118 冷たい校舎村【R15】
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―シャワー室前―
[じっと、扉の前に座っていた。]
『なんで私を放っておかなかったの?』
[投げかけられた言葉への返答を、彼女の言動に慣れない感情が吹きこぼれたことを、そして、今ではそういった感情がちっとも湧いてこないことを、考えていた。 友達だったかもしれないソレを蔑ろにする姿を、許せないと突き放そうとしたくせに、もう今では、悲しいとか、寂しいとか、ごめんなさいとか、そういうものしか残っていない。]
『分かったら後で教えて欲しいな』
[なんでわたしは彼女に冷たくしたんだろうな。どうして、せめて丁寧に話を聞けなかったんだろう。 あの子が出てきたら、謝って、それからやっぱり、ちゃんと考えておこうかな。 怒りも、義務感も、保身も、全部ぐちゃぐちゃに混ざっていて、きっと全部本当で、どれか1つじゃないんだろうな。 そう思う。だから、わたしのことだけど、わたしには分からないんだよ、かりゅうちゃん。でも、]
(9) 2014/04/16(Wed) 01時頃
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[なんて伝えようか。そう考えながら、彼女を待っていた。 地面につけた部分から、身体が冷えていく。やけに遅いな。 チャイムが鳴る。ゾッと、背筋に寒気が走った。]
……かりゅうちゃん?
[恐る恐る声をかけながら、扉を押し開ける。中を覗く。 ザーザーと、水の流れる音だけが響いている。返事はない。]
……っ!
[白い湯気が、ひどくこもっていた。外の冷たい空気と混ざり合って、溶ける。 薄っすらとした視界の先、真っ白な身体を見つけた。]
――かりゅうちゃん!
[慌てて駆け寄る。その身体を抱き起こす。ねえ、そんな。わたし、待ってたよ、ねえ。 腕から流れ出る血が、まるでその人形が生きているのだとでも言う様で、ひどく、グロテスクだった。]
(10) 2014/04/16(Wed) 01時半頃
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――ごめんね、ごめん。
[答えられなくて。 でもね、かりゅうちゃん。あなたのこと、本当にきらいなんかじゃなかった。ごめんね。]
(11) 2014/04/16(Wed) 01時半頃
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[忽然と『消えた』彼女のように、小柄なマネキンを抱える。 シャワーを止めて、半ば引きずるようにして、その場から離して、更衣スペースまで運んだ。 排水口を塞いでいた鬘を軽く洗って、マネキンにかぶせる。 人工的な白い肌。真白だった彼女を思い出す。 マネキンの身体にはバスタオルを被せて、血を流し続ける傷口にはタオルを押し当ててみたけれど、それが止まる気配はなかった。 鉄の匂い。ひどく生々しい。それでもその細い腕の傷を抑えながら、少し泣いた。]
『里紗、可哀想に』
[優しい声が言う。]
『疲れたでしょう、人を1人運ぶだなんて。君は女の子だ。そんなこと、しなくたっていい。疲れたでしょう。ゆっくり休みなさい。誰かに助けてもらいなさい。それは、ちっとも悪いことなんかじゃない。君は、女の子なんだから』
[うるさいな。その甘い声に、初めてそう思った。いくら抑えたって滲む血が憎かった。悔しい。]
(14) 2014/04/16(Wed) 01時半頃
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[それがどうしようもないことを、少しして漸く察して、里紗は立ち上がった。 ごめんね、かりゅうちゃん。わたしは行くよ。皆に、このことを伝えなきゃいけない。寒いだろうけど、我慢してね。 清潔なタオルの下、広がる赤から目を逸らして、部屋を出る。 もう、何度も見たソレ。何体ものマネキン。今、やっぱり思う。みんな、苦しそうだ、と。]
[これが、この世界のホストが望んだことなのか、 それとも、その誰かにとっても不可抗力で起こってしまったことなのか、分からない。 けれど、里紗は思う。 この世界にわたしたちを呼んだ人がいるなら。きっと、わたしは。]
[廊下に出る。温かな湯に濡れた制服が冷たい。 教室に戻ろう。きっと、みんなが戻るなら、そこか、保健室だ。 そう考えて、1階の教室へと足を向けた。]
(15) 2014/04/16(Wed) 01時半頃
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/* わたしが落ちようかねー? 一番綺麗にまとまるのはどれか。割と人に相談したい気持ではある。 せいやホリー[[who]]
(-6) 2014/04/16(Wed) 01時半頃
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/* ランダム振っても困るだけだったねそうだね
(-7) 2014/04/16(Wed) 01時半頃
