人狼議事


89 アウトブレイク〜WerewolfSyndrome〜

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視点:


【人】 保安技師 ナユタ

―5月6日深夜、総合病院の一室―

[一瞬――その意味が理解できなかった。『トレイル・トイを感染容疑者として追っている』

分かってはいると、思っていた…思い込んでいた。こんな日いつか来るのだろうと、でも、それはどこか遠い未来の話で――頭が働かない。傷が、痛む。

何をするべきか、何をしなくてはならないのか。
自由に動かない頭と身体が恨めしい。
報告の為訪れていた隊員を押し退けるようにしてベッドから身を起こす。引き止める声が聞こえたが振り払う。
熱と痛みで覚束ない足元が恨めしい。走り出したいのに、ままならない。
壁伝いに病棟を歩く。
外へと――町へと向かって]

(0) 2013/07/29(Mon) 00時頃

保安技師 ナユタは、メモを貼った。

2013/07/29(Mon) 00時頃


【独】 保安技師 ナユタ

/*
脱字_(:3 」∠)_
*/

(-1) 2013/07/29(Mon) 00時頃

【人】 保安技師 ナユタ

―回想・5月5日早朝、チアキ宅前―
>>3:98>>3:99
[悲鳴にも似た告白を、ただ黙って背を宥めながら聞く。吐き出せるものは全て吐き出してしまえばいいと、こんなにも堪えていた彼の想いを、受け止めたいと。
肩口が温い水で湿ってゆく。
何故もっと早くに気付いてやれなかったのだろう。胸の内に苦く満ちる後悔を、もう二度と繰り返すまいと強く誓う。
失くしてしまった暖かな家族の形を、自分が与えられるとは思わないけれど、差し出せるものは全て差し出したい…だから、いつかもう一度、笑って欲しい]

……チアキ、俺が…いるから
俺なんかじゃ足りないの、分かってっけど、…でも、

[泣きすぎて枯れた声に緩く首を振った。感謝される事なんて、一つも出来てはいない。チアキに与えられたものはまだ返せてはいないから]

(1) 2013/07/29(Mon) 00時頃

【人】 保安技師 ナユタ

―5月6日深夜、市街地―

[トレイルの住むアパートの住所は調査済みだった。BOOメンバーの所在地を調べた際に興味半分、住民票を引き出したから。

まだトレイル感染容疑の住民への発表はされていない、そう聞いた。
出来れば彼が追手に気づく前に接触したい。

チアキだけを守ると、そう誓ったけれど、本当にままならない。
彼の力が必要なのだ。
それに…叶うならば少しの猶予を――彼の命にも。

身体が重い。痛みは酷く全身から脂汗が滲み出る。歩みは遅く目の前も霞んでくるけれど――ポケットへと手を差し入れて昨日の内に書き殴ったメモを握り締めて浅く忙しない息を吐き出し、止まりかけた足を前へと進めた]

(2) 2013/07/29(Mon) 00時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

―5月6日深夜、市街地―
>>5
[一歩、踏み出す足が鉛のように重い。痛みに喘ぐ息を整えようと、手近な石壁に額を押し当て呼吸を繰り返した。自覚出来る程に熱の上がった身体に、夜気に冷えた無機質な感触が心地良い。
息を継ぐ度に頭へと響く耳障りな呼吸音の中、遠く静かに響く足音に、顔を上げた。
たった数日ぶりなのに、おかしいくらい懐かしく思える彼の姿。夜目にも鮮やかに口角を彩る赤に、ああ、と、ただそれだけを思った]

――あんたの事、待ってたんだよ、トレイル
つーか、怪我人なんだから、もっと労れ…ッつーの

[傷を固定する包帯で釣り上げた腕の上から一枚シャツを羽織っただけの姿は、己の状況を相手にも伝えるものだろう。

右手のみで身を起こし、無造作に身体を捻る。壁に掠った肩の痛みに目を眇めながらも、努めて軽く、右手をひらりと振ってみせた――強がりのように]

