128 終世に降る雨/ツイノセニフルアメ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
ヨーランダはジェフを占った。
ジェフは鱗魚人のようだ。
クラリッサは絆に引きずられるようにジェフの後を追った。
最後のひとつを残し、鏡の破片が砕ける。
それはひと組の主と従者の終わりを意味して、そうして、神と名乗ったアヤワスカの退屈凌ぎの終りを告げていた。
ジェフとクラリッサは黒き蝶の群れがその身体を攫い、残されたトレイルとヨーランダの前には、黒き蝶の群れから這い出る様にして、アヤワスカが現れた。
(#0) 2014/07/21(Mon) 01時頃
希望の欠片として下げられた鏡の破片を最後まで守り抜いた王子と、その傍らの女騎士。
アワヤスカが2人の帰還の為に手向けた黒い蝶。
それに触れれば、2人の意識はゆっくりと、終焉の時を迎えた筈のノルドモーネの王宮は玉座へと戻るだろう。
その身体に受けた傷は一度、死を思わせる疼きをトレイルに、そしてヨーランダの身体へと与える。
終焉を塗り替えた代償の様に。
けれど身体にもたらされる痛みはその一度きり。
事切れた筈の王子と女騎士の亡骸を回収しようとした者が触れるよりも先に、彼らは生あるものの反応を見せることになる。
唇から、引き取った筈の呼吸を洩らし。
その証に、肩は上下し。
一度に気管に流れ込む呼吸は、去った筈の痛みを想起させながら。
けれど身を起こせば、傷跡は未だ真新しく残りながらも、その痛みはなく。
トレイルとヨーランダは改めて知る。
自分達の死が、塗り替えられた事を。
(#1) 2014/07/21(Mon) 23時頃
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る