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ー教室ー
[教室へと足を踏み入れれば、教壇に腰掛ける八城>>16と、堀井がいた。 残された。咄嗟にそう思う。そして、思い直す。 残されたのか、残ったのか、残ってしまったのか、分からないけれど、わたしたちはここにいる。]
……かりゅうちゃんが、いなくなった。
[そう短く告げて、濡れて、少し赤の混じる制服のまま、適当な椅子に腰掛ける。 髪もボサボサだ。無頓着になってきたと、そう思う。 きっと、今のわたしを見たらママ、ひどく怒るだろうな。みっともない。そう言って。 手櫛で簡単に髪を整える。髪の毛の結び方を知らなかった。 濡れた制服は冷たいし、風邪を引くかもしれないけれど、それが何だろう。]
神崎くんたちは……
[まだだ。見れば分かる。揃って帰ってきてくれたらいい。そうは思っても、扉1枚隔てていただけで、かりゅうちゃんは消えた。]
……皆が帰ってきたら、少し話をしない?皆、気付いてることがあるなら、共有したい。
(23) 2014/04/16(Wed) 09時頃
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……うん、帰ってくるといいね。
[果子の言葉>>25に同意して、髪を梳いても良いかと聞かれれば、頷く。 小さく礼を言って、目を閉じた。 話しかけられるようならそれに応えて、神崎らが帰ってくるまでそうしているだろう。]
(26) 2014/04/16(Wed) 10時半頃
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……平根くん?古川くん?
[突如出てきた名前>>28に少し首を傾げたが、すぐにまた俯く。]
橘くんも…… わたし、も、止めなかった。
[久住と神崎の言葉に、保健室でのことを思い返す。 一人で出て行ったのに、止めなかった。止めていれば、違ったのか。 改めて、教室を見渡す。5人。]
これで、全員?
[少なくなっちゃったね。小さく呟いた。]
(30) 2014/04/16(Wed) 15時頃
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[顔を上げる。]
……ここって、結局、何なんだろう。
[ちゃんと、周りの皆を見渡しながら。]
知ってることがあるなら、教えてほしい。
[本当にこの中に『ホスト』がいるのか。そうなら、それは誰なのか。ここは、何のための世界なのか。自分たちは、どうしてここにいるのか。 何一つ、わからない。けれど、里紗は一つだけ確信していた。]
ここは、わたしの世界じゃない。
(31) 2014/04/16(Wed) 15時半頃
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……そうじゃないよ。わたしや、かりゅうちゃんがこの世界のホストから、迎えが来るから。そうじゃなきゃ、ここを、皆を呑み込みはしない。最初から。
[ここじゃないんだよ。そう、自嘲するように笑む。]
飛行機を呑んだ女の子も、父親に反省したかった女の子も、もっとマシなところに逃げたかった。そうでしょう。 なら、わたしの世界はここではないし、心の何処かで甘い自分を痛めつけてやろうと思うほど、わたしは殊勝な人間じゃない。
……久住くんの絞り方は、どうかと思う。
[そう、付け加える。導き出された答えに、反論はしない。 誰か、ホストがいるとして、みんなが、ここから消えることに、ホストの意思は、関係するのか。 逃がしたのか、追い出したのか、どちらにせよ、あんな風に、皆を追い込む人が、ここにいる?いなければ良い。そう思う。 言外に、ホストはそれをできる人間だと言われているようで、耐えられなかった。]
(39) 2014/04/16(Wed) 16時半頃
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『見覚えないか?』
[何を言っているんだろう。そう思う。 見覚えが、あって当たり前なのだ。ずっと、同じ教室にいたんだから。 首を傾げる。 それを見てか、再び、久住が口を開く。>>38]
(40) 2014/04/16(Wed) 16時半頃
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あ……
[ぱちん。何かが弾けるような音がして、不意に気付く。 どうして、今まで気が付かなかったのか。一度気付いた…にとって、それが不思議でならなかった。]
[若い担任。母があまり嬉しくなさそうな声で呟いたのを覚えてる。 『若いわね』固い声でそう言う。]
[必要ないものを切り捨てていくような、詰めていくような言動に、苦手意識さえ覚えたことを思い出す。]
先生……なんで。
[それを、彼に問う意味すらないのかもしれないけれど。]
(41) 2014/04/16(Wed) 16時半頃