(7) 2013/07/29(Mon) 01時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

―回想・5月5日早朝、チアキ宅前―
>>6
[腕の中の震えと離れてゆく温もりに微かに眉根を寄せた――けれど、目前にある瞳に映る色を確かめるように、顎を引いて彼の目を見返す。こんな風にチアキを見詰めた事は、多分初めてだろうと思いながら]

…馬鹿…、なんだよ…それ、

[惑う指先の上からそっと掌を重ねて撫でた。いるだろ?友人も、同僚も…明るいお前を慕う人間だっているだろうと、思う心の中、否定する声も聞こえる。
多分、そんな事ではないのだろうと]

…………チアキ、俺…、……お前は、どうなったってお前だ、って、変わっても、変わらなくても、俺にとってチアキは、チアキだ、

[告白の言葉は意外な程にストンと、胸の中落ちた。
知っていた、様な気もする。チアキの向ける好意が友情とは異質な何かだという事、そこに付け込んできた事も。
――そしてナユタ自身の中にも少なからず独占欲がある事も。
チアキを守りたいと言った少女を想う。その時胸に芽生えたあの嫌悪感を。名前をつけるにはまだ形を持たないその感情を]

(10) 2013/07/29(Mon) 02時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

[俺もだ、と安易に伝えれば嘘になりそうで、彼の望む言葉を返せない自分が不甲斐ないから、せめてもと、今ここにある思いを口に乗せ、揺れる手を支えようと重ねた掌を肘まで滑らせた所で――彼の身体がぐらりと傾いだ]

――ッ!チアキ!?

[不意に崩折れる身体を片手で引き上げ胸元へと凭れ掛からせて、改めてその疲労の色濃い顔を見詰めた。
一人で抱え込んで――多分泣けもしなかったのだろう、と。幼い頃からそうだった。本当に辛い時程涙を見せなかった。

守りたいのは俺なんだ、と伝える事は出来なかったけれど、誓いは胸の中にある。
背を抱き膝裏を掬い上げて意識をなくしたチアキの身体を抱き上げる。多分、これが、俺が背負うべき重みだと、痛いくらいに想う。

足を踏み入れた室内は昨日同様に寒々しい。この部屋でチアキは一人何を想っていたのかと、切なく込み上げる雫が彼の顔の上へと数滴、溢れた]

(11) 2013/07/29(Mon) 02時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

チアキ、行ってくる――必ず戻ってくるから
お前を一人になんか、しないから

[ソファへと脱力した身体を横たわらせた後も、離れがたい思いを振りきれずに膝を付き彼の傍らでその顔を見詰める。窓から差し込む陽光しがまるで急かすかのように明るさを増すのが憎々しい。

苦しげな呼吸がやがて穏やかな寝息に変わった頃に、漸くナユタは立ち上がった。もう一度だけ、と彼の顔を見下ろし、そのまま屈みこんで顔を寄せ、涙の跡の残る眦にそっと唇を掠めさせる。
無性に触れたかった。
その想いに名前をつける事は、まだ出来なくても――触れたかった]

―回想終了―

(12) 2013/07/29(Mon) 02時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

―5月6日 深夜 市街地―
>>8
[今の『彼』と会話したのはたったの一日、それだけなのにうんざりする程見慣れた表情に、何故だか笑いが込み上げてきた。肩が揺れる度に傷口が痛む、けれどそれすらも構わないと小さく声を立ててナユタは笑った]

愛してるぜ、トレイル、って?
あんたのそういう所、嫌いじゃないって思えてきた
――……だろうな…感染者『トレイル・トイ』
夜が明けたらあんた、お尋ね者になるんだとさ……だからその前にあんたに会っておきたかった

[傷口を庇いながら壁から身を起こして一歩、彼の元へと足を踏み出す。
剥き出された犬歯には未だ薄く朱が残っていたのに、不思議な程に恐怖は感じない。威嚇のようなその表情と裏腹に距離を置いたままの彼は、これ以上ない程に彼らしく思えたから]

ふざけんな、何の為にクソ痛ぇの我慢してこんな所までお前の顔見に来たと思ってんだ
つーかな…あんただって『大事なヤツ』なんだよ
死なれたら困るんだ、覚えておけ、このクソ野郎!

