29 Sixth Heaven
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― 個室:束の間の安寧が終わる前>>15 >>16 ― [無邪気と形容するに相応しいマーゴの仕草が 白に増す朱が、逸らされた灰青が 選んだ言葉の効果を知る。 だから、意識することなく屈託なく笑えた。] 構わない、じゃなくて、オレは、マーゴが良い。 花嫁姿だって、きっと世界一似合うよ。
[逸らされた視線肩を抱きながら覗き込む。 長い睫が影を落とす、朱が映える白い肌も 柔らかくうねる濃い髪も それに何より、あの事件の後傷心を抱えたまま それでも、ここで悪い感情を受け取り続けてなお ここに在り、己の存在に笑い、幸せだと言い 頑張れると言った様子に オーバーにではなく、心から、そう思う。 ……先程、ペラジーと話した後だったから なおさら、普通の少女然としてあるのが奇跡のように思えた。]
(54) 2011/04/16(Sat) 14時半頃
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[ふと、零れた待ってて欲しいと言う願望が、 返る言葉から、彼女を縛るのに気づきながら。 けれど、その言葉が嬉しくて、 束縛を反古にする言葉が紡げない。] ………ありがと…… オレもさマーゴ以外なんて嫁にしねーよ…… 何があっても、いられる限り、ずっといるから。 マーゴと。 [替りに口にしたのは、感謝と約束。 任務で何が、どうなるかわからないから 今、口に出来て守れる約束はきっとこれぐらい。 腕の中の彼女からは少し緊張を感じながら フィリップは逆にその反応も含めて安堵する。] [膝の上乗リベラが己にあった手が移動するのを スカートの上で結ばれるのをそっと目で追った。 後、大人しくマーゴの上の中で目を閉じた。]
(55) 2011/04/16(Sat) 14時半頃
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― →待機室 ― [気がつけば少し眠っていた。 そっと優しく売り起こす気配で、翠を開くも 耳に届いた機械音声にぱっと顔を上げる。 マーゴの提案には頷いて、 床の蜜柑を拾いつつ、 リベラも肩に戻し二人で待機室へ向かう]
……だね。自由、だとさ。 [機械音声によるガイダンスは、マーゴの話から 少しは知っていたものの、眉をひそめる内容。 己も受け取り手としてマーゴと同じ苦しさを知りたかった。 その気持ちと、マーゴを誰かが担当するのではなく 自分が担当できることの安堵と嬉しさは、あった。 それは、マーゴが口にしていた >>0:478が本当になりそう、で。 ……彼女を”自由”にする為に、と言うことだろうか?]
(56) 2011/04/16(Sat) 14時半頃
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[ただ、他の人たちは……… >>7 >>8 >>11と2人の年上のやり取りに フィリップから、何か口を挟めるわけはなく ただ、マーゴの隣で静かに見る。] [スリルシーカー……ラルフの言葉には 暫くその風変わりな言葉と共にじっと見詰たが。 マーゴから声がかかれば(>>20)すぐに彼女を見る] …………ここにいるのは6組 一番最後で、6日のズレ、かぁ…… 少なくても休める期間は休んどいた方がいい。 今までも器?だっけか……だったわけじゃん? [すぐに、戻ることはないよな。 マーゴの問いかけには、 引き伸ばせるなら伸ばそうと、は思う。] [ただ、スリルシーカー>>24が丸投げしてきたのには 軽く噴きながらマーゴ>>25には 出来ればそうさせたくはないなと思いながら 静かにその頭を撫でた。]
(57) 2011/04/16(Sat) 14時半頃
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[妖精の言葉が飛び交うのには軽く翠を瞬かせたものの 誤魔化しか本当か、などとわかるわけもないから 特に突っ込みはしない] [>>30 マーゴの言葉にはこくりと頷きながら フィリップ自身も、己の存在が ただ、器としてのマーゴの寿命を 延ばすこと。とは知る術もなく。 彼女を自由に出来る。確かにその可能性もあるが ”その時”が何を意味するか、当然知る術、はない。] …………皆、ね………… [>>29白衣の女性……リンダと言うが口にする言葉。 確かに、ない場合の事実も知っている。 実際にマーゴも、フィリップも巻き込まれた事件を。]
(58) 2011/04/16(Sat) 15時頃
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[その時>>17で聞こえた言葉を思い出したけれど……]
かと言って、突如、煮えた油や、毒の海に突き落とせば やっぱり散って行くのはかわらねぇ…… [そして、その皆に含まれなかった人々を見る。 >>49 トニーと言うなの少年がコリーンに 大罪について質問している。 ああ、きっと教会でミサを開く 牧師の連中なら、 これは神が与えた試練とでも言うのだろうか?]
