233 冷たい校舎村5
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記者 イアンは、メモを貼った。
2018/02/21(Wed) 00時頃
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── 自動販売機前 ──
[ 「亀森君も、死にたかった?」>>+71 その問いかけに、僕は目を丸くして そうして眉を下げて、ふふって微笑んだ。 ]
……みんな、誰だって 死にたいなって、思ったことあると思うよ 僕は、檀がそう思ったこと無いとは思わない
死にたいって思うのも それくらい心が苦しくなるのも そんなに変わったことじゃ、無い
普通で、むしろ、まともなくらいだ
(+0) 2018/02/21(Wed) 00時半頃
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ただ、僕達と高槻の決定的な違いは 死にたい、死のう、って思うだけか 死のうとする、って実行に移したか だよ
このとても二つには差があるって、僕は思う
[ お腹を刺した、って聞いた。 これからお腹を貫く刃物を見て怯まないか、 それを振り上げて突き刺す勇気があるのか。
僕だって一回、死ぬような目に遭った。 だからこそ、考える。 自ら死のうとした彼女は、 どれ位の覚悟を持って臨んだんだろうって。 ]
(+1) 2018/02/21(Wed) 00時半頃
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つまり、僕が言いたいのは 高槻が本当に死にたくって、 高槻の幸せを本当に願うなら、 高槻を死なせるのが、一番ってこと
帰ってこなくてもいいって、願えるし 説得しない、って、選択肢も、ある
[ 此処まで言ってしまって、思う。
やっぱりこれは、優しくない。 ]
(+2) 2018/02/21(Wed) 00時半頃
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[ すこし話過ぎたかなって、僕は赤くなる。 そして、照れた顔のまま笑った。 ]
自殺を選んだ高槻を助けたいって気持ちは 正直エゴでしか、無い
でも、あの校舎に呼ばれた以上 高槻が自殺以外に何か願いが有って 誰かに呼び留めてもらいたいって思ってるって そう、思いたい気持ちは、分かるよ
[ まるで当たり前のように進んでいる前提は それだけ僕達が、高槻を好いてる証拠だ。 高槻のメールを、思い出す。 ]
(+3) 2018/02/21(Wed) 00時半頃
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……僕はね、お礼が言いたいかなあ 僕のお姉ちゃん、もういないんだけど 校舎を出る時、会えたんだ
良い夢を見せてくれてありがとうって、言いたくて だから、僕は、高槻が助かればいいなあって、思う
高槻には、なにそれ?って、思われるだろうし ただの、僕のわがまま、だけどね
[ 高校からの知り合いに、 家族のことを話したのは初めてだった。 ]
(+4) 2018/02/21(Wed) 01時頃
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[ でもだからって、どうと言うことは無くて 少し緊張して、手の中の缶が揺れただけ。
僕はもう一口、ココアを飲んだ。* ]
(+5) 2018/02/21(Wed) 01時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2018/02/21(Wed) 01時頃
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── 自室 ──
[ カリカリ という断続的な音で目覚めた。
机の前にいた。首だけ項垂れて寝ていた。 シャーペンを握りしめたままだったらしい。 妙に指が強張って、右手がなかなか開かなかった。
机の上に開かれているのは参考書ではなく 先日下見をした際に撮った屋上からの写真と、 何かを閲覧していたらしいスマホだった。
カリカリ と扉の向こうからは まだしつこく猫のいる証のような音がする。
安楽一記は暗くなっていたスマホの液晶を開く。 今後暫くの天気予報や風の様子が表示される。]