(13) 2013/07/29(Mon) 03時頃

【人】 保安技師 ナユタ

[例え守れはしなくとも…それでもその死は耐え難い。
やっぱり自分は我儘だと胸中で自嘲しながら叫びを叩きつけ、煽るような言葉に――その癖自分を襲う気配もない彼に苛立ちを抑えこむ事が出来ず、右手でその胸ぐらを掴み上げた。

負傷した肩が引き攣れて、痛い、耐え難く疼く。定まらない足元とふらつく身体、けれど瞳だけは真っ直ぐと彼の瞳を見据え]

…頼み事があるんだ
あんたにしか頼めねぇ

(14) 2013/07/29(Mon) 03時頃

【人】 保安技師 ナユタ

―回想・5月5日14時過ぎ、総合病院の一室―
>>15
[思索を続ける程にすぐには動けない身は疎ましく――気付けばうとうとと微睡んでいたらしい。浮遊する意識を引き上げたのは小さく響くノックの音だった]

――……どうぞ。好きに入って貰って構わねぇよ

[病室の周囲は隊員達が見回りをしている手筈。不審者ではないだろうと思い至って眠気にぼやけた声を返した。

殺風景な部屋の中にはパイプ椅子が一脚と古びたサイドテーブルが一つ。それに備え付けの冷蔵庫。空になった点滴台がベッドの左側へと置かれるのみ。

右肘をマットレスへとついて上体を起こすと、肩へと走る焼けるような痛みに眉を寄せた。やはり鎮痛剤の効き目は十分ではないらしい――傷が予想外に深くまで皮膚を抉っていたから、というのもあるのだろうが。
詰まる息を吐き出して痛みを散らし、来客に備えて枕を背に入り口へと視線を向けた]

(16) 2013/07/29(Mon) 03時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

―5月6日深夜、市街地―
>>17
どうだか
でもまあ、愛してるは冗談だとしても、俺はあんたが好きだよ

[軽口というには真摯な表情浮かべて、ぽつりと呟きを落とした。

嫌える筈など、なかったのだ。変わろうが変わるまいが、彼は彼でしかなく――憧れた『お兄ちゃん』はいなかったのだとしても、それでもナユタの気持ちまでもが幻だった訳ではないのだから。
上着を鷲掴む指先を微かに震わせて、解き、彼の胸、心臓の位置へと掌を押し当てた]

…あのクソ野郎、なかなか良い性格してたみてーだな……なんつーか、ご愁傷様、なんて話じゃねーのもわかってるけど
…………人だって、俺は言った筈だ
あんたは只の人間だよ、トレイル

[触れた掌の下、確かに息づいているであろう心臓は、変わらず人の物だと――。
自らを化け物と称する男に覚えた一抹の切なさをやり過ごそうと、奥歯をきつく噛み締めた]

(25) 2013/07/29(Mon) 12時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

>>18
[至近で震える唇を、衝動を抑えこもうとする気配を、視線を揺らがす事なく見詰める。信じなければ託せはしない…そして何より信じたいと願うから。
右肩を掴む手へと一瞬視線を落とし、胸の内小さく苦笑した。噛み殺そうと、この場から去れと告げる彼の、それでも見せる気遣いのようなものに。

――ここからが賭けの本番だ。チアキと彼に付随するものと、それに目の前の男を守り通せるのかどうか。繋ぐ糸は細く、恐らくは虫けらの足掻きにすらならないとしても…この手で出来るだけの事はしたい。
心を落ち着けようと吐き出した息は、身の内に籠る熱に染まり熱く震えた]

