18 Orpheé aux Enfers
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−食堂>>1:309−
……待ちくたびれてしまいましたか?
[窓辺でぼうっと座っているベネットを見て、肩を竦めて笑ってみせた。]
すみません。 あまりにも急だったもので、まだ差し入れの品を用意できていません。
その……研究室にそれらしきものはあるにはあるのですが、いかんせん今回の持ち込み禁止の品なので、明日持ってきます。
約束ですから。 素晴らしい演奏を聴かせて戴いたあかつきには、何か差し入れをします……って、ね。
(@0) 2010/09/06(Mon) 01時半頃
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−食堂:>>0−
……そうですか。 ならば、演奏者のご意見に従って、本日は何も無しということで。
正直ね、僕は驚いたんですよ。 僕の授業ではあまり生気の無い目をしている人までもが、オーケストラで演奏している時はまるで違う表情をしている。
音大で音楽をやっていく人達の情熱というものを、見せ付けられた気分がしました。あまりに、僕とは違う世界にいるような気がして……
(@1) 2010/09/06(Mon) 01時半頃
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スティーブンは、遠くで救急車が来る音を聞いた気がした。だが、それはどうやら子犬の鳴き声だったらしい。
2010/09/06(Mon) 01時半頃
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それじゃ本当に犬のお預けじゃないですか。
元気があるのは良いことです、ね。
[しつけ途中の子犬よろしくわふわふと食事を待つカルヴィンの様子と、彼を制止するベネットの様子を交互に見て、可笑しそうな表情を浮かべた。]
(@2) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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>>5 そう……ですか。 まあ、皆さんが目指すものはもっと果てしないものなのでしょうから、まだ僕は甘いのかもしれませんね。
でも、音大のオーケストラというものは、本当に凄いものだと思った僕の感想は否定しないでくださいね?
(@3) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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>>9 ああ、今日のわんこさん。 僕はこの大学の講師ですよ。 とはいっても、音楽とは全く無縁の、教育心理学を教えているのですけれども。
僕は、スティーブン・オブライエン。 「先生」は多分、あだ名ではありません。 もしかしたら敬称ではないのかもしれませんけど。
……というか、そろそろごはんにしてはいかがでしょう? 遅れて来る方は、もうそれはそれということにしては?
ほら、あそこの高校生の方は、栄養失調で倒れる寸前ですよ。
[指先で、ヤニクを指し示した。]
(@4) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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>>11 ……いいえ。
[ヤニクを指し示す指先を移動させ、ベネットの肩を叩こうとする……が、それをすることはせず、窓枠に手を掛けた。]
いいんですよ。
(@5) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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>>14 ええ、よろしく、第……ではなくて、マクベスタさん。 僕のことは、お好きにお呼びください。
[あやうく番号をつけそうになったのをぐっと堪えつつ、微かに笑った。
と、そこで食事開始の合図が出る。 なんというか、こう、一気に食欲を全開フルスロットルさせる学生達の姿は、年齢不相応なくらいに幼い……か、或いは猛獣のようにも見えた。]
(@6) 2010/09/06(Mon) 02時半頃
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>>16 ああ、すみません。 「吹く」楽器をしている方に、あまり煙草は良くないというのに。
[困ったように微笑みながら、席を外すと告げるベネットの背を見送った。]
(@7) 2010/09/06(Mon) 02時半頃
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>>18 そうですか。では、カルヴィン君……ということで。
[スティーブンが学生をわざわざファミリーネームで呼ぶのは、学生と教師の間には踏み越えてはならぬ一線があると知っているから。それは、職業柄得ることになった防衛策の一種でもある。
触れてはいけないものがある。 侵入してはならぬものがある。 まるで薄氷を踏むかのように慎重に、彼ら学生達との距離感をはかりながら、会話をするのが性になってしまったのだ。
けれども、あの子犬君ならば別に予防策を講じる必要は無いかもしれない。彼は可愛がられる取っ掛かりとなる何かを周囲に振り撒く才能があるのだから。
スティーブンはそんなことを考えながら、子犬をあやすかのような表情でカルヴィンを見つめた**]
(@8) 2010/09/06(Mon) 02時半頃
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−食堂−
[懇親会を兼ねた夕食会は、奇妙なテンションのまま進行してゆく。「夕食を取っておいて」と告げた同輩の為に誰かが動くかと思えば、もしかしたら案外そうでもないのかもしれない。或いは、頼まれたのは自分だったのかもしれないと思うと、妙に合点がいった。]
ああ、これは…… 食糧を確保しておいて欲しいと言っていたベネットさんとか、まだここに来ていないトラヴェルソさんの分……って、ああ、ちょっと待ってくださいよ!
