39 幻想第四次―銀河鉄道2―
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― 食堂車 ― >>@2
サイラスさん… あら、どこかで聞いたことのあるような気もするのだけど、 そうでない気もするわ。
ともかく、パンケーキはとてもおいしいですよ。
[また記憶をたどるような仕草をしながら、老婆はこめかみに指をあてるけれど、 深い色をした紅茶が出れば、皺のある両手はそのカップを大事そうに。]
ありがとうございます。サイラスさん
[こくりと、時間をかけてそれを楽しみ…。]
(30) 2011/10/29(Sat) 18時頃
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[それから老婆はアイリスに手を引かれて、今度は寝台車に向かう。]
ああ 切符にナンバーは書いていないのね。
自分で選ぶのかしら。どこが開いてるのかしら?
[そんなことを言っていれば、到着のアナウンスが鳴った。老婆は顔をあげて、その放送をじいっと聞いてから。]
アイリスさん、またのちに…。
[個室に消えていくアイリスに礼をして、その廊下にたたずむ。手には、車掌からもらった路線図を浮かび上がらせて…。]
(31) 2011/10/29(Sat) 18時半頃
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ナタリアは、寝台車の廊下に立ち尽くしている。*
2011/10/29(Sat) 18時半頃
長老 ナタリアは、メモを貼った。
2011/10/29(Sat) 18時半頃
長老 ナタリアは、メモを貼った。
2011/10/30(Sun) 01時半頃
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― 寝台車量廊下から6-2へ ― >>@24>>@25>>@26
ああ、車掌さん
[結局は切符を持って立ち尽くす前に現れた車掌に、老婆は助けを求めるような視線を送る。 そして、車掌が指差す真鍮のプレートを見、アイリスの名前には頷いた。]
この列車には、優れた彫師の方がおられるのかしら? この文字は綺麗なカーリングね。
[名前と、その書体の美しさを褒めながら、車掌のあとに続く。 部屋に入ると、また頷いて。]
あら、綺麗なベッドメイクね。 それにとても素敵なお部屋。この壁の深い緑はフローライトかしら?
[皺のある手で触れて、そう呟いた。]
(147) 2011/10/30(Sun) 02時頃
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[だけれども、車掌がカーテンを開くと、そこは満天の星が広がる空間に変わり、 その星空の部屋の下、老婆は立ち尽くす。]
ああ、
これはあの美術館なのかしら。
[車掌はそれから部屋を出ていく。老婆は一人、しゃがみ込んで。]
私は……。
(148) 2011/10/30(Sun) 02時頃
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― 白鳥の駅ホーム ―
[それから、 しばらくたてば、そのホームのベンチにまた腰かける老婆がいるのが見えるだろう。
ぎんがステーションとは違い、鳥の飛ぶこの駅。 ホームには、そのうち、白い鳥が一羽、そして二羽、舞い降りる。]
(150) 2011/10/30(Sun) 02時頃
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[老婆の視界の先には、星屑の河原へ続く道があった。 現にそこに向かう人々が見え、そして、戻ってくる人々も見える。
ベンチに腰かけたまま、それらには笑みを送っただろう。
そして、両手を広げて、宵待ち草を細い瞼の降り切った目で眺める。]
ああ、あの人はここにもいない。 いいえ、
あの人はこない。
[その声は、掠れ、鳥のはばたきにも消えそうに…。]
(152) 2011/10/30(Sun) 02時半頃
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[それから、老婆はゆっくり立ち上がる。 その元に、白い鳥が舞い降りる。
いや、それは白い兎なのかもしれない。
ともかく紅い眼をしている。 老婆の紅いびろうどのバッグのようだ。]
――……どうしましょう。 私は、それでも、まだ待ちたいのに……。
[両手に収まる月の花はまた老婆の中に消え、 そして、ゆっくり老婆は立ち上がり、また、汽車へと杖を向けた。
きっと、汽車が動き出す直前にその身はやっと滑り込み、振り返ると、落ちそうになるけれど…。
皺のある手はまだその手すりを掴んでいる。]
(154) 2011/10/30(Sun) 02時半頃
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ナタリアは、白髪は、薄紅のドレスは、流れゆく景色、風が起きているかのようにはためいて。
2011/10/30(Sun) 02時半頃
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/*
なんか、ノックスが全力でヨラを口説いておるのじゃ。 ばあちゃんてれる(こr
(-25) 2011/10/30(Sun) 03時頃
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/*
しかし、亡霊…焦るのじゃ。 本当はもっと乗っていたかったのにのう。
(-26) 2011/10/30(Sun) 03時頃
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ナタリアは、サイラスのほうを見た。
2011/10/30(Sun) 03時半頃
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>>@29
[乗り込む時、食堂車にいたボーイ、サイラスの姿が見えた。彼に微笑みかける。]
(160) 2011/10/30(Sun) 03時半頃
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>>@30
サイラスさん、ありがとう。 この駅にもあの人はいなかったのよ。
だから乗り遅れたら、また次の列車を待たなくてもいけなかったわ。
[サイラスの思いは知らず、乗り込むのに手伝ってもらった礼を告げる。]
(163) 2011/10/30(Sun) 03時半頃
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[そして、また大きく傾いだ身体はサイラスの手のおかげで、その宙空に投げ出されることはなかった。
きっとそれがなければ、老婆は深い闇に落ちていただろう。
でも、きっとそれも、道筋だとは知っている。]
(164) 2011/10/30(Sun) 03時半頃
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>>@31
[照れくさそうなサイラスの姿に老婆は首を傾げる。 だけれども、いい奴、という言葉には眉を下げた。]
いい奴…?
