178 忘却の花園
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2015/12/17(Thu) 01時頃
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そうだな。卓球台くらい入れてみるか。 時間帯を区切って、貸出になるのかな。
[>>+68先の計画は楽しい物だ。 手の上の人差し指は、意志をもった動きだろうか。 何かを描くように見えるが。
気づいた時にはもう数文字終わった後らしく、]
………… この、
[ぺちんとやられたせい、と誤魔化されてくれるか。 後ろの2文字だけだって、多分、見間違いじゃない。
握られた手を、ぎゅうっと握り返して。]
(+0) 2015/12/17(Thu) 01時頃
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ばあか、め。
[もう片手を伸ばして、小さな手の甲へ指先を押し当てる。
『お』 『れ』 ]
……ふ。 紅茶、飲もうか。
[『も』、まで書いた辺りで、へらりと笑み崩れた。]
(+1) 2015/12/17(Thu) 01時頃
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[ 「今度こそ」
小さな、白い花に願った約束は。
はたして、どの時代、どの地で、花開くことになったろう………**]
(+2) 2015/12/17(Thu) 01時頃
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宿屋 ルパートは、メモを貼った。
2015/12/17(Thu) 01時半頃
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あたし、審判くらいなら出来るよ! 指は5本しかないから5点先取ね!
[当然ルールはわかっていないが、ルパートの普段見ない姿が見たいので、何なら勉強しようかとも思っている。 温泉卓球の賑わいに思いを馳せて。
握り返された手に、きちんと想いが伝わった事を知った。]
ばぁか、です、よー。 そのばかに言われてうれしいくせにー。
[同じ想いが返って来て、赤い顔で擦り寄る。 名残惜しそうに身体を起こして、濃くなってしまった紅茶を淹れた。]
はい、どーぞ!
[カップをサーブするタイミングでちゃっかり頭頂部にキスを。**]
(+3) 2015/12/17(Thu) 01時半頃
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宿屋 ルパートは、メモを貼った。
2015/12/17(Thu) 01時半頃
大銃協会 ドンは、メモを貼った。
2015/12/17(Thu) 05時頃
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[旅立つ少し前。 遠くからおっきな声が聞こえます。>>4:387 元気な女の子の声に、そちらを向いて。 わたしも大きく手を振りました。]
ショコラちゃーーーん! 行ってきます!
[ちょっとだけ先に行った魂を見送ることはできませんでしたが>>2 きっとふたりにも良い未来が待っていますように。
みんなにさよならを告げて、 ぽんと頭を叩くホレーショーさんの手をぎゅっと握ると 白い階段がその場に現れます>>4
手を握ったまま、一緒にその階段を上り]
(+4) 2015/12/17(Thu) 10時頃
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ホレーショーさん! 行きましょ!!
[周りに鈴蘭の花が揺れるのが見えました。 真っ白であたたかい、光に包まれて。>>5 次の世界への道を進むのです**]
(+5) 2015/12/17(Thu) 10時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2015/12/17(Thu) 10時頃
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[>>+4:69同じ思いを口にすると、腕に預けられたちいさな重みがこくりと動く。 伝わることの喜びに、見上げる星がまた滲む。
冬の星座によせて語られる、恋の神話と冒険の伝説。 せっかく一緒に来たのだから、こちらも聞いておかなければと思うものの、さてどれだけ頭に入ったか]
(+6) 2015/12/17(Thu) 12時半頃
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[ホールにふわりと灯りが満ちて、星の世界は終わる。 それでもまだ、夢の中にいるようで。 しばし座ったままで、余韻に浸る。 彼女へと顔を向ければ、はにかむ笑みと視線が合った]
ああ、また来られる。 来よう。
[微笑みには微笑みを返す。 共に過ごす時間は、共につくることができる。 これから、もっと、ずっと]
さあ、次は花を見に行こう。
[一緒に食事をして、一緒に庭を見よう。 先に立ち上がると、彼女へ手をさしのべた**]
(+7) 2015/12/17(Thu) 12時半頃
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革命家 モンドは、メモを貼った。
2015/12/17(Thu) 12時半頃
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─ ある時代の、とある街 ─
[住宅街から少し外れた、若者の多い街角に、ダイナーズカフェをオープンしたのは、今から5年くらい前のこと。 開店当時は、一日の客数が片手で足りるとか、注文を取り違えてパニックになるとか、色々なトラブルにも見舞われたが、最近は、そこそこ地域にも根付き、口コミの効果もあってか、営業はだいぶ安定してきていた。
というか、むしろ人手不足になってきた。 いくら小さな店とはいえ、繁忙期のみ友達の手を頼り、普段はひとりできりもりするというのには、そろそろ限界が近づいてきたか。]
つってもなぁ……まだそんな、誰か雇うほどの余裕はないし……。
[どうしたもんかと、電卓を叩きながら、窓の外へと視線を向け、嘆息する。 ちょっと派手目の赤い扉には、小さな鈴蘭の花が描かれた「準備中」の札が風に揺れていた**]
(+8) 2015/12/17(Thu) 13時半頃
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―現代:どこかの街―
……あれ?
