126 【誰歓】見捨てられた子羊【薔薇村】
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―リビング―
いいえ。私はあの悪魔の片割れのようなものです。名乗るならば私はクレイ……私の眼は両目とも紅いでしょう?
[>>+4:101あの悪魔は今や紅と碧のオッドアイですから見分けやすいですよ。そのように伝えればクレイは布一枚のサイラスに微笑むであろう。まあかつては悪魔の両目が紅かったのだが、ルーカスとクレイの二人兄弟と契約・一体化しているという事もありどうやら変貌してしまったらしい。減に、性格すらぶれている。]
着替え…?ああ、着替えですか。そういえばここに着替えないですね。今までは私しかいなかったので数足りませんね。用意します。
[その前にシャワーでも浴びたらどうですか?クレイはサイラスのベタベタな様子を見てそう言う。替えの服なら用意しますよ?と、]
(+0) 2014/06/29(Sun) 07時頃
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──おや? どうやらまた来たようですね。
[手に所持していた聖書を閉じ、机の上へ。部屋の隅からサイラスがふと顔を上げたならばルーカス…否、クレイは微笑んだであろう。]
…いらっしゃいませ、チアキ先生?
[不意に出来た二つの扉。そのうちの一つを開くと闇のみが広がった空間であったか。今にも何かに飲み込まれそうなチアキ先生の身体を引っ張り出せば大量の落ち葉が零れるようにバラバラと闇が周囲に転がる。]
……綺麗な鮮血。自害とは、サイラス同様貴方も罪深い。まあヴェスパタイン先生よりは幾分マシか。
[ぱたん、リビングへと戻れば扉を締める。されば闇のみがあった部屋は静かに消え失せたであろう。]
(+1) 2014/06/29(Sun) 07時頃
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…何故貴方死んで来るんですか。いつものムカつくくらい明るい先生が来るような場所ではないでしょう。
[静かにそう言ったのはルーカス。流石に誰かが来たという騒ぎに起きてしまったらしい。さればルーカスの容姿でクレイがクスクスと笑う。]
ねえルーカス。貴方僕で発言して下さいよ。出来れば崩れた発言で。それは私の真似でしかないのでしょう?
何を言ってるのですか貴方は。しかもそれだと悪魔と被るではありませんか。
あれはミニマム過ぎて私達を完全には支配出来てないので被るとか意識しなくて平気ですよ、ええ。
[はたから見れば一人芝居。]
(+2) 2014/06/29(Sun) 07時半頃
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─リビング→自室─
[サイラスは首を横に振っただろうか。先に衣服が欲しいと言われればクレイは先にそれを用意するであろう。後で寝室へと訪れて衣服の詰まった箪笥を用意してあげようか……クレイは二人分の服を自室の箪笥から抜き出す。]
ああ、チアキ先生はここに寝かせますかね。
[ベッドに彼を沈めると再度リビングへ、サイラスがそこにまだいるなら服を手渡しする所存。]
(+3) 2014/06/29(Sun) 08時頃
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ー夜・アトリエー
[モンプチが自分に懐いてくれていることに機嫌をよくし、起きたクレイに睨まれながらも絵を描き続けていた。 クレイがアトリエを出ていずこかへと消え去っても描き続けた。モンプチのためにも早くこの絵を完成させねば。
が、ぐうぅとお腹が鳴る。別に空腹ぐらい我慢して絵を描き続けることなどしょっちゅうだったのだが、時間が限られているわけでもないし、何か腹に入れるべきだろうか。 そういえばクレイが飯の用意がどうのと言っていたな。]
モンプチ、腹減ったから一旦休憩だ。
(+4) 2014/06/29(Sun) 08時頃
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ー夜・アトリエ/悪魔ー
んー?お腹空いた? クレイもお腹空くってよく言うんだよね。
[決して腹を空かせないわけではないが此処では性欲が食欲の代わりにもなるので別に口に物を入れなくても大丈夫なのだが。だが悪魔は自身の好きな存在がそのように言うものだから何処か嬉しげだろう。]
じゃあリビング行こうか。何食べたい?…あ、でも食べる時意識してないと食べる行為だけでイッちゃうらしいから気をつけてね。
[あくまでこの空間では性欲=食欲だから。]
(+5) 2014/06/29(Sun) 08時頃
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ー夜・アトリエ→リビングー
なに、ここでは食事をする際にすら快楽を得られるというのか? 素晴らしいな。
[なんてモンプチに答えながらアトリエを出る。
リビングに着いた頃にはチアキはもうクレイに運ばれた後だったため、この快楽の園への新しい来訪者の存在を知ることが出来なかった。]
