118 冷たい校舎村【R15】
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[それからまた少し、この状況に酷似している、と評された出来事について、会話を重ねただろうか。 神崎の言葉がきっかけとなって、早々に眠りについたかもしれない。
どちらにせよ、周りの動くままに、同じように行動して――就寝直前に気がついた。結局、シャワーを浴びれてないな。 ところどころ、制服や、膝や、髪についた赤は、もうすっかり乾ききっていた。 暗い廊下に1人踏み出す勇気も、疲れきった様子をクラスメイトたちに、着いてきてと頼む勇気もなくて、 気持ち悪いな。そう思いながら、借りた寝袋やブランケットに包まる。ごめんなさい。そう心で唱えながら。 明日になって、少しは明るくなってから、それから、誰かを誘っていこう。皆、2日目ともなればきっと気になるだろうし、それに、はるなちゃんも、足を汚していたかもしれない。]
[そうして、倉元里紗の、意識は途切れた。]
(0) 2014/04/10(Thu) 00時半頃
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[夢を見ていた。この、冷たい校舎を出て、並んで立つ両親に駆け寄る。 お父さん、そう呼んで、腕の中に飛び込む。怖かった。お父さん。]
[可哀想に。辛かっただろう。よくがんばったよ。偉い。里紗。 頭を滑る丁寧な手つきに、うっとりと目を細める。 お父さん。あなたに会いたかった。]
[一方で、隣の母が鼻で笑う。 嘘。あなたはどうせまた、メソメソと泣いていたんでしょう。 何もしない癖に、優しさは乞う。それでいて、自分では気付かないフリをしているんだから、浅ましい。]
『私の言葉を、忘れたとは言わせない。忠告はしたわ。あんたは直に、一人ぼっちになる。』
[ひどい。どうしてそんなことを言うの。また、顔を覆って涙を流す。 お母さん、あなたはわたしがきらいなんでしょう。魔法の呪文を。呪いの言葉を胸に吐く。]
[父の優しい笑みを。それから、ニコリともしない母を。見上げようとして、息を呑む。]
[真っ白な顔。どこか、面影のある、マネキン。]
(50) 2014/04/10(Thu) 11時頃
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[チャイムが鳴る。その音に、漸く目を覚ます。 咄嗟に時計を確認して、血の気が引く。ママ。いつも起こしてくれるじゃない。 身体を起こして、やっと思い出した。そっか、そうだな。夢は夢で、これは夢でも、なかったんだな。]
ん……おはよ……
[既に、ちらほらと人数が減っていて、残っていた面々に、やっとのことで挨拶をする。 寝袋から身体を引き抜く。こんな風に寝るの、初めてだった。 引き抜いた足に、靴下に。くすんだ赤を見て、周りを見回す。 見事に男子ばかり残った教室。みんな、シャワーとか、いっちゃったのかな。]
久住くん、神崎くん。
[辛うじて残っていた2人に声をかける。]
シャワー、浴びてくる、ね。
[着替えとタオルは、保健室から拝借しよう。 足をそちらへと向ける。]
(51) 2014/04/10(Thu) 11時頃
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……そうだよね、
[久住の提案>>61>>62と、それに頷いた神崎>>68に、小さく頷く。 少し、気恥ずかしくはあったけれど、今は非常事態で。 散々、一人になるなと言われたことを忘れていた自分が申し訳なくなる。]
こちらこそ、気まずい思いをさせるけど、ごめんね。 ……二人も、シャワー、浴びたら?何分後に出たところ、って決めて。
[自分が用を済ますまで待たせるのも、申し訳ないし、何よりきっと、気まずい。]
保健室で、制服とタオルが借りれるから、一度そっちに向かう、ね。
[そう断ってから、予定通り、保健室へと向かおうとした、その時だった。>>69]
(70) 2014/04/10(Thu) 18時半頃
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[すぐに行ってしまった鞍馬>>71を見送り、 自らも予定通り、保健室へと足を進めていく。 そして、その道のり、見つけたのは、 座り込む、男子生徒の姿。>>29]
ーーあ、
[声をかけようとして、その異様な空気に立ち止まる。 昨日、誰よりも冷静に振る舞っていた人。その姿に、嫌なものを感じて。]