[電車に揺られながらうとうとしていたわたしは、 次に降りる駅のアナウンスが聞こえて目を覚ましました。 何だか夢を見ていましたような気がしますが ぼんやりしていてちゃんと思い出せませんでした。
いつも学校に通う時乗るのとは違う電車。 偶に見かけるお友達>>3:+16もこの電車には乗っていません。 手元に握った小さなメモには 細々とした地図が書いてあります。
住宅街から少し離れたとある喫茶店。 小さな鈴蘭の花が書かれた其処に、 わたしは今向かっています]
(+9) 2015/12/17(Thu) 14時頃
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[電車から降りて、大きなバッグを持って少し道を歩いて。 よく目立つの赤い扉の前に立つと、 中から何だか良い匂いが漂ってきます。
"準備中"と書かれた札には、確かに目印と言われた小さな白い花が書かれていました。 それを見ると一度大きく深呼吸をして、 わたしは勢いよく扉を開けました。]
こんにちは、はじめまして! ホレーショーさんのお店、であってますか!?
あの、わたし、ソフィアです。 ここに来ればいいって言われて、ええと。 宜しくお願いします!!
[緊張して赤くなった顔で叫ぶ言葉は なんだか早口で、しっちゃかめっちゃかで。 それでも名前を名乗って勢いよく頭を下げました。 ドアを閉めた拍子に、ちりん、と鈴が鳴りました**]
(+10) 2015/12/17(Thu) 14時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2015/12/17(Thu) 14時頃
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[カウンター奥のキッチンでは、豆と野菜とベーコンのスープが、弱火でコトコトと煮こまれている。 そろそろ、キャベツと玉ねぎが、いい具合に溶けたろうか。
窓の向こうの、道行く人々を暫し眺め、さてそろそろ夜の営業支度をしなくてはと立ち上がる。 扉の前に、小さな女の子>>+10がいるのには気付いたが、その時は別に何も気にせずに、キッチンへ入ろうとして]
わっ?!
はい、あってますけど えぇと……?
[突然のドアベルの音と、自分の名を知る元気な女の子の声に、驚いて、カウンターに手をかけたままで目を見開いた。]
(+11) 2015/12/17(Thu) 16時半頃
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えっなに、キミ、ソフィアちゃんっていうの? えぇとパパかママは? ここに来ればって……その、誰かと待ち合わせかな?
