25 仮面舞踏会
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[男の剣はどちらかといえば柔であり、侵入者の剣は鋭であった。 決闘などではなく純粋な修練としてであれば その争いも十分に楽しめたのかもしれない。 けれど、男は今はそんなことを考えている気はない。 余裕がないのではなく、もっと別のことを考えていた。
オスカレットを腕の籠に捕らえてよかったのだろうかと 彼女が真実に望む事とはなんなのだろうかと
そんなことに気をそらしているからいけないのかもしれない。 生まれたのは一つの隙。心臓を貫きたい剣先が脇へと逸れる。
ああ、まずいな、と。 そんな短い事しか思わなかった。 一瞬というか、あっという間というか。 走馬灯なんて言葉は所詮、生者の夢想に過ぎないのだろう。 痛みだとか、敗北感だとか、そんなものよりも]
(+0) 2011/02/14(Mon) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 01時頃
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─── 、 。
[こんなときに女の名前を呟いてしまう自分に 浮かんだのは呆れたような苦笑だった]
[次に目が覚めたとき、自分の頬を叩くオスカレットが見えた。 違和感しかない。何故自分は自分の体を見ているのか。
理由なんて一つしかない]
(+1) 2011/02/14(Mon) 01時頃
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何だ、死んだのか。
[聴こえる叫び声。その様。 どうせ己に跨ってくれるなら、生きているうちにして欲しかったと そんな下らないことを考えてしまうくらいには冷静らしかった。 もしかしたら、現実があまりにかっとんでいたものだから 自分も変に振り切ってしまったのかもしれない]
そんなことを言ってくれるな。 イゾルテはイゾルテで、君の事を随分気に入っているらしいのに。
[館に残してきた少女が、自分の死を知るのはいつになるのだろう。 それを思うと、流石に溜息が一つ零れた]
(+2) 2011/02/14(Mon) 01時頃
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百姓 ワットは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 01時頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 01時頃
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――――…?
[ローズマリーと別れ、またあてもなく離宮をさまよっていると、ぞわり、と妙な感覚が彼女を襲い、それに間髪いれずベネデットの悲鳴が聞こえたような気がし、彼のいるであろう方向を反射的に振り向いた。
嫌な予感がし、彼女を遮っているかのように見える壁をすり抜け、真っ直ぐに彼の部屋へと。
壁の中からベネデットの部屋へと入り目にしたものは、背中から血を流すベネデットと、其処にある妹と兄の友人の姿――― ]
(+3) 2011/02/14(Mon) 02時頃
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―――――――――!!!!!!
[兄の友人に手を下され、大量に流れ出る血を前に、彼女は声にならない叫びをあげた。]
(+4) 2011/02/14(Mon) 02時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 02時半頃
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―――嫌。
[彼女はゆっくりと首を振り、震える声でそう呟いた。
嗚呼、まさか兄の友人と妹に、愛した人の命を奪われるなんて。]
何故ですかお兄様―――…。 何故こんな事になってしまったの? 私の―――…所為?