(+6) 2018/02/21(Wed) 01時頃
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[ …… ああ、日を決めようとしていたのだ。
どうせなら大安が良い。安楽だけに。
…… 等と考えていると、 意外と候補が無くて困る。
何となく、そのページを閉じた。 ホーム画面に戻った時に、赤い通知が一つある。
…… 安楽一記は神経質であるから、 赤い印がホーム画面に表示されているのが嫌いだ。
すぐに開いてしまうので珍しい と、 常通り、メッセージアプリを起動した。
猫はまだ扉を掻いている。]
(+7) 2018/02/21(Wed) 01時頃
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[ それを無視して、安楽一記はメールを開いた。 文面に眼を通して、一言呟いた。]
── へえ …… まるで外したな お前が他人の思い出を汚したんじゃないか
[ 意外。と思うと同時に、 それまでふやけていた記憶が蘇る。
只、自分がどうして此処にいるか。 ── つまり、どうして帰ってこれたのか
その記憶だけは、やはり薄ぼんやりとしていて、 それを、きっと寝ぼけていたからだと結論付ける。]
(+8) 2018/02/21(Wed) 01時頃
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[ なあん と扉の向こうで猫が鳴いた。
安楽一記は焦ることもなく、 服を着替えて、コートを着た。
体格のせいか、私服を着ていれば 高校生と思われることもないのが 今日ばかりは便利であると思った。
扉を開く。にゃーああん と猫が鳴く。 安楽一記の足元にじゃれついてくる。
どうしてだろう。 相変わらず、何故懐かれているかも分からずに 安楽一記はその猫を抱き上げた。]
(+9) 2018/02/21(Wed) 01時頃
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── 安楽一記は帰ってきた。
(+10) 2018/02/21(Wed) 01時頃
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[ ── 猫を抱えて階下へ降りる。
弟が居た。ぎょっとした顔で振り返る。 大方コンビニで買ってきた菓子でも食っているのだ。
別段奴に用もない。猫をリビングに放して、 そのまま出かけようとしたら、呼び止められた。
「 兄貴、それって 」
連絡にあったのが、うちの病院であったから まだ帰っていない父から連絡でもあったのかと てっきり行き先について言われるのだと思って、 安楽一記は億劫そうに振り返る。
従順な弟が、まじまじと俺の顔を見詰めて、 恐る恐るといった具合に尋ねた。]
(+11) 2018/02/21(Wed) 01時頃
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[ 「 …… ナインがやったの? 」 ………… 、何の事だ と眉を顰める。 まだ腕の中にいる猫が、にいと鳴く。
「 その、頬の…… 」 何の事だ と右頬に手をやる。 「 違う、逆 」と短く声が飛ぶ。 言われるがまま、左頬に触れる。「 そう、それ 」
…… ぴり と痛みが走った。ざらついた感触。
「 つか、その顔で外出んの? 」
手触りだけでは何か分からず リビングに掛けられた鏡を覗き込む。
左頬に、引っかき傷のような赤い線。 唇の端から吊り上がるように描かれた弧。]
(+12) 2018/02/21(Wed) 01時頃
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──…… 思い出した。
(+13) 2018/02/21(Wed) 01時頃
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[ てっきり自分の猫の粗相だと勘違いして、 ちら ちらと此方を気にする弟を尻目に 外に出ていく装備に、マスクを増やした。
──…… ああ、そうか。と笑いかけて、
途端、頬の傷が妙に痛んで仏頂面に戻る。]
クラスメートが死にかけてるらしいから …… ちょっと、様子を見に行ってくる
[ えっ! と弟は俺以上に驚いた声を上げ、 それでも数秒後には俺の放った猫の名を 懇願するような声で呼んだ。俺の猫だぞ!