[>>+10真っ赤な顔で、早口で、けれど大きな声で話す少女に、覚えなどまったくなかった。 けれど、その面差しは、なぜか懐かしく感じもした。 それにソフィアという名前、たしか、どこかで………]
まぁ、いいや。 とりあえずこっち入って、座って。
コーラとオレンジジュースどっちがいいかな。 お腹空いてるんなら、今ちょうど、スープができたところだけど。
[食べる? と聞きながら、彼女の持つ大きなバッグを引き受けようと、手を伸ばした。*]
(+12) 2015/12/17(Thu) 17時頃
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[勢いよく扉を開けたわたしに、お店の人は驚いたみたいです。>>+11
茶色いもふもふした頭にどこか覚えがあるような気がして、わたしはまだ答えを聞いてなくても"この人"なんだなって直感しました。
―――わたしが、ずっと探してた人。]
あ、はい。 ごめんなさい、です。
え、ええと、じゃあ、コーラで…
[促されるまま中に入ると美味しそうなスープの匂いが鼻をくすぐって、きゅうう、とお腹が鳴りました。 何だか恥ずかしくて少し顔を赤らめます。 そう言えばお昼ご飯を食べていませんでした。
差し伸べてくれる手にバッグを引き渡すと、 被っていたリボン付きの白い帽子を手に取ってぎゅうと握りました]
(+13) 2015/12/17(Thu) 18時頃
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[「来られるかな」、そんな頼りない言葉での願い。 それを丁寧に拾い上げて、「来よう」と、はっきりとした輪郭と明るさを持つ言葉で、微笑みとともに返してくれる。>>+7 これからも共に歩んでいけると、行く先を照らすように]
ありがとう。
[差し出された手。目を細めて頷いて、自分の手をそっと重ねる。 大きくて温かな手。ハイタッチの時は一瞬触れるだけだったそれを、きゅっと握って立ち上がった]
うん。あのお庭、とっても楽しみ。 今の時期なら、クリスマスローズが見られるかも。
[少しはしゃいだように笑みを見せる。 そうして二人連れだって、ホールを出ようとして]
……もうちょっと、このままでいい?
[握った手から離れがたくて、遠慮がちに小さく握りなおす。 せめてホールを出るまで。できればプラネタリウムを出るところまで*]
(+14) 2015/12/17(Thu) 18時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/12/17(Thu) 18時頃
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えっと、……
[何から話せばいいんでしょうか。 もじもじと帽子を弄っていたわたしですが、やがて意を決したようにホレーショーさんの顔を見ました。]
ママは、居ません。 今は、もう、違う所に住んでて……
[ママからわたしが小さい頃に一度だけ、聞かされた記憶。 あなたの茶色い髪の色は、お父さん譲りなのよと。
ずっとずっとそれはわたしの中に残っていて、 いつか会いに行かなきゃいけないような気がしていました。
だから、ママの新しい旦那さんと、二人の間に出来た赤ちゃんと、 遠い外国に一緒においでと言われてわたしは首を横に振りました。 ママには悪いなって思ったけれど、珍しく頑固なわたしに最後は折れて]
(+15) 2015/12/17(Thu) 18時頃
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[ポケットから手紙と、わたしが高校を卒業するまでの学費分の小切手が入った封筒を差し出して、ホレーショーさんの方に手渡します。 経緯が書かれたその女性の名前に見覚えはあったでしょうか。 地図の住所が間違って無ければ、確かにここのはずなのです。]
あの、……あなたはきっと、 わたしのこと、覚えてないと思うんですけど。
でも、わたし、あなたに会いたくて。 ずっと探してて。
また、あなたに会いに来ました。
……突然訪ねて来て、ごめんなさい。 でも、迷惑かけないです。お店のお手伝いもします。 だから、わたしのこと、ここに置いてくれませんか!?
[そう言って、また頭を下げました**]
(+16) 2015/12/17(Thu) 18時半頃
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ん、コーラね。
[バッグを受け取ろうとすると、お腹の鳴る音が聞こえてきた。>>+13 恥ずかしいのか、頬を赤らめる様子に小さく笑い、頭をぽんと軽く叩いてから、カウンター席に促した。]
……スープだけじゃ足りないかな。
[一番早く作れるものはなんだろう。 やはりこの店の定番のひとつ、ホットドッグが一番だろうか。]
かわいいね、その帽子。
[ソーセージをボイルして、パンを軽く炙りながら、彼女がギュッと握りしめる帽子に、ふと懐かしげな視線を向けた。
もう、10年以上も前のこと。 とある女性と結婚して、けれどつまらないケンカが原因で、長く持たずに別れてしまった。 その彼女も、よく、こんな帽子をかぶっていた。]
(+17) 2015/12/17(Thu) 18時半頃
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はいコーラ。 スープ、今よそるから………
……ママはいない?