[ベネデットの前に崩れ落ち、呆然としながら呟いた。]
(+5) 2011/02/14(Mon) 03時頃
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[その夜、離宮に居た者の耳には、どこからか女がすすり泣く様な声が聞こえてきたかも知れない。**]
(+6) 2011/02/14(Mon) 03時半頃
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[気付けば、琥珀を差し入れてくれた古い友人の部屋に辿り着いている。焼かれた臭いは僅か、それよりも血の香りが強く感じられた。 友人の声が近くで聞こえた>>+2と言う事は、相手も死んでいると言う事。 オスカレットは去っただろうか。部屋が静かになってから、古い友人に話し掛ける。]
──…… ワイアット。 何故、仮面に呪われても居らず 危うい立場でも無いはずの、お前が死ぬ。 誰の手で、何故…… 殺された。
否──
(+7) 2011/02/14(Mon) 11時頃
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[仮面が剥がれた今でも、彼等が見るものがのっぺりとした白い仮面の二つの黒い孔越しにみえ、話言葉、呪われた囁きが男に届いている。]
人の手で殺されずとも。 呪われた仮面が、お前の元へ お前と踊るために…… この部屋へ向かっていた事は、見えはしたのだが。
[獣の吐くような息を苦しげに吐き。…く、と自嘲を含んだ嗤いを零す。 友人に貰った酒瓶がすでに空である事を後ろめたく思いながら、片方に傾いた肩を揺らした。仮面を被ったままであれば、男が友人を手に掛ける事もあったのか。]
『 踊 れ 』
『 殺 せ 』
[まだ声は響き続けていた。 ……それから、男の古い友人の次に死す者は**。]
(+8) 2011/02/14(Mon) 11時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 11時頃
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[桃色の上に深緑の外套。 妻が纏う様を見て、男は唇をつりあげた]
…やはり、深い色は似合うな。 肌に好く映える。
[まるで、己が彼女を抱いているようにも 感じる錯覚がある。 かといって、この腕には伝える熱も伝わる熱もない。
意味もないことを夢想する。 妻に似合いそうな絹のいろ、織りや柄。 どんな風にこれから歳を重ねていくのだろう。 イゾルテはどんな娘に育つのだろう。 どんな恋をして、どれだけ泣くのか。 そして、どんな家庭を持つのか。 自分が生きて帰っていたら、彼女に 弟妹が増えることもあったのだろうか。
全てはもう、遠い話]
(+9) 2011/02/14(Mon) 13時半頃
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[そんなせんのない話を夢に見ていた頃、 部屋を出ていった妻のかわりに ひとつ増えた気配を見て鳶色は瞬く]
…バーナバス。 まだお前もここに留まっていたのだな。
[見覚えのある傾いだ肩、声。 そして何よりてにしたその瓶。 見つけて男は、く、と笑った。 まるで、子供をたしなめるかのようなことをいう]
なんだ、お前。もう空にしてしまったのか? まったく…仕方のないやつだ。
(+10) 2011/02/14(Mon) 13時半頃
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何故、と尋ねられると弱いが… まあ、そうだな。痴情の縺れ──というところか。
[わざとらしく派手に肩をすくめると笑って言う。 だが別の言葉の方が男には気になる言葉。 己は、この男の死の淵を覗けてはいない]
……お前だったか。
[呪いの仮面。 男は、仕方のないやつと言わんばかりの顔を バーナバスに向けて苦笑を浮かべた]
(+11) 2011/02/14(Mon) 13時半頃
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百姓 ワットは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 13時半頃
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そう、奥様への憎しみの芽を開花させたあたしのように。
今度はセシル様の番。
『踊りましょう』 『殺しましょう』
[くすくす、くすくすと、顔を失った女は、セシルの手にした仮面の傍ら、他の聲に混ざって、激励めいた怨嗟で嗾す]
(+12) 2011/02/14(Mon) 16時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 16時半頃
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[セシルの持つ鋭い切っ先は見えていても、避けようという気が起こらなかった。身体がそうは動かなかった。 仮面の望みのまま、女は最後に己の血潮の華を、大理石の床に艶やかに咲かせる。破れた肺から逆流した血液と胃液で、こぷ、と喉が戦慄いた。 衝撃より、痛みより、無念より、歓喜が勝る。ああ、遂にこの時が来たのだと。夢の終わりに相応しい、刹那の攻防。女にとっては決闘のそれでなく、最期の仮面舞踏。仮面は、女の骸から次の持ち主へと渡る。その呪いの濃さに、深さに、惹かれ賛辞するように]
――っ、!? なに、を……。
