173 冷たい校舎村 番外【突発R18 半身内】
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[ おかえり、という優しい幼馴染の声に、胸がざわつきました。なぜ彼は私があの奇妙な空間に居た事を知っているのでしょうか? 答え簡単でございました。あの空間は、本物の現実だったのです。 明夜が自殺をしたという話を聞いて、あの空間の主が彼女であることを知りました。あの空間に私を呼んでくれたのは、彼女だったのです。 病院で会いたいという陸の言葉に、少しだけ恥ずかしさを感じました。あの空間が本物というなら、私が彼に言った事もすべて、本当だったのでしょう。それが私には恥ずかしくて、たまらなかったのです。]
(+0) 2015/11/09(Mon) 01時頃
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うん……明夜ちゃん心配だし、私も行こう、かな。
[ 友人が心配な事に変わりはありませんから、私は彼にそう返事をしました。しかし、その後に続いた返事に思わず口を噤みました。]
返事、って……。
(+1) 2015/11/09(Mon) 01時頃
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[ 待っていて欲しいと言われた告白の返事、ということで、きっと間違いはないでしょう。その答えを聞くことは、とても恐ろしく思えました。けれど、きっとこれは私が聞かなくてはならないことです。なので、少し躊躇いながらも、私はしっかりと返事をしました。]
うん、わかった。 ちゃんと、きくね、返事。 お母さんが許してくれるかわかんないけど、りっくんと一緒ならたぶん、大丈夫と思う。
(+2) 2015/11/09(Mon) 01時頃
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[ じゃあ、またあとでと言って電話を切って、階下の母の元へまいります。あれが現実だとしたら、母の言葉もきっと、現実でしょう。やはり私は、母にとってのひまわりの花にはなれなかったのです。けれど、私は、今日で見限られたとしても、病院へ行きたいと思いました。友人が心配という気持ちは、おかしいでしょうか。好きな人に会いたいという気持ちも、おかしいでしょうか。 そこに愛があるのではないでしょうか。私は、そう思うのです。]
(+3) 2015/11/09(Mon) 01時頃
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[ 母は陸が一緒だと言うと、すんなりとOKを出してくれましたが、心なしか優しいはずの母の笑顔が、興味がなさそうに見えたのはきっと、気のせいではないでしょう。]
(+4) 2015/11/09(Mon) 01時頃
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―病院にて―
[ 病院について、陸と顔を合わせて、私の笑顔はたぶん、緊張と恐怖で、あまりうまく笑えていませんでした。]
りっくん、ごめんね、おまたせ。
[ そう言って彼の隣に、いつもより少しだけ隙間を開けて、立ってみました。**]
(+5) 2015/11/09(Mon) 01時頃
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[ 不思議な沈黙が、二人の間に流れました。それは今までにない沈黙で、それだけで、何も話さなくても、二人の関係が変わってしまった事を示唆しています。 けれど、それを弾けさせるように、級友の声が響きました。あの空間で、一緒に陸のマネキンを見た、革でした。] 古屋くんも、帰ってこれたんだ。 おかえりなさい。
(+53) 2015/11/09(Mon) 23時頃
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[ その後、なんだか気を使われたような気も致しますが、彼はあわただしく病院へと入って行ってしまいました。 再び、その場に残るのは私たち二人となりました。静かな雪の夜に、私の鼓動だけが響きました。]
(+54) 2015/11/09(Mon) 23時頃
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[ 名前を呼ばれました。まるで尊いものを呼ばれたようで、そっとなあに、と静かな返事をします。 彼の言葉はまるで手さぐりで、恋愛に奥手なただの青年のようでした。]
(+55) 2015/11/09(Mon) 23時頃
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[ 彼のマネキンを見たか、という言葉に、あの惨状が脳裏に浮かびました。途端に背筋が冷たくなって、思わずそっと瞳を閉じます。あんな光景は、もう二度と見たくないと思いました。]
……うん、見た、よ。 厨房で倒れてる、りっくん。
(+56) 2015/11/09(Mon) 23時頃
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[ 俯いていた私の耳に入ってきた言葉を、私は最初信じられませんでした。大事だなんて、言葉にして言ってもらったのは初めてだったのですから。しかし続いた言葉には、拒絶を感じました。 私は、彼と居られるだけで幸せでした。けれど当の本人に拒絶されてしまっては、もうどうすることもできません。]
私は、べつに、りっくんと、居られれば……
(+57) 2015/11/09(Mon) 23時頃
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[ 胸が痛くなりました。きっと来る未来は、あまりいいものではないように思えたのです。拒絶の未来が来ると、確かに感じてはおりました。けれどやはり、本当にそれを聞くとなると、とてもとても辛かったのです。]
(+58) 2015/11/09(Mon) 23時頃
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[ しかし――]
『それでも、ひまわりは、俺を選ぶの? 俺の、味方でいてくれる?』
[ その言葉に、拒絶は感じられませんでした。]
(+59) 2015/11/09(Mon) 23時頃
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わ、わたし、わたし、は、りっくんといっしょに、いたい。
[ あぁ、泣いてはいけないのに、笑わなければいけないのに、どうしてでしょう、目の奥が熱く痛みます。 だって誰かに、彼に、求められるのは、こんなに嬉しい事なんです。私は泣かないように、拳をぐっと握りしめました。*] りっくんに許してもらえるなら、ずっと、いっしょにいたいよ。 私はずっと、ずっと、りっくんの味方だよ。
(+60) 2015/11/09(Mon) 23時頃
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[ そっと握られた両手は、気のせいでしょうか、小さく震えているような気がしました。それが寒さなのか、なんなのか、私にはわかりませんでしたが、彼の赤くなった頬を見たら、なんだかとても嬉しくて、そんな震えだなんて、全然気にならなかったのです。彼は、平坂陸は、彼らしくなく、とても弱々しく感じました。けれど私と同じようになった赤くなった頬と、少し下げられた嬉しそうな眉と、それがとても愛おしいと思いました。]
(+67) 2015/11/10(Tue) 03時頃
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りっくん、あのね、
[ 涙をぐっと堪えて、いつものように、笑顔を見せます。だって、私は確かにいま幸せなのですから。]
すきだよ。
[ そう言って私は、彼の手をぎゅっと、優しく握り返したのです。**]
(+68) 2015/11/10(Tue) 03時頃
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