[少し目を逸らした隙に、取り分けた皿から料理が消える。しかも肉だのピザだのいう高カロリーのものから先に。
かろうじて確保しておいた分は冷蔵庫にしまっておいたものの、鍵のついていない冷蔵庫にしまっただけの食糧の命(?)など、風前の燭火かもしれない。]
……何なんでしょうかねぇ、ここは。
[紙コップに入ったお茶をちびちびと飲みながら、呆れたように溜息をついた。]
(@9) 2010/09/06(Mon) 12時半頃
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−食堂−
(あー…… そういやなんで俺、ここに居るんだろうな。 そもそもここのオーケストラのメンバーでもないし、むしろただ巻き込まれただけっつーか。)
[確保したはずの食糧が次から次へと消えたり(こういうのも誘拐事件というのだろうか?)、音大生のくせにやたら音痴な歌声が聞こえてきたり(しかも自分は楽器さえできればいいと自己弁護する始末…)と、かなり状況はめちゃくちゃだ。]
あー……ヤニ吸ってくる。
[目の前のドタバタ劇が激しさをいっそう増してきたせいか、急に煙が恋しくなる。
もとより音楽だけを一生懸命やってきた人間の集まりだし、まして彼らは大学生。研究一筋だった自分の大学生時代を思い出せば、酒を飲んでしこたま大暴れしたむず痒い記憶とともにアレコレ蘇ってきて、なんとなくこのドタバタ感も理解できた(ただし彼らは素面であるが)。]
(@10) 2010/09/06(Mon) 13時頃
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[ポケットから白い箱を取り出し、火の無い煙草を口にくわえる。 遅れて入ってきたベネットには、すれ違いざまに一言だけ告げた。]
食べ物なら冷蔵庫に入ってますよ。 ……誰かに見つかって食い荒らされてなければ。**
(@11) 2010/09/06(Mon) 13時頃
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−喫煙所−
[懇親会の喧噪から抜け出したスティーブンは、電気をつけずに喫煙所の椅子に座り、暗闇の中で煙草に火をつけた。
いろいろ迷った揚句、特にこれといった感情の伴わぬメールを送ると、眼鏡を外して天井を見上げた。
窓から見える月を、裸眼で見つめる。 とはいえ、強い近視と乱視が入った目では、きれいな月も幾重にもぶれてぼんやりとした形にしか見えないのだが。]
[携帯電話用のイヤホンを取り出し、録音してあった曲を聴くことにする。脳に送り込むのは、乾いたギターと鋭いブルースハープの音。視覚も聴覚も塞ぎ、嗅覚や味覚でさえも煙草で鈍らせるその瞬間が、たまらなく心地良かった。
学生達の音に当てられたわけじゃない。 己も夢中になるものは持っている。 けれども、彼らと自分は根本的に何かが違うのだ。 囁かれた言葉には告げられなかった感情は、言葉にならぬまま心に渦巻いている。今それを口にしたら、己の内面を学生達に見せてしまいそうで、告げることはできずにいる。]
……Ain't no easy way……
[口許がそっとその曲のタイトルを呟く。それはまるで、自分に言い聞かせる類のものであるような気がした**]
(@12) 2010/09/06(Mon) 18時頃
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スティーブンは、カチリと音を立て、携帯電話を開いた。
2010/09/06(Mon) 22時半頃
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−喫煙所−
[静かに煙を吐き出し、携帯電話の画面を見つめる。]
「了解しました。 では、どちらに向かえばよろしいでしょうか?」
[そう手短に返信すると、眼鏡を掛けて喫煙所を去って行った。]
(@13) 2010/09/06(Mon) 22時半頃
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>>91 [とんとんと窓を叩く音に気づき、後ろを振り返る。 もしぼんやりと音楽を聴いていたときだったら気づかなかったかもしれない。]
……どうしました?
[窓を開けて、サイラスの顔を見つめる。 少しだけ乱れた髪を治しながら、緩やかに微笑んだ。]
残念ながら、煙草はあげられませんよ?