(78) 2014/04/10(Thu) 20時頃
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[神崎が先を行く。>>81 八城に声をかける。その視線が、動く。何かを捉える。]
『マネ、キン…?』
[その言葉で、魔法がとけたみたいに身体が動き出す。 嫌な予感。ねえ、そこにいるのは、何。誰。 姿見に向き合う。そこにうつるもの。違う。その中にいるものを確認して、硬直する。]
(97) 2014/04/10(Thu) 22時頃
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――はるな、ちゃん、
[はるなちゃん。どこにいっちゃったんだろう。 先にシャワーを浴びにいったのかもしれない。気の回る彼女のことだから、食堂へ向かったのかもしれない。 さっきまで、そんなことを考えていた。それを思い出す。]
嘘、
[ああ、わたし、そのサポーターに、腕時計に、見覚えがある。 わたしが縋った手。支えてくれた腕。]
なんで、そんなとこに――
[どうしよう。どんなに悪趣味でもいい。ねえ、はるなちゃん、]
『――は、堤だ。』
[視界が、チカチカする。息が詰まる。そこから、動けなかった。]
[――嘘だと言ってよ。そこは、あまりにも遠い。]
(99) 2014/04/10(Thu) 22時頃
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[肩を揺すられる。>>101グラグラと視界が揺れる。 遠く。遠く感じるどこかで、声>>106が聞こえた。]
――っ……じゃあ、九条くんは、はるなちゃんは、どこにいるの。どこで、何してるの。 二人とも、隠れて、わたしたちを笑うような、そんな人じゃない。こんな、笑えない冗談、
[悪趣味すぎる。そう言った彼女の声を思い出す。 衝動的に、叫ぶようにそう言った。ああ、またやってしまった。 わかってる。誰にもそんなこと分からない。ただ、これ以上暗くならないようにって、状況を悪くしないようにって、気遣ってくれたんだ。]
……ごめんなさい。
[うなだれる。我ながら弱々しい声だった。ただ悲しい。怖い。わたしにあるの、それだけだ。]
ごめんなさい、大丈夫、だから。
[もう平気。そう、ゆっくりと顔をあげる。]
(116) 2014/04/10(Thu) 23時半頃
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……どうしたら、いいんだろう。ねえ、これから、どうしよう。
[それでも、口からこぼれたのは、相手にすべて投げ出す。そんな言葉だった。]
(117) 2014/04/10(Thu) 23時半頃
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……そう、だね。
[八城の言葉に、少しほっとして、笑みをこぼす。 空気を重くしないためだとか、そういうものかもしれないけれど、確かに少し、落ち着いた。]
……やっぱり、わたし、先にシャワー浴びてくるよ。行っててくれて、大丈夫。ごめんね。
[誰かが同行を申し出たなら、素直にそれを受け入れて。 着替えを調達するため、保健室へと足を再び動かし始めた。]
(129) 2014/04/11(Fri) 00時頃
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[2人の返事>>140>>145に、申し訳なさを感じながらも、少しほっとする。一人は不安だ。]
ありがとう。
[彼らの返事と、おどけるような言動に、礼を言う。笑む。 今、この状況で笑えることに、少し、罪悪感が燻った。
姿見の方を見ないようにしながら、保健室へと向かう。]
(153) 2014/04/11(Fri) 01時頃
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―保健室―
[誰か、休んでいるかもしれない。そう思って、一応ノックをしてから入室する。 失礼します、という声は、反射のように口をついて出た。 どうやら、中に居た橘らとは入れ違ったらしい>>136。]
……いないね。
[ぽつりと呟いてから、引き出しを引く。サイズの合う制服を探す。昨日とまったく同じことをしているな。そう思う。]
制服の替え、あるよ。神崎くんと久住くんも、借りていく?
