165 ― 明後日からの手紙 ―
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−月面ステーション『コペルニクス』−
[勤務時間のほとんどを ただ浮かんでいるだけのナユタだが、 他にも仕事は勿論、ある。
その日、近くを通り抜けた宇宙船だとか 誘導案内、修理した機体についてのレポートを 定期的に"本部"に送信しなければならない。]
めん、どく、さい、ぞ、っと……
[作業内容についてはAIを搭載した 作業補助ドローンが記録しているから、 それをそのままコピーするだけなのだが。
ナユタ自身の体調等についても 逐一報告しなければならないのが厄介だ。]
(26) 2015/07/15(Wed) 20時半頃
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[今ではだいぶ身近になった宇宙でも、 まだまだヒトにとって完全に安全な空間ではない。
そういう場所で作業するのだから、 こういった管理や記録が重要なのは理解できる。 ――できるのだが、億劫なのは変わりない。]
そーしん、っと
[正直、とても業務報告とは思えないような文面だが 今に始まったことではない。 連絡をすること、それが何よりも大事なのだと おもっているから、面倒でも億劫でも義務はこなしている。
青白く光るパネルをタッチすれば、 紙ヒコーキ型のアイコンが地球に向かって飛んでいった。]
(28) 2015/07/15(Wed) 20時半頃
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[通信方法にそぐわないレトロなそれを、 ナユタは気に入っている。
ここには一切置いていないが、 祖父が亡くなってから受け継いだ実家には 紙の本が棚にぎっしり詰め込まれているし、 幼少の頃から触れていたそれは、ナユタの財産だ。
あの、独特の繊維とインクの香りを嗅ぐと 「帰ってきた」という実感が湧くし落ち着く。
宇宙は好きだが、地球からも離れられないのは 祖父や家族との思い出が詰まった、あの家があるから。]
(30) 2015/07/15(Wed) 20時半頃
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YYYY年M月D日 -M月d日
・食べた物 宇宙食(オムレツ・チョコレート・わかめスープ) e.t.c.
・やったこと 二回転宙返り(成功) 3連続バク転(2回止まり)
そろそろバニラアイスとフリーズドライフルーツが無くなりそうなんで、水と一緒に輸送頼んます
『コペルニクス』担当:ナユタ
その他の業務日報は添付ファイル参照で
[送り状も何もない、簡素な電子メール。 何やら専門用語の羅列された特殊なファイルが添付されている。特に宛先も記されていない。]
(-39) 2015/07/15(Wed) 21時頃
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――…ん?
[紙ヒコーキのアイコンが消えた瞬間。 ふと、ここにあるはずのない香りが鼻を擽った。
ステーションの一室ではヘルメットを脱いでも 呼吸ができる。ほぼ無菌無臭だからこそ気づけたそれ。
タブレット端末の下に覗くのは、一枚の紙と。]
手紙?
[宛先にも差出人にも覚えのないそれを表、裏と翻し。 しばし逡巡の後、封を切ることにした。 他の誰かに宛てたものかもしれないのに勝手に見る、 という行為を咎める者はこの場にいない。]
(33) 2015/07/15(Wed) 21時頃
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…………はァ?
[そこに綴られていた内容に、 思わず普段出すことのない素っ頓狂な声が漏れた。
これは。なんというか。 本来ここに届くべきものでないことは間違いない。 その上、誤送事故と放っておけるものでもない。]
いや、でもなあ…… つーかなんでどうやってここに?
[できれば現物ごと突っ返したいところだが。 ひとまず、もう一枚の紙きれにも目を通そうと手に取り。 ――先と同じような声をあげる。]
(34) 2015/07/15(Wed) 21時頃
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[それは手紙というより日課を記したようなもので。 几帳面な文字とは裏腹に、綴られている内容に どこか幼さを感じさせた。]
42時……って何時よ?
[書かれていた中で一番の疑問点に首を捻る。 生憎手元には、地球に合わせた24時間表記しかなく。 しばし考え込んだ後、一つの可能性にはっと目を瞠り。]
もしかして……どっか遠く、にいる誰かが 書いたものなの、か?
[地球よりも、月よりも先。 ナユタがまだ知らない世界を示唆するそれに、 何故、という疑問以上に期待と興奮で僅かに手が震える。]
(38) 2015/07/15(Wed) 21時半頃
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/* 普段空けない行間をもたせてみたものの すぐ制限に引っかかってしまう悲しみ
(-42) 2015/07/15(Wed) 21時半頃
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/* 18時
(-43) 2015/07/15(Wed) 21時半頃
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[どこから紛れたのか、まったくわからない ふたつの紙面を眺めてどれくらい経ったか。]
ん? ――…ホロ通信か。珍しいな
[今日はどうも、珍妙なことが続く。 どうせなら一度でなく小分けで起きれば、 その分退屈な時間が減るのに――なんて勝手なことを 考えながら、着信を告げる淡い光に指先で触れた。]
……へえ……。おっもしれ。 [他のふたつともまた違う、送信者の身元や意図が、 はっきり解るそれに唇の端を上げる。]
(39) 2015/07/15(Wed) 21時半頃
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/* なんかこう、今回いつも以上に 説明や言葉が足りないね?
