173 冷たい校舎村 番外【突発R18 半身内】
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[ 耳の聞こえるのは、雪の降るしんとした音のみでございました。温かい室内にいるのに、私の耳は冷たく冷え切った時のように痛くなってしまいました。なぜか少しだけ、瞳が潤んでまいります。彼は今、確実に私を女と認識してくれていました。 それが嬉しくて、切なくて、彼の伸ばされた手に身をゆだねようとしました、その時――]
(65) 2015/11/03(Tue) 02時頃
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[ ガシャン ]
[ 突然響いた音と、それに追随するように響いたチャイムに、思わず私の体はびくりと跳ねたのです。]
(66) 2015/11/03(Tue) 02時頃
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[ 見る見るうちに離れていく手を見て、途端にかあっと顔が赤くなりました。私は今、とんでもない事を言ったのではないでしょうか?彼は今私に、何をしようとしていたのでしょうか?幼馴染に触れるだけにしては甘ったるい、流れていた時間に、私はひたすらに酔わされておりました。]
なんのおと、だろ……。
[ 彼の問いに、ぼうっとした頭のまま答えます。]
(67) 2015/11/03(Tue) 02時頃
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やだ……。
[ 行こうという言葉に、思わず反射で首を横に振ってしまい、そこでやっと私は甘やかな酔いから覚めたのです。行ってしまったらきっと、この雰囲気が消されてしまう気がして、それが本当に怖かったものですから、思わずわがままを言ってしまいました。しかし、それはきっと彼の望むところではないでしょう。私は慌てて、ごめんと小さく口にしました。]
(68) 2015/11/03(Tue) 02時頃
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なんでもない、いこっか。 雪で窓ガラスでも割れたのかな?
[ そう言って、まだ少し照れ臭さを含んだ微笑みで、彼の右手を優しく握りました。**]
(69) 2015/11/03(Tue) 02時頃
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[ 目の前に広がる赤に、隣の幼馴染はとても冷静でございました。他人を気遣う余裕すら見せたのですから、思わずひっと小さく悲鳴をあげてしまった私より、数倍冷静だったと言えるでしょう>>141 顔色が悪く、そして服もべっとりと赤くなってしまった雛子は、確かに一人にしておくのが心配でした。>>210 平気だよと言うその言葉も、どこか弱弱しく。いつもの彼女のような格上の者の余裕が、感じ取れなかったのです。]
(231) 2015/11/03(Tue) 23時頃
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ひなこちゃん、こういうとき一人なの、ちょっと心配だから、着いていくよ。
[ そう言って彼女を支えようと歩き出しましたが、けれど彼女はふらふらと、覚束ない足取りで歩いて行ってしまいます。慌てて小走りで近寄って、彼女を支えようかと思いました。けれどその行為は彼女をとても傷つけるかもしれないと思ったので、黙って少し後ろを、ついていくことにしました。 彼女の小さな足跡が赤く、ほの暗い廊下にぺたり、ぺたりと跡を残しました。]
(232) 2015/11/03(Tue) 23時頃
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―保健室にて―
ひなこちゃん、スカート、あるみたいだよ。 これ……うん、汚れたりはしてないみたい。 赤いそれ、洗濯機じゃ落ちないよね……手洗いで落ちると良いけど。
[ 保健室で代えの制服を彼女に手渡して、代わりに赤い絵の具のついた制服を受け取ります。それはなぜか、むせ返るような鉄の匂いがして、思わず嫌な想像をしてしまいます。上から下まで既定の制服に着替えた雛子は、もはや私より立派な優等生の見た目をしておりました。その様子はなぜかとても寂しく、私は少し悲しかったのを、覚えております。]
(234) 2015/11/03(Tue) 23時頃
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……シャワー、浴びにいこ? 入口でわたし、待ってるから……。 ね?