やあ、桃はあるかな。でなければ激辛スープでもいいんだが。
[開口一番にそう偉そうに聞く。]
(+6) 2014/06/29(Sun) 09時頃
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ー夜・リビング/クレイ・悪魔ー
クレイは快感と食事は別にして欲しいって愚痴ってたけど違うの? へっなのー。
[もはや自力で移動する事さえ大変である。ヴェスパタイン先生の肩に乗りリビングへと向かえばそこに床に座り込むサイラスと服を手渡すクレイの姿があったであろう。悪魔はニコニコと笑ってみせると彼に向けて笑った。]
桃は天国の食べ物なので此処ではお出しするのは大変ですね。似たものでしたらすぐ出せますけど。…激辛スープ?まさか、学食のあれまだ売ってるんですか。
[当時は隠れメニューだった筈なのだが…と考えながら。]
普通に食べて下さいよ。スープの後処理が大変ですし……ああ、そろそろチアキ先生起きますかね。ノックス起きたらセシルのいる寝室にでも案内してやって下さい。
[クレイは淡々と言ってのけるだろう。]
(+7) 2014/06/29(Sun) 09時半頃
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[出されたのは三つの激辛スープ。クレイはいつの間にか机の上に置かれたスプーンを手に取ると一つをヴェスパタイン先生へと差し出したであろう。]
どうぞ。…そういえば貴方は歳幾つです?そこの悪魔が貴方を犯すのはルーカス内部から見てましたけど。あとそれからどうしてルーカスの元へと来たのです?
[クレイは不思議そうに問う。己から悪魔に犯されに来る者など聞いた事が無かったから逆に不思議で。]
あえて聞きますが、何、犯されるのを望んでいたのですか?ルーカスに。もしくはルーカスに特別な感情が?
(+8) 2014/06/29(Sun) 09時半頃
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………?
[ぼんやりと、真っ暗な底の見えない暗闇に堕ちて行くような感覚が全身を覆うなか身体を引っ張られるような。 そこで意識はまたなくなるのだが次に目覚めたときに見えたのはどこかの家の天井…?]
なに ここ
[一言、そう発すれば自分の手首に目を。傷跡がある。確かに、死んだ。なのになぜ…]
(+9) 2014/06/29(Sun) 09時半頃
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ー夜・リビングー
むう、そうか。
[桃はなかなか食べられないと聞いて、ヴェスパタインは初めてここに来たことを少しだけ後悔した。 若い時分、画家見習いだった頃、完全な球形を為していないぺちゃんこな桃たちが量り売りされているのをいくらか買って、絵を描く合間に噛り付いていたのを思い出した。 形は美しくなくともその甘味は自分をこの上なく幸せにしてくれた……]
あ、ああ、じゃあプラムでもいい。
[ハッと、過去に思いを馳せていたのを誤魔化すように肩のモンプチを撫でた。
クレイの出したチアキの名にぴくりと反応しつつも、スプーンを手にとってスープを受け取る。]
年は30だった。 ルーカスの元へ行ったのは…最初は、何か安全な退魔の方法があるなら聞き出そうと思っていた。
(+10) 2014/06/29(Sun) 10時頃
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聞き出そうと思っていたんだが、何故かな。 悪魔の赤い瞳を見たときには既に心変わりしていたのかもしれない。一目惚れというやつかな。
[目を細めて自嘲するように笑う。]
これは最近になって気づいたことだが、どうやら俺の父と兄は"愛し合って"いたようなんだ。近親相姦というやつだな。 父や兄に似た髪色を持つルーカスに犯されることで、自分の根源を探そうとしていたのかもな、無意識のうちに。
…今でも、自分のしたことは間違っていたとは思っちゃいない。
[そう呟きながら赤いスープを口に運ぶ。]
(+11) 2014/06/29(Sun) 10時頃
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んっ!!
[辛味が舌を焼け焦がす感覚と共に、灼熱が身体を走り、思わずヴェスパタインは少し腰を椅子から浮かせた。]
こ、こういうことか…
[スープを嚥下し喉を通る感触すら刺激してくるようだ。辛さと疼く熱のせいですぐに汗が出てくる。
辛いものが好きとは言っても流石にこれは、刺激が強い。色々なものを汚さぬように慎重にスープを食した。]
はあ、熱い。
(+12) 2014/06/29(Sun) 11時頃
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―リビング―
クレイ……ルーカスの、兄、か。
[>>+0ここで彼と初めて会った時に、そんなことを言っていた。 ぼんやりとした記憶を辿って、つらそうに米神を揉んだ。]
いや、まずは着替えを――?