(59) 2011/04/16(Sat) 15時頃
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[そんなことを考えているうちに リンダとラルフが消え 替りに、蜜柑を投げた青年と、レディーが戻ってくる。 ペアで動いているところ、から 消去法で考えてどちらかがパピヨンで、 どちらかが、ムパぽ……憶えられない。 ペラジーの傍には自己紹介をするスティーブンと ベルナデットがいただろか?] さっきは、よく知らんで蜜柑を投げてすまんな ………なぁ、聖職者から見れば これも、神から与えられた ”乗り越えるべき”試練とやらになんのか?
(60) 2011/04/16(Sat) 15時頃
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[”みんな”の言葉に黙り込んでしまった マーゴの言葉を撫でながら ……何かやりきれない気持ちが消えなくて…… 八つ当たるように、聖職者的な人物に言葉を投げた。 言葉はいるならばベルナデットにも。 嗚呼、今はいないチャールズにも 是非伺いたいところ、だなと。 泡立つ心は皮肉めいた視線を翠に乗せた。]
(61) 2011/04/16(Sat) 15時頃
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― 待機施設:大部屋 ― [淡く光る白い壁。どこかにプロジェクタがあり そこから映像が投影されているのだろう。 フィリップの所属する一座でも所有している。 白く光るのは、投影された映像の風景が白いから。 それは画面を見てわかった。] ……理不尽、を、試練だって言うのは 神さん信じてるやつの言い分、だろ? [少し長めの茶髪が揺れるのを翠が半眼で見やる。 肩の上のリベラが窘める様に痛んだ短い金髪を引っ張る。 目の前の修道服を着ている青年は 初めのセンテンスはまるで教科書を読む そんなニュアンスの声(に聞こえる)で話す。] [淡い色素の奥を覗くように翠は見据えて、揺らぐ気配はない。 マーゴに触れていない方の手は退屈そうに 3つの蜜柑を器用に宙に浮かし弄ぶけど。]
(65) 2011/04/16(Sat) 17時頃
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幸福……ね。 [視線が一度、ペラジーを見る。 怠惰の器。実際彼が口にする面倒と言う理由。 >>0:430を思い出す。>>0:430に「……ああ、見てくれよ」と 笑い返すしかできなかった。 まるで、基本的な諸感情と心の状態の関係が 抜け落ちてしまったかのような様子に ”そりゃそうだよ!”と、言いきれなかった。
……宙に浮く3つの蜜柑。例えば己の芸で ペラジーに何か、思ってもらうことは出来るだろうか? ふと、そんなことも思った。]
(66) 2011/04/16(Sat) 17時頃
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……何が、出来るのか、はな…… 管理者ってことだけど……器と一緒にいて 何を、していけばいいのか……… まだ、全然わかんねーな…… けど、知らずにいて、何も、出来ないよりは その切っ掛けが得られる、かもしれない。 何か、関われるかもしれない。 それは、確かに幸福、なのかもしれない、な。 [実際、マーゴが何をしていたか知らなかった。 8年間ずっと、ここで器であったこと。 召集されなければ、今も関われなかった。 だから、そこを考えれば、 己にとって理不尽ではなく、試練ではなく……]
(67) 2011/04/16(Sat) 17時頃
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[試練と取るか理不尽と取るか。 それとも、それ以外と取るか…… 決めるのは己の自由、かと。 そんなことも ムパ何とかの言葉に思う。 自信なく視線を下げた辺りの言葉の方が よっぽど響くのにな、と一度だけかち合った 淡い色彩の相手を見ながら。] ――……今まで、知らずとは言え ”テクノロジー”の恩恵?を受けてて 自分にまわってきたら、ごめんなさい……は、なぁ……
[自分勝手と自由は違う。それがフィリップの考え。] [今は隣にマーゴがいて、 己はマーゴの管理者となった。 それを放棄する気は、勿論ない。し、 もし、ここにマーゴがいなくても 口にした理由から、任を受けること、は、享受しただろう。 だから、そう言って肩を竦めて1つ笑う。 空いた手に三つの蜜柑を着地させながら。]
