人狼議事


53 走る肢体

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店番 ソフィアは、メモを貼った。

2012/07/23(Mon) 01時頃


留守番 ジョージは、メモを貼った。

2012/07/23(Mon) 02時頃


手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2012/07/23(Mon) 08時頃


【墓】 留守番 ジョージ

[保管室で見つけたもの。
それは穏やかな顔で眠る僕の――身体だった。

柔らかな巻き毛は洗浄されたときに濡れて頬に張り付いたままだったけれど、
ずっと24年間共にいた僕が間違えることはない、それがロッカーのような小さな箱の中で眠る様にしてあった]

 ……うそ。

[途端、記憶がフラッシュバックする。

クスリ、白、赤、柔らかな肉、優しいぬくもり、手に残る皮膚を裂く感触、臓腑を焼く痛み。

この病院に来てから、僕が死ぬまでの間の二日間。
たった二日間だったけれど、それまでの僕の人生なんか捧げても良いと、そう思えた出会いに。

知らずうちに涙がこぼれ落ちる]

(+0) 2012/07/23(Mon) 09時頃

【墓】 留守番 ジョージ

[眠る僕の身体に、そっと触れる。

僕の体に……からっぽのそこに残っているのは、
彼女――クラリスへの想いと、そして死した後に奪われた記憶。

魂魄が離れてしまっても、身体は見ていた。聴いていた。

僕が死んだ後に、何があったのかを。

網膜の中に刻まれた映像と、
鼓膜の中にこびりついた音声とを、無念だというように伝えてくるから]

(+1) 2012/07/23(Mon) 09時頃

【墓】 留守番 ジョージ

 ……あは、はははは。

[がくりと、膝をつく。
がくがくと震えて脚に力が入らない。

そもそも死した後に脚があるなんて、思わなかったけれど]

 ……でも、行かなくちゃ。
 行って、もう一度会って。

 絶望するのは、きっとそれからでも遅くない、から。

[笑う脚に力を入れて、立ち上がる]

(+2) 2012/07/23(Mon) 09時頃

【墓】 留守番 ジョージ

[クラリスを探すために、意識を集中する。

まだきっと。
彼女はこの病院の中にいるはずだから。

だから……]

 今度は僕が。君を――……よ。

[何かを呟いて。僕は保管室を後にした]

(+3) 2012/07/23(Mon) 09時頃

留守番 ジョージは、メモを貼った。

2012/07/23(Mon) 09時頃


手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2012/07/23(Mon) 13時半頃


留守番 ジョージは、メモを貼った。

2012/07/23(Mon) 13時半頃


【墓】 手伝い クラリッサ

[婦人科棟の廊下を歩いていた。
自分の最期の場所。
魂は自然と囚われる。

ずきずきと、頭が、痛い。


       ―――――――…、リサ。]


…、ぁ、っ…
 

(+4) 2012/07/23(Mon) 13時半頃

【墓】 留守番 ジョージ

[クラリスの気配を探して、病院内をゆらりとさ迷う。

まず最初に訪れたのは、産婦人科病棟の分娩室。
そこに彼女の残り香があったから。

でもそこに残されていたのは、真っ赤な血だまりと命の残滓]

 また誰か……子供を産んだんだ。
 そして、その犠牲に。

[僕が見つけた時のクラリスの状態と、この惨状を見れば。
母体の命がどうなったのは明白だった。

だから、祈らずにはいられなかった]

 せめて、死した後は。
 心健やかに――……。

[そんな敬虔なクリスチャンではなかったけれど、自然と胸の前で切る十字。
こんなこと許されるはずがないと思いながらも、今はクラリスを探さなくては――]

(+5) 2012/07/23(Mon) 14時頃

【墓】 手伝い クラリッサ

[声が、聞こえる。優しい声が。
そちらの方向に、ゆっくりと栗色の髪を揺らしながら、振り返る。]

……、…ぁ。

タカヤナギ…せんせ、…?