[セシルに渡さなければ、と思い口を開いたところで、クレイ>>+1が何やら気づいたようだった。 チアキ。懐かしさは感じても、それがなぜなのか思い出せない。]
……お前も自死を罪だというのだな。
[ただ一言、それだけを告げて、チアキとクレイから目を逸らした。 チアキがこちらに声をかけることがあっても、はじめまして、と暗い瞳で告げただろう。]
(+13) 2014/06/29(Sun) 12時半頃
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ありがとう。 あとでシャワーも借りることにするよ。
[クレイ>>+3から衣服を受けとり、痣のある腕でそれを受け取る。 疲れ果てた様子で礼を言うと、ふらつく足取りで、再び寝室へと*]
(+14) 2014/06/29(Sun) 12時半頃
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―寝室―
[寝室へと向かう扉は、まるで岩でできたかのように重く感じた。 じわりじわりと、闇が滲むように開けば、セシル>>4:+105は眠っていただろうか。 安堵に息を吐いて、ふらつく足を進める。]
そのままじゃないか。
[拭いもせぬままの状態の彼を見て、思わず苦笑が零れた。 仕方ないなぁ、というような。それは彼の居眠りを見た時から変わらない。 シーツに手を伸ばし、汚れを拭おうとして、再び手が止まる。]
すまない……セシル、すまない。
[セシル、と。罪を犯すように名を呼んで、彼の髪を梳き上げる。 そして顔を寄せると、額に親愛の口づけを落とした。 どうか彼の見る夢が、悲しいものでありませんように。 そう、願いを込めて。]
(+15) 2014/06/29(Sun) 12時半頃
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[ベッドサイドへ綺麗に畳まれた服を置き、傍にあったメモに言葉を書き記す。]
"着替えを置いておく。 別室にシャワーもあるそうだ。"
[名前すらない簡潔な癖のある文字を書き終えると、もう一度だけセシルの頭を撫で、部屋を後にしようとした。]
……!
[そこでようやく、部屋の隅に在る黒い何か>>4:*23に気づき、悲しげに目を細めた。]
頼むから、これ以上二人を悲しませないでくれ。 君も……俺も。
[絞るような声で願いを零すと、今度こそ寝室を後にした。]
(+16) 2014/06/29(Sun) 12時半頃
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―シャワールーム―
[リビングにいた面々は何をしていただろうか。 特に興味もなさそうに通り過ぎると、クレイに場所を聞いて、シャワールームへ向かったのだったか]
……っ、これ、は。
[罪を流すようにお湯を被る。 しかし敏感になった身体に、雨降る水滴は刺激が強すぎた。 慌ててコックを捻り止めると、ずるずると座り込む。]
はぁ…何を、してるんだ。
[深い溜め息をついて、膝を抱えた。 どこへ行けばいいのだろう。どうすればいいのだろう。 迷っても手を引いてくれる人などいなくて。手を伸ばしても、その先に人はいなくて。 自嘲の笑みを漏らし、暫くそこでじっとしていた**]
(+17) 2014/06/29(Sun) 12時半頃
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ーリビング/クレイー
出そうと思えば出せるのですがね……半日かかるのですよ、ええ。
[神聖な食べ物と認定された物は非常に面倒だ。そう思うと溜息を。好きなものに出会えない悲しさは分かるのでクレイは気まずそうに「申し訳ないですね」と答えた。]
プラムですね。それならば食後にでも…。
[ヴェスパタイン先生が肩のモンプチを撫でるのを見てクスクスと。自業自得とはいえなんと幼き姿。可笑しくて顔を抑えて笑えば小さな悪魔は「クレイ、いつかみてろ…!」と睨む。]
30…良い歳ですね。私は生きていたならば44歳になります。
[ヴェスパタイン先生と共にスープに口を付ける。]
(+18) 2014/06/29(Sun) 13時頃
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安全な退魔の方法ですか……それがあったら私と同じように死なずに済んだものを。ですが仮にそれな分かってもどうするおつもりで?