[男子の制服が入っている引き出しを引く。サイズは揃っているようだ。 彼らを振り返って、そう声をかけた。それにしても、二人並ぶと、大きい。自分が随分小さく感じた。]
(157) 2014/04/11(Fri) 01時半頃
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[二人は何と言ったか。 普段なら来室者が症状や来室日時を書くテーブルの上、昨日自分が書いたメモ書きが残っている。 置きっぱなしになっていたペンを手に取って、ほぼ同じ文面を付け足す。 そして、何気なく、テーブルに置かれたデジタル時計に、目をやった。]
――?
[小さな違和感。時、分、秒。そして、今日の日付を示すそれ。 何かが引っかかるような感覚に、首を傾げて――それでも、気が付かなかった。 テーブルの上の小さな機械。それが表示する『2月×日』その文字が、昨日と変わっていない。そのことに。]
[そのまま何もなければ、着替えを抱えて、シャワー室へと向かう。もう一度、付きあわせてごめんね、と二人に謝りながら**]
(158) 2014/04/11(Fri) 01時半頃
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―保健室にて―
[かけられた声>>162に、そちらを向く。再びチラリと時計を見やりながら、答えた。]
ううん……なんでもない、んだけど。なんか、気になって。
[何が、とは言わない。視線で時計を指して、それから首を横に振った。]
多分、気のせい。
[過敏になりすぎているのだろう。そう判断して。]
(165) 2014/04/11(Fri) 09時頃
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―→シャワー室へ―
[シャワー室へ向かう道程、二人に声をかける。]
ねえ、昨日の、『人が人の中に取り込まれる』って話、本当に、そうなのかな。 二人は、どこまで、本当にそう思ってる?
[あの話を聞いて、思い出したことがある。]
わたし、みんなが話してたあの事件については、全然知らなくて。 飛行機が行方不明になったことは覚えてるけど、あんな結末だったなんて、記憶になかったくらい。 でも、皆の話を聞いてて、少し似た話を思い出した。
[父の本棚にあった本。親子の話。そういうものを取り扱った本が、父の書斎にはたくさんあった。父は、大学で教鞭をとっている。]
とある父子家庭の話、なんだけど。父は、子を虐待してた。母は、ずっと前に他界してる。 そういう状況で、父親が、その子どもの中に、取り込まれた。そういう話。 集団失踪事件でもないし、結局、父親は子どもの中から出ることに成功してる。 『妻が自分の代わりに娘の中に残ってくれた』そう証言したって、本には書いてあった。 でもね、その父親が求められたのは、『心から反省すること』
(166) 2014/04/11(Fri) 09時頃
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少しだけ、考えてた。どうして、こんなことになったんだろうって。 だって、あんな。もう、みんな一緒に帰ってこれました。そういうわけには、きっといかない。
[あの、血だまりや、マネキンを見て、思う。どうして、こんなことに。 それを考えると、どうしようもなく悲しくなる。もし、]
もし、今、ここにいる誰かが、わたしたちを許せなくて、ここに閉じ込めたなら、それは、すごく悲しい。
(167) 2014/04/11(Fri) 09時頃
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心当たり、って
[絶句する。心当たりって、一体何の。 悪気はないのであろう久住の一言に、また被害妄想に拍車がかかる。 心当たりって、それは、わたしを疑っているの。ひどい。]
ない。みんなを閉じ込める心当たりも、閉じ込められる心当たりも、ないよ。
[だって。続けかけて、言葉を飲み込む。 この中に、この世界の持ち主がいるかもしれないのだ。その可能性を考えるのは、当然じゃないか。 大体が、この問いかけも、わたしに限った話じゃなくてーー 落ち着こうと、一瞬目を閉じて、口を開く。]
……ないよ。わたしだけじゃない。みんなが、こんなことすると、思えない。
(171) 2014/04/11(Fri) 12時頃
