143 【R15】善悪の彼岸
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[ホリーの事を聞かせてと言うチアキ>>3:77に頷く。 口から流れるのは、モニカが見て聞いていたホリーのこと。
スラスラと流れる思い出に、また一筋涙が伝った。]
ありがとう、聞いてくれて。
[流した涙はそのまま。ホリーの事を聞いてくれたことに、微笑んでお礼を言った。]
(+0) 2014/12/24(Wed) 00時頃
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―就寝時間直前・玄関― [私は忘れない。
ホリーのことも、藤乃のことも。 チアキ、サミュエル、シメオンのことを忘れない。
絶対に。
もう涙は流さない。彼女は外へと歩き出した。]
(+1) 2014/12/24(Wed) 00時頃
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ー回想・出発直前ー
[>>+0彼女の話を聞く。それは確かにいた人の話のように感じられる。作り物だとは………思えなくて。 聞いていれば何故だか起こる胸の痛み。それには蓋をしながらも。]
何でそんな、大事な人なのに…
[それが、「この身体」での、最後の言葉となった]
(+2) 2014/12/24(Wed) 00時頃
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……どういう、ことだい?
[ドームから出た筈なのに、僕はドームの中にいた。 というより、夕方までいた運動場に。
というか、今は朝だ。どうなっているのか意味が分からない。]
僕は、模範生になったのでは無かったのか…?
[一つ、そうつぶやきながらバスケットボールを拾おうとして。
手が、すり抜ける。]
……何から何まで、よく分からない。
[首を振って頬をつねって。いや痛い。 困惑と不満を全面に押しつつ、建物の中へ行こうとする。]
(+3) 2014/12/24(Wed) 00時頃
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[弱々しい声。彼女にしては珍しい表情>>3:+11に、
ああ一緒なんだ、と思った。 戸惑いも、なにもかも。
独りでなければ…なんとか、なるだろうか。 こんな幽霊になってしまったけれど…。
ヨーランダに、そっと手を伸ばす。 幽霊同士の握手は、体温の無い冷たいものだけれど。
それでも、弱い者同士が寄り添いあうような、 そんなささやかな、まやかしのぬくもりがある気が、――した**]
(+4) 2014/12/24(Wed) 00時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/12/24(Wed) 00時半頃
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…………あれ?
[コテンと首を傾げる。目の前に広がっているのは見慣れた風景。そう、まるでドームの中に寮の裏手だ。 確かに、ここから出たはずなのに。]
どういうこと?
[ポツンと呟き、フラフラと寮の玄関に向かう。玄関の扉を押そうと手を伸ばして――その手は扉をすり抜けた。]
っ!?
[慌てて手を引っ込める。なんで、どうして。どういうことよ。 再びそっと手を伸ばす。が、やはり扉に触れることはかなわなかった。]
なんなのよ……
[途方に暮れたような声で、そう呟いた。**]
(+5) 2014/12/24(Wed) 00時半頃
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[>>+4握られた手。冷たいだとか、温かいだとか、そんなことは思わなかったけれど、安堵を覚えたのは確かで。 その手を弱々しく握り返す。 確かな感覚に、泣き出したくなるのを堪える。 隠すように、唇を引き結んで俯いただろう。
弱音を吐いた所でどうにもならないのは、昔からのことだ。 けれど、今だけは、どうか。 涙を流すこともなく、ただ、俯く。 潤む視界から目を背けるように、きゅっと瞼を閉じた]
(+6) 2014/12/24(Wed) 23時半頃
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……僕はそうしたら、死んだということでいいのだろうか。
[何にも覚えていないうちに。流石に、壁抜けが普段の自分の体では出来るとは思えないし。
不思議と心は静まりかえっている。いや……不自然な程。]
あれ、じゃあモニカは…?
[一緒にあの場所を出ようとした彼女は何処へいるのだろう。 彼女を探しながらキョロキョロと。他の「幽霊」も見渡せるように。]
(+7) 2014/12/25(Thu) 00時頃
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―寮裏手(前日)―
[俯いたヨーランダ>>+6の傍を離れがたくて、しばらく一緒にいた。 彼女と別れた後は、みんなの姿を追ってドームの中を彷徨う。
模範生に選ばれたモニカと、チアキ。 2人もまた――自分やヨーランダと同じように、大人ではなく…幽霊になってしまうのだろうか。 そう思うと、2人をなんとかして止めたかった。 手を伸ばしても、指先に触れることひとつ、出来なかったけれど…。
先に模範生に選ばれたキャサリンの姿は見つからない。 いるのかもしれないし、いないのかもしれない]
(+8) 2014/12/25(Thu) 00時頃
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[……、そう。キャサリンだ。 昨日は彼女のことをすっかり忘れていたことを、少女は思い出した]
――…わ、… (わすれちゃう んだ)
…ど…… (どーむから でると)
(+9) 2014/12/25(Thu) 00時頃
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[でも、
クレヨンを渡した友だけは、自分のことを忘れずにいてくれた>>52。 泣きながら、“覚えていて”と――…託してくれた]
……、も… (もにか…)
ふ…、… (ふじの…)
[視界が滲んでしまって、モニカと藤乃の遣り取りがうまく見えない。 声だけが……想いのこもった強い響きだけが、耳元を通って心の奥底まで降り積もっていた]
(+10) 2014/12/25(Thu) 00時頃
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……――あ り、
……が… と……
(+11) 2014/12/25(Thu) 00時頃
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[少女は音を掻き集めて、ドームに来て初めての“声”を作った。 2人に届くことはないけれど――…、それでも。
託してくれた モニカへ。 託されてくれた 藤乃へ。
全身から溢れそうな此の感謝を、何か形に…表したくて*]
(+12) 2014/12/25(Thu) 00時頃
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―就寝時間直前・屋根の上(昨日)―
[幽霊なのだ――と一度認識してしまうと、生身では無茶な移動も自由に行えた。 だから少女は今、寮の屋根の上に居る。 人工の夜空に近い場所に座って、足を揺らしながら、時が過ぎるのを待っている。
玄関の辺りに、モニカとチアキの背姿が見えた。 なにやら2人で話しているようだ>>+0。 離れているので