[悪魔に取り憑かれ悪魔祓いの末に死ぬとは、何処までルーカスは自身に似せたいのだろうか。心の中でルーカスが頭を抱えていた気がするが構わずクレイは笑う。]
一目惚れですか。確か貴方、画家でしたっけ?悪魔に心奪われるとは、仮にも神父なのに面白いお方ですねぇ。
近親相姦……ふふ、貴方も自分探しですか。これまた奇遇。悪魔から聞いていましたが本当に悉くルーカスと貴方は似ている。
[>>+12身体の反応を見せる彼にクレイは微笑む。次出す時は少し辛味を抑えるか、寧ろ反応が面白いからより強い辛味にするべきか。]
大丈夫です?
[わざと聞く。]
(+19) 2014/06/29(Sun) 13時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/06/29(Sun) 13時頃
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─食後・自室─
[モンプチをヴェスパ先生へと預けてクレイは自室へと戻る。さればそこに>>+9目を覚ましたチアキ先生の姿。]
チア──… (兄さん、変わって。)
[言いかけて止められる。ルーカスが表に出たがるとは珍しい、そう思って「良いですよ。」と言えば紅から蒼の眼へと変わる。]
…チアキ先生、貴方という人は相変わらず馬鹿ですね。私が見てないといつもそう突っ走り過ぎるんです。
[ルーカスは腕を組んで皮肉を。するとチアキ先生は驚いた顔をするか。]
…ご安心を。互いに死んでます。ここは悪魔が作った快楽の園、疼く熱に惑わされる地です。
(+20) 2014/06/29(Sun) 13時頃
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ー夜・リビングー
半日か。
[別にちゃんとした桃でなくてもいいのだが。へちゃむくれたぺちゃんこの桃でもいいんだ。ヴェスパタインにとっては桃とは不恰好なそれで、それが神聖な食べ物だとはなんだかおかしかった。]
44…ルーカスと随分年が離れているんだな?
[兄弟というより親子ほど年が離れてるんじゃないか。]
退魔の方法な。 ミナカタが友の命を救いたがっていたようだから…。
[まるで自分自身は悪魔に憑かれた人間が死んでもいいと思ってたような言い方だ。いや、多分言い訳だったんだろうな、悪魔に会いに来る。チャールズにもミナカタにも何も言わずにルーカスの部屋を訪れたのは止められるからではなく、後ろ暗かったからか。]
(+21) 2014/06/29(Sun) 13時半頃
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ー快楽の園ー
……っぅ……ん……
[物音に>>+16開いた瞳は紅だけれど光はなく、ただ昏く彷徨った 傍らの黒い物はただ蠢くにとどまり、腹の辺りに不快感を齎すだけ
重い体躯に燻る熱から逃げるように寝返りを打てば再び眠りに落ちる
此処は何処か、何故体躯が重いのか、熱いのか
何故此処に居るのか…………
全ての記憶はまだ微睡みの中*]
(+22) 2014/06/29(Sun) 15時半頃
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仮にも神父…か。
[その言葉はヴェスパタインは妙な響きを持って感じられた。ヴェスパタインの思考は遠く画家時代に巻き戻っていた。父が死ぬ前の幸福だった時代……神父になってからのことは夢か何かのようだった。]
ああ、そうか。"私"は神父だったな。
[スープはもう半分ほど減ったか。手の甲で顔の汗を拭いながらまた一口、口に入れる。慣れてきたのかこの独特の快楽が楽しくなってきた。]
大丈夫だ。
[クレイににやりと返す。]
ところでさっきサイラスにシャワーがあると言っていたな。 意外だな。悪魔のことだから大浴場でもあってそこで乱交でもしているのかと。いかにも退廃的じゃあないか。 ああそうだ、そういう絵を描くのもいい!
[ヴェスパタインは一人でべらべらと喋って勝手に盛り上がっている。]
(+23) 2014/06/29(Sun) 16時半頃
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[ーー夢を、見ていた。
そこで、自分はどのような顔をしていただろうか。 退屈で同じような日々の繰り返しに飽き飽きしていた? 胸の鬱屈を晴らそうと指を動かしては、ぎこちないそれに溜め息を吐いていた?
