180 【突発】午前二時のシンデレラ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
始まりは、舞踏会。
ドレスを身に纏った女性たちや、燕尾服で着飾った紳士らが
食事やダンスを楽しみ、華やかな空気に満ちている。
その主催者は、この国の王子、ベネット。
今宵の宴で、王子は婚姻の相手を探すとも噂され
それを目的にした女性も多くいるようだ。
しかし、時計の針が0時を指す頃、
そこに暗雲が漂い始めることを、人々はまだ知らない。*
(#0) 2016/01/08(Fri) 20時頃
[舞踏会が始まって暫ししてから、
主催者であるこの国の王子ベネットが姿を現す。
人々に向ける挨拶。その優しげな笑みは、
内面に秘めた凶暴さを微塵も感じさせない。
「主役はここに出席している全員だと考えています。
ただ、今宵は私にとっても、記念すべき時間となるかもしれません。
ああ、いや、皆様とお時間を共に出来るだけで、十分な記念ですね。
大いに楽しみ、今宵が良い時間となることを祈っています」
そんな挨拶に、すこし場がざわついたのは
"王子にとっても、記念すべき時間"という節だった。
そう、やはり王子はこの宴で、良い出逢いを求めている。
女性たちは王室に入りたいと張り切り、
男性たちもそれに負けじと、自分の魅力を誇示していくだろう**]
(#1) 2016/01/10(Sun) 12時頃
[話しかけてくる者には、皆平等に接する。
王子として必要とされる会話力や社会性を持って。
幾度か、女性を踊ることもあったかもしれない。
ただ、優しいエスコートであったとしても
そこに熱はなく、どこか淡々とした感覚を
感じた女性は果たしていたのか、否か。
舞踏会も終盤に差し掛かった頃。
会場の隅で困惑がちな表情を浮かべる
一人の麗しい娘に、王子は目を止めた。
その瞬間、彼の心音はとくりとくりと速くなる。
人の輪を抜け出し、王子はその女性のもとへ歩み寄る]
(#2) 2016/01/11(Mon) 11時半頃
「何故そのような隅にいるのですか?
良かったら私と踊って下さいませんか?」
[戸惑いの表情を浮かべる、その娘こそがシンデレラ。
継母や姉の姿もあるこの会場で、
表に出ることが憚られていたようで。」
「ほら!行きましょう」
[強引でもあり、それでも優しいエスコートで、
誰も見たことのない、心からの笑顔で。]
(#3) 2016/01/11(Mon) 11時半頃
[音楽隊のメロディに合せて
二人は手を取り、踊る。
シンデレラと視線を交わし、微笑む。
王子に恋心が芽生えたことは、傍から見ても
察せられるかもしれなかった。
通じ合う、二人のダンスは
ホールの中で一際目を惹いた。
程なくして訪れるいっときの別離を、王子は知らずに。
ただ、―――今は、二人、踊る、踊る。++]
(#4) 2016/01/11(Mon) 11時半頃
[音楽が緩やかに流れる中、
王子と踊るシンデレラは、彼からそっと手を離した。
シンデレラが、ごめんなさい、と小さく呟いた声は
王子にしか聞こえない。
「何故、謝るのですか?」
そして彼女は踵を返し、慌てた様子でその場を立ち去っていく。
王子の手が伸び、静止する声が響けども
それはシンデレラに届くことはなく
麗しい娘は会場から外へ通じる、階段を降りていく。]
(#5) 2016/01/11(Mon) 22時頃
[片方だけ落ちたガラスの靴と
宵闇に消えたシンデレラ。
0時の鐘が鳴り響く。**]
(#6) 2016/01/11(Mon) 22時頃
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る