248 冷たい校舎村6
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[ある日、家に帰ると、 家の中が荒らされていました。
最初は、空き巣に入られたのかと思いました。 でも、すぐにそうでないとわかりました。
開け放たれ、空っぽになったクローゼットや引き出しは、 母が使っていたものです。
すっかりなくなっていたのは、既に数少なくなっていた、 母の私物でした。]
(20) 2018/08/26(Sun) 00時半頃
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[かつて、食べ物が乱雑に山にされていたテーブルには、 一枚の便箋がありました。 手紙ともいえないような走り書きには、 母が週に六日を過ごしていた人との結婚が決まったこと、 この家の家賃と光熱費は、来年の3月で打ち切ること、 今後は一切連絡不要だということ、 そんなことが書いてありました。 親の務めはもう終わった、女として幸せになりたい。 そんなようなことも書いてあって、 思わず笑ってしまいました。
何を言ってるの、お母さん。 あなたが、女のしての幸せを考えずに生きたことが、 今まで一度でもありましたか?
便箋の隣りには、まとまったお金がありました。 手切れ金なのだと思います。]
(21) 2018/08/26(Sun) 00時半頃
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[週に一度の家族の真似事。 家族団欒の娘役。 それが私に与えられた役どころのはずでした。
私はどうやら、お役御免のお払い箱のようです。 出番を失った私に、もう、出る幕はありません。]
(22) 2018/08/26(Sun) 00時半頃
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[別に私は、死にたいわけではないのです。 でも、もう生きていてはいけないのだと思います。 出番が終わった役者が、舞台に居座るのは迷惑でしょう?*]
(23) 2018/08/26(Sun) 00時半頃
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―― 夜の話 ――
[縁日の教室を出ると、仁鳥さんと出会いました。>>7 聞けば、私と桜ヶ台さんを捜しに来てくれたそうです。 そういえば、お手洗いに行くと言いおいて、 ずいぶん1人でふらふらしてしまいました。 迷惑をかけてしまったと申し訳ない気持ちになります。]
ありがとう。 わざわざごめんね。
[そう言って、私は桜ヶ台さんを捜しに行く 仁鳥さんと別れたと思います。]
(30) 2018/08/26(Sun) 00時半頃
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[保健室に戻った私は、けれど中には入りませんでした。 なぜでしょう? なんとなく、としか言いようがありません。 保健室の扉の横の壁にもたれて床に座ります。
廊下で寝るなんて馬鹿げています。 私だってそう思います。 それでも、私はそうしたかったのです。
うまく説明できません。 でも、多分、 弓木君たちが保健室にやってきた時に、 乃歌さんの不快よりも、弓木君の不快が正当だと 感じてしまったことと関係があるのだと思います。]
(31) 2018/08/26(Sun) 00時半頃
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[もし、乃歌さんや封都さんに気づかれたなら、]
見張ってるから、安心して休んで。
[なんて言い訳して笑ったと思います。 弓木君の不快を正当だと感じたのに、見張りだなんて。 私は嘘吐きの才能があったのかもしれません。**]
(32) 2018/08/26(Sun) 00時半頃
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少女 Aは、メモを貼った。
2018/08/26(Sun) 00時半頃
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―― 夜の話 ――
[どうしたの、と声をかけてくれたのは、 仁鳥さんでした。>>47 私は多分、いたずらが見つかったような、ばつの悪い顔を したのだと思います。]
その。 見張り?
[それは嘘でした。私にそんなつもりはありません。 どちらかといえば、むしろ逆だったでしょう。 私は廊下で寝ても、 万が一なんて起こらないと思っています。 自分でもよくわからないこの行動の理由は、 多分、そういうことだったのだと思います。]
(96) 2018/08/26(Sun) 02時半頃
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えっ。
[不思議そうな顔をした仁鳥さんは、 なぜか私の隣に座ります。 いや? と聞かれて慌てて首を横に振って、 でも、と思わず口に出しました。 中にいる乃歌さんたちを起こさないように、抑えた声で。]
でも、わざわざこんなところにいなくても。 遠慮しなくていいんだよ?
