147 月夜ノ緋糸結ビ
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─ カラカラ カラ ─
(#0) 2015/01/15(Thu) 21時頃
それは儀式の前日の晩のこと。
次の晩には満ちる月が登る真夜中に、その部屋だけに響く糸車を回す音が響いていた。
糸車を回す小さなねずみは、己を見つめる主人に応える様にただただ、緋色の糸を紡いでいく。
(#1) 2015/01/15(Thu) 21時頃
夕餉の時刻に集まれと悪魔が指定したのは、ダイニングテーブルが設えてあるリビングではなく、広間のほう。
広間の中央に置かれた唐木で作られた猫脚の長い座卓には、既に夕餉の支度として食器が伏せられたお盆と、二つのカセットコンロが置かれている。
そんな座卓の脚元の畳には、庭に面した雪見障子の硝子から注ぐ沈みかける空の朱が差し込んでいた。
それは屋敷の中で生涯の糧となる死者を求める夕月の者達が送る日常の中に、ぽつり、ぽつりと夕月の者達以外の──未練を残し、仮初の蘇生を受けた死者の気配が現れ始める頃の証だった。
(#2) 2015/01/15(Thu) 21時半頃
─ 月夜ノ緋糸結ビ ─
(#3) 2015/01/15(Thu) 21時半頃
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