10 蒼い空の、明日へ
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[足音は温く響く亡霊の如く。 半開の力無い眸は、只、地を見つめている。
びちゃ びちゃり
ぐちゅ ちゃ
ぴちょ
男の肌を濡らす雫は薄茶の軌跡を描き、 端整な面からは微かな異臭。 されど既に慣れてしまった嗅覚は 現実を吸い込む以外の術を持たなかった。]
(@0) 2010/05/14(Fri) 01時頃
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―――っ
[奥歯をきつく噛み、膝をつく。 痛みも、跳ねた汚水も男にとっては些細な事。]
(@1) 2010/05/14(Fri) 01時頃
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どう、して……
[問い掛けは空虚に響く。 応えられる者は見当たらない。 其処には男、と。 地から前方へ顔を上げた男の視線の先に在る、 一つの女の、亡骸しか無かったから。]
可笑しいだろ…? 僕は…
僕はただ、明日が欲しかっただけなんだ――。
[絞り出す声は涙に滲んで消えていく。]
(@2) 2010/05/14(Fri) 01時頃
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[亡骸の腹部には執拗に突き立てられた刃物の跡。 面は原型を留めては居ない程に膨れ上がっている。 男は亡骸の手足を縛るロープにそっと手を伸ばした。]
痛かったよ、な 御免な……
[震える指先が上手く動かない。 何度も何度も繰り返して 漸く少し緩める事に成功する。]
僕のせいだ ……ただ、僕は。 君と一緒に、幸せになれる場所なら何処でも良かった
それだけ、だったのに
[指先が零すのは謝罪と、赤茶。]
(@3) 2010/05/14(Fri) 01時頃
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……
[亡骸と男を濡らす、雨。 其れはこの地に住まう人々を責めるように降り続く。 男の唇は、何かを紡いだ。]
……
[けれど其れは雨音にかき消され、 亡骸にしか届かない、言の葉。 男は亡骸を背負うと何処かへと*消えていく*]
―― 処刑場 → ――
(@4) 2010/05/14(Fri) 01時半頃
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