223 【身内】森真珠の村
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――いつかのできごと―― 『お嬢ちゃん、美味しいものは好きだろう?』
[ そう、問いかけられたことがあった。 あれはいつの日のことだっただろう。 あまり鮮明には、おもいだせない。けれど、 わたしは、そう問いかけられたことがあった。 あれはいつの日のことだっただろう。 きのうのことだっただろうか。 それとも、おとといのことだっただろうか。 おもいだせない。 わたしはその問いかけに対して、こう答えた。]
おいしいものは好き。
『ならば好都合。 私と一緒に、美味しいものを、食べようか――』
[ あれはいつの日のことだっただろう。 ]*
(+0) 2017/08/19(Sat) 10時半頃
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[ わたしが、わたしの中に、わたしではない存在がいると 気づいたのは、まだ片手で年齢をかぞえられるくらいの そんな幼いころだったような気がする。 わたしは気づいたときには孤児院にいて、 あとから聞いた話によると、 山にいる狼に、一年程育てられていたらしい。 雪深い地域で、生まれたばかりの赤子が、 生きていくことなんてできやしないし、そもそもの話、 狼が、人間の子どもを育てられるかと言われれば、 だれもが疑問に思うだろう。 食事は? 栄養は? 病気は? 本来、守られなければ ならないものに守られず、一年も生きていたこと。 そして、人間の手に渡っても、生きることができるか わからないこと。当時、わたしを引き取ってくれた 孤児院は、わたしに対して、さまざまな面で、 懐疑的だったらしいと、のちに、風のうわさで聞いた。 特に、『言葉を覚えられるかどうか』とか、 『人間として生活ができるかどうか』については、 孤児院内で、慎重に、協議が重ねられたという。]
(+1) 2017/08/19(Sat) 11時頃
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[ けれど、わたしは、程なくして、 現在の環境に溶けこんだ。心配されていた社会性も、 行動も、習慣も、知性も、ヒトである、と、 太鼓判を押された。
わたしの中に、ノレッジがいたからだ。
わたしが気づかないあいだも、ノレッジはそこにいた。 ノレッジの言葉を覚えたわたしは、年齢の割には 語彙が豊富で、生まれ持った魔力もあり、 やがて、孤児院から、魔法使いの元へ引き取られた。]
(+2) 2017/08/19(Sat) 11時頃
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[ あの冬。ノレッジの記憶を共有して見た、あの冬の村。 年中たくさんの雪が降る、山あいの村。 ノレッジ・インパイアは、山あいの村にある、 とある魔法を求めて、村を襲撃した。 多くの村人は逃げ出し、ノレッジは、村に残った人々を、 一人残らず喰ったのだという。 そして、逃げ出した村人からの救援を受け付けて 駆けつけた、人狼専門の狩人と相打ちとなり、 そのときのノレッジ・インパイアの器は亡骸となった。 そして、ノレッジは……まだぬくもりの残る、 母親の亡骸のそばで泣き叫ぶ赤子を見つけた。
それが、わたしだった。
吹雪の吹きすさぶ中、ひとりも生存者がいない。 そんな状態で、わたしはそのまま、 短い生を終えるはずで。 しかしそうならなかったのが、幸運だったのかどうかは、 いまも、わたしの中で、答えは出ない。]
(+3) 2017/08/19(Sat) 11時頃
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[ 数年過ごした小さな島の村が、人狼騒動であわただしい。 それをわたしは、流れるまま、揺られるまま、 ぼんやりと見つめていただろうか。 弔いのことばもいくつか聞いて、救われた気持ちになる。 もうここにはいられないけれど、 ここにいて良かったのだと思うと、 すこしずつ、意識があいまいになっていくのを感じる。 海と空と同化するのだ。 なんとなくそれが、わかっていた。 それでもまだ消えきることはなく、縁のある声に、 わたしはふわりと引き寄せられる。
シスター・オーレリア。
淡々としていると言われるわたし以上に、 静かで、表情の見えない彼女の姿が、 そこに見えたかもしれない。]*
(+4) 2017/08/19(Sat) 11時頃
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―対策本部―
〔上への説得は難航しつつも人狼の被害がまた出なかった事により話が進めやすくなった 皆がやってくれたのだ。あとは、その例の薬が出来ると、効果があると信じるだけだ
説得は思った通り長引いているので休憩時間を互いにとった。その際頼み込んでリッキィさんの遺体が安置されている場に行かせてもらった いつかちゃんとこの島の眺めの綺麗な場所にお墓をたててあげたい、と言ったらそれも交渉次第だ、と返って来てまたやる事が増えたらしい
彼女を目の前にして祈りを捧げる
(リッキィさん…どうかご冥福を…。貴方の為に祈る人がこの島にはちゃんといます。”貴方”を慕っている人がちゃんと…)
あの時、自分が彼女の様子に何か気付けていれたら何か変わったのだろうか?しかしもしもはもしもでしかない。
(……どうか苦しまずに…安らかに…)
世話を少しした時のぬくもり、声、姿。ほんの少しの関わりでもちゃんと残っている。そしてやはり人狼騒ぎで吊られることとなった彼女を忘れる事はきっとないだろう〕
(+5) 2017/08/19(Sat) 12時頃
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――幼狼との対話――
聞き入れられれば理解もされよう。 君のように。 聞き入られなければ、理解されようもなくはないか? かつての器のように。
事情を話すための言葉すら、時間すら奪われて、 家族同然の者にも、親しいものにも、 何も伝えられないまま、あの娘は露に散った。
食堂の娘の言葉は、何故やすやすと信じられた? なぜ、あの器にも、何か事情があるのかもしれないと そう尋ねられる時間すら、許されなかった?