(@14) 2010/09/06(Mon) 23時頃
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−喫煙所>>96−
……どうなんでしょうかねぇ。
[困ったような顔をする。]
あまり美味しいかどうかなんて考えたこともありませんでしたけど、気がついたら癖づいてました。僕が煙草を覚えたのは大学に入ってからですけど、それから煙草代が馬鹿にならないというのに止められません。
強いて言うなら……「深い息を吐く為の口実」でしょうかね。 まあ、自分でも何を言ってるんだか、という気がしますが。
[ふと、喫煙所の窓の外を見る。サイラスの足元は、どう見ても雑草まみれだ。ここが目的地とは、到底思えない……]
あー……あの……アルバーンさん。 もしかしたら、迷子……ですか? ええと、まことに伺いにくいのですが、どちらに向かう予定でしょうか?
(@15) 2010/09/06(Mon) 23時頃
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−喫煙所>>104−
まあ、なんとなく肺がこもる感じはしますけれどね。 吸わないとかえって健康に悪いというか。
[その場ですーはーと呼吸するサイラスのことを見て、少しだけおかしそうに笑う。]
……ああ、そういう意味合いじゃなくて…… なんというか、こう、「疲れた」とか「ストレス溜まるな」とか、そういう意味合いの「深い息」というものでして。
……人前で息を吐くのは疲れたように見えてよろしくないけれど、煙草を吸えば……とか、そういうくだらない理由かもしれません。
本当はいけないことですが、この音大でも「吹く」楽器の演奏者なのに煙草を吸っている方もいるとか。まあ、僕がどうこう言える立場ではないですけれどもね。
(@16) 2010/09/06(Mon) 23時半頃
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−喫煙所>>107−
散歩は……まあ、あまり遠くに行かない限りなら。 夜の大学は妙に広く広く感じられますからねぇ。
[一瞬苦笑するが、すぐに携帯電話をポケットから出して、]
ああ、これですか。ガレージロックとかいうジャンルのものですが、学生時代に友達に教えて貰ったもので。
"Ain't NO EASY WAY"という曲です。
「恋をするのは簡単なことさ。 恋をすればそれで十分な気になってしまう。 運がつきたらそれまでのこと。 最後のキスは愚かさの代償。
簡単な方法なんてない、出口なんて簡単にみつからないんだ。」
……っていう歌です。 音楽はあまり詳しくないのですが、なんだかこれは気に入ってしまいましてね。
(@17) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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―喫煙所>>117―
……ええ。見つけたら、ね。
[サイラスが「それ」に心当たりがあるかどうかは知らない。けれども、サイラスは明らかに誰かの容貌を脳裏に思い浮かべているようだった。
或る種の恍惚にも似たその空気を感じたのか、特にそれには触れずにおくことにした。誰かとサイラスだけの世界に、踏み込む権利を持っているわけではない様子であるから。]
……だから、あなたからも叱ってあげてください。 きっとひとりの言葉だけでは聞いてもらえないでしょうから。
(@18) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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―喫煙所>>122―
「恋の歌」とはひとくちに言い切れないかもしれません。 表面だけを読むならば、「恋に落ちるのは愚か者のすること」という内容ですからね。
……聞きたいのならば、どうぞ。 クラシックに慣れた方からすると、些か違和感があるかもしれませんが。
[携帯電話とイヤホンを差し出し、曲を再生する。]
(@19) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
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―喫煙所>>127―
……ええ。まあ僕の場合は、中毒ですからね。 それに、特に職業上は影響しません。付属中学校に行く時は、臭いを消さなくてはなりませんけれども。
大人なら誰でもいいとは限りませんよ。 年齢など関係無く、近しい人が言った方がよく効く場合もたくさんあります。
「パパ、くさいから煙草やめて」という愛娘の言葉で煙草を止める決意をした方もいらっしゃいましたし。
(@20) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
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―喫煙所―
[窓枠の向こうにいるサイラスに曲を聴かせる為に携帯電話を預けている間は、気が気ではなかった。メールの着信履歴を見られようものなら、ある特定の人物からは「仕事用メールの転送設定」ではないメール――即ち自分の携帯電話に直接メールが届いていることが知られてしまう恐れがあるからだった。
別に後ろめたさは無い。 だが、それを知られるのは奇妙な心持ちがするのだ。]
……ところでアルバーンさん。 そろそろお散歩を終了させないと、同室の方に心配されてしまうのではないでしょうか?