……軍の機密回線のIDとパス、あんたにやるよ
その代わりこいつを踏み台にして今ここで起きてる残酷な現実ってやつを世界にバラ撒いて欲しい――それで何かが動いてくれりゃなんて、甘い考えだろうし徒労に終わるかもしれねぇけど、でも俺が出来る事っつったらその位しか思いつかなかった
――……その代わり、あんたの処刑に関しては掛けあってみる
少なくとも今日の処刑には上がらないように…出来るだけ、としか言えねぇ…だから、これは一方的なお願いってヤツになるけど…

(26) 2013/07/29(Mon) 12時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

[本当はあんたを助けたいと、約束出来はしない言葉は口には出来ず。
彼が乗るとも、あまり思えなかったけれど、夜の空気に溶け入りそうな程微かな声で、願いは伝えた。

実際問題――相当の危険が伴う事は承知の上だった。反逆が明るみに出た際の制裁を思えば守ると決めたチアキを残して死ぬ可能性も…ゼロとは言えない。回線への侵入に関しては彼は上手くやってくれるだろうと、他力本願に似た確信はあったが。
感染者の彼を救う為の理由は幾つか捏造する心算で。出来れば今日、彼の身代わりを探せればと――チアキと彼を巡る世界を守る為にも]

(27) 2013/07/29(Mon) 12時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

―回想・5月5日14時過ぎ、総合病院の一室―
>>30
[滑るように開いた扉の合間から覗く影は二つ。一つは半ば予想していたと言っても構わないと思う…噂を聞きつければここにやってくるだろうと思っていたから。
もう一つの小さな影には驚きを隠せなかった]

チアキ、…それにマドカ?

[祖父母に聞こうとも行方の知れないままだった彼女の姿に、胸の中安堵が満ちた。気になってはいたのだ。ただ、みっともなくも自分の事だけで精一杯だったと一人言い訳をしてみる。

歩み寄るチアキの顔が青ざめて見えるのは気のせいではないだろう。きっと、沢山心配をかけた。
触れる指が冷たくて心地良いと思う程度には発熱している自分を自覚する。熱に湿った息を吐き出して目を伏せ、再び瞼を開いたその時にシーツの上へと点々と落ちる染みに気付いてチアキの顔を見詰めた]

……泣くな、泣き虫
掠った程度だから心配する必要ねぇよ

[涙への罪悪感とチアキへの慰めと、右手を伸ばして頬を包む手の上へと自分の指先を重ねた]

(34) 2013/07/29(Mon) 16時頃

【人】 保安技師 ナユタ

―5月6日深夜、市街地―
>>35
……そう言うと、思ってたよ
あんたはホントに馬鹿だよな

[予想通りすぎる言葉にまた笑いが込み上げてくる。痛む肩を震わせ目の端に浮かぶ涙を拭うこともなく、笑った。
彼はこの上なく彼らしく、一瞬の期待を胸に上らせた自分も本当に自分らしいと。
掌の下へと伝わる鼓動を、ずっと忘れないようにと…願う。彼らしくある彼を、どうやってもすれ違うばかりの滑稽な二人のあり方を]

あんたも、人だよ…馬鹿みたいに足掻く、人間だろ
俺もこんなクソ下らない…非常な現実なんてもん、大っ嫌いだよ
だからぶっ壊す――そう決めた

[見開いた瞳の色に見えるものを探そうと、伏せられた瞼に結局それは叶わなかったけれど。
熱持つ身体が限界を訴える。ともすれば暗く陰る目を、それでも意思の光だけは宿したままに彼へと向けた]

元からそのつもりだった、なんて今更って感じだけどな
……約束する
あんたは俺の手で殺してやるよ…それが今日か明日かはわかんねーけど
『人』として、殺してやるから

(47) 2013/07/29(Mon) 23時頃

【人】 保安技師 ナユタ

>>36>>37
[そこに嘘偽りはなく、送るならば自らの手でと、ここに辿り着くまでに考えてはいた。
生きろと――告げる権利も、義理もないのだ。それはナユタの我儘でしかないから。
ああ、やっぱり守れるものは本当に少なくて、だからこそ選ばなければいけないのだと再確認する。
『トレイルお兄ちゃん』出来ればあんたも守りたかった。