(68) 2011/04/16(Sat) 17時頃
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フィリップは、ムパムピス>>71が聞こえると反射的に蜜柑一個その顔に投げつけた
2011/04/16(Sat) 17時半頃
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/* フィリップ>ぉぅぃぇ 噴いたwwwwww */
(-16) 2011/04/16(Sat) 17時半頃
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[ムパ何とかが断る。 それに頷きつつ後、ゆっくり動くのを見、腰をかけるまで 髪を啄ばむリベラはそのままに見ていたけれど。] [ふと、零れた言葉>>71 思わず手に着地した蜜柑を再び放る。 それは勢いよく、ムパ何とかの顔面にヒットする。 >>72で口に仕掛けた言葉の先や、暗い色は 勿論わからない。ただ、卑下する言葉に 思わず投げつけてしまった。]
ばっか、アンタこれからそれを探すんだろ? 今から卑下して………… そりゃよくわかんねーよ、何が出来るかなんて。 オレも、アンタも。自分自身のこと以上に よく知らないアンタが何が出来るかはわかんねーよ。 けど、なんつーか、なんて言うか、 そう言う…………言い方は…………
(75) 2011/04/16(Sat) 17時半頃
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[瞬間湯沸かし器のように、咄嗟に行動に出たが そう言う風に卑下する姿は色々思い返すとは言え 言語化する脳みそもあるわけじゃなく。 その上戸惑う相手を見れば 何か覗くのは……怯え……? と、傾ぐ内にそれは、すぐに霧散してしまって 言葉で迷っている内に、最初の言葉の勢いもなく 終盤はしどろもどろになった。] ………わりぃ……えーとムパス? オレはフィリップ。こいつはリベラ。 隣に座ってるのがマーゴ……マーガレット。 [ フェードダウンすれば謝罪を1つ。 漂う柑橘の匂いにハンカチを差し出しながら あれ?聞こえた名前と違うと思いつつも 憶えやすかったのでそのままに]
(76) 2011/04/16(Sat) 18時頃
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……少なくても、現状で器であればと思えて 環境を幸福と捉えらえて、響く言葉だってもってる ………だから、なんか、とかは……それに……
……あーーーよくわかんねーー!!
[冷静になって整理して、”なに”に対し口にしようとして まず、間近かな理由1つ、次いで、もう少し 考えようとしたあたりで頭がキャパオーバー 蜜柑2つソファーにおいて 乱暴に己の頭をわしわしとかいた]
(77) 2011/04/16(Sat) 18時頃
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[しどろもどろVS尻すぼみ。 フィリップは髪をかいていた手で 前髪をかき上げてから、1〜2度自分の頬を叩く。 ……受け止めて、我慢する、それに慣れていると 言うのには軽く眉を顰めたけれど。]
[おろおろと、謝罪まで口にさせてしまい 今ムパスが言ったことを冷静に考えようと 柑橘系の匂いを嗅ぎながら考える。]
[……先程、マーゴが>>0:477と、言っていたことも思い出す。 耐えるのが辛いから、耐えることに関して真檄になる。 彼女の言動を思い出し、 一度マーゴを見てからムパスに向き直った。]
(80) 2011/04/16(Sat) 18時半頃
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……今のはオレが全面的に悪い。 だから謝らなくても良い。 オレはアンタを知らない 同様に、アンタもオレを知らない。それだけだ。
[”なんか”に引っかかる己は一度脇に置く それは多分に己の問題。ムパスには関係のない 故に混ざらぬよう。]
まずさ……管理者って、走る必要あんのか? それに……確かに、器ってのは、 なんかすげー堪えなきゃいけないみたいだ…… ……理由は知んないけど、アンタは我慢する、経験をしてきた ってこと、なのかな…………? なら、そこから、耐えなきゃけない時 何があって欲しかったかとか、どうして欲しいとか 探せるんじゃない、か……?
