111 【飛び入り歓迎】playing soldiers
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― 早朝・ 北の森 ―
まだ、来てないようだな
[森に入ってすぐの大きな木の元にそっ、と腰掛ける。 あれから色々考えていて、あまり寝ることができなかった。 目的の人がくるまで、仮眠もいいだろうと目を閉じた。]
(27) 2014/02/15(Sat) 04時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/02/15(Sat) 04時半頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/02/15(Sat) 06時頃
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―――…ん
[人の近づく音にピクリと眉を動かす。"兄様"という言葉が耳に入れば、ガバ、っと身体を起こす。寝ぼけているためか、視界が上手く定まらない。側に誰かいるようだが誰なのか認識できない。 ――しかし、来るのは彼女だけのはずで。]
……クラリッサ、か?
(31) 2014/02/15(Sat) 06時頃
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[そろそろ視界が定まってきたであろうか。彼女だと認識するも、どこかぎこちない笑顔に一瞬、眉を顰める。そのぎこちなさは何を意味するのか。最後が嫌なのか。自分が嫌なのか。>>32]
…久しぶりだな すっかり、女になって
[『女』という単語を放てば、昨日実験をした女を思い出し甘い刺激が身体に走る。そういえば即効性の毒を用意したが、イアンは気づいてくれただろうか。小さく首を振り、しっかりと彼女の姿を捉える。昔とは違いすっかり大人になった彼女に、再びあの頃のような兄ゴコロ、父ゴコロが芽生える。ふ、っと笑そうになるのをグッと堪え、至極めんどくさそうに振る舞う。]
…それで、会ってまでの用は?
(33) 2014/02/15(Sat) 06時半頃
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……………ッ
[言葉をつっかえながらも、「会いたかった」と告げる彼女>>34に手を伸ばす――も、ハッ、として止める。違う。これでは。最後に出来なくなる。優しくしては、いけない。素直になれない自分がもどかしい。下唇を噛み、俯く。]
…俺は、……… ……俺も、………ッ
[みるみる瞳を潤わす彼女に、質問に。苦しくて。苦しくて。 言ってはいけない。知られてはいけない。 そんな思いで表情も歪む。]
……俺も………ぅっ 一緒にいたいに、決まってんだろ………77
(35) 2014/02/15(Sat) 07時頃
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クラ、リッサ……?
[堰を切ったように言葉を漏らし、へたり込んでもなお涙をこぼすから視線が外せなかった>>36。手紙からははっきりと感じ取ることのできなかった彼女の思いが、今目の前に現実としてあらわれている。突き放すつもりが、結果的に繋ぎとめる形になっている。喜んでいいものなのか。]
…ああ、俺もあいしている。 ………ッ。見捨てたり、しない。
[子供のようになく彼女は、幼い頃を思い起こされる。 駆けよれば両手を伸ばす彼女の身体を、躊躇うことなく優しく抱きしめる。優しく、優しく、大切なものを抱くように。あやすかのように、右手で背中をさすれば、少しは落ち着いただろうか。]
(40) 2014/02/15(Sat) 08時頃
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…だが、一緒にはいれないんだ、クラリッサ。 俺らは互いに敵対し合う存在。 この内戦が終わるまでは、ダメだ。……わかるな?
[耳元で穏やかな口調で囁く。口から漏れる言葉は、現実を告げるもので。]
だから、生きてくれ、クラリッサ。 戦場には出るな。絶対にだ。 そしたら―――
また、会おう。
(41) 2014/02/15(Sat) 08時頃
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…………ぐ……ぁ……… [ふと身体から離れたと思えば、両肩に走る激痛。>>45 痛みに耐えながら、ちらと彼女のほうを見れば先ほどまでとは違う、穏やかではない、血のように赤い瞳。それだけではない。ハラリ、と落ちたフードから覗くのは人のものではない、耳。 ――これは本当に、クラリッサなのか。]
ば……か、っく……。 く、らりっ、さ………。
[クラリッサとは思えなかった。あれはどう見ても、違う。 そうだ、クラリッサに化けた、何かだ。 自分にそういい聞かせ、足を折られそうになれば、 素早く足を引く。すまない、と小さくこぼし足をかければ彼女は体勢を崩しただろうか。 崩したのならば、今のうちに、とその場から逃げ出しただろう。]
(47) 2014/02/15(Sat) 09時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/02/15(Sat) 09時頃
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[ふらり、ふらりと、一歩を踏みしめる。苦痛で顔が歪む。苦しい。――せっかく、会えたのに。せっかく通じ合えたのに。 込み上げるものを必死に堪え、自軍の拠点まで、歩く。
――もう、少しだ。
そこまでで意識が途切れその場に倒れこんだ。**]
(52) 2014/02/15(Sat) 10時頃
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[どれほど倒れていたのだろうか。朦朧とする意識の中、 「確かに」と聞き覚えのある声。――聴いたことがある。 優しい声。いつかどこかで。早くなる鼓動と共に。 いつも聴いていた声。そっ、と頬を撫でられ、呟く。] …………ュ…ラ、さん…?