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でも、その父親は、許されたよ。ずっと、自分が虐げてきた、娘に。
[本に載っていただけのエピソード。記憶をたどる。]
だからこそ、きっと、死んだ母親が身代わりになったんだよ。 自分のしたことを後悔して、懺悔したから、娘はきっと、少しは報われて、 だから、母親の魂が、世界を閉じることができたんじゃないかな。 父親と娘が、その後一緒に生きて行くために。
[そうだといいな。その親子が、幸せに暮らしているといい。これは、そういう憶測だ。でも、]
ーーでも、『ホスト』の望みが分からないなら、どうすればいいんだろう、ね。
[やっぱり、犯人捜しにつながるのかな。そう小声で呟いて、薄く笑った。]
(172) 2014/04/11(Fri) 12時半頃
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……そう、だね。
[神崎の言葉>>181に、耳を傾けていた。]
でも、飛行機が怖かった女の子も、お父さんを呑んだこどもも、きっと、自分の置かれてる状況に、耐え切れなくて、そうなったんでしょう。 ここが、誰かの世界だとして、その人は、辛かったのかな。現実に耐えられないような、何かを抱えてたのかな。 気付けなかったことが、わたしたちの、罪なのかな。
[だけど、そうだとして。どうして、あんなことが起こるんだろう。あのマネキン。あれが、彼らだとして。 どうして、はるなちゃんが、九条くんが、あんな目に合わなきゃいけないんだろう。 あれは、罰なのか。気付けなかったことは、それほどにも重いのか。答えの出ない思考をぐるぐると彷徨う。 悲しい。そう胸の内で唱える。胸がチリチリと痛む。これは、悲しみだ。きっと。]
……ここは、何のための場所なんだろう、ね。
[迫り来る恐怖から逃げるため。懺悔させるため。果たして、そういう場所なのだろうか。]
――いっそ、本当に直接、聞いちゃえたらいいのにね。
[久住の言葉に、笑みを作った。]
(214) 2014/04/11(Fri) 23時半頃
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―シャワー室―
[話しながら歩いている内に、シャワー室へと到着する。 『待ってる』そう言った久住>>213と神崎に礼を言って、扉をくぐる。]
[中には、誰も、いなかった。]
(216) 2014/04/11(Fri) 23時半頃
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[ああ、期待していたんだな。改めて実感する。 はるなちゃん、あなたがここにいればよかったのに。 個室に入る。ちゃんと温かいお湯が出ることに、安堵する。]
[九条くん、はるなちゃん。 あなたたちが今、暖かい場所にいるなら、どんなにいいだろう。 だって、この校舎の廊下はすごく寒い。]
[マネキンが転がった廊下。廊下の姿見。思い出すと、無性に悲しくて、涙がこぼれる。 どうしてこんなことになっているんだろう。どうしようもなく悲しい。 理不尽な状況に対して沸き上がるのは、それでもやっぱり悲しさだと、 涙をシャワーと一緒くたに流しながら、里紗は思う。]
(229) 2014/04/12(Sat) 00時頃
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[倉元里紗は、怒らない。 よく泣くし、どうしたらいいのと叫び、喚きはするけれど、 敵意や熱を持って、何かに立ち向かうこと。それはきっと、すごくしんどい。]
(230) 2014/04/12(Sat) 00時頃
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[できるだけ、待たせないよう。早めにシャワーは切り上げて、服を着替える。 髪についた血は落ちたけれど、長いそれを乾かし切るには時間がかかる。 適当に水分を飛ばして、首からタオルをかけたまま、扉を開けた。]
――ごめんね、お待たせ。
[彼らは、話の途中だったか。それとも、]
(232) 2014/04/12(Sat) 00時頃
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