31 グロい村
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
[そこは暗い暗い、木造の寺院。
人々の焚く香はとうの昔、人に崇められ続けた男女の歓喜仏は、
その半分が崩れ落ち、もう半分は腐れかけ。
局部を覆った白布は今は色あせて。
歓喜仏を見つめるように並ぶ木造は忿怒尊。
色が剥げたそれは、顔面の皮膚が剥がれ落ちたかのよう。
灯るチューメは独自の香り。
溶けて蝋の山となったそれは、かつての賑わいを昔と思わせる。
今連想させるのは溶けた脳味噌]
………、──……。
[チャラリ。人骨で造られた数珠を弄ぶ僧侶はぶつぶつと何かを呟く。
村一の聡明さを持って知られたその僧侶、面影は蛇のような眼光のみ。
ガタリと木戸が不意に音を立て、視線がそこに流れれば]
(#0) 2011/05/09(Mon) 01時頃
……おや…お客様でしょうかネ………
[静かな呟きの先には、正門から入ってきたらしき蒼白な面の一人の男
体調が悪いのか、胸元抑え、懸命に息をしている様子。
しかしその目は爛々と。まるで、獲物を狙うケモノのよう
僧侶は、僅かに目を細め、男をみやる。そして、溜息一つ]
…暫し、ここに留まられるがよろしい。
体調もお悪いようですしナ。
大丈夫ですぞ。ここは、病院も兼ねておりますから。
食事の心配も、ござンせん。
なぁに、勿論お代なんぞ頂く気も、ありませんからサ
[僧侶の目は光る。やつれた男の様相は、僧侶の知るどんな病とも違う。
あぁ、やはり。得心したように僧侶は頷く。
「病院とは病の溜まり場。生きて出られる保証はありゃしないンです──」]
(#1) 2011/05/09(Mon) 01時頃
[口の中で飲み込んだ言葉は、やつれた男─サイモンには聞こえまい。ただ、折りたたまれた皺の奥。仕舞われた思惑は……]
お薬はもう少しお待ち頂けますかネェ。
多分、貴方のようなお人が増えると思うのですヨ。
案内させますから、どうぞ庭にて遊ばれればと…。
[薄暗い密林。人知れずにあるこの寺院。季節は夏。
たまらない蒸し暑さの裏、夜は芯まで冷える始末。
ヤブ蚊やヒルは当たり前、這いまわるムカデやゲジゲジも寺の主のような。
庭へ案内されたものの、部屋の一つもあてがわれることなく]
(#2) 2011/05/09(Mon) 01時頃
[尋常ない表情で、しかし有無も言わさずに庭へと連れて行かれるサイモン。
他の僧侶も、ガイコツのようにやせ細っていた。
連行されるその後ろ姿を見て僧侶は念仏を唱える。
恐ろしい病。文献で読んだだけの、それ。
あぁ、再発したのなら、この寺院の中だけで抑えねば。
大丈夫、大丈夫。ここで何をしようと、見つかることはない。
何故なら、この寺院の「人」という意味は……]
(#3) 2011/05/09(Mon) 01時頃
[さて、皆様
どのような経緯でここまで至られますか?
