人狼議事


135 赤い月夜の吸血鬼

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執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2014/10/13(Mon) 01時頃


漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2014/10/13(Mon) 01時頃


【墓】 執事見習い ロビン

ー 窓の外 ー

[降り始めて、すぐに後悔した。
右手に力が入らない。せめて分厚い手袋かなんか、つけて来ればよかった。
しかし、今から引き返すのも無駄手間過ぎる。
僕は歯を食いしばって、ゆっくりゆっくりと即席ロープを降りていく。
二種の武器が重くて、酷く邪魔だった。]

[僕は未熟で、中途半端だ。
ハンターと名乗るには、圧倒的に技術も経験も不足していて、
一般人であるには知りすぎている。
僕はどっちつかずだ。]

(+0) 2014/10/13(Mon) 10時頃

【墓】 執事見習い ロビン

[ああ、
何でありたい。
何かになりたい。
早く大人になりたい。]

・・・あくっ?!

[掴む向きが悪かったのか、左手が滑った。
慌てて添えようとした右手は、一旦はロープをつかんだものの、痛みで力が抜けて。]

(+1) 2014/10/13(Mon) 10時頃

【墓】 執事見習い ロビン


・・・・!!!

[僕の手足から、ロープが逃げ出した。
僕は地上へ向けて、吸い込まれていく。
衝撃を予想して、身を固くした。]

(+2) 2014/10/13(Mon) 10時頃

【墓】 執事見習い ロビン

[みるみる近づく地面。
受身を、と思い、しかしその瞬間には思わず目を閉じた。

だけど。]

・・・?!?!

[衝撃は来なかった。
どこかに落ちていく感じは未だあるのに、確かに見たはずのものがない。
背筋を冷たさが駆け抜けた。今までで一番の悪寒。

目を、開けられなかった。見たら、たぶん、、、]

(+3) 2014/10/13(Mon) 10時半頃

【墓】 執事見習い ロビン


あ、
あああああ、ああああああ・・・・!!!

(+4) 2014/10/13(Mon) 10時半頃

【墓】 執事見習い ロビン

[僕がちゃんと父さんと向き合ってたら、こうはならなかったのかな?]


[こんなところで終わるはずがない、と同時に、
これで終わりかもしれない、と思う。
あれもこれも、もっとしたかった。
恋だってしてみたかった。
でも、最後にはやっぱり・・・ちゃんと父さんを認めてあげたかった。]

[吸血鬼は居たんだね。
父さんは、ペテン師なんかじゃなかった、って。]

(+5) 2014/10/13(Mon) 11時頃

【墓】 執事見習い ロビン

・・・・ッ?!

[がくん、
と、落下が阻まれた。
何かに引っかかったのか。それにしては衝撃が少なくて、まるでうまいこと掴まれたというような・・・、]

なっ、
なんだこれっ?!

(+6) 2014/10/13(Mon) 11時頃

【墓】 執事見習い ロビン

[僕を掴むのは黒い・・・ほんとなんだこれ、蜻蛉?
僕の体はそれに連れ去られる様にして、]

ひぅ・・・!

[抵抗しかけて、一瞬視界に入った「外の領域」に、
僕は怯んで目を閉じる。
どこへ連れて行かれるかは分からないが、
少なくとも「あっち」よりはよほどいい。
僕は目を閉じ、体を固くしたまま、運ばれるに任せて。]

(+7) 2014/10/13(Mon) 11時頃

【墓】 執事見習い ロビン

ー玉座の間ー

いてっ!

[放り出された感覚に、僕は目を開けて、身を起こす。
中腰で左右を見回せば、]

な・・・!

[声に驚いて振り返った。
男の様にも女の様にも思える。
顔を確かに見たと思ったのに、少し視線を動かすと曖昧で記憶に残らない。

影。
影に影はない。それは、影だから。]

(+8) 2014/10/13(Mon) 11時頃

【墓】 執事見習い ロビン

[その場所は・・・メガネの範囲内からは廃墟に見える。
しかし、視界の端、ガラスのない部分では華やかで荘厳な広間に見える。
奇妙な二重写し。]

・・・お、お前がこの城の・・・

[声が震えた。
芯から恐ろしいと思い、同時に優美で哀しいと思った。]

(+9) 2014/10/13(Mon) 11時頃

【墓】 執事見習い ロビン

[勝てない。
こんなモノと戦えるわけがない。
吸血鬼に「吸血鬼ハンター」と呼びかけられるのが、
酷く滑稽に思えた。]

・・・は、・・・・は、

[自分の無様な息が、耳障りだった。
僕は唾を飲み込んで、喉を湿らせる。]

・・・お、

[何か言わなくては、と言葉をべたべたと撫でて、
最後に残ったのは、]

お、お招きありがとう、吸血鬼。

[矜恃。]

(+10) 2014/10/13(Mon) 11時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2014/10/13(Mon) 13時半頃


【墓】 執事見習い ロビン

・・・宴?
お、踊り?

