223 【身内】森真珠の村
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―朝/大衆食堂『森の真珠』客室― (大陸で行ったある研究は実に大変だった。何しろ村を全滅させたとされる生き物の細胞について調査させられたのだから。見た目は完全な狼ではあるが、これは人から転じた「人狼」なのだと上は言う。……馬鹿を言え。そんなもの、おとぎ話じゃあるまいし。――ただ、その細胞の変化と進化の過程には興味があった。純然たる科学を学ぶものの興味。僕もまだ、男の子というものを卒業出来ていないらしい。未知への好奇心。これが、「未知」を知るという事なのだろうかと――…まさか。それが夢物語などではないと知らされるのとは思っていなかったのだが)
――挙句の果てに、もう二人目。
(ベッドに座ったまま、ぽつりと呟く。どうにも体が言う事を聞いてくれる様子はなかった。皆は……カリュクスは、どうしているだろうか。一斉にして容疑者となったこの宿の面々は、皆どうしているだろう。ただ、その心配だけど原動力に、漸く体を持ち上げる。ずしりと重たく感じる足は、間違いなく先程の一報を聞いたからだろう。食堂へ行けば、誰か居るだろうか。多少なりと話せる余力を残しておかなければとほんの少し気合を入れた)
(43) 2017/08/15(Tue) 18時半頃
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―朝/大衆食堂『森の真珠』2階バルコニー― (可笑しい。何故自分の足は二階に向いているのか。先程「二人目の殺害、自分も容疑者の一人である旨」が伝えられたばかりではないか。それでも確かめずにはいられなかった。それは好奇心?いいや、無意識の内の欲求だ。「サンプル」を仕入れる為の)
――イアン、僕が診るよ。君はスージーを。
(昨日と同じく銀色のケースを取り出す。今は一つでも多く必要なのだ。この中に紛れた、人ならざる存在の証明が)
(44) 2017/08/15(Tue) 18時半頃
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―回想・夜/大衆食堂『森の真珠』― >>12 (言うんじゃなかった。何度目かの反芻を繰り返した所だった。彼女の手が優しく背を叩く。思わずぱちりと瞬きをするも、それが直ぐに信頼の証であると納得が出来た。迷いに満ちていた表情は、一瞬でも見られなかっただろうか?でも少しだけ、恰好は付けておきたかった。自然と頬が緩むのを抑える事はせずに)
…ありがとう、スージー。はは、そう言って貰えるなら、少しでも役に立たなくちゃあな。僕も男だ。
(受け取ったタオルからは優しい香りがした。スージーは昔から気配りが出来るいい娘だ。ちょっとした事でもきちんと見ていてくれる。それが今の自分にとってどれだけの癒しになっていることか。にこ、と緩く…若干情けなく笑ってみせる。 その横では凛とした声>>1:116が響く。…また、無茶をするつもりじゃないだろうな。少なくとも今やその力が薄まっている時、不浄なものには出来る限り近づけたくなかった。――勿論、その後彼女が向かった事はこの時まだ知らないのだが――)
出来れば、明日の方がいい。雨も強くなってきたし…君も、無理はしない方がいい。
(46) 2017/08/15(Tue) 19時頃
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―朝/大衆食堂『森の真珠』2階バルコニー― (粗方サンプルは取り終えた、やはり昨日襲われた男から検出されたものと同じ色の反応を示している。…この貴族は昔からあまり好きではなかった。所謂「自分が貴族である」という事をとても鼻にかけていたから。ありがとう人狼!と大手を振って言える訳はないけれど、心の中でこっそり悪態をつくぐらいなら許されるだろう。その後ろではスージーの声が聞こえる>>87。自分が学んだ限りでは、確か。そっと立ち上がって、イアンにも聞こえるぐらいかの声で小さく話す)
……スージー、イアン。いいかい。人狼は確かに人から成るものとされているけど…その前に、成り変わられた人間を"喰って"いるんだ。…奴らは酷く狡猾なんだよ。今までいた誰かになりすます事で、その場に居る全員を殺す事を目論んでいる。……誰がそうなのか分かる人間は、数少ないそうだけど。
(92) 2017/08/16(Wed) 09時頃
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(こんな夢物語。こんなおとぎ話。存在しなければどれだけいいかと奥歯を噛み締める。人狼が出た、ということはつまりそういうことなのだ。"この村の誰かが既に死んでいて、其れに成り変わられている"――表現は可能な限りぼかした。多少は和らいだだろうか。スージーの気合の入れ方には思わず頬が綻ぶ。その表情も一瞬で、直ぐに真面目な顔で頷いた)
ああ。勿論。……ところで、その紙は…?