[見覚えのある姿に、浅く頭を下げる。]

(+6) 2012/07/23(Mon) 14時半頃

【墓】 留守番 ジョージ

[頭を下げる彼女に、慌てたように両手を胸の前で振って]

 い、いいんだ。
 そんなことしなくて。

[泣きそうになるのを、我慢して。笑う。
それから綺麗に清掃されたベッドを見て、そのシーツをそっとなでながら]

 ここ、覚えてる?

 僕が最後に。
 君といた場所。

[あの時の苦しげな姿を思い出し、僅かによる眉根。
それを払うように首を振り、振り返って]

 ……君はちゃんと。僕を連れて行ってくれたのに。
 僕は君を最後まで壊してあげられなかった……ごめん。

(+7) 2012/07/23(Mon) 14時半頃

【墓】 手伝い クラリッサ

―――…、…え。

[綺麗になおされた白いシーツ。
床の血も拭き取った痕が残る場所。

ここは、知っている。    けど、]

わたし、の、最期は……、…
……、せん、ぱ…っ

[そうだ。
誰か、誰かもう一人、いた気がする。

辛そうで泣きそうな顔を見せる研修医の彼の顔。]

わたし、を……、…こわ、す…

[死んでしまえば、もう、きっと、そんな必要もないのだろうと。
そう、思っていたけれど――――]

(+8) 2012/07/23(Mon) 14時半頃

【墓】 手伝い クラリッサ


どう、して、……
     なん、で…せんせ、が…謝るの…?
 

(+9) 2012/07/23(Mon) 14時半頃

【墓】 手伝い クラリッサ

[静かに、白いシーツへと手を伸ばす。

そういえば、子供を産んだあと、わたしは、
どうやってここまで来たのだろう。

ひとりで歩けるような身体では…なかった、はずだ。


先輩?
ちがう、ちがう、もっと―――優しい… … ……。]


     ――――…、…せん、せ?
 

(+10) 2012/07/23(Mon) 14時半頃

【墓】 留守番 ジョージ

 僕が君をここへ運んだんだ…。
 ほら、僕小さいからさ。
 結構大変だったんだよ。

[あの時は一生懸命だったから気がつかなかったけれど。
もし生きていれば翌日は筋肉痛ぐらいにはなってたかもしれないなんて、くすくすとこぼれる笑み]

 君は子供を産んだばかりで。
 でも、辛いのにそんなこと一言も言わずに、僕を待っててくれて。

 ……あの時言えなかったけれど。
 ありがとう。僕が君を見つけるまで生きていてくれて。

[あの時したように。
白衣を脱ぐと、彼女の肩にかけた]

(+11) 2012/07/23(Mon) 14時半頃

【墓】 留守番 ジョージ


 結果的に約束を守れなかったから。
 謝るのは、当然だよ。

[おかしい…かな?と、巻き毛を揺らして首をかしぐ]

(+12) 2012/07/23(Mon) 14時半頃

ジョージは、ん…?と、首を傾いだまま。僕を呼ぶクラリスを見つめる。

2012/07/23(Mon) 14時半頃


【墓】 手伝い クラリッサ

[そうだ、彼がわたしをここまで運んでくれた。
――…肩にかけられる白衣の大きさも、少し小さめで]

…、…ゲイル、先生がわたしを必要としてくれて
だから、わたし、自分がどうなっても良かったの。

…、あの薬を飲んだら、ながく生きられないって…
そう、教えられてもいたから。

[白衣の一部をぎゅうと握りしめながら、そう、伝える。]

生きて…いたのは、偶然だわ。
……、

[ゆっくりと記憶が、戻ってくる。]

わたしは、………

(+13) 2012/07/23(Mon) 15時頃

【墓】 手伝い クラリッサ

わたしは、せんせ、が思ってるような…
いい子じゃ……全然、ないの。

あなたを…利用した、酷い…女だわ。

(+14) 2012/07/23(Mon) 15時頃

【墓】 留守番 ジョージ

 いいんだ。
 それでもいいんだ……。

 僕は君がいい子だから、
 好きになったんじゃないよ。

(+15) 2012/07/23(Mon) 15時頃

【墓】 手伝い クラリッサ



……、…じゃあ、なんで?
顔?身体?