[必死に捻り出した声は、彼女の耳に届いただろうか。 直後、身体を温かいものが駆け巡り、両肩の痛みが消えていく。 あたたかい。心が安らぐ。いっそ先程のことは忘れてしまおうか。 …思い出せるのは合流直後の、あの、愛おしいクラリッサの顔。]
[ゆっくりと立ち上がる。彼女自身に、確認すればいい。 身体についた砂を払い、助けてくれたのであろう 隣に立つ女性に一礼して]
…助かりました。ありがとうございます。
[彼女に呼び止められなければ、そのまま研究室へと直行しただろう。]
(135) 2014/02/15(Sat) 21時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/02/15(Sat) 21時半頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/02/15(Sat) 21時半頃
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……っはぁ…はぁ…っ
[気づけば研究室まで走っていた。血相を変えて走る姿は黒軍の皆を驚かせたことだろう。研究室に着けば、デスクの上に置きっ放しにしていた雪うさぎ柄の便箋を手に取り、荒々しく、ペンを走らせる。]
……頼む。お前ではないと言ってくれ。 でないと、俺は…
[見捨ててしまうかもしれない。 ブツブツと呟きながら書き終えれば、 飼っている梟の足に結びつけ、彼女のもとへ向かわせる。 早く、はやく。返事を。願いながら、窓の外を見つめた。]
(136) 2014/02/15(Sat) 21時半頃
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『
やはり、早起きできなかったようだな 会えなかったのは残念だ。
しかし、クラリッサに似た人間に出会った。 恐ろしいほどお前に似ていて、 思わず◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎と零してしまった。
なあ、クラリッサ お前は北の森へは来なかったよな
』
[一部、インクが滲んで読めそうにない。祈るように、荒々しい文字が羅列している。
(-71) 2014/02/15(Sat) 21時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/02/15(Sat) 22時半頃
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― 黒軍・研究室 / 正午近く ―
『ヴェレーノ様、お手紙が―――あっ』
[手紙、と聞けばがたり、と立ち上がり奪い取る。 違うと、来ていないと。祈るように開くと―――]
――は……? クラリッサ、何を、言って……
[そこに書かれていたものは、北の森に来たか否かなどではなく、激しい殺意に満ち溢れた文。理解が、できない。 「兄様を助けてお前を殺す」――? それはつまり、俺を殺すということではないのか。 何が、どうなっている。このままでは、彼女に――]
(153) 2014/02/15(Sat) 23時半頃
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……おい、お前 俺はしばらく外に出る。 ………たまには、軍に貢献しないとな
[そばに居た研究に告げると、黒いコート―ランク3の勲章のついた―を羽織り、即効性、だんだんと効く毒薬。それに――を身に付け、研究室を後にする。彼女自身に、会おう。そして話をしよう。おもむろに無線を手に取れば]
…ヴェレーノだ。しばらく外に出る。 援軍はいらない。しかし皆も戦いに備えるように。
[と告げ、そのままゴミ箱へと無線を投げ捨てた。]
(154) 2014/02/15(Sat) 23時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/02/15(Sat) 23時半頃
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― 黒軍・廊下 / 正午近く ―
……ああ、千夏か。 どうしてって、それは―――
[走って探してくれたのだろうか>>157。 はぁはぁと息を切らす彼を虚ろな瞳で見つめる。
――それは、彼女を救うために決まってるじゃないか 俺が、救わなくては。誤解を解かなくては。
しかし、それを告げたところで。理解されるわけもなく。 それに、あの人ではないような姿の彼女を。認めたくなくて。]
――戦いたく、なったんだ 新しい、毒薬ができて、な
[あからさまにとってつけたような理由に、千夏はどう感じただろう。悲痛で歪む顔を隠すように、ふい、と顔を背ける。]
(159) 2014/02/16(Sun) 00時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 00時頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 00時頃
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…ああ、こんな時に、だ 敵軍にダメージが与えられるんだ。いいだろう?