いいや、拙い動きだとしても、きっと。手を伸ばして、笑っていた。 ーーそう、それだけで良かったのだ。きっと。
過去に戻れたら、と叶わぬ夢を諦め切れず、怠惰に抱いた想い。傍らにいた友も何もかもを裏切った。 当たり前を当たり前だと享受し、非日常を得てから日常の儚さを知る、だなんて。ありふれた物語はそれこそ自身を飽き飽きさせてしまうものだというのに、切望しては、今更に胸を焦がした。]
……、
[焼けるような胸の疼きに、音もなく頬を滑る雫は、顎を伝う。 流したそれは何を望んだのか。 口に出すのは烏滸がましく、罪深い。
再び意識が浮上し始めたのは、柔らかな風>>+15>>+16に額を、髪を、撫でられてから。 もし、風がまだそばで吹いていたのなら、柔らかさに安堵するように小さく吐息を漏らしただろう。*]
(+24) 2014/06/29(Sun) 16時半頃
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[風が吹き渡ってから暫くして、小さな呻き声を一つ上げると、睫毛を震わせる。
縁取られたそれを数回震わせては、ゆっくりと瞳を覗かせ、ゆらゆらと揺らめいていた世界はゆっくりと、だが確実に定まっていった。]
……、はぁ、
[意識を手放した寸前と、何ら変わりのない光景に、溜め息を吐く。 夢であったら、だなんて。 そんなことはもう思わなくとも、また、今日が始まってしまうのだと思えば、唇は歪んだ。
眠りにつく少し前。 切望に焼かれるまま、胸は悲鳴を上げていた。 このまま堕ちてしまいたいとすら、思っていたのに。 夢の中吹いた風が自身を慰めてくれたように感じて、今もこうして自分を保っている、だなんて。]
……、
[髪をくしゃりと崩しながら、また唇を歪める。 夢にまで慰めを請う自分に呆れたような情を抱きながら。それでも自身を保つ方法はこれしか思い浮かばなくて。ーー縋るように、夢をなぞるように一度撫でては、瞳を細めた。*]
(+25) 2014/06/29(Sun) 17時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/06/29(Sun) 17時頃
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―シャワールーム―
[水滴から逃げるように端に座り込みながら、浮かんでは消える記憶を思う。 時折水面に浮かぶ泡のように、思い出すことがある。 それは優しい記憶であったり、切ない記憶であったり、大切な人たちの記憶であったり。 誰かのことを思い出して、また誰かを忘れたり、気まぐれなそれに翻弄された。]
彼、なら。
[彼なら、どうしただろうか。 それでも落ち着いて、冷静に状況を把握するのだろうか。 あの小さな背中に、背負ってしまうのだろうか。 深い夜色の髪、朝焼けの色をした瞳、色形は思い出せても、名だけが喉に引っかかったように出てこない。]
(+26) 2014/06/29(Sun) 17時頃
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あぁ、クッキーを。 クッキーを、食べ損ねたんだ。
[また今度、食べようと、そう、思っていたはずなのに。 どうしてこうなったのだろう。 ふと、浮かんだ声は、水音に掻き消されるような小ささで。]
お、す、かー。
[友よ、どうか泣ける場所がありますように。 記憶はまた、水底へ沈んでいく**]
(+27) 2014/06/29(Sun) 17時頃
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―ルーカスの部屋―
[誰かのベッド。ふかふかで気持ちがいい。 傷は確かに残っていて自室で死んだはずなのに。
まだ目がイマイチ覚めないといった様子の中、部屋に誰かが入ってくる姿。あれは―]
…ん〜…… ルー…くん…?
[死んだはずの彼が目の前に立っていて自分に何やら馬鹿だのと投げかけている>>+20。思わず耳と目を疑うだろう。目が紅から青に。その意味はわかりかねて。代わりに声をかけ]
バカってお前に言われたく、ない。 …やっぱ死んでるの?なのに意識あるって…悪魔?快楽の園…? 俺は……神の元へやっぱり行けなかったのか…そう…
[ベッドから身体を起こし、少しぼけっとした表情を見せながら告げられる言葉には悲しげな声色が乗る。まあ自害の時点で半分諦めがついていたが]
ルーくん悪魔に憑かれてたんだっけ…もう、大丈夫なの…?
[こんな場所にいる時点で彼が悪魔から解放されていないのはわかっているのに無意識に言葉が出てきてしまう。彼はどう答えただろう]
(+28) 2014/06/29(Sun) 19時頃
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(もしかして…オスカーは聞こえてるのかなあ…これ)
オスカー…死んじゃったって、俺。 怒ってる………?あんな相談しといて…いなくなった、弱い俺を
[ベッドから上体を起こし、上を向いて独り言のように小さく呟いた。声が聞こえると、彼はそう言っていた。今の自分の声は届くのだろうか。
近くにいるルーカスには一人呟く自分がどう見えるのか。 なんとなく上を見上げれば、オスカーの姿が見えるような気がしたのだけれど。
やはりそこは部屋の天井しか見えなかった]
(+29) 2014/06/29(Sun) 20時頃
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