……、だって、何も、しらない。

[教えなかった。
隠し続けた。
優しさに、甘え続けた。]

のに…、…なんで、すき、に?

(+16) 2012/07/23(Mon) 15時頃

【墓】 手伝い クラリッサ


もう、薬の効果は……、切れた…はず、なのに。

[下がる、柳眉。長い睫毛の下の瞳が揺れる。]

(+17) 2012/07/23(Mon) 15時頃

【墓】 留守番 ジョージ

 顔もその…身体も、もちろん好きだけど。

[気恥しさに少しだけ耳の先が紅く染まる]

 見ててほしいって。
 私だけを見ていてほしいって。

 初めて会ったときに、言ったよね。

 それがきっかけかな。

(+18) 2012/07/23(Mon) 15時半頃

【墓】 手伝い クラリッサ


……、……。

[覚えてる?
――、…覚えてる。

でも、そう言って、ほんとうに、
見てくれた人なんて 誰も…いなかった。]


……、… せんせ…っ。


[長い睫毛を揺らし、その下の瞳から
ほろりと泪が一筋こぼれ落ちる。]

(+19) 2012/07/23(Mon) 15時半頃

【墓】 留守番 ジョージ

 その時はクスリのせいで、どこか半分おかしくなってたけど。
 だけど……残りの半分。
 薬なんかじゃ入りこめない、心の一番奥でずっと思ってた。

[下からのぞきこむように、目線を合わせて]

 君にどんな事情があるのか分からないけれど、
 僕に出来ることがあるならば、なんでも叶えてあげようって。

 ……端的に言うと、一目ぼれなのかもしれないけど。
 でも、それは容姿とか身体にじゃなくて。

 僕は君の心に抱えてる寂しさを埋めたいって、そう思ったんだ。

(+20) 2012/07/23(Mon) 15時半頃

【墓】 留守番 ジョージ

[大きな瞳からこぼれる涙を指でぬぐって]

 君を、好きでいても良いかな?
 これからも、ずっと。

 君だけをみていても、良い、かな。

(+21) 2012/07/23(Mon) 15時半頃

【墓】 手伝い クラリッサ





[言葉は、言葉にならず、腕を伸ばせば
きつく彼の身体を抱き締めようと―――。]

(+22) 2012/07/23(Mon) 15時半頃

【墓】 手伝い クラリッサ



……、…嬉しい。

(+23) 2012/07/23(Mon) 15時半頃

【墓】 留守番 ジョージ

[同じように腕を伸ばし、きつくきつく抱きしめる。
華奢な身体が折れるくらいに、強く。

自分の気持ちを彼女に伝えたくて]

(+24) 2012/07/23(Mon) 15時半頃

【墓】 手伝い クラリッサ

[身体は小さくても抱き締める力は、
やはり男性らしく――――]

…、…っ。

(+25) 2012/07/23(Mon) 16時頃

【墓】 留守番 ジョージ




 ――………クラリス。

[名前を呼ぶ声に、少しだけ涙が交じる。
でもこれはうれし涙だから良いんだと、自分に言い聞かせて。
 くしゃくしゃの顔で笑って]

(+26) 2012/07/23(Mon) 16時頃

【墓】 手伝い クラリッサ

[呼ばれる名前、確かに、自分だと解る。
泣き顔を見せる彼に、ふわりと柔らかな微笑みを向ける。]

……、…はい。

(+27) 2012/07/23(Mon) 16時頃

【墓】 手伝い クラリッサ



せんせ。

[薄い唇が、揺れる。]


    ………、………ありがとう。

(+28) 2012/07/23(Mon) 16時頃

【墓】 手伝い クラリッサ


せんせ、がいてくれて…良かった。

(+29) 2012/07/23(Mon) 16時頃

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