(97) 2018/08/26(Sun) 02時半頃
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[変わったことをしているのは私です。 別に私に気を使って、無理して合わせてくれなくても いいんです。
そう言いましたが、私がこんな変な行動に出たように、 仁鳥さんにも仁鳥さんの理屈があるでしょう。 それ以上私は何も言いませんでした。
本音を言うと、しいんと静まり返った夜の廊下で、 隣に人がいてくれるというのは心強いことです。 クラスメイトの万が一など疑っていなくても、 ひと気のない夜の廊下に一人でいると、 漠然とした不安のようなものがつきまといます。
そんなことをこっそり白状したりして、 二人並んで、廊下で夜を明かしたのかもしれません。**]
(98) 2018/08/26(Sun) 02時半頃
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少女 Aは、メモを貼った。
2018/08/26(Sun) 02時半頃
少女 Aは、メモを貼った。
2018/08/26(Sun) 12時半頃
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―― 夜の話 ――
[見張り、と鸚鵡返しした仁鳥さんの顔には、>>134 気に入らない、と書いてあるような気がしました。 私の考えすぎかもしれません。
隣りに座り込んだ仁鳥さんが 遠慮じゃないと言いました。>>134 それなら、私にはそれ以上何も言うことはありません。 そっか、と言って頷きました。]
(188) 2018/08/26(Sun) 13時半頃
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仁鳥さん、かっこいい。
[ゾンビが来たら、仁鳥さんが戦ってくれる そうです。>>135 頼もしいその言葉に、声を潜めてくすくす笑いました。 ゾンビが来る気はしませんが、 しいんと静まり返った夜の校舎は、 なんだか海の底にいるような気持ちになります。
朝は、コンビニで日夏君に会いました。 あの時日夏君に、2人で宇宙船に乗っているみたいだと 言われたことを思い出しました。>>0:67 あの時私は、恐れ多いなんて言ったのでしたっけ。]
(189) 2018/08/26(Sun) 13時半頃
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あ、ありがとう。
[仁鳥さんは暗幕に私も入れてくれました。>>136 お礼を言って、私は仁鳥さんに少し体を寄せます。
ひとりはこわい。そう言う仁鳥さんに頷きました。 コンビニでは日夏君と一緒で、 登校の時は乃歌さんと一緒で、 そして今、私の隣には仁鳥さんがいてくれます。 私は1人ではありません。 仁鳥さんは、私でいいのかな。そんな気持ちはやっぱり あります。 それでも私は、今自分が1人ではないことが、 とてもありがたいと思います。]
(190) 2018/08/26(Sun) 13時半頃
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そうだよね、私もそう思う。
[見張りはいらないと思う。 仁鳥さんのその言葉に、私は矛盾としか思えないだろう そんなことを言って、笑います。 それから、はっとしました。 そんなことを言ったら、私は見張りなんて必要ないと 思っているのに、乃歌さんや封都さんの安心のために 見張りを名乗り出たみたいです。 そんなんじゃありません。 私の行動は、そんな思いやりが動機ではありません。]
(191) 2018/08/26(Sun) 13時半頃
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違うの。 本当は、そんなんじゃないんだ。 見張りっていうのは、建前。
[しょうがない。嫌なものはいや。>>137 仁鳥さんのその言葉は、男の人を嫌悪する乃歌さんの ことを言っていたのでしょう。 乃歌さんががんばっている、そう続いたことからも 明らかです。 それでも私は、その言葉が、 保健室に入らない私のことを言われたような 気がしたのです。]
(192) 2018/08/26(Sun) 13時半頃
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乃歌さんががんばってるのは、知ってる。 今朝だって、具合が悪いなら帰る? って聞いたけど、 乃歌さん来たんだ。 乃歌さんは、すごくがんばってる。
……でも、男の子が傷ついてるのも、わかる。 何の心当たりもないのに、急に態度が変わって、 途方に暮れたり、理不尽を感じたりするのも、わかるの。 ……だから、私、今日はこの部屋に入りたくなかった。 見張りなんかじゃない。ただの私のわがままなんだ。
(193) 2018/08/26(Sun) 13時半頃
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[もしも、この部屋がただ“女子が使わせてもらうね” と取り決められただけだったなら。 男子も納得の上のことだったなら。 “男子禁制”なんて張り紙が貼られていなかったなら。 多分、私はこんな風な抵抗を覚えることはなかったと 思います。 一方的な宣言が、私には息苦しかったのです。]
(194) 2018/08/26(Sun) 13時半頃
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[生きてるだけで花丸だと仁鳥さんは言いました。>>138 そうなのかな、と私は答えました。]
いらない人間でも、 生きてるだけで花丸もらえるのかなあ……。
[うとうとしながらうっかり口走ったそんな言葉は、 きちんとした声にはなっていなかった気がします。*]
(195) 2018/08/26(Sun) 13時半頃
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―― 朝 ――
[朝になると、仁鳥さんはラジオ体操を始めます。>>139 暗幕に包まったまま、半分寝ぼけて私はその様子を 眺めました。 「しあさっては、ラジオ体操しろ!」>>2:644 遠い記憶の中で、そんなことを言われたことを なんだか思い出しました。]
いってらっしゃい。
[教室へ行くという仁鳥さんを見送って、 私は顔を洗って、食堂へ行こうと思いました。 昨日の夜は購買で済ませたし、 そろそろ温かいものが食べたくなったのです。]
(207) 2018/08/26(Sun) 14時頃
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―― 食堂 ――
[食堂の利用回数は、そんなにありませんでした。 大体私はお弁当だったからです。 でも、まったくないわけではありません。]
ラーメンとか、絶対あったと思うんだけど。
[別に私は朝からラーメンが食べたいわけではありません。 でも、明らかに記憶していた食堂と、 メニューのラインナップが違っていて首を傾げました。 というか、この材料には見覚えがあります。]
……チョコレートシロップ、ちゃんとあるね。
[手にとって、私はそんなことを呟きました。]
(208) 2018/08/26(Sun) 14時半頃
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―― 回想:文化祭舞台裏 ――
[文化祭当日に書記としてのお仕事は特にありません。 雑用係に名乗りを上げて、 その時は宣伝ポスターの補修が終わって、 教室に戻ってきたところでした。 桜ヶ台さんから名前を呼ばれます。>>2:727]
はいっ!?