猫は何事もなかったかのように闊歩する。*]
(+14) 2018/02/21(Wed) 01時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2018/02/21(Wed) 01時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2018/02/21(Wed) 01時頃
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……うん。そうだね。
[誰だって、死にたいなと思ったことはある。>>+0 亀森君の言葉をあたしは否定しなかった。 現在進行形で死にたいですとはもちろん言えなかったけど。
だけどそういう“死にたい”は、大抵一過性というか、一時の気の迷いみたいなものがほとんどじゃないかなってあたしは思う。 亀森君の、自殺した人に対する考え方? 寄り添い方? は、そういうのとは一線を画してるんじゃないかって思ったんだけど、どうだろう。 そう思った、けど。 自分が聞かれて困ることは、聞かない。 だからあたしは、亀森君にそれ以上踏み込んでは聞かなかった。]
(+15) 2018/02/21(Wed) 01時半頃
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そうだね。
[あたしは、もう一回頷いた。>>+1 あたしの考えたとおりのことだったからだ。>>4:+69 ずっと死ぬことを考えて、それでもまだかろうじて踏みとどまっているあたし。 だけど椿ちゃんはそこから一歩踏み出した。 その、最後の一歩。 なにが椿ちゃんの背中を押したんだろう。]
(+16) 2018/02/21(Wed) 01時半頃
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[だけど、続く言葉には同意できなかった。>>+2 自分は、死にたいと思ってるくせにね。]
それは、どうかな。 無理に連れ帰ることは、しちゃいけないって思うよ。 だけど、椿ちゃんが“生きたい”って……ううん、そこまでは無理でも“もうちょっと生きてみてもいいかな”って思えたら、それが一番いいんじゃないかって、あたしは思うな。 死なせるのが一番だとは、思わない。 ……ああ、でもエゴだっていうのはわかる。
[その指摘は図星過ぎて、ちょっと笑ってしまった。>>+3 自分は死ぬ気満々なのに、生きたいと思ってほしいなんて、エゴとしか言いようがない。 誰かがあたしに生きたいと思ってほしいって願ってくれたとしても、きっとあたしはその願いをかなえられないもの。]
(+17) 2018/02/21(Wed) 01時半頃
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自殺以外の、願いかあ……。
[椿ちゃんの精神世界。 時の止まった文化祭の校舎。 死に際の光景は、きっとその人の心が創るもの。 鎖に殺されていた黒岩君。 まるで死刑囚のようにお膳立てされた舞台で首を吊っていた十朱君。 そして今、あの校舎には屋上から飛び降りたあたしのマネキンが転がっていて、亀森君のマネキンだってあるんだろう。
椿ちゃんは何が見たかった? みんなが抱えてる、死にたいと思うくらいの絶望が見たかったの? そんなことを考えて、あたしは首を横に振る。 あたしがマネキンになったら、なんとかするねって。>>3:397 放置なんかできないって。 そう言ってくれた椿ちゃんが、そんなことを考えるなんて思えない。]
(+18) 2018/02/21(Wed) 01時半頃
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……お礼?
[考えても、答えは出ない。 ぐるぐると考えていたら、亀森君は思いがけないことを言った。>>+4 あたしは顔を上げて、亀森君に向かって首を傾げる。
もういないお姉さんに会えたという亀森君。 もういない、その意味は、多分そういうことなんだろう。 良い夢だったと亀森君は言った。]
そっか。 黒岩君も十朱君も辛かったんだろうなって状態でマネキンになってたし。 あたしも……正直、見たくないもの見たからさ。 そういうものなのかなって思ったんだけど、亀森君にとっては優しい世界でもあったんだね。
[亀森君が死にたいと思った理由は知らない。聞くつもりもない。 だけど、もういないというお姉さんがその理由に関わってるのかもしれないとは思った。 だけど、亀森君が辛くなかったんなら、良い夢って思えるような再会が果たせたんなら、よかったと思う。]
(+19) 2018/02/21(Wed) 02時頃
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よかったね。 その話を聞いたら、椿ちゃんだってきっと“よかったね”って言ってくれるんじゃないかな。 なにそれなんて思わないよ。
……伝えられたらいいね。
[きっと伝えられるよなんて言えない。椿ちゃんがどうなるのか、まだわからない。 だけど、亀森君がその感謝を伝えることは、椿ちゃんにとってもいいことなんじゃないかなって。 そう思った。**]
(+20) 2018/02/21(Wed) 02時頃
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まぁな。