[>>+15その言葉に、カップとおたまを持つ手が止まった。 なにやら深い事情がありげな様子に、じっと、耳を傾けるようにして、小さく頷く。 スープは、ちょっとだけ多めに注いだ。
そして、スープと交換するように、彼女の差し出した封筒を受け取る。>>+16 中を見て、まず小切手の額に驚いて、それから手紙の内容に驚いた。]
…………キャサリン。
[忘れるはずのない名前だった。 ならば、彼女の名も、懐かしい面差しも、全て理解できる。]
(+18) 2015/12/17(Thu) 18時半頃
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[トースターが、「チン」と軽い音を立てる。 手紙を置いて、淡く焼けたパンを取り出し、レタスにピクルス、オニオンスライス、そしてボイルしたてのソーセージをはさみ、ホットドッグを作ってゆく。 ケチャップ多め、マスタードは……かけようとしてやめた。]
そっか。 アイツ、ちゃんと幸せにやってるんだ。
……よかった。
[フッと、少しだけ笑みを浮かべ、ホットドッグの乗った皿を、ソフィアの前に静かに置く。 ソーセージの端っこには、ちょこんと、星条旗のついた爪楊枝をさしておいた。]
うん、突然のことすぎてね。 本当にびっくりしてるし、今でもまだ、ちょっと信じらんないよ。
けどさ、ひとつだけ訂正させてもらっていいかな。
(+19) 2015/12/17(Thu) 19時頃
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[>>+14次に繋ぐ言葉、いまを繋ぐ手。 差し出したものは躊躇いなく受け入れられて、 重ねられた手を握り返す。
離れないようにしっかりと、 壊れないようにそっと。
電車の中で冷えていた手も、いまはあたたかい]
クリスマスローズか、そんな時期だな。 イギリス式の庭は、冬も見所があって楽しみだ。
[さまざまの花が咲き誇る、とはいかない季節だけれど、冬の女王とも称される清らかな花が見られれば良いと思う。 彼女と共に見たいと思う]
(+20) 2015/12/17(Thu) 19時頃
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ん、ああ。
[彼女が望むからという大義名分のもと、 ホールを出ても、繋がる手はそのままに。 どちらからも離そうとはしなかったから、建物を出るまでそのままで]
ここから、少し歩くんだ。 冷えるから、手袋をした方がいい。
[名残惜しげに手が離れると、外の気温以上に肌寒くなった気がした。 革の手袋をつけてから]
……行こう。
[結局また、手を差し出した。 目的のカフェまで、数分の道程*]
(+21) 2015/12/17(Thu) 19時頃
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…………覚えてるよ。
まだ一度も「パパ」って呼んでもらったことはないんだけどね。
覚えてるよ。 ソフィア。
[鈴蘭の花の咲く季節。 握ったら、潰れてしまうのではないかと思うほどに小さな手。 いつも眠ってばかりいて、たまに起きるとよく泣いて、よく食べて。 そして、笑顔がとても眩しかった。
歩けるようになったらば、3人で手を繋いで、スズラン畑に散歩に行こう……なんて話を、元妻とよく話していた。]
そっか、こんなに大きくなったんだ。
(+22) 2015/12/17(Thu) 19時頃
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[「懐かしい」というには、あまりに、間の記憶がなさすぎる。 けれどそれでも、じんと胸が詰まって、目頭が熱くなり、視界がぼんやりぼやけてきた。]
…………うん。
よく来てくれたね。 迷惑なんてことは、なにもないよ。
[一度は、手放してしまった幸せ。 それが、またこの手に戻ってきた。]
……ありがとう、ソフィア。
[もう一度、その髪に振れ、撫でようと。 カウンター越しに手を伸ばす。 泣くのを堪えているせいで、ちょっとひどい涙声で、おかしな顔になってしまっていたけれど**]
(+23) 2015/12/17(Thu) 19時頃