シャツの上へと当てられた指先を決意するように握り込む。決めたんだ、チアキを守ると――何を捨てても構わないと。だから、これは、ただの感傷。

唇をきつく噛み締めて、眼前の男へと視線を馳せる。懐かしい面影と、知らない誰かの表情と。刻み付けるように、ただ見詰めた後に――指先を解いて彼の胸を押した]

……やっぱり俺、あんたが好きだよ
あんたが俺をどう思っていようと構わねぇ…だから、その時が来るまでは、生きろよ、トレイル

[ポケットからくしゃくしゃになったメモを取り出し、押し付けるように彼に左手へと握らせ背を向ける。気怠い身体は思うようには動いてはくれず、それでも一歩ずつ前へと歩む。
背後からの声があったのかどうか、それにすら振り向く気配も見せずにナユタはその場を後にした]

(48) 2013/07/29(Mon) 23時頃

【人】 保安技師 ナユタ

―回想・5月5日14時過ぎ、総合病院の一室―
>>39>>44>>45
[泣き笑いの彼を慰めるように重ねた手を幾度か撫で、幾分か決まり悪げに佇む少女――マドカへと視線を向けた。
少女らしい出で立ちには驚きを隠せずに目を瞬かせて眉尻を下げ]

…………

[『何もない』強調された言葉に微かな疑問が湧き上がる。何もないのに何故危ないのかと…それを追求する事は何故か憚られてナユタは疑問を飲み込み、彼女の手の中で弄ばれる紅い林檎へと視線を向けた]

…すっげぇ痛ぇよ…あのクソ野郎、マジで死ね…って死ぬらしいけどな…
………マドカ、お前本当に平気なのか?
ずっと放っておいた俺が言えた義理じゃねぇのはわかってるけど

[まるで別れの挨拶のような台詞に気圧されて言葉が出ない。
中途半端に手を貸して、結局は何もしてやる事が出来なかった。後悔ばかりが募るけれど、きっとこの先も彼女を助ける事は出来ないのだろう、そう思う]

(50) 2013/07/29(Mon) 23時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

マドカ!
死ぬなよ!食事は摂れ!よく寝て風呂入って、それから笑ってろ!
何かあったら、必ず俺の所に来い!
約束だぞ!

[走りゆく背中に向けた声が届いたかどうか。精一杯の言い訳と、願い。
さようならは言わない。また必ず会えると――信じたい。だから]

(51) 2013/07/29(Mon) 23時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

―回想・5月5日14時過ぎ、総合病院の一室―
>>39
[足音が遠く溶けて消えるまで無言で扉を見詰めていた視線を、傍らに立つ彼へと向ける。重ねていた手を袖口へと滑らせ、促すように引いた。
彼が身を屈めてくれたのならば、未だ濡れた頬に触れさせようと右手を伸ばし]

……朝はなんつーか…黙って出てきて、悪かった
書き置きでもしてきゃよかったって、撃たれた後に気付いた…死ぬ訳でもねぇのに、なんか、こう…後悔したっつーか……って訳分かんねーよな…

[呟く声は段々と小さく、頬へと触れていた手を引いて乱雑に髪をかき乱した。
何を言っているのだろうと、我ながら思うのだ。そんな場合では、状況ではないと。
――やる事は山積み、それなのに緊迫した心の片隅がおかしな具合に疼く。

熱のせいだ、そう自分を誤魔化して窓の外へと視線を流した]

(52) 2013/07/29(Mon) 23時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

―5月6日午前11時、町会議所前―

[運が良かったとしか言いようがない。捉えられた少女は不運とも言えたが…その事実に思いを巡らせる事は意図的に避けた。

トレイルは重要監視対象として機動隊員が随時尾行を続けるのみにはなったが、恐らく明日他の感染者が現れなければ処刑台に登る事は避けられそうにない。
彼の自由に動ける時間は少ない――順番が少し入れ替わっただけなのだ。