[返された言葉に>>165千夏が明らかな不審感を抱いていることがすぐにわかった。でも、行かなくてはいけない。しかし、続いた言葉に焦るように千夏の方へ顔を向け]
………ッ!違う!千夏のことは…! 信用、しているんだ。だけど、これは……
[一度声を荒げるも、すぐに落ち着き語調が弱くなる。 ――クラリッサ。あの手紙を思い出すたびに胸が締め付けられる。]
…馬鹿言え。 味方に……それも千夏に… 飲ませるわけにはいかないだろう。
[強い決意の篭った声と差し出される手。 心なしか震えているように捉えられたのは気のせいか。]
(169) 2014/02/16(Sun) 00時半頃
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……なあ、千夏。 もし、もしだ。仮定の話なんだが……
[すう、っと大きな深呼吸を挟み]
…愛する、人が…ッ 自分に、は理解できな、い存在になって、いた、ら 自分を殺そうと、していたら……ッ お前は、どうする…?
[深呼吸を挟んでも、細切れになる言葉。息が苦しい。]
(170) 2014/02/16(Sun) 00時半頃
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……ああ、会いに行こうと…思っている
[千夏でも会いに行く。その言葉を聞き、少し安心した自分がいた>>175。会いに行くのかと聞かれれば、きっともう分かっているのだろうと素直に答える。]
もし、帰ってこなかったら、そのときは―― 研究室にある回復薬、自由に使ってくれ。 千夏になら、安心して任せられる、から。
[にっこりと微笑む顔は、どこか寂しげで。 では、行ってくる。と一言。 呼び止められなければ、そのまま白軍拠点に向けて戦地へ足を運んだだろう。]
(179) 2014/02/16(Sun) 01時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 01時半頃
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……わかった、絶対帰ってくる。 だから、
[泣くな、と今にも涙が溢れそうな瞳を見て、親指で頬を撫でる。 掴まれた裾が、瞳が。死んでもいい、という気持ちを払拭する。 必ず帰って来なくてはならない。千夏のためにも、黒軍のためにも。]
……拾っていたのか。 そうだな、中を見られては、困る。
[見送られると思いきや、続いた言葉に小さく微笑む。 千夏の笑顔に込み上げるものがあったが、グッ、と堪え、 小さく手を振り、戦地へと足を運んだ。>>184]
(189) 2014/02/16(Sun) 02時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 02時頃
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― 戦地西・白軍拠点近く ―
[たんっ、と地面を蹴り進む。素早さが重視される黒軍では かなりの訓練をさせられたため、行動の速さには自信がある。 かといってここにくるまで、襲われなかったわけではない。 彼が進んだ道には、皮膚が毒で爛れた他軍の隊員が倒れていた。]
あそこか……
[見えてきた目的地に、気持ちが昂ぶる。 ――あそこにいけば、彼女に会える。 そして誤解を解かねば。彼女に―――――]
人を、殺させては、ダメだ
[今までよりも力強く地面を蹴り上げ、先へ、先へと。]
(206) 2014/02/16(Sun) 12時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 12時半頃
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今回の毒はかなり成功したみたいだな
[足元で焼け爛れ、何かもがきながら自分を見つめる敵軍を 好奇の目で見つめていた。惨めだ。とても。醜い。 別に焼け爛れさせる必要はなかった。毒の篭った武器――今回は1 1.拳銃 2.短剣 3.ボウガン だが――で倒すのみ。 しかし、見たかった。皮膚に出る効果も。 一度見たら、もっと見たくなった。もっと、もっと。
散々楽しんだ後、白軍お得意の魔法で負傷した自らの左腕を見れば舌打ちする。 駆け出した直後、呼び止められる声>>209にゆっくりと振り返る。]
そのコート……赤軍か なぜ、赤軍がこんなところに?
[戦闘時は顔を見ないようにしている。 無論、情が湧けば戦闘に支障が出るからなのだが。 紅いコートが目に入れば赤軍と認識し、 毒薬の篭った武器を手にとっただろう。]
(213) 2014/02/16(Sun) 14時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 14時頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 14時頃
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[ハラリ、とフードが落ち、捜していた彼女の名前が出れば、 武器をおろし、顔へと視線を向ける。
間違いなく、彼女だった。 近寄ろうと一歩踏み出そうとするも『本物の兄様』という単語に、踏みとどまる]
…クラリッサ、それはどういう意味なんだ…
(216) 2014/02/16(Sun) 14時半頃
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[続いて愛していると、一緒にきてくれるかと問う彼女は 早朝に彼女が北の森に来たことを決定付けるようで。 少し、眩暈がする。早朝の『アレ』を彼女と認めるのか。]
…早朝に、告げた通りだ
お願いだ、クラリッサ。お前は今朝北の森に来ていないと、 あれはお前ではなかったと………言ってくれっ……!