[違うか?と首を傾げて。翠はオーバーヒート しないようにしながらも懸命に考える]
(81) 2011/04/16(Sat) 18時半頃
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………俺も出来ないことあげてけって言ったら沢山在るよ 我慢したことなんて少ないから、 経験から探せるかとか、わかんねぇ。 けどさ、出来ないこと見てたら、 何が出来るか探しづらくない、か?
[不自由ある足をさする仕草を見ながら 緩く首を傾げる。 その足がどうして動かないのかとか、 勿論何も知らない。知っているのは本当に、極わずか、だけ]
(82) 2011/04/16(Sat) 18時半頃
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[向き直ったらしゃんとされた。 その様子に小さく苦笑を零しながら。]
なっるほどなー。 じゃぁさ、ムパスの替りに俺が走るよ。 屋内だろ?声出して呼べよ。 マーゴ抱えてだって俺は走れるから。
そのかわり、我慢する時の気持ちとか教えてよ? 頭使うこととか、変わってよ?
[ムパスの指摘することに気がついていなかった様子で じゃあ、と、提案1つ口にして。 我慢に関しては……仔細がわからない 我慢、自体が嫌ではなかったのか 我慢した何か、が嫌ではなかったのか?]
……アンタの”我慢”がどんなんだったかわかんないから そこに何が在るのか、はわかんね。 でも、何かないよりは、ある方が考えやすいのかなって
(85) 2011/04/16(Sat) 20時頃
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[探せるかどうか、も、だから結論が出なかった。 ただ、疑問したことにたいし、駄目と取られたら 困ったようにこちらも眉を下げて]
……駄目、とまでは言ってねーだろー? 難しいやり方に見えるってこと、オレからは。 オレはそう思うけど、アンタがそのほーがやりやすいなら そのやり方のままだって良いんだ。 ……実際、出来なかったことから見えることも、ある
…………目的さえ間違わなきゃいいんでない?
[煮え切らない様子に、むしろその煮え切らなさを押すように 過去そのやり方に親しんでる?節まわし ……フィリップ自身もできなかった過去から 至った考えが幾つもある。
ただ、最後に自分がくちにした言葉で ”なんか”に、己が引っかかった理由がわかり 1人で勝手に手を打ち納得した。]
(86) 2011/04/16(Sat) 20時半頃
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ん……長い任務し、難しい任務だけどお互いやりきろうな ………どう、いたしまして?