行きは良い良い。帰りは怖い…いや、帰りなどないやもしれませんが──]
(#4) 2011/05/09(Mon) 01時頃
……。
[数珠をいじる僧侶。一度は僧都まで上ったその身の上は、
今は見るべくもなく。
サイモンを見送った後手にするのは人の骨盤。
其れを火に炙り、ひび割れたその痕を見る」
…誰か、いますかネぇ……
[僧侶は一人ごちる。「あの」病が発生したのなら、
声かけねばならない場所は幾つかある]
(#5) 2011/05/09(Mon) 05時頃
お好きな方も、御調べになる方も、いらっしゃいますから…
[手にする筆はどす黒く変色している。
新しく持って来させた墨皿の中身は深紅。
やや生臭いそれを筆にとり、さらりと書きつける赤い文字]
これを……使いに……
[手渡されたボロい、安っぽい紙にはただ一言]
「痴死たる病 ここに至れり」
これで通じるだろう、と。手紙届く先はそも何処か。
そもそれは僧侶には関係のない話──]
(#6) 2011/05/09(Mon) 05時頃
……
[僧侶はチューメの灯りの下、文字をしたためるに使った赤い……生臭い、血。
骨にすくい取り、べろりと一舐め]
……。逃がさんよ。気狂いどもめ
[ぐ。くぐもった笑い声。しかし薄暗く、無駄に広い本殿には響かない]
(#7) 2011/05/09(Mon) 20時半頃
[所々に雑草が生えた床に這いまわる大きな原色の毒イモムシ。
素手で躊躇なくその虫をつまみ上げ、ともる蝋燭の火に炙る。
ぐねぐねとのたうつそのイモムシを面白そうに見つめながら]
そういえば…
[サイモンを庭園へ押し込める時、腕に傷負った僧侶を思い出す。
熱さにのたうつその虫をぶちゅりと潰し、掌でこねくりまわしながら口へと運ぶと、
ぐちゃぐちゃと下品な音を立てながら噛み潰す。
そして近くに控えた一人の僧侶へ耳打ちを。
そして重たげに腰を上げる。庭を一回りする為に。
さぁて、あとどれほどで役者がそろうだろうか。*]
(#8) 2011/05/09(Mon) 21時頃
>>@1ようこそいらっしゃいまして…
[陰気な僧侶が迎えるのは眼鏡の男]
えぇえぇ、なんぞ、気持ち悪いモンがネ。
発生してしまいましてサ…。
連れてきたやっちゃを見ましたが…
相違ございませんで。
まぁお好きになさってもらって結構ですンで。
ところでアンタ、薬は大丈夫かネ?
くれてやるから飲むかどうかは好きにしなンせ
[寺院にあるのは薬とはいえるものではなく。
単純に、呪いの類のそれ。
人の目玉とカラスの目玉を牛の胃液で煮込んだもの。
器一杯のそれ、痩せた僧侶が眼鏡の男に運びやる]
(#9) 2011/05/10(Tue) 20時半頃
後でちぃと上にまで上がりまショ。
折角なんで…つまらんですが座を一つ、
設えておりましてネ。
[廃れたこの寺院で用意できる酒肴とはどんなものか。
しかしこの界隈、しばしば人が消えようが大して問題ではない。
そう。人々の行きつく先が、この僧都らの腹の中としても]
少し、上から見てみたら面白いやもしれませなんだ
[と、本殿に向かう者らがいるとはまだしらず。
ガイコツ僧侶どもは生気宿らぬ顔でそれを取り次ごうとするから、共に楼閣に上がるにはまだ時間が必要であるけれど]
(#10) 2011/05/10(Tue) 21時頃
なんぞ……
[本殿の表から、僧侶が耳打ちをしてくる。
どうやら呼び出しで来た女が一人、外でわめいているらしい]
はぁ。そら、そうですなぁ……
納得行く方が、ないですナァ…。
(#11) 2011/05/10(Tue) 21時半頃
何か御用ですかネ、お嬢さん。
[やせ細った僧都は、それでも人好きのするような笑み…
のつもりのようなものを浮かべて、薄い色素の女を見る]
この度はどうもご来訪御苦労さまですナ。
ゆるりとご滞在頂けたらと思いますンで。
[女に向かって一礼を向ける]
(#12) 2011/05/10(Tue) 21時半頃
[目の前の女を見て、思わず喉が鳴る。
修行の身の上としても、
生きていれば当然腹が減る訳で]
何も…して頂く必要なんてござんせんよ。
ただもう少し、居て頂ければと思いましてネ。
[自分の好物は人の内臓、とりわけ女の子宮なんぞには目がない]
この暑さでございまショ。
悪い病気が流行るといけませんから、
少し皆様の様子を見せて頂きたくてネ。
(#13) 2011/05/10(Tue) 21時半頃
診察するにしても…ごゆるりと疲れをとって頂いた方が、
よろしいと思いまして、ナ。
なんにせよ、どうぞご不便があれば仰って下され。
お答できるかは不明でありますがネ…。
[深々と礼をして女を見送る]
(#14) 2011/05/10(Tue) 22時頃
さて…
[女の後姿を見送ってから、自分も楼閣の上へと登る。
客人と共に閉じ込めた病人達を見おろす為に]
(#15) 2011/05/10(Tue) 23時半頃
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る