[もし目の前のクラリッサが今朝のクラリッサなら。 あの獣のような姿のものなら。この拳銃で、彼女を、 不吉な予感しかせず。巡らせる思考は最悪の事態。
縋るような想いで、問いかける。]
(217) 2014/02/16(Sun) 14時半頃
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[「確かに行きました」この言葉が頭の中で反響する。 では、あれは。やはり彼女なのか。]
……そうか。 なら、俺も偽物のクラリッサに会ったのかもしれない。 お前が俺に手を出すなんて、ありえないもんな
[心の何処かでは気づいている。あれは彼女だったのだと。 しかしそれを告げれば彼女が何処かに行ってしまいそうで。 叫び、訴えてくる彼女の瞳を捉えば――
――紅?
紅。たしかに紅だった。おかしい。 彼女の瞳は自分とは違う、澄んだ綺麗なブラウンのはず。 これは、あの時の ]
(221) 2014/02/16(Sun) 15時頃
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…俺は囚われてもいなければ、操られてもいない。 殺すだなんて言うな。 クラリッサは誰も殺してはいけない。 クラリッサを見捨てたりなどしない。絶対に。
だから、
クラリッサを返せ
[静かに、再び拳銃を構えた。]
(222) 2014/02/16(Sun) 15時頃
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………………ッ
[獣の姿に変わるソレに今朝のことを思い出し、半歩下がる。 偽物ではないと主張するソレは、嘘には見えなくて。 しかし、クラリッサがこんな姿になるとは考えられず。 ………いや、ただ認めたくなかったのかもしれない。 光に包まれ、大きな鎌を構えるその姿は、 彼女の面影があるとはいえ、彼女ではなくて。 ]
クラリッサは、俺を殺したりしない あの雪の日に仲良く皆で雪だるまを作る、 あの笑顔と優しい手のクラリッサは…………
なんで、クラリッサなんだ。 クラリッサではなければよかったのに。 お前の姿では…
[俺には殺せそうにない。と呟く声は彼女の耳に届いていただろうか。 相手がどう動くのか、攻撃してくるのならば躱せるようにと構えた]
(225) 2014/02/16(Sun) 15時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 16時頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 16時頃
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………ッ! んなもん、容易に投げるのかよ……ッ
[手にあった大鎌が自分に向かって一直線に飛んでくるのを見て、 思わず昔のような口調に戻る。 こんなのに当たったら一溜まりもない。 仮に柄が当たったとしても、骨折、または突き刺さることは確定だろう。 力強く大地を蹴り、後ろ斜め上へと避ける。 上からならば眺めがいい。 また、あの姿とはいえ、上には投げられ――
ないと、踏んでいた。 しかし、先ほどまで居た場所に彼女はおらず。 鋭い咆哮と共に大木が迫ってくる。 ]
(245) 2014/02/16(Sun) 16時半頃
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…………クソが…ッ
[右手の拳銃を地面に向け、トリガーを引く。 反動で左へと避けようと試みたが完全には避けられず、 逃げ遅れた左腕に容赦無く大木がぶつかる。]
……ぅ…ぐ…
[鈍い音をたてた左腕はブラリ、と垂れ下がる。]
[ふと、研究室を出る前に研究員に言われた噂を思い出す。 「白軍が開発している古代魔導兵器の呪いの副作用で人狼になってしまうものがいる。」
……まさか、それで、彼女は。 だとしたら尚更攻撃など…… ]
(246) 2014/02/16(Sun) 16時半頃
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我慢してくれ、クラリッサ……ッ!
[右腕だけで慣れた手付きで銃弾を変える。 身体を麻痺させる銃弾だ。 地面へと落とされて毒の篭った銃弾は、地面を溶かす。
彼女に銃口を向ける。標的は―――腹から左脚の範囲。 躊躇いがちにトリガーを引けば、さて、彼女に当たっただろうか。]
(247) 2014/02/16(Sun) 17時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 17時頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 17時半頃
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………当たった…!
[相手が怯んだような様子を見せれば、 当たったのだろうと少し安堵する。 アレが回れば死にはしないが動けなくなるくらいにはなるだろう。
再び大木が飛んでくるも、先ほどまでの速さは感じず、容易に避けられた。
しかし、油断はならなかった。 地面へ着地したと思えば視界に広がる彼女の面影を残した獣。]
(263) 2014/02/16(Sun) 17時半頃
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殺すのか、クラリッサっ……!
[躱したいが、着地したばかりの体勢では間に合わない。 身体へのダメージは減らそうと、右腕でガードする。 衝撃で数m飛ばされるも、上手く着地を図る。 鋭い爪に抉られた腕から、鮮血が滴り落ち、ほぼ両腕を失ったもの同然の自分に勝ち目が見えなかった。 ]
クラリッサに殺されるなら、いいかもな
[必ず帰ると約束した千夏に申し訳ないと思いつつ、半ば諦めて、苦笑。]
(264) 2014/02/16(Sun) 17時半頃
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