[その言葉に反射的に返す。]
いいえ、あの人は、私をおいていったの。
[それは、自然に出た言葉、 だけれども、老婆の記憶が確かに言わせた言葉。 口についた、その言葉に、しばらく、きっと老婆は茫然とする。]
(165) 2011/10/30(Sun) 04時頃
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ああ、ごめんなさい。
[咄嗟に謝る。 何が悪いのか、わからないけれど…。
何かを思い出して、そっと、片手は己の顔を塞いだ。]
(166) 2011/10/30(Sun) 04時頃
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そう、私、おいていかれたの。
私とあの人の道が、あそこで違えてしまった。
(*1) 2011/10/30(Sun) 04時頃
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>>@32
[そして、老婆からは鼻をすする音がしただろう。 溢れない涙は身体の中にだけ流れる。
いや、そうではなくて、きっと
そのホームで、かつての涙は出し尽くされたのかもしれない。]
(167) 2011/10/30(Sun) 04時頃
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ええ、悲しかったわ。とても
[小さな身体、 精一杯開いた目の奥には兎のような紅い眼]
(168) 2011/10/30(Sun) 04時頃
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ナタリアは、それから老婆は沈み込む。
2011/10/30(Sun) 04時頃
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きっと、老婆はこの列車に最後まで乗ることはない。 だけれども、老婆は、降りても、また、そのホームであの人を待っているのかもしれない。
老婆は、立ち止まったまま、 列車を見送る者となるのかもしれない。
(*2) 2011/10/30(Sun) 04時頃
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そう、絶えない思いが、 老婆を列車の終点まではたどり付かせず、 だけれども、現世への新たな再生にも行きつけず…。
(*3) 2011/10/30(Sun) 04時頃
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>>@33 [サイラスの「手がかり」という言葉にこくりと、背は頷いたように揺れる。 だけれども、小さく震えたのも事実で。]
――……大丈夫よ。 ごめんなさいね。煩わせてしまって……。
でも、悲しいこと、ばかり、思い出してしまったら。 他にも思い出したら…。
(169) 2011/10/30(Sun) 04時半頃
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私はいったい、どうなるのかしら?
[また瞼に紅い眼は隠れて、 サイラスにゆっくり振り返ると、深くお辞儀をする。
きっと、それからは、あの星空が振ったような6-2の客室に戻ろうとするだろう。 そこに還れば、きっと、深い悲しみがまた襲ってくること、白い毛髪の震えは知っている。]
(170) 2011/10/30(Sun) 04時半頃
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ナタリアは、サイラスに背を向けて、杖を寝台車に向けた。
2011/10/30(Sun) 04時半頃
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[余裕のある注文という言葉に、また哀しげにため息をつく。 二番目という言葉のもの悲しさをこのボーイはどう感じたのか、それは余裕のあるもののようで、
さみしいものであること。 伝わらなくても、それはそれ。]
変わった趣味ですか? でも、とても、
私らしいの。
[付き添う最中に漏らした言葉に、呼応する。 彼がどこまでその真実を知ろうとするだろう。
そのまま戻っていくので、あれば、それはそれ。 一つの銀河の出来事。*]
(171) 2011/10/30(Sun) 07時頃
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― 6-2 ―
[扉を開けたどこに広がる、満天の星。 老婆はその中央に進み、沈み込む。
手の平で、開くは宵待ち草。
やはりまるで月のように光るか。
その部屋のプレートには浮かび上がるだろう。 ナタリア・グラスコールの名前が。
グラスコールという名前の食器メーカーを知っているものもいるかもしれない。 そのティーカップの模様は宵待ち草。美しい月蜜の色の花。 そこの老いた女社長は、生涯独身だったということまでは知るものはいなくても。*]
(172) 2011/10/30(Sun) 07時頃
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長老 ナタリアは、メモを貼った。
2011/10/30(Sun) 17時半頃
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[老婆は星空の降る6-2の部屋でしばらく佇んでいる。]
(185) 2011/10/30(Sun) 17時半頃
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/*
ずっとノックスとヨラのデートなのじゃ。 ばあちゃん、誰か相手してくれんかのう。 今日落ちちゃうんじゃが…。
(-27) 2011/10/30(Sun) 18時頃
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[老婆は一人、星空の部屋で、思案する。
ああ、もう忘れてしまうことができるのならば…などと。
そう、もう随分長く、
ホームで待ち、汽車に乗っては、またホームで待つ。]
(*4) 2011/10/30(Sun) 18時頃
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[ああ、誰か変わりに待ってくれないだろうか。 私のように、私はもう
待ち疲れて…。]
(*5) 2011/10/30(Sun) 18時頃
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[老婆に何かを感じたものがいれば、 おそらくは、永遠の名を持つ旅人の名前はそちらに受け継がれるかもしれない。
きっと、老婆は永遠に待つ者だった。]
(*6) 2011/10/30(Sun) 18時半頃
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>>195
[そして、その両手の宵待ち草に、 オスカーがくれた星が光る。
ああ、星のその光は、本当はずうっと過去のものなのだ。 見えていても、そこにはもう、何もないのかもしれない。]
(198) 2011/10/30(Sun) 18時半頃
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― 最後尾のデッキへ ―
[そして、つらくなりすぎたのだろうか。 老婆は杖をとって、部屋を出て、最後尾へと向かいはじめた。 ゆっくり歩く姿は車窓にどう映ったのか。 見える三角標はいくつ飛んだか。
老婆は時折、立ち止まり、息をついて、 そして、また歩き出す。]
(199) 2011/10/30(Sun) 18時半頃
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