[意識は既に忘我の狭間を搖蕩い、"亡霊"として離宮に閉じ込められ彷徨う寸前。第二の貌であった仮面に今や誰かの顔立ちは消え失せている。 その仮面が、割られた。他ならぬ、呪われた所有者によって]
(+13) 2011/02/14(Mon) 17時頃
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この国は、もう終わりかしら、ね。
[耳を澄ませば、微かに聞こえてくる言葉の数々。 其れらを聞いて、彼女は悲しそうにぽつり、と呟いた。
王宮なぞ、滅べばよいと思っていた。 血で血を洗うような争いから解き放たれたかった。 ―――しかし ]
私はこの国を愛しているのに。
[王宮とは、その様なものなのだろうか。 国を愛し、良い国にしたいと思う人物がそこに居なくても、国は成り立つものなのだろうか。]
(+14) 2011/02/14(Mon) 17時頃
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[王子二人、皇女一人が命を落とした、と聞いて、父王はどのように思うのだろう。
その不手際を咎められ、全員首を刎ねられても何も可笑しくない話だと、彼女は思った。]
いっそ、そうなってしまえばいい―――…
[この時ばかりは色魔である父王に彼女は期待してしまったかも知れない。 未だ父王が母親に瓜二つの自分に執着している事は知れていた。
自分を亡くして怒り狂う父王に期待してしまう自分が、ひどく惨めに思えた。]
(+15) 2011/02/14(Mon) 17時頃
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そんなことをしても、呪いから逃れる術などございませんのに。 これではまるで……。
[愚かな、と嘲笑しようとして止まる。 彫像のように深く瞑目した蒼白の顔――焼かれてもいない――明らかに致死傷の胸部。足元に砕けた仮面。そう、まるで呪いなど関わらぬただの殺人のよう。呪われた犯人を打ち倒した手柄になりこそすれ、自身が仮面に選ばれたことを欺く、偽装]
あら、本当に、 あたしに全ての責任を押し付けておしまいになる。 そんな方でしたのね。
(+16) 2011/02/14(Mon) 17時頃
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何故、国を想う優しい貴方が殺されねばならなかったのでしょう。
[無残に潰れてしまったシャンデリアの前で。 嘆きの呟きと共に、彼女はこの国の民を哀れに思った。
妾の子ではあったが。 皇女らしく振る舞う事は少なかったかも知れないが。 彼女はやはり、皇女であった。
其の紫の瞳からは、涙が出る事は無かった。 亡霊とは涙を流せないものなのだろうか。 其れとももう泣く心を無くしてしまったのだろうか。 分からなかった。
ただ、嘆いた。]
(+17) 2011/02/14(Mon) 17時頃
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どんなに憎まれようと、蔑まれようと、貶められようと、 あたしは最期まで踊りました。踊り続けました。踊り尽くしました。
『踊れ』 『殺せ』 『戮せ』 『弑せ』
ねえ、上手に――アイリス様より上手に、踊れていましたか?
[虚空に向かって、問いかける。それから女は、胸から背から、胴を流血に染めながら、踊り始める。まだ、まだ、足りないとでも言いたげに]
嗚呼、結局、嘖んでいたのはあの方の仰る通り、 あたし自身だったのですね。
[だから、死した身にはもう、あの聲は聞こえない。奪った、見捨てた、と詰る主人の聲は。 聞こえるのは――『踊れ』『殺せ』と仮面に染み付いた呪いそのもの]
(+18) 2011/02/14(Mon) 17時頃
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もう、踊れません、奥様……。
[二つのストロベリーブロンドが絡み合い、円に広がるドレスの双華を咲かせる。果てのない舞踊。両者の顔は仮面に覆われ、どちらともつかず。 ――否、仮面でなく顔がない。眉も目鼻も頬の起伏もない、のっぺらぼうに、三日月型のくっきり刻み込まれた頬笑みがあるだけ。 『慎ましやかな頬笑みこそ、本心を秘す貴婦人の仮面でございますから』 ただ、アイリスの練習に付き合う時、侍女シリィは常に男性側のステップを踏んでいたから、その時の癖で未だにターンの方向をよく間違える]
(+19) 2011/02/14(Mon) 17時半頃
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[やがて、女が抱くは主人であったアイリスでもなく、仮面舞踏会の男たちでもなく、仮面に呪われたダンスパートナーでもなく、ローズマリーの屍でもなく、小さな炭の塊となった。失った顔で、愛惜しそうに頬擦りをする]
何故、さっさと孤児院にでも預けてしまわなかったのでしょう。 でも、一分でも一秒でも長く、この腕に抱いていたかった。 手放すことなど、できなかった。
あたしの、可愛い可愛い――赤ちゃん。
[主人の命で迎えた初夜の褥。暗がりの寝台に、ストロベリーブロンドが散らされる。ベレスフォード侯爵の子を身篭るのは早かった。暖炉の炎の奥から響く赤子の泣声が、次第に弱々しくなる。爆ぜる烈火に飲み込まれていく。それが、火災の折、主人であるアイリスを見捨てた理由の一つ]
(+20) 2011/02/14(Mon) 17時半頃
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炎があたしから全てを奪った。 屋敷も、旦那様も、奥様も、愛しい我が子も。
