひとつ。 重大な任務が課せられたからです。
私は、両腕でよりきつく鞄を握り締めました。 中には、愛読書 水着 筆記用具 いらぬ趣味物
そして…… ぺかちゅうのメモ帳。]
くっくっくっ…… この魔導具があれば、どんな魔法も叶えられようぞ (ぺかちゅうの描き方の見本になれば、 幸いなのですが、いかがでしょう!)
[ふふ。鞄に顔を埋めるように、溢れる笑みは、 窓から覗くスパイとの交信を想うのでした。]
(61) 2016/08/19(Fri) 19時半頃
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[は! 私としたことが、はしたない顔を! きりり、引き締めれば教室への足取りを速めます。
途の最中、油の香りが鼻をつきました。>>16 中には、美術部員らしき者たちが絵を描いています。 そのひとつ、東明さんの姿が見えたかもしれません。 私は、空気ですから気付かれることなく じ。 熱い視線を送りつけて、その手元の動きを見詰めます。
彼女の迷いは、私には分かりません。 彼女の望みも、私には判りません。]
(62) 2016/08/19(Fri) 19時半頃
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[ですが、コンクールに入賞したことがあると。 風の噂で聞きました。 そして、ミーハーな私は、 彼女の絵をこっそりと覗き見た、気がしています。
淡いいろ、優しく乗せられた筆が思い浮かび、 とても、心温まるものだった。 そこまでは憶えていますが、どのような絵だったのか? 何故でしょう。私は思い出すことができませんでした。 でも、あれは。たしかにきらきら輝いていて。 私の宝物にそっと綴じ込めたい。 そう想わせられたのです。]
(63) 2016/08/19(Fri) 19時半頃
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[部長さんらしきひとが、東明さんに話しかける頃。 私は、美術部の前を去って行ったのでしょう。 だから、“ 誰かが転校するかもしれない ” という噂はまだ、耳にはしていませんでした。 外では、また自転車二人乗りの姿が見えたかもです。
ああ、『アヒルさん』に昨日の男子二人乗り事件。 そのことを伝えたら、とても嬉しそうにしていました。 今日の二人乗りは、また青い春の一環でしょうか? ですが、片方の影に目を懲らせば……… ……取っ替え引っ替えな、ぎらぎら男? これもまた、青い春の匂いがして、 アヒルさんへ報告することが増えたことでしょう!
二人乗りの青い春。 それも正しく、私の宝物に綴じ込めたいものでした。]**
(64) 2016/08/19(Fri) 20時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2016/08/19(Fri) 20時頃
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/* 中身考えるのはやめました。 知らない方もいらっしゃるから、当てられるわけがありませんでした。 ▼花金
いと は夜勤なので、ねます。三時間しか眠れないギルティ
(-32) 2016/08/19(Fri) 20時頃
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[ 西の魔女は死んだのです。
今はもう、私しかいませんでした。 東の魔女として、私は唯一の希望。らしい。 この世界の根元について学ぶ機会を得ました。 私たちの未来を獲得することが目的でした。 私は、静かに、空気のように暮らして。 何れ来る帰還命令に応じて静かに帰る。 そのつもりだったのです。]
(*1) 2016/08/20(Sat) 05時頃
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─ 教室─
[私は、一番後ろで。 続々と集まるメンバーを眺めていました。
先ほど二人乗りの青い春、後ろに乗っていた鈴宮さん。>>103 彼女は、教卓で何かを広げています。 ………どうやら、アイスのようです。 この夏日に、冷たいアイスは至福ものでしょう。 羨ましげに思いつつ、私のような人間には 受け取る資格はありませんから。 恐らく余ったとして 団十郎どのに贈られたのだと思います。>>144
皆、しあわせそうにアイスを頬張る姿を見れば、 羨む気持ちと同時に、幸せを与えられるアイスの存在。 鈴宮さんの優しい心にきらきらを感じ取りました。 胸のここら辺が、きゅうと掴まれます。]
(146) 2016/08/20(Sat) 05時頃
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[あ! ぺかちゅう!>>85 教室へと現れる、ぺかちゅうのひとを目に留めれば。 私は、挨拶をしようと口を開け。 ……けれど、声はやっぱりうまく出ません。 ただ、鞄の中に入れてきたぺかちゅうのメモ帳。 それを手にして近寄ろうと思ったところです。 切原さんが声をかけるのが見えました。>>86 購入したままの長いスカートの裾を、 きゅと握り締め、立ち上がりかけた私は そのまますとんと椅子に落ちます。
そうして、アイスとアイスの予定調和な おデート談議らしきものを耳に入れながら、 ゆらりゆらりと椅子に座って足を揺らしていたのです。]
(147) 2016/08/20(Sat) 05時頃
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[窓の外に、しなやかな白い毛を持つ猫は、 見えましたでしょうか?みえても見えなくても。 雌猫さまにお供えされた、知らない何か。>>47 それは、私の元に届くことはないのでしょう。
そこに綴られるものが何なのかはわかりませんが、 受け取るべき者が受け取るべきなのです。 私には、そんな資格はないのでした。]
(148) 2016/08/20(Sat) 05時頃
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─ 先日/図書室にて─
[何度拾い上げても、指から滑り落ちてしまう本。 別に、不審な行動をしているつもりはありません。 私はいたって大まじめなのですよ。 きっと、彼の思っていることが伝わっていたならば、 私はそう、不満げに意見を述べたことでしょう。 ただ、それは伝えられはせず、 私の名ではない名が呼ばれます。]
…………?けい、ちゃ………?