[ そう言って私は、いつもより少しだけくたびれた笑顔で、彼女の背をそっと押しました。**]
(235) 2015/11/03(Tue) 23時頃
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[ 引きつった笑顔に、私は思わず心臓をごとりと揺らしました。>>250何か、私は間違った事を、したでしょうか。いつだって相手の顔色を伺い、相手の思うように動こうとする私にとって、その表情はとてもおそろしいものでした。]
(284) 2015/11/04(Wed) 02時頃
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[ 思わず震える声でごめんと謝りながら、赤く塗られた絵の具の服を、雛子に返しました。私は雛子のことを、こうやって度々嫌な気分にさせてしまうようでした。私は彼女のことが好きでしたが、やはり彼女は私のことが嫌いなようです。先ほどまで少しほんわりと温かくなった体の中が、今またゆっくりと冷え始めたのを感じました。 ごめんなさい、次はもっと上手にあなたの心を読むから、チャンスをください。 雛子の事が心配なのも、彼女の力になりたいのも嘘ではありません。けれど、彼女に是と思われなければ、それはただの邪魔なものになるんですから。]
(285) 2015/11/04(Wed) 02時頃
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ん、わかった。 それ、貸して? ひなこちゃんが持ったら着替え、汚れちゃうもんね。
[ そう言って彼女から渡された制服を、皺にならないようにそっと持ちました。]
(286) 2015/11/04(Wed) 02時頃
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―シャワー室にて―
[ 約束の通り入口で待つことにした私は、手持ち無沙汰になり足をぷらぷらと動かしていました。学校は暖房が利いており、室内よりは少し温度は下がりますが、廊下も十分な温かさを保っています。 中から聞こえてきた言葉に>>254私はどう答えるべきか、必死に考えました。先ほどは失敗してしまったので、今度こそ正しい答えを言うべきだと思ったのです。 これは、帰ってほしいという拒絶でしょうか。それとも、遠慮を含んでいるのでしょうか。でも、彼女ならきっと、一人になりたかったらそう言ってくれる気がしましたので、私は恐る恐る口を開きました。]
(287) 2015/11/04(Wed) 02時頃
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――ぜんぜん、気にしなくて、大丈夫だよ。 さっきも言ったけど、ちょっと一人になるの危ない気がして、だから、むしろ私が心配だから、一緒に居させてほしい、って感じかな。
[ 彼女には、もしかしたら見抜かれていたかもしれません。私が、彼女の考えを必死に読み解こうとして、様子をうかがっていた事。 シャワー室へと消える彼女を見送って、いつも桃色に色っぽく彩られた、彼女の頬が青白くなっていたことを思い出します。それは決して、寒さのせいだけではないでしょう。どうか温かいお湯が彼女の頬の色を戻してくれますように。]
(288) 2015/11/04(Wed) 02時頃
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[ しばらくして出てきた、彼女の様子がふと気になりました。>>276 女の子だからシャワーは長いものです。けれど、やはり異常な状況下でしばらくの間一人待っていたのは何だかとても心細くて。教室に帰ろうか、と示唆する雛子の名前を呼びました。]
ひなこちゃん、大丈夫……? 顔色悪かったけど、具合悪いなら、保健室で寝てても、いいからね……? その、余計なお世話だったら、ごめんね。 ちょっと、心配だから……。
(289) 2015/11/04(Wed) 02時頃
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[ 言ってから、しまったと思いました。こんな事を嫌いな相手に言われても、きっと嫌な気分になるだけでしょう。どうしたら心配だという事が伝わるのか、私はいつだって、正しい答えがわかりません。]
(290) 2015/11/04(Wed) 02時頃
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[ 友達は多い方です。笑顔で優しく明るく。相手の嫌がる事はしないようにしているだけで、友達は増えるものです。けれど無償の愛を与えても、返ってくる愛はないのです。常に相手の事を思って行動しました。そこに己はありません。だからこそ、愛はむしろ一方通行になりました。 嫌な人になりたくないから、人を恨みたくないから、自分に原因があるだろうと考えました。けれど何度考えても、結論は一つです。 私は、愛されるべき人間ではない、ということでした。**]
(291) 2015/11/04(Wed) 02時頃
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