67 地球最後の告白を
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――2XXX年1月上旬 東京市――
[サイレンを鳴らしながら走るミニパトを運転するのは まだ歳若い婦警だった。
拡声器を片手に、人々に勧告する]
米軍の猛威が増しています。 指定の避難所へ避難して下さい。
避難所の場所は――
[過去にお台場、と言う名前が付いていた場所。 五年前の血の大晦日以前に作られたシェルターのようなその避難所は、今までも多くの命を救ってきた。]
(@0) 2013/01/05(Sat) 17時頃
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[ふと道中で倒れている人物を見とめ サイレンを止めてミニパトを傍に停車させる。]
大丈夫ですか?
[返答はなかった。 老人だったが、触れると冷たくなっていた。
衰弱死も多く起こるこの街では、日常茶飯。 婦警は眉をへの字にして、黙祷を捧げる]
……悲しいなぁ。 どうしたら人を沢山救えるのかな。
[婦警にしては、少し幼さが滲む口調で呟いて 溜息を零す。 この老人の家族を探すのは絶望的だし 何よりも人手が足りない。 だからこういった行き倒れの遺体は 大抵身元が確認できない場合、そのまま火葬場へ運ぶ]
(@1) 2013/01/05(Sat) 17時頃
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[老人は矢張り身元が確認出来るものを所持していなかった。
よいしょ、よいしょ、とパトカーの荷台に遺体を入れ 火葬場へ車を走らせる。]
あぁ…――
[煙がいつも出ているあの煙突。 火葬場が休むことは殆ど無い。 ただでさえ、血の大晦日で激減した人口が 更に更に、どんどんと減っていく。 それは地球滅亡のカウントダウンのようにも思えた。]
(@2) 2013/01/05(Sat) 17時頃
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――東京市警察・渋谷署――
身元不明の遺体の火葬状況です。 増えてますね……。
[火葬場から受け取った書類を上司に提出する。 この渋谷署は今、ほぼ人がおらず 自分と、署長と、もう一人の先輩しか所属していない。]
私、避難勧告を続けてきます。 失礼します。
[署長に一礼すると、署を後にし、 閑散とした駐車場に停めたミニパトに乗り込んだ。 エンジンを掛け、ぐん、とアクセルを踏み込む。]
(@3) 2013/01/07(Mon) 01時頃
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[運転しながら繁華街に向かう。 少し眠い。片手で目を擦り、避難勧告をと拡声器に手を伸ばそうとした時だった。
何処からかパァン!と銃声が鳴り響き、眠気は一気に吹き飛んだ。]
……
[車を停めて様子を伺うと、 曲がり角から逃げ惑う日本人が数人。 目の前で、銃声と共に一人吹き飛んだ。]
ッ、
[腰に据えた拳銃を手に、車から降り立つと]
警察です!落ち着いて此方へ! 車に乗って下さい!
(@4) 2013/01/07(Mon) 01時頃
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[武装していない民間人に対して、相手は数人の米軍。 不利だ。自分の拳銃一つで何とかなる相手ではない。 民間人を車内に誘導しながら、拳銃を構える。 軍服とヘルメットで顔を覆った米軍の表情は視認出来ないが、それは何処か愉快的な犯行にも思えた。
銃声が鳴り響く。
婦警の撃った弾はあくまでも威嚇。 敵に銃器の存在を知らしめた上で、 民間人が車に乗り込んだことを確認にし自分も運転席に乗り込む]
逃げます!
[米軍に突っ込むような形で、 アクセルを思い切り踏み込み急発車する。]
(@5) 2013/01/07(Mon) 01時半頃
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え……
[後部座席に乗った女性からの言葉に思わずブレーキを踏もうともしたが、一瞬の躊躇いの後、武装した米軍から逃げる為、アクセルを踏み続けることを選んだ。]
……ごめんなさい。 でもあの場で……留まったら きっと貴方達も死んでいた、だから――
……ッ。
[救えなかった悔しさから唇を噛む。]
(@6) 2013/01/07(Mon) 01時半頃
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……。
[自分の正義論なんて言葉に出来なかった。 救ったり救われたりすることもあるのだと そう思うけれど たった今人をひとり、見殺したばかりの自分に それを言う資格はない。]
ごめん、なさい。
[小さく独白のように呟いて、 車はお台場の方へと向かっていく。]
避難所に向かいます。 今のような出来事を繰り返さないために、 避難して頂きます。 いいです、よね?
(@7) 2013/01/07(Mon) 02時頃
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なるべくなら出て欲しくありません。 あの避難所は血の大晦日以前に作られた施設で、 寝食には困らないです。 でもどうしてもと言うのなら、 ……外に出る際は、気をつけて、下さい。
いいですか?
[やがて見え始めるのは、お台場にある昔TV局だったという建物。 昔からある建物だが、増改築が繰り返され 地震にも耐えた。 しかし中身は空っぽ、建物には植物の蔦が蔓延っている。
避難所は、その地下にある。]
(@8) 2013/01/07(Mon) 02時頃
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この避難所は
[車から降り立って、 入り口にある機械にパスコードを入力する。]
五年前以前の文明が残っていると言っていいです。
[開かれる扉。 人の出入りを感知する施設は、人々を感知し 玄関ホールに人工照明が照らされた。]
エネルギー供給は全て自己発電。 中の広さも、通常の避難所とは比べ物になりません。 各個室で休んで頂けます。 食料庫には備蓄が沢山ありますし、 とにかく……凄いんです。
(@9) 2013/01/07(Mon) 02時半頃
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[人工照明を見上げながら人々を中に促し]
私はもう暫く避難勧告をしてきます。 どうかゆっくり過ごしてくださいね。
[人々に一礼して、またミニパトに乗り込むと 一人でも命を救うために、避難勧告を続ける**]
(@10) 2013/01/07(Mon) 02時半頃
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