[疑問系つくお礼には、こちらも疑問系をつけて。 笑顔が上がる様子に、道化師のお辞儀1つ。 ムパスが皮をむき始めれば リベラが己にもよこせとフィリップの肩で羽根を広げる。
……相方を宥めながら、フィリップは 当の器である、マーゴは今のやり取りをどう思ったか? 灰青を振り返えり 蜜柑1つマーゴも食べるかなとむき始める。
結局もう1人の、宗教に関連在るかもしれない ベルナデットはいた場合なんと言ったのか? むいた蜜柑をリベラに与えながら、いるならそちらも見た]
(87) 2011/04/16(Sat) 20時半頃
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[蜜柑をリベラが食べつくさないよう注意しながら ショートカットの女性を見る。 先程、彼女にも向けた言葉>>60、その答え>>90 返るのは、何か無味乾燥と言うか…… ムパスにも感じた>>65を感じるのは 彼女の根本や、思考や、何かが見えないからか。]
”誰か”のためになるなら ”なんでも”するのかな……
[思い出しながら、静かに座る姿に 小さくポツリと零す。 そんなことを零したのは、 彼女が管理者で純潔 彼女が管理するのは色欲 だということを思い出したから。]
(93) 2011/04/16(Sat) 21時頃
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/* 出来る限り、あちらこちらに 正縁故作って、色々仲良くして マーゴの嫉妬地雷を増やしたいなぁ */
(-21) 2011/04/16(Sat) 21時頃
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― 待機施設:大部屋 ― [ムパスと対話になる前、 マーゴが零した言葉を思い出す>>94 ”溜まる”と、言っていたか。 有る程度バランスを見る ……方がいいのだろうか、と思案しながら。]
[皮肉の色を翠に乗せた時 腕に優しい感触を感じた。 ムパスから声がかえる前に 一度、感触の持ち主を見て。 ……ムパスと声を交わした最初に 神だか世界だかに対して それ以上皮肉めいた言葉を口にしなかったのは、 彼女の言動が、大きい。]
(103) 2011/04/16(Sat) 21時半頃
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……よせやい、そうなったら…… オレ、なんとしてでもいつでも笑ってなきゃ。
[撫でる時は優しく撫でる手が わざと、少し乱雑にその髪を撫でた。 ここに来て、己の感情が吸い上げられなくなった それは、少なくても自分が負の感情を思っても 彼女に負担をかけないですむのだとも、思えた。]
(104) 2011/04/16(Sat) 21時半頃
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幸せ……かぁ……
[自分がむいた蜜柑を食べるマーゴを眺めながら 彼女の紡ぐ言葉を、聞く。]
…………確かに、上にいた間、 不幸だとか、思わんかった。けど……
[例えば、物心ついた時には両親の姿はなかった。 両親の記憶も、ない。 それを恨まなかったのは、 今ではこのテクノロジーのおかげ、でも在るのだろう。
勿論拾ってくれたサーカスのみんなには感謝している。 それでも、今あっさりとこの任を引き受けられるのは ”何かが欠落”しているのではないか、と。
マーゴの言葉から、そう、思うのは 己の今の思考根本に、マーゴと共有する ”不幸”の記憶影響が、強い、からかもしれない。]
(107) 2011/04/16(Sat) 21時半頃
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………技を磨く時ってさ 基礎の繰り返しと、自分にはほんの少し難しいことへの挑戦を 何度も繰り返すんだ……
[思い出すのは>>17ラルフの言葉。]
幸せってなんだろうな…… 不幸も、負の感情も。 ……本当に、必要ないもん、なのかな……
[こうして生贄を用意しなければいけない程、なのだろうか? 勿論影響は、知っている。 ただ、もう少し、器の任を軽く出来ないのかなとは、思う。]
(110) 2011/04/16(Sat) 22時頃
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えぇー。それは、なんか恥ずいな ……でも、あったのかな…… マーゴの中にオレの嫉妬も……オレの気づかない内に。
[嫉妬。何に対して嫉妬するか、 何を思って嫉妬するか。 嫉妬の原理を考えればそれを知られるのは 確かに何を強く想うかがはっきりと知られることで。
逆に己の嫉妬から、 それを自分で知ることも出来なったのだなと、も思う]
どういう時に苦しくなるかは ……これからは、自分で制御して…… 知りたいなら、伝えられたら、良いと思う。 それでいい……それがいい。
(118) 2011/04/16(Sat) 22時頃
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[大部屋にはトニーと言う子供の姿も。 だから、軽く手を握るだけ]
……うん……憶えておく。 マーゴは不幸じゃないって。 ……あっち、の君がなんと言おうと ………まだ、あっちの君は、知らない、けれど。
[ただ、伝えてくれる言葉は 大事なことなのだと、強く感じたから その小さな手を強く握って。] [他者の嫉妬を受け取ると言うことが、 結果どういうことを 彼女に引き起こすのかはまだわからないまま]
(119) 2011/04/16(Sat) 22時頃
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