(遺体が持っていたものなら、何かの参考になるかもしれない。自分もイアンと同じようにしてのぞき込む。その数秒後、書かれた内容に絶句すると共に、先ほどは飲みこんだ言葉を吐き出した。もう本音を隠している場合じゃない。嫌悪しか込み上げなかった)
……あぁ、ああ、やっぱり貴族連中は科学を"金の生る木"だと勘違いしている!これだから、これだから僕は研究依頼をしてくる人間が嫌いなんだよ!
(その声は、もしかしたら廊下にも届いたかもしれない。だが、もうこの際気にしている余裕は…彼にはなかった)
(93) 2017/08/16(Wed) 09時頃
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―回想・大陸の或る研究施設― (トレイル。昨日人狼について話をしたね。そう先輩の一人が声を掛けてくる。何だろう。確かに昨日の講義で話は聞いた。どこにでもあるような、夜に子供を外に出歩かせない為のおとぎ話のような内容だったはずだ。細胞学として考えるには面白味があるが、どうにも現実みがない)
それで?それがどうしたんです。人狼は狡猾で人の心を持たない。一度現れたら昼の間、詳しくは人間の姿をしている時に処断しなくてはいけない。そして、狼はあらかじめ人を殺してその皮を――
(ここで会話を切られた。問題はそこなんだ、トレイル。バッと先輩はバインダーの中の研究書類から一束の紙を寄越す。その中には、"先天性の可能性も検討しなければならない"という文字が加わっていた。…どういうことだ?つまりは、)
つまり、その人物は、自分がそうであると知らず…もしくは、それを知った上で、生活している可能性も、あると?
(一言、"そうだ"と返される。そして彼は細胞学の専門ではなかった。つまり、これは僕の分野ではないかと。そういう意味合いも含めて。――何故、今まで忘れていた?/現在の時間軸へ)
(103) 2017/08/16(Wed) 16時頃
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―朝/大衆食堂『森の真珠』2階バルコニー― (役人には思い切りどやされた。しかし、無事にサンプル回収も済んでいる。これ以上はそちらに任せた方が良さそうだろう。くるりと役人に背を向けると、その場に居る二人>>87 >>95にだけ聞こえる声で小さく伝える)
…ごめん、さっきの言葉には誤りがあった。人狼には、"元々そういう種族・ヒト"である場合もある…さっきのは後天性の話だ。発症の時期は人それぞれでわからないそうだが、所謂"先天性"というのも…存在しているそうだよ。
(伝え次第、自分も食堂へ向かうとする。まずはカリュクスが何かしてかしていないか、そして他に物証がないか…気になる事は山ほどあるが、多少なりと情報を仕入れられるかもしれない。自然と、足は早まった)
(104) 2017/08/16(Wed) 16時半頃
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―午前/大衆食堂『森の真珠』― (もやもやとした感情は美味く言葉にできないでいた。せめて何とか口に出すならば、頭痛が痛い。と言いたいぐらいに理解しかねている。貴族殺し、人狼事件、今回のカリュクスの派遣…ああ、考える事がありすぎる。ガシガシと頭をかきながら食堂へ降りると、昨日出会ったばかりの少女>>118が居た。)
……――オーレリア?おはよう…っていう時間じゃもうないな。…その手に持ってる物は?
(四角いその物に見覚えはない。もしかしたら分かるものが居るのかもしれないが、自分には馴染みのないものだった。彼女が使い方を知っていれば、教えてもらえるだろうか?)*
(126) 2017/08/16(Wed) 23時頃
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―現在軸・昼/教会― (時間というものはさらさらと手の内を抜けていく砂のようなものだ。何時も砂時計をひっくり返し、砂を落ち切るまで眺めている。自分はそういうタイプだった。見ているだけ。聞いているだけ。自分の手で掬えないものは、掬えないのだと諦めていたのだ。ただ、今回だけは違った。今なら直ぐ手が届く。諦めなければ受け止められる手が今はあるのだから。 昼を食べるより、聞こえた声>>129を気にするより先に、まず向かっておきたかった。――教会。 カリュクスの姿が見えなかったからか、どうにも焦燥としていた。昨日渡したタブレットだけでは持たないだろう。彼女が一人になるのは…どうにも避けたかった。今ここで彼女の役に立ちたいと願うのは…自分のエゴだとしっかりわかりながら。決意だけは帰ることはなく足を向ける。墓場に居る彼女を見つけられるか、そこまではこの時まだわからない)*
(132) 2017/08/17(Thu) 00時頃
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―昼/墓地― (雨が降り始めた。ああ、嵐は昨日だと言っていたじゃないか。このままじゃ、彼女の白い姿も霞んでしまう。どうか、どうか連れていかないでくれ。濡れるシャツ、構わない。濡れるズボン、構わない。彼女に渡す其れだけは、きちんとポケットに仕舞って。 教会は軽く覗くだけで済ませた。彼女が居れば直ぐに分かる。何か御用でしょうか。そう言った神父のような男にはひらりと手を振るだけで返答を返した。
彼女が行くなら、きっとあの場所だ。昔話した時に聞いたこと。確証なんて一つもなかったけど、その後ろ姿は確実にそこにあった。真っ白なローブは少し濡れていて。少しでも雨避けになれる位置にまで近づく。思いのほか、自分の口から出た声の音は柔らかで)
――君は君だ、カリュクス。何度も言ったじゃあないか。
(141) 2017/08/17(Thu) 01時頃
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トレイルは、何故かくしゃみをした。体が冷えたのか、それとも?