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[>>+3あっという間に勝負が付きそうなルールに吹き出すが、 人数が多いならそのくらいのほうが回転はいいのだろうか。 せめて10点にしたらどうだ、と提案して。
カップと一緒に贈られた口づけに、]
そりゃあ嬉しいさ。 何年見てきたと思ってる。
[囁くように呟いて、口に濃い紅茶を含んだ。 手にしたカップより、胸が温かい気がする。]
…… ふ、渋い。
[濃さも慣れたものだ。 けれど正直な感想とともに、おかしそうに肩を震わせた。]
(+24) 2015/12/17(Thu) 19時頃
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うん、私、冬のお庭も好き。 冷たい風の中で咲く花も、春の目覚めを待ってるみたいな枝や草葉も。
[ひとりで図鑑や写真を見るのも好きだったけど、 同じものを一緒に楽しんでくれる人のいることが いっそう自分を笑顔にさせる。>>+20
望みは聞き入れられて、手を繋いだままホールの外へ。>>+21 ホールを出るところで思わず手に力がこもってしまったりして、そのまま建物の外へ。 手袋を、と言われて小さく頷く。温められていた手に冬の風が冷たくて、少し肩を竦めながら、白のカシミアの手袋をつけて]
……ぁ、
[差し出された手。大きく瞬いて、視線を手から彼の顔へ]
(+25) 2015/12/17(Thu) 19時半頃
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っ、 うん
[たぶん声は、わかりやすく弾んでいた。彼の手をぎゅっと握って、寄り添って歩きだす。 もう風もちっとも寒くない。
冬の街は昼間から華やかで、街路樹に施されたイルミネーションが小さな光を瞬かせる。 彼に遅れないようにして歩きながら、その景色を楽しんで]
あ、もしかしてあのお店?
[少し歩いた先、こじんまりとした、雰囲気のいい店が見えてきた。 メールで見た店の写真が、たしかこんな雰囲気だったような。 店先に出されたウェルカムボードにクリスマスローズが描かれているのに気づいて、彼を見上げて笑みを浮かべた]
(+26) 2015/12/17(Thu) 19時半頃
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[10点だと3と8はどうやって見分けるんだろう、という疑問は出す前に指の折り方が違うことに気づいて笑ってごまかしたが、ごまかしにもならないのは、それこそ「何年見てきている」のなせる業だろう。 初めて目を合わせた時から、大切な大切なひと。]
あたしは最初からミルク入れようっと!
[同じように肩を震わせて、ミルクの分だけ薄くなった紅茶を口にした。]
(+27) 2015/12/17(Thu) 19時半頃
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あのね、
[クリームとジャムを塗ったスコーンを手渡すと、少しだけ目を伏せる。]
……もし、 もしもの話よ、 あたしに、赤ちゃんが、出来たら……、
[沈黙。]
(+28) 2015/12/17(Thu) 19時半頃
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大銃協会 ドンは、メモを貼った。
2015/12/17(Thu) 19時半頃
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[ホタルブクロの花畑は、 きっとこの世で見た風景で、なによりも綺麗なものになった。 その白と青と曲線と、 まるで音が聞こえそうな輝きと、揺らめきの束。 風がゴゥと吹いて、ゾーイの銀糸が揺れて逆立って、 月が青くて、白くて、そして、虹色で、
いつのまにか、旅立っていたなんて、理解できず
でも、いつまにか身体と心、記憶の部分もそれ以外も、 静かに静かに壊死していく。
マーブリングとスパッタリングと、 ぱしゃん、だったり、がちゃん、だったり、 ぶしゅ、だったり、ぱりん、だったり。
この世の絶望の音が希望の音と同じ音なんて、 きっと、この時までは、きづかなかったんだ。]
(+29) 2015/12/17(Thu) 20時頃
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