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/* 全員で5階いったらその後どうするんだろう……5人最終日……? 誰かが想定を持っていれば良いのですが。村建てついてけてなくてもうしわけない。 あと多分久住くんに伝わってないな。日本語むつかしい。
(-42) 2014/04/16(Wed) 21時半頃
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/* 申し訳ないけれど一旦離脱
(-44) 2014/04/16(Wed) 21時半頃
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/* あーそういうことか。さっし悪くて申し訳ない。てっきり何かミスってるかなってドキドキしたよね。
(-45) 2014/04/16(Wed) 21時半頃
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/* 体調的なあれそれで里紗としての返事は明日朝起き次第にさせて頂きます。申し訳ない。
(-62) 2014/04/17(Thu) 00時半頃
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……行く、よ。
[八城の言葉>>67にそう返す。 神崎の叫びは聞こえていたけれど、触れずに、息をつく。]
悲しいけど、慣れる、ね。 血を、たくさん見た。痛そうだったよ。九条くんも、智明くんも、かりゅうちゃんも。 血は出てなくても、苦しそうだった。 かこちゃんが、言うように、これが、ホストの苦しさで、痛みなら、
[堀井をちらりと見やる。言葉を借りる。]
わたしは、怒る。いくらホストが苦しくても、それでも、皆をこんなに追い詰めたのは、その人でしょう。 わたしは責めるよ。そのために、行くよ、5階。
[全員の顔を、まっすぐに見る。 わたしはみんなほど優しくない。そう呟いて、少しだけ笑む。]
みんなが、それを許せないなら、わたしを置いていけば良い。こっそり着いて行ったりはしないよ。 でも、『一発殴らせろ』って、こういう時に使うんでしょう。違う?
(79) 2014/04/17(Thu) 10時半頃
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なんか……よくわからないけど、うん。 怒ると、疲れるね。知らなかった。
[へにゃ、と笑って、果子の手を握り返す。]
逆恨み、とか、棚上げとか、ではあるけど、ね。
[肯定されると、それはそれで申し訳なくて。いつもの調子でそう言う。 どうやら、全員で5階へと向かう流れのようで。移動を開始するようなら、そのまま着いて行くだろう。]
(94) 2014/04/17(Thu) 20時半頃
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[囁かれた言葉に驚いて、そして、すぐに照れたように笑う。]
ありがとう。
[じゃれつくように、囁き返す。そして、謝る。ごめんね。]
……わたし、ずっと、かこちゃんのこと、ちゃんと見てなかった。弱そうだから。守ってくれなさそうだからって、そう思ってた。一緒に、あんなに作業したのに。ごめんね。 わたし、みんなに謝らなきゃいけないなあって、思う。だから、ちゃんと、ここを出て、帰れると良い。 もし、ね、ちゃんと帰れたら――また、一緒に何か、して欲しい。今度は、ちゃんと、一緒に、かこちゃんと。
[返事はここではしないで。お願い。これは、確かに、恥ずかしい。そう言って、前を向く。]
(-90) 2014/04/17(Thu) 22時半頃
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[前を向いて、足を踏み出す。少しだけ、堀井から離れる。今は、まだ。]
[九条の姿をしたマネキンの隣を通って、階段に足をかける。 冷たい廊下に放置していたことに、いまさら胸が痛んだ。 そして、階段も終わりに差し掛かった時、目の前に広がっていった光景に、息を呑む。]
……これ、
[世界は動く。]
(117) 2014/04/17(Thu) 22時半頃
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神崎くん、
[一人動いた彼の名を呼ぶ。ひどく静かだった。どうやら全てが終わった後、彼の消えた教室へと足を運ぶ。]
――神崎くん、
[床に座り込む姿が、痛々しかった。これは、ひどい。 弱々しく謝る彼に、言葉が出ない。だけど、そういう話じゃないでしょう。]
殴らないよ、神崎くん。
[痛々しい。目を伏せる。]
……そうじゃないんだよ。
[自分でも、よく分からないままに、口を動かした。違う、そういうことじゃないんだと、そんな風に責めたいわけじゃないんだと、叫びたかった。]
(120) 2014/04/17(Thu) 23時頃
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ぎゃーーーーー矛盾する!!! 神崎くん捕まえられるかな!!!!言うだけ言って去る予定だったんだけど!!立たされちゃったよ神崎くん