[サイラスから携帯電話を受け取る。 ちょうどその時、誰かからの着信があったようだ。]
ああ、入り口ならばそこの角を右に曲がって、壁沿いにいけばすぐにあります。壁にぴったりくっついて歩けば、多分大丈夫……の、はずです。
(@21) 2010/09/07(Tue) 01時半頃
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[喫煙所の前でサイラスと別れると、スティーブンもまた歩き出す。ちかちかと着信の光を放つ黒い薄型の携帯電話を取り出し、いくつかのボタンを押してまたポケットに戻す。その繰り返し。]
[なるべく足音を立てぬように、練習室が並ぶ廊下の前を歩く。静かに扉を開け、その中を覗き込んだ。]
……扉、開いてますよ。
[ほんの微かに見えた光の先に、声を掛ける。]
(@22) 2010/09/07(Tue) 01時半頃
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スティーブンは、練習室Aの扉を、そっと閉めた。
2010/09/07(Tue) 01時半頃
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―練習室A―
[扉が自分の背中のほど近い場所で閉まる。 空気を圧迫するように閉まるその感触は、まるで何者かに閉じ込められたかのような感覚に似ていた。]
いいえ、お気になさらず。
大丈夫ですよ。
(@23) 2010/09/07(Tue) 02時頃
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―練習室A―
開いていたような、そうでもないような。
[曖昧に微笑む。]
まあ、そんなことはどうでもいいと思います。 外には音が漏れていませんでしたから。
大切なところは、そこでしょう?
(@24) 2010/09/07(Tue) 02時頃
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―練習室A―
……そうですか。
[ふと、小さく微笑む。]
曲と向き合い、没頭する……それは素人目には素晴らしいことのように見えるのですが、プロを目指す方にとってみれば、違うのでしょう。
確かに、オーケストラはひとりでプレイするものではありませんからね。
[外の足音は聞こえない。 ――だから、一切の嘘を捨てて「本題」に入ることにする。]
ところで、あなたが僕を呼ばれたのは何故でしょう?
(@25) 2010/09/07(Tue) 02時頃
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スティーブンは、練習室に置いてあるピアノの椅子に腰掛け、背もたれに肘をかけてベネットを見上げた。
2010/09/07(Tue) 02時頃
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……良いのですか? 煙草は肺に悪い……ということは、まあ僕がご説明申し上げなくてもおわかりでしょうけれども。
[煙草を1本取り出し、手渡す。 横目でそっとベネットの表情を覗き込む。]
ですが、火は差し上げられません。 ここが練習室であるということが、理由のひとつではありますが。
(@26) 2010/09/07(Tue) 02時頃
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スティーブンは、首を傾げて、ベネットの目を覗き込む。
2010/09/07(Tue) 02時頃
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>>159 ……僕にそれを止める権利が無いのは知っています。
[自分の指先から離れる煙草を見つめて呟く。]
ですが、何故でしょうね? 奇妙なことに、止めたくなるのです。
身体に良くないとか、そういう意味合いではなく。
……おそらく、もっと別の理由で。
(@27) 2010/09/07(Tue) 02時半頃
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スティーブンは、厳しい目でベネットを見上げた。
2010/09/07(Tue) 02時半頃
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ベネットさん。 それは一瞬の夢を見せてくれる、魔法のクスリではありません。
どこまでいっても現実の世界しか見せてくれない、ただの焦げた葉っぱのかたまりです。あなたに美しい幻想を見せてくれたりはしない。
……吸えばわかります。
[ポケットから安いライターを取り出し、くるりと回す。]
そして、その「火」を僕から借りてしまっては、意味がないことにも。
(@28) 2010/09/07(Tue) 02時半頃
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あなたは僕のクライアントではないから、 少しだけ踏み込んだ話をしましょう。
[煙草の箱を取り出し、1本の白い棒を引き抜いた。]
あなたは何故、僕からこれを得ようとしたのですか?
何故、自分で煙草を買わなかったのでしょう? 何故、自分で火を手に入れようとしなかったのでしょう?
……「そこに喫煙者である僕が居たから」。 そう言ってしまえば一見ひどく簡単な話に見えますが、実際はそうではない。
あなたは僕の手を借りて、自分だけの世界に逃げようとしている。決断することもできず、自分を変える一歩を他力本願でどうにかしようとしている。
……違いますか?
(@29) 2010/09/07(Tue) 02時半頃
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