私がそれを言うなと、君は言うのだろうね。 詭弁であると。 詭弁だろう。しかし、そういう事実は存在する。
(+6) 2017/08/19(Sat) 17時半頃
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[ ノレッジはそれでも嗤う。 一晩中苦しむ幼狼の意識が途切れる瞬間を静かに待つ。]
今の君には解るまい。けして。*
(+7) 2017/08/19(Sat) 17時半頃
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リッキィは、オーレリアをじっと見つめた。
2017/08/19(Sat) 17時半頃
オーレリアは、誰かに見られた気がして首を傾げた
2017/08/19(Sat) 18時頃
リッキィは、オーレリアをつんつんつついた。
2017/08/19(Sat) 18時頃
オーレリアは、!?となって周りをキョロキョロ見回した。まさかこれは幽れ…
2017/08/19(Sat) 18時半頃
リッキィは、オーレリアの頭を撫でた。
2017/08/19(Sat) 18時半頃
オーレリアは、背筋が若干ぞわっと来つつ無表情で十字架を握って祈った
2017/08/19(Sat) 18時半頃
リッキィは、オーレリアの肩を叩いた。
2017/08/19(Sat) 18時半頃
オーレリアは、顔を青くしつつリッキィが居そうな方角をジーと見てみた
2017/08/19(Sat) 19時頃
リッキィは、……きこえますか…きこえますか…なたの心に直接語りかけていま…
2017/08/19(Sat) 19時頃
オーレリアは、聞こえて意識がとびかけている。小刻みに震えながら何とかコクリと頷く
2017/08/19(Sat) 19時半頃
リッキィは、オーレリアにそっと声をかけてみた。「シスター・オーレリア……?」
2017/08/19(Sat) 20時半頃
オーレリアは、リ、リッキィ…さん…?と震える声で
2017/08/19(Sat) 21時頃
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― 回想:2日目夕方〜夜対策本部 ―
〔オーレリアが必死に交渉している間、外が騒がしくなったらしい。何事かと外の方に耳を澄ませば勇ましい声が>>18 あの声は確か…先ほど教会で会ったばかりのベネットさん…? 時間稼ぎの為とは言えあんな事を言って大丈夫なのかちょっとひやひやしたけれど、彼女の必死の訴えも通じたのか役人が折れる一つの要素になってくれた
(私も頑張ろう) あそこまで勢いはもてないけれど、相手が折れるまで延々諭す事は出来る。伊達に人に神の教えを布教していない。人に何かを信じて貰えるまで語るのは得意なのだから
彼女が明け方まで粘っていたのを知ったのはその翌日だった… 密かにその根気に尊敬をするのだった それと同時に、皆が信じて動いているのが分かって嬉しかった〕
(+8) 2017/08/20(Sun) 08時半頃
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―対策本部―
〔自分とベネットの説得。それに島の皆が必死に動いているのを見てすこしずつ周りの人間も協力側になってきてくれた
もし、もしも人狼が治せるのならば、それは大きな発見ではないか。人狼に苦しむ村を今後は救えるのではないか そんな議題まで出てくるほどに
人狼による犠牲を出さない事が第一条件のままだ けれど薬で本当に治せたのなら念の為にその人狼をつるしてしまうより本当に人間になれたか経過を見る方がいい、と自分も説得を続ける もしかしたら、皆はこれで成功したら一転して栄誉を得るのかもしれない
もし、もしも薬が出来て量産出来るのならば…私にも貰えないか聞いてみよう。そしてこのことが終わったら…私の村にいた人狼を捜しに行こう…。まだ生きているのか分からない。人間に戻るのももうあの人達には辛いかもしれない。けれども、それを渡しに行きたいと願うよう私も希望を心に灯すのだった〕*
(+9) 2017/08/20(Sun) 08時半頃
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リッキィは、オーレリアに声をかけたはいいが、どうしようかふよふよしている。
2017/08/20(Sun) 14時頃
オーレリアは、小刻みにまだ震えつついらっしゃるのですか……?と聞いてみた。
2017/08/20(Sun) 14時頃
リッキィは、オーレリアにむぎゅうした。
2017/08/20(Sun) 16時頃
オーレリアは、立ったまま気絶した
2017/08/20(Sun) 16時半頃
リッキィは、あわてている!!! シスター! シスター!!!! 起きてください!!
2017/08/20(Sun) 16時半頃
オーレリアは、意識を取り戻し十字架を握りしめ祈りを唱え始めた。シスターは混乱している
2017/08/20(Sun) 17時頃
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――いつか、どこかで―― ありがとう。
(+10) 2017/08/21(Mon) 03時頃
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[ それはもしかすると、 小さな狼に送られたことばなのかもしれないし、 祈りを捧げてくれたシスターに 向けられているかもしれない。 はたまた、ひとつの目的に向かって、 協力しあうひとびとに 向けられたものなのかもしれない。
誰かに聴こえることばだ。 誰もが聴こえることばだ。
そのことばの意味をどう受け止めるかは、 誰からのことばとして受け止めるかは、 受け止めた者しだい。
きっと明日には、空は晴れるだろう。]*
(+11) 2017/08/21(Mon) 03時頃
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