ナユタの望みをトレイルは叶えてくれるだろうと…一方的に近いその願いを。
報いることが出来ない悔しさに握りこんだ指先を、爪が深々と掌に痕を残すほどに強く力を込める。
多くを望みすぎれば結局は失うと理解してもいた。――それに彼もそれを望まないだろう――勝手ながらそう思う。

もう後ろは向かないと誓った。人々の命の上に成り立つ生は、きっと永らえる事が難しいだろう…それでもこの手で掴み取れるだけの僅かな未来に賭けて――言葉にならない呟きを口に乗せた]

(55) 2013/07/30(Tue) 01時頃

【人】 保安技師 ナユタ

―回想・5月5日14時過ぎ、総合病院の一室―
>>56
それは、なんつーか…ありがとう

[視線は窓の外に、けれど全神経は傍らのチアキへと注がれていた。
正直困る、調子が狂う。朝、彼の言葉を聞いた時には訪れなかった混乱が頭の中を掻き乱す。

またあの少女の顔を思い出した。本人は遠回しに否定してはいたけれど、あれが恋情でないなら他のなんだというのか。劣情?それだけとはとても思えない。
ざまあみろと…笑ってやりたいのに笑えない。
鏡写しのように、あの時の自分の揺れを、思い返す――つまりはそういう事なのだろう]

…………振ってねぇ、よ
つか、アレだ…何か、勝手に、その…応えたつもりになってたっつーか、よく考えたらお前、意識なかったのに…――〜〜、ああ、クソッ

[もどかしさに舌打ちしてまた髪を掻き混ぜた。言葉にするのは、存外に羞恥が伴うものらしいと…初めて知った。

ともすれば逸れそうになる視線を傍らに座る幼馴染へと向け、唇を噛み締め、薄く開けてはまた閉じ――傷の痛みも厭わずに右手をその肩へと回して顔を寄せた。
そして叶うならば熱持つ唇を彼のそれに触れさせようと首を傾け――]

(61) 2013/07/30(Tue) 03時半頃

保安技師 ナユタは、メモを貼った。

2013/07/30(Tue) 03時半頃


【独】 保安技師 ナユタ

/*
チアキの苗字が
『どいてナッちゃんそいつ殺せない』
な件について
*/

(-18) 2013/07/30(Tue) 16時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

―回想・5月5日14時過ぎ、総合病院の一室―
>>72
ズルいって、何……、ンッ、

[触れる唇は自分のそれよりは幾分かひんやりと、熱の篭った身体に心地よかったけれど、幾度も重ね合う内に同じ体温へと染まった。

奇妙な感覚だった。幼い頃から近すぎて、だからこそこんな風に触れる日が来るとは思ってもみなかった――なのに、しっくりと馴染むのが不思議だ]

…ッ、ん…、…チア、キ…

[頭の芯が痺れたように霞むのは熱のせいだけじゃないと、知っている。
暖かな吐息と共に唇へと触れる囁きは、身の内に甘い熱を孕ませて、伏せた瞼が切なげに震えた。

顔を傾け角度を変えての口付けは、繰り返す程に物足りずに、肩から首へと腕を滑らせ強請るように引き寄せてはまた啄む]

…………ズルいのは、どっちだ、よ、

[怪我をしているからとか、病院だからとか、断る理由は幾らでも思いつくのに、見上げる蕩けた視線に全て霧散した。

本当に…狡いのはお前の方だと心の中で独り言ち、再び顔を寄せて唇のあわいへと舌先を這わせ、背を抱いた右腕に力を込めて彼の身体ごとシーツの海へと身体を沈めた]

(82) 2013/07/30(Tue) 23時半頃

【独】 保安技師 ナユタ

/*
羞恥心で人は死ねるってばあちゃんが言ってた_(:3 」∠)_
*/

(-21) 2013/07/30(Tue) 23時半頃

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