[>>+63何でもないことのように笑って、 そうして、壁に背を預けた。 コートの上からでも冷たさが伝わってくる。]
……俺たちを文化祭の校舎に招いて、死を経験させる。 それが、高槻の望みだったんだろうか。
[思い出したのは、あの校舎での会話。 長い髪と、自分を見下ろす眼差し>>2:381だった。
要らないなら、最初から呼ばなければいい。 ましてや、死を味わわせるなど。
考え込むように指を顎に当てて――やめた。 探偵役は、舞台の上だけで十分だ。]
(+21) 2018/02/21(Wed) 18時半頃
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……腹減った。 コンビニで肉まんでも買ってくる。
[唐突に、くる、と踵を返した。 台本を読みながら眠っていたのもあって、 腹が減っていたのは事実だ。
それに、やはり病院は落ち着かない。
灯った赤いランプと、その場にいた級友に ひら、と手を振って、俺は足早に病院を飛び出すだろう。*]
(+22) 2018/02/21(Wed) 18時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2018/02/21(Wed) 20時半頃
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── 病院へ ──
[ そうして、安楽一記は辿り着いた。 我が物顔で入り口をくぐる。
マスクというのは表情を隠すようで あまり好かないし、花粉症でもないから
額や指先はやたらと寒いのに 顔の下半分ばかり熱いのに慣れず、 また嫌いなものが増えた と思う。
── あ、また 手袋をして来なかったなと思った。 またとは何だろう。 それに多分、俺には必要なかったのだ。]
(+23) 2018/02/21(Wed) 20時半頃
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[ かつ かつ かつ と、 上靴と違って外靴は 硬い床を静かに歩くのが難しい。
一歩は大きく、歩くのは速かった。 そんな常の歩き方が、音として聞こえる。
ぴたり と足を止めた。 近くで、赤いランプが光っている。
一人待つ友人の姿>>4:+63を見つけた。]
(+24) 2018/02/21(Wed) 20時半頃
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──…… なんだ、手足は付いているのか
(+25) 2018/02/21(Wed) 20時半頃
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[ 似たような事── ただし異なるニュアンスで、 既に言った奴がいる>>4:+7とは知らずに、 安楽一記は拍子抜けしたように言った。 どこかがっかりしたようにさえ響く。]
や、久方ぶりだな黒岩 まったく、あちらでは手間取らせやがって
[ ふん と鼻を鳴らしたのも、 マスク越しでは分からぬのだろう。
不遜な態度の一つも変わらぬ 安楽一記は眼を細めて言う。]
…… 高槻だったんだな
[ おまえじゃなかったな と言外に込めて。*]
(+26) 2018/02/21(Wed) 20時半頃
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わざわざ呼んで死なせる、ね。 そんなにオレらが憎かったか。 ……まあ、そうである可能性も否定できねーけど。
[>>+21高槻の望みについて、進に続いて推測する。]
集まったのは文化祭の時の中心メンバーだったろ。 単に、文化祭を冥土の土産にしたかったから、 オレらじゃないとその役割は果たせなかっただけかもしれねえ。
[例えそうだったとしても、わざわざ付き合わされたことへの愚痴は出ない。 死ぬ前に必要とされたんだとしたら、それはそれで構わない。
アイツにとって必要な役者に選ばれていたとしたら、全うできただろうか。]
(+27) 2018/02/21(Wed) 22時半頃
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それか、もしかしたら。
[もう一つ、思い浮かんだ推測を。 言葉にする前に、一度息継ぎをした。]
死ぬ前に、自分の苦しみを誰かに思い知らせてやりたかった。
……だから、死なせて痛みを味わわせた。 永遠の別れになっても、アイツの存在が皆の記憶に刻まれるように。 とか。な。
[心無しかボリュームが小さめになるオレの声。 推測はあくまでも推測だ。だからそれ以上は言わない。]
(+28) 2018/02/21(Wed) 22時半頃
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おう。
[+22肉まんを買って来る、という彼を見送った。 その背をしばらく見つめていて。]
オレ、あんまんな。
[だいぶ離れてから、思い出したようにオーダーした。 聞こえたかどうかは分からない。
腹が減っていた気はしないが、 少しでも気を紛らわせるために。*]
(+29) 2018/02/21(Wed) 22時半頃
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