2017/08/17(Thu) 01時頃
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―昼/墓地― >>151 いいや、今僕が居るべき場所は"此処だ"。君を知っていて、君の心の助けに成れるのは…僕しかいない。…あー、えっと、言いすぎかな。
(力が薄れていることといい、今朝のこと、加えて殺された貴族が持っていた書類…ぐるぐると思考は回るが、先ずは彼女の安否が先だった。自分の手持ちのケース―昨日渡したのは確か一粒だった。それでは足りない。そう判断して―をずいと渡す。)
これは君が持っていて。…いや、持っていなきゃ駄目だ。今こんな状態で…不浄のものが多い。ただでさえ君への負担は教会筆頭に多いだろう?……だからせめて、僕に出来る事をさせて欲しいんだよ。
(君は、一人ではないのだから。少し強引だったかもしれない。そのタブレットが入ったケースごと彼女の細い手に握らせる。案に、君は一人じゃない。何かあれば僕がいる。そう伝えるように。 彼女は自分を隠す時に限って"大丈夫"なんて言葉を使うのだ。だから、首は横に振る。ああ、もうその時に、彼女は別の所へ向かってしまっていたかもしれない。でも自分の決意を改めて語る為に)
――辛い時は、頼っていいんだ。だから…僕は、君の…皆の力になるから。
(182) 2017/08/17(Thu) 08時半頃
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―夕刻/森の丘― (昔はよく此処に来ていた。幼馴染の面々と遊ぶ時は大体此処だった。加えて、何か秘密のやり取りをする時も。 今回はそこまで考えて来た訳ではなかった。カリュクスと別れ、自分の中で状況を整理するため。此処は眺めが一番良かった。食堂へ行ってしまっては、整理にノイズが入るかもしれない―本当は、誰の声もノイズだなんて思いたくない―だから、一人で考えようと。 其れを見つけたのは偶然だった、新しく掘り返されたような跡。この場所に来て、こんな事をするのは…―――
気付いたら手が汚れるのも、服が汚れるのも構わずにその場所を掘り返していた。ああ、やっぱり彼女は…"スージー"は知っている。強情な彼女の事だ、下手に喋って混乱させるよりも、こんな形を選んだのは大変彼女らしい。しかし…残された一言には納得がいかなかった『私が居なくなったら』だなんて。何時からそんなひどい冗談を言うようになったんだ。だってこんな所に隠すんだ、君は、本当は伝えるべきなんだ)
…――リッキィは、"人狼"。
(186) 2017/08/17(Thu) 08時半頃
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(昨日抱えた小さな少女がか!?そんな所に驚いている場合ではない。今はこの結果を持って走れ。食堂には少なくとも誰かが居てくれるはずだ。昨日容疑者になっているもの、そうでないものもいるかもしれない。けれど、こんな形じゃ絶対に終わらせない。もし本当にリッキィが人狼なのか確かめられるのは、
僕 し か い な い ん だ か ら !)
―――― ――科学の力は勿論対人狼対策も進めていた。活性化する前の人狼の細胞を採取し、翌日に結果を出せる…それが、この数年、自分のやってきた事だ。魔法の名で呼ぶならば、きっとこれは"霊能者"に値するのだろう。 ――――
(187) 2017/08/17(Thu) 08時半頃
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―回想・午前/大衆食堂『森の真珠』― >>183 んー、君にも分からないか…となると、僕にはさっぱりだな…多分、魔術仕掛けのものだとは思うんだけど…
(そっとオーレリアから借り受けてこんこん、と軽く叩いてみたり覗いてみたりする。ただ、本来の力を出す為にはどうにも何か足りないらしい)
遊べるものだったら良かったんだけどな、それならきっとトニーに渡せたのに。でも、何処で拾ったんだい?此処の中には無かったと思うけど…
(特に否定がなければ屈託のない笑みを浮かべる少年に其れを渡してしまうだろう。)
(188) 2017/08/17(Thu) 08時半頃
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(ばん、と大きな音を立てて食堂に入る。これだけは伝えなければ。)
人狼の……はー、人狼、の、正体が、ここ、に……
(ただ、情けなくも倒れてしまう。後は誰かがそのメモを見ることを祈ろう。スージー、ごめん。心の中で呟いて、先ずは息を整えることに専念した)
(195) 2017/08/17(Thu) 09時半頃
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