情景描写ってやつができないんすよ…… だって自分でもここがどんな場所か想像つかねーんだもの!
(-45) 2015/07/15(Wed) 21時半頃
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はじめまして あんたの放った光の先にいる「あなた」ことナユタだ
ここは月面ステーション『コペルニクス』 俺はここで宇宙保安技師をしている あんたと同じく一人で、な
ちょうど退屈してたんで、話し相手の誘いには 喜んで応じるとしよう ちなみにあん――ティソは、いつから其処にいるんだ? 周りには何が見える? 仕事の都合上、月より先には行けないものでね そこがどんな場所だとか、ティソのこととか 聞かせて貰えると嬉しいよ
このメッセージが無事、光の糸を辿って そっちに届くことを願ってる
["返信"という形で送られたメッセージ。 落ち着いたハスキーな声は澱みなく流れるが、生憎映像には砂嵐が走っている。]
(-50) 2015/07/15(Wed) 22時頃
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[ホロ通信については容易に返信できたが、 問題は残るふたつだ。
ここには紙もペンもない。 あるのは時代遅れのUSBメモリーとマイクロチップ 前者は廃棄されたものを貰い受けたものだが 後者は職場の備品で使用には管理制限されている
これまで、宇宙に放った数多のメッセージに 返信がないことを思えば、 この方法で相手に届くとは到底思えない。]
(43) 2015/07/15(Wed) 22時頃
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初めまして、俺の名前はナユタ あんたの出した手紙が、間違えて届いたらしい 悪いが中身を読ませてもらった
余計なお世話かもしれないが恋人に別れを告げるなら こういう不確かな連絡ツールを使うより 直接本人に会って伝えた方がいいんじゃないか?
それも叶わない関係だとか、 もう顔も見たくないというのだったら別だが
少なくとも、今のところ あんたの決意も気持ちも、相手には届いていないよ
この手紙が本来届くべき相手に向かわなかったのは 早まるな、という手紙からのメッセージかもしれない
本当に後悔しないか?
(-53) 2015/07/15(Wed) 22時半頃
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――最後のは、余計だったな。
恋人とよりを戻すにしても、 次の恋に向かうにしても。
今度は、宛先を間違えないように。
[透明なカプセルに封の空いた手紙と、 古ぼけたUSBメモリースティックが入っている。
『Copernicus』と印字されたそれに保存されたファイルを開くことができれば、落ち着いたハスキーな声が文面を読み上げるだろう。]
(-56) 2015/07/15(Wed) 22時半頃
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ふむ。……これなら、どうかな? [今まで宙に送り出したものに、 少々手を加えてみたものの。 これをどうすれば相手に送り返すことができるか、 やはり見当もつかない。
考えているうちに救援信号を受け取り、 ヘルメットを装着して本来の業務に向かう。
再びステーションに戻った時には、 机に放られていたものは跡形もなく消えていた。]
(47) 2015/07/15(Wed) 22時半頃
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どこのだれともわからない、きみへ
はじめまして。俺の名前はナユタ 月面ステーション『コペルニクス』ってとこで 迷子の船を案内していて、ここにこれが届いた
紙きれの迷子を誘導するのは初めてだが、 きみの航海の無事と、 これが再びそちらに戻ることを願っています
――おやすみ。
:
ちなみに俺は、羽毛布団のベッドが好きだよ カプセルとは違った温かさがあるんだ。 18時には夕焼けを想像するのを日課にしている。
(-69) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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[透明なカプセルに42時-48時の日課が書かれた紙と、 古ぼけたUSBメモリースティックが入っている。
『Copernicus』と印字されたそれに保存されたファイルを開くことができれば、落ち着いたハスキーな声が文面を読み上げるだろう。
紙は丁寧に丸められているが、端に僅かに皺がついている。握る指先に力を込めた際についたらしい。>>38]
(-70) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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/* えーっと、今日送っていい分はこれで終わり、かな
ふへへお返事がじわじわ届いて嬉しい 何てかえそっかーなー!
(-71) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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――…あれ? [無人、無音のステーションにやや間抜けな声が響く。 確かに、数時間前にはここにあったはずなのに。
それとも、いつの間にか転寝していて 退屈しのぎの夢でも見たのか。
肩を竦めながら、何とはなしに時計を見る。 地球では、故郷では、今頃。]
(57) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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夕焼けの、時間だ そういえばもう随分と見ていないな
朝焼けの方が好きなんだが そっちはもっと見られてないなあ
[ぽつり、呟いた拍子に ステーションの脇を小さな小さな星が通り過ぎ。
時空の狭間を抜け、明滅する光の元へ 落ち着いたハスキーな声音だけを残して、消えた。]
(-74) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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/* これで全員に一度は送れた、かな うっうっもっとこう抒情的だったり意味深な、いっそダイイングメッセージ並にわけわかんないこと言いたかった
(-75) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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