[自分のことを呼ばれたとは思わず、 ぽかんと口を開けていっしゅんの沈黙を 生み出してしまったかもしれませんね。 ケイちゃんと言えば、鶏肉に美味しい味付けをされた 風土料理が思い浮かぶのですけれど、 まさかそれと同じ名で呼ばれるだなんて。]
(175) 2016/08/20(Sat) 10時半頃
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[ ゆるせません!!
残念ながら、言葉にできない私は、 縮こまったまま、視線を右へ、左へ。 そして、小さな声でこう言うのです。]
大原、圭一くん。 ………ケイちゃん。
[ぴた。 視線を合わせ、さも貴方こそケイちゃんだと 言わんばかりの目力を見せられるといいものですね。 私と彼だけのこの空間では、 私の小さな声も届くでしょう。 届かないわけがありませんでした。]
(176) 2016/08/20(Sat) 10時半頃
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[私だって、会話を行うことくらいできます。 ただ、しようと思ってしてこなかっただけですし、 衝撃的なものへの対応が難しいだけなのです。 ちゃんと、落ち着いて、 そう、例えば私の園の中であれば─── 普通に会話を行うことは不可能ではありませんでした。]
私は、 いと です。 ケイちゃんはあなた、私は……… い、いっちゃん(※久水さんに呼ばれるのが嬉しい) お間違えのなきよう……!
[ビシィ! 人差し指を、大原さんに突きつけます。]
(177) 2016/08/20(Sat) 10時半頃
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[ ………!?!?!?
私が図書委員だと、 どうして彼は知っていたのでしょうか? この空気の私の役職を知っている、 それは意外性たっぷりの思いでいっぱいです。 前期ほぼお休みだったというのに、 彼は記憶力がよいのでしょう。 きっと、私のことを知っているくらいですから、 クラスメイト全員の役割を知ってるのでしょうね。]
………ええ、ご名答。です。 (その通りだ、魔獣オオハラよ。 我が城に何用じゃ?)
[こくん、と。小さく頷きましょう。 さて、向けられたのは、]
(178) 2016/08/20(Sat) 10時半頃
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[ヒトたる性の有様は、 私の本来いる世界と此処とでは、 かように違うものなのかと、 授業は真剣に、 そして楽しく受けたことを思い出します。]
(*2) 2016/08/20(Sat) 10時半頃
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[ぽかぁん。 口は開いたままでしょう。 内容は、分かるのです。 むしろ分かりすぎて怖いくらいです。
内容は、そう。 思春期の男女にとっては、 恥じらいを抱いてしまうものでしょう。]
お、おお……おお、はらさ………
[ふるふる。私は、顔面を両手で覆いました。 これは、所謂セクハラではないのでしょうか? けれども、ただの課題と言われてしまえば、最後。 私がただの雌豚となってしまいますから、]
(179) 2016/08/20(Sat) 10時半頃
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[ある一箇所に向かって、震える指を向けました。]
右から三列目。上から、2段目。 右端よりにあるはずです。 おおよそ、56頁。そこに答えがあるかと。
[ひと息で云い切りましょう。 自分の記憶力に乾杯したいくらいです。 私のお陰です、そう。私のお陰で、 彼は課題を終わらせることができたと言っては、 過言だということは重々承知しています。 けれど、彼の未来へ繋がる単位という名の、 いと を紡げたと思えば、とても嬉しく思うのです。]
(180) 2016/08/20(Sat) 10時半頃
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[えっちな本は、実際の知識とは異なりますから、 教科書にするには捻じ曲げられすぎています。 ……と、アヒルさんがよく言っていますが。
彼が問題を解く間の時間は、 彼にとっては非常に苦痛な時間だったのでしょう。 私は、私は……列記とした大人ですから、 いくらセクハラだの破廉恥だの思ったとしても、 ……いいえ。これくらいでは動じませんよ?
ふるふる。]
(181) 2016/08/20(Sat) 10時半頃
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[大原さんの奮闘を見守り、彼が帰宅する。 そのときでした。 此方を振り返って、礼がしたいと宣います。>>84 私が、見返りを求めて本の場所を教えたと お思いなのでしょうか? 私はただ単に、図書委員としての役割を果たした。 それだけに過ぎないのですから、礼なんていりません。]
いえ、………課題を無事終わらせられた、 そんな大原さんを見られるだけで、 私にとってはご褒美です。
(182) 2016/08/20(Sat) 10時半頃
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なので、気にされなくていいんですよ。
[先程まで、大原さんが真剣に見つめていたであろう。 図書を両腕で抱きしめながら、そう言います。 もちろん蚊の鳴くような声ですから、 ちゃんと届いているかは自信ありませんけれど。
年頃の少女が欲しいものを、 私が求めることはないかもしれません。 いまどきはやりのものを贈られたとしても、 私が本当に欲しいものには届かないかもしれません。]
(183) 2016/08/20(Sat) 10時半頃
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