(-93) 2014/04/17(Thu) 23時頃
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[どうしたらいいのか、わからなかった。他の人がどうしているのか、確認する余裕もなかった。 神崎くん。軽々しく怒ると、責めるなんて言ってごめん。 どうしてと、そう問う神崎>>122の前に、しゃがみ込む。]
……わかんないよ。でも、違う。違うよ。
[ふと、視界におさまっていたはずの彼が消える。>>124 え、と小さな声を上げて、そちらを向く。]
(125) 2014/04/17(Thu) 23時頃
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神崎くん、
[彼は、どうしていたか。名前を呼ぶ。今、彼がどうしているか。誰かが話しかけているのか。どうだってよかった。 一方的に告げる。少し、泣きそうだった。 じっと、彼を見つめる。まっすぐに見る。]
神崎くん、駄目だよ。みんなにあやまって。きっと、みんな、外で、待ってるよ。
(132) 2014/04/17(Thu) 23時半頃
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[声を絞り出すようにして、言う。]
辛かったんだろうって、どうして相談しなかったんだって、自分を追い詰めるなって、みんな言うかもしれない。それで、あなたを許すかもしれない。 だけど、わたしは許さない。ちゃんと、帰って、みんなに謝って。じゃなきゃ、許さない。帰れないなら、絶対に許さない。 こんなとこで、そんな風に謝るとか、殴れとか言われて、許すわけない。 馬鹿じゃないの。こんなとこで、こんな状況で、そんなの、意味ない。何も分かってない。 ここでいくら殴られて、責められたって、みんながあなたを許したって、わたしが許さない。そんなのおかしい。
[思考がまとまらないまま言葉を吐いて、思いつくままに吐き出して、そして、口を噤んだ。疲れたな。そう思う。 なんだか、すごく身体があつかった。悲しいのかも、腹が立つのかも、よく分からなかった。ただ、頬があつい。]
(133) 2014/04/17(Thu) 23時半頃
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……神崎くん、わたしは帰るよ。
[帰れる。唐突に、そう思った。 ここは、わたしの場所じゃない。 わたしが向き合うべくは、ここじゃない。これじゃない。 だから、帰れる。]
きっと、待ってる。ちゃんと帰ってきて、殴られろ。じゃなきゃ、許さない。知らない。
[ひどく疲れていた。反応を待たずに、背を向ける。階段を降りる。知らない。許さない。 何がなんだか分からないけれど、目頭があつかった。なんだよそれ。顔を上に向ける。泣かない。 九条を模したマネキンの隣を通り過ぎる。ぐずぐずと鼻を鳴らしながら階段を降りる。 顔を合わせたくなかった。疲れていた。教室の前を通り過ぎる。顔を、合わせたくなかった。 そのままずんずん歩いて、保健室の前で足を止めた。ドアに手をかける。 消毒液のにおいが、ひどく懐かしく感じた。吸い込まれるように、中に立ち入る。
随分前に感じるあの朝、自分が書いたメモがまだ残っていた。 少し泣いて、ベッドの1つに横たわった。すぐに、眠りは訪れた。]
(136) 2014/04/17(Thu) 23時半頃
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―朝・保健室―
[目が覚める。ひどく静かだ。時間、なのか。心臓が跳ねる。怖い。 時計を見ると、まだ6時頃だった。なんだ、あと3時間もあるじゃないか。 なんだか落ち着かなくて、ベッドから降りる。 入り口付近の長椅子に座って、まぶたを閉じる。]
[こうしていると、思い出す。毎日のように、こうして迎えを待ったこと。母の呪い。]
(138) 2014/04/18(Fri) 00時頃
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―回想―
[母の言葉は里紗を縛る。何度も耳元で囁かれたように、こびりつく。]
『良いことを教えてあげる。』
[いつも通りの硬い声で、母が言う。 まだ幼い里紗に目線を合わせようと、しゃがむ。まっすぐに、里紗を見つめる。]
『一生の間に、努力もせずに人に優しくしてもらえる量なんてものは決まっていて、絶えず弱さを振りかざすあんたは、いつか絶対にひとりぼっちになる。 泣くばっかりのあんたは、一人で生きるしかないの』
[母が、じっと見つめているのが分かる。 それでも里紗は、顔を上げなかった。]
『これは、呪いよ』
[そう言って、母は里紗の反応を待った。 反論も拒絶もせず、ただ俯くだけの里紗を、今度こそ母は見限った。]
(141) 2014/04/18(Fri) 00時頃
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