[それは、狩りの言い換えだろうか。
それともまさか、そのままの意味なのか。
場違いなほど優雅な音楽の発生源を探して、僕はきょろきょろする。]

[・・・いや、場違いは僕の方だ。
影のない影の弦楽団に、見えない舞踏客。楽しげな囁き声さえするような気がする。
華やかな幻の中、僕だけが怯えて震えて。]

(+11) 2014/10/13(Mon) 14時頃

【墓】 執事見習い ロビン

[震える足を叱咤して、中腰の辛い姿勢から身を起こす。
背を伸ばして立った僕の側を、見えないドレスがくるくる回りながらかすめた気がした。
僕には何も非はないはずなのに、その輪に加われないことがいけないことのような気分になってくる。]

[指先が探るのは、銀のネクタイピン。
お守りのように握りしめて、深呼吸。]

・・・お前は、何を考えてるんだ?

ハンターと、僕を呼んだ。
最初から全部お見通しだったなら、なぜ僕に手をださなかった。
なぜ城から落ちるのを助けた。

(+12) 2014/10/13(Mon) 14時頃

【墓】 死ね死ね団 サミュエル

-幻の城・衣裳部屋-
[衣裳部屋に到着し、そのあまりの多さに目を丸くしていた頃、それが聞こえ出した。
音楽。]

……音楽?
2階、から?

[舞踏の為の曲。もうダンスは始まったのだろうか?]

急がないと駄目かもな。

[“誰か”にそう伝え、ダンスの為の衣装を。
花嫁衣裳なら白だろうけれども、彼女には青が似合ったから、それを望む。
自分も彼女に手伝って貰い、衣装を選ぶ。

着替えが終われば、“誰か”へ手を伸ばした。]

行こうか。

[今度は自分から誘った。]**

(+13) 2014/10/13(Mon) 15時頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2014/10/13(Mon) 15時頃


【墓】 執事見習い ロビン

[僕の未熟さをしてきされたようで、ムカッとした。
ああ、そうだろうさ。
マスター吸血鬼様にとったら、僕なんて警戒する価値もない虫ケラも同然だろうともさ。]

[僕は顔を上げる。
顔のような、顔でないようなそれを睨みつける。
そんなに望むなら、この銃弾で心臓ブチ抜いて・・・]

(+14) 2014/10/13(Mon) 16時半頃

【墓】 執事見習い ロビン

[・・・・いや待てよと思った。
銃弾の数を言い当て、心を征せと言った。
まるで・・・それはまるで・・・]

[いや違う、
こいつが本気で死にたがっていたら、僕に「撃て」と命じればいい。
いかに防魔のメガネがあろうとも、本気でやろうと思えば出来るはず。]

[僕は「何を考えてる」と聞いたんだ。
だからそれは・・・必死で求めるわけではなく・・・たぶん消極的な・・・]

(+15) 2014/10/13(Mon) 16時半頃

【墓】 執事見習い ロビン



・・・僕が、
無神経な悪役だった方が都合がいいのか?

(+16) 2014/10/13(Mon) 16時半頃

【墓】 執事見習い ロビン

・・・なってもいいよ。

そうしたら、オスカーに嫌われそうな、
気はするけど。

(+17) 2014/10/13(Mon) 17時頃

【墓】 執事見習い ロビン

[ 急に色を変えた一喝に、僕はビクリとする。
 的外れだった? 怒らせた?

 僕は反射的に身構えたが、
 ……しかし、落雷が落ちるでも地が割れるでもなく。 ]

 ……!!

[ お前はハンターではなかった、
 という言葉はびっくりするぐらい胸に刺さった。 ]

(+18) 2014/10/13(Mon) 17時半頃

【墓】 執事見習い ロビン

 ……なんだよ。

[ 溶けるように消えてしまった影。
 陰々と響く拒絶の言葉。 ]

 なんなんだよ。

[ 一瞬感じた冷えは、次に熱くてドロドロした怒りに変わって。 ]

 分かんねえよ!
 中途半端な事ばかり言いやがって!!

(+19) 2014/10/13(Mon) 17時半頃

【墓】 執事見習い ロビン

[ 拳銃を抜いて両手でホールド。ろくに狙いも付けずに、一発、
 ──パァン!!
 撃った。 ]

[ シャアアンと、別なステンドグラスが割れる。
 ぬるぬるとした月光が増える。 ]

 お前らみんな自分勝手だ!
 勝手に巻き込んで、勝手に好き放題言って!
 今度は帰れってか!