なら、そんなあたしが、 セシル様の憎悪で焼き尽くされたのもまた、運命なのでしょう。
[焼け付くようだった、双房の間を貫く感触が、彼の激しく燃えるような気性と心火が、忿怒が、いっそ喜ばしい。この身に降り注ぐに、これほど相応しい末路があろうかと]
(+21) 2011/02/14(Mon) 17時半頃
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やっと、あたしの素顔を見ていただけたでしょうか。 やっと、あなたの素顔を見ることができたでしょうか。
[優しい夢の騎士の演技の奥の、秘めたる激情の一端に触れ、女は、そうでなくては、と嗤う嗤う。もとよりこの口は、顔のない唯一の口は、嗤うことしかできない]
『愛おしい』 『憎らしい』 『踊りましょう』 『殺しましょう』
[自身の遺骸を感慨無く見下ろすと、ふいと女は彷徨い始める。ストロベリーブロンドを靡かせ、流れる緋色はそのままに、踊るような足取りで。素顔を知らぬ、嘗てのダンスパートナーを探し求めて*]
(+22) 2011/02/14(Mon) 19時頃
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[殺気も何も感じなかった。 気づく事も出来なかった]
……油断、した。
[自ら作り出した亡霊に惑い、警戒すらしなかった]
(+23) 2011/02/14(Mon) 21時頃
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[背後から手が忍び寄る。 肩に重みを感じた直後、長い灰色の髪がさらりと顔の横に垂れた]
『 すべてお前の甘さが招いた事―― 』
[冷たい声が耳元をくすぐる。 振り向くと兄の亡霊は姿を消していた]
(+24) 2011/02/14(Mon) 21時半頃
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あぁあああぁぁあぁぁぁ!
[頭をかかえ、絶叫した]
甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘いぃぃぃ……!
[視点も定まらず、口も結ぶでもなく開くでもなく。 ただぶつぶつと呟きながら、虚ろな表情のまま膝をつく]
あぁああ。 爪があろうとも。 牙があろうとも。
揮わねば赤子と同じ……
[崩れるように座り込むと、俯いたままぺたぺたと平手で地を叩く]
(+25) 2011/02/14(Mon) 21時半頃
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[忘れようと、そう答えたのに忘れられなかった。 踏み出そうと、そう決めたのに立ち止まり、 警戒せねばと、そう思ったのになさず]
すべて、僕が甘かったのだ。
[迷い故に何もできぬまま、命を落した]
何が、理想だ。
何が、王座――!
(+26) 2011/02/14(Mon) 22時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 22時頃
百姓 ワットは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 22時頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 22時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 22時半頃
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―――…皆様、お元気ですこと。
[暗い目で、彼女は生ある者たちを遠くから眺めた。]
(+27) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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[表舞台に仮面が現れようと、御構い無しに私怨から刃を振るう踊り手たち。嗚呼、滑稽でたまらない。第二王子が見たかったのも、このような余興だったのだろうか。 仮面に呪われた二者の側を緩やかに舞いながら、探す。 国を憂う唄を零す、獲物を奪った王女には、冷笑を。 甘さを悔やむ王子の背には、譏笑を。 妻を見詰めるシノワズリには、巧笑を。 顔を焼かれた呪いの噂の娘には、顰笑を。 その婚約者には、艶笑を。 呪いの根源の王子には、嗤笑を]
(+28) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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[今、バーナバスの死の淵を覗こうとしても 鳶色には写り混む影はなにもない。 ということは、死の淵を覗く瞳は 既に娘の幼い紅蜂喰へと移ってしまったらしかった]
…全ては終わってしまったことだ。
[今さらどうしようもないのだと それぐらいは男も当然理解できている。 浮かんだ苦笑はなにゆえであったのか]
バーナバス。 少し歩きながら話さないか。 あちらの自分が随分男前になってしまって この部屋はちと息苦しいんだ。
[促して、まずは男が先に部屋をすり抜けた]
(+29) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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