[頼んだよ! と桜ヶ台さんに背中を叩かれて、>>2:730 仁鳥さんにエプロンを押し付けられて、>>2:423 え? え? と戸惑っているうちに、 2人ともバックヤードを飛び出していってしまいました。]
(209) 2018/08/26(Sun) 14時半頃
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[何がなにやらよくわかりませんが、 一応実生活のおかげで料理はできます。 言われるがまま、せっせとメレンゲを作ったり、 アイスを盛り付けたり、 フルーツを飾ったり、 戦場と化したバックヤードで夢中で働きました。
マジ救世主と感謝された時は、]
ううん。これくらいお安い御用だよ。
[そんなことを言って笑いましたが、 私がへろへろになっていたのは誰の目にも明らか だったと思います。]
(210) 2018/08/26(Sun) 14時半頃
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―― 食堂 ――
[そんなことを思い出しながら、 ホットケーキを焼きました。 メレンゲを泡立てるような手間はかけません。 乗せるのもバターを一欠けだけです。]
うん、やっぱり普通だ。
[一日ぶりの温かい食べ物。 悪くはないのですが、やっぱりあの日食べた ふわふわパンケーキの足元にも及びません。
特別にしたのは空木君と聞いた時には>>2:733 空木君にそんなセンスがあったんだ!? なんて失礼な驚き方をしましたっけ。 私のために用意された、特別なパンケーキ。 多分、ずっと忘れることはないと思います。]
(211) 2018/08/26(Sun) 14時半頃
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[そして、AM8:50 チャイムの音が食堂にも響きました。*]
(212) 2018/08/26(Sun) 14時半頃
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少女 Aは、メモを貼った。
2018/08/26(Sun) 14時半頃
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/* やっと! やっとくじ引きの景品決まった!(ずっと悩んでた
(-15) 2018/08/26(Sun) 16時頃
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―― 回想:お祭り ――
[日夏君は、やっぱり少し意地が悪いと思います。 男の子たちの勝負に参加しているつもりはなかった、 と主張する私を、本当に? なんて言って からかうんですから。>>2:609 本当の本当です。 そもそも私は何かを選ぶのが得意ではないのです。]
[ともあれ、優勝は黄楊君。 1000円の権利は無事黄楊君のものとなりました。 そして黄楊君のリクエストは、 みんなが引いたくじ引きの商品だそうです。>>2:704]
(235) 2018/08/26(Sun) 16時半頃
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え。私も? いいの?
[お祭りのくじ引きを私は引いたことがありません。 ただ一度の思い出の中のお祭りでも、 わたあめを買うのが精一杯でした。
そして、こう言っては偏見ですが、 夜店のくじ引きというのは大抵残念なものしか当たらない ものという印象がありました。 引くのが一番楽しいんじゃないでしょうか? そんな権利をもらってしまっていいのでしょうか?]
(236) 2018/08/26(Sun) 16時半頃
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[そんな風に思いましたが、優勝者の黄楊君の意向です。 異存はありません。
絶対くじの中には入っていなさそうな、 ほこりをかぶったゲーム機などが飾られている お店で、くじ引きを引きます。
私が当たったのは、プラスチックでできた、 小さな星座の早見盤でした。]
(237) 2018/08/26(Sun) 16時半頃
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こんなのでよかったかな。
[目盛りを今日の日付に合わせます。 時刻も合わせてから、黄楊君に差し出しました。]
これ、今の夜空だって。
[そう言い添えて。*]
(238) 2018/08/26(Sun) 16時半頃
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―― 食堂 ――
[ホットケーキを食べ終えて、私はコーヒーを入れました。 座っていた席に戻ると、 いつものように何も入れていないコーヒーをすすります。
一度目のチャイムで、校舎は文化祭になりました。 二度目のチャイムで、安藤君はマネキンになりました。 では、三度目は? また何かが起こったのでしょうか。]
(261) 2018/08/26(Sun) 18時頃
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