[ 負傷している右手が、反動に痺れる。
 でも、今度は取り落とさなかった。 ]

(+20) 2014/10/13(Mon) 17時半頃

【墓】 執事見習い ロビン

 ああ、帰るさ!
 こんな所、二度と来るもんか!!

[ 子供の癇癪のようだと思うのに止まらない。
 僕は、踵を返すと走り出した。
 部屋を出て、がむしゃらにどこかを目指す。

 くそ、くそ、くそ!!
 これは涙じゃない。 ]

(+21) 2014/10/13(Mon) 17時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2014/10/13(Mon) 17時半頃


【墓】 漂白工 ピッパ

[ジリヤの驚いたような表情>>1に、首を傾げた。
己にはまだ変わらず揺らぎが見えていて。]

 どうしたのかな?
 あ、もしかしてクッキーとかチーズが食べたいとかかな。

 欲しいのあったら、なんでもあげるよー?

[にこやかにそう声を掛け、茶菓子やチーズを皿に乗せる。
しかし再びそちらに向いた時、揺らぎは消え彼女らは見えなくなっていた。]

(+22) 2014/10/13(Mon) 18時頃

【墓】 執事見習い ロビン

─ 幻の城内 ─

[ おかしい。
 こんなに廊下は長かったか。こんなに扉は多かったか。
 階段は上にも下にも続き、方向感覚がなくなった。
 ただ、
 どの場所にも共通するのは、 ]

[ あかいひかり
 あかいひかり
 あかいひかり。 ]

(+23) 2014/10/13(Mon) 20時半頃

【墓】 執事見習い ロビン

[ 走りつかれて、僕はどことも知れない部屋の隅で座り込んだ。
 膝を抱え、出来るだけ小さく小さくなって、
 あかいひかり
 の届かない場所に体を押し込めようとする。

 膝の中に顔を埋めて、思うのは。 ]

(+24) 2014/10/13(Mon) 20時半頃

【墓】 執事見習い ロビン

[ ……悔しい。
 魔物なんかに恥をかかされた。
 あんな提案、するんじゃなかった。 ]

[ 「お前の希」だって?
 そんなもの……
         もうない。 ]

(+25) 2014/10/13(Mon) 20時半頃

【墓】 執事見習い ロビン

[ なぜなら僕の望みは……、
    「吸血鬼の実在」なのだから。]

[ オスカーみたいに吸血鬼になりたい訳じゃない。
 父さんみたいに吸血鬼を倒したいわけではない。
 居ることが分かればそれでいい。 
 それで……もう迷わずに居られる。
 吸血鬼ハンターになることが出来る。

 だから、僕の望みはもう叶っているんだ。 ]

(+26) 2014/10/13(Mon) 20時半頃

【墓】 執事見習い ロビン

[ だから。
 だからたぶん、この吸血鬼の望みはなんだろうと、
 そんな馬鹿なことを考えたのかもしれない。
 僕は馬鹿だ、ほんと。 ]

[ 魔物に情なんかかけるんじゃなかった。
 非情であれ。冷徹であれ。
 僕がハンターじゃないだと。魔物の癖に。 ]

(+27) 2014/10/13(Mon) 20時半頃

【墓】 死ね死ね団 サミュエル

-幻の城・衣装室-

[着替える最中、ボールペンだけはそっと忍び込ませた。
これを使う事は無いだろうが、これをくれた少年に会えるのなら、有り難うと――それと、謝罪を言いたくて。

“誰か”が飼い猫の首にリボンを結わえるのを見た。
指先の動き。

青いドレスの彼女に似合っていると伝えるより先に、その目に涙が浮かぶ。]

…何か、あったの…?

[その涙の理由が分からなくて、でも、悲しくないと言う言葉を信じて。
どうしていいか分からずに、ただその指をぎゅと握った。]

うん――行こうか。

(+28) 2014/10/13(Mon) 21時頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2014/10/13(Mon) 21時頃


死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2014/10/13(Mon) 21時頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2014/10/13(Mon) 21時半頃


【墓】 死ね死ね団 サミュエル

-幻の城・廊下-
[“誰か”の手を引いて歩く。
足元には飼い猫も付いてきた。誇らしげに尻尾を立てて、少し前を歩いていく。

音楽を頼りに、美しい城の中を、ゆっくりと。

ゆっくりと歩むのは到着するのが惜しかったからだ。
彼女の手を引き歩む今に、満足していた。]

(+29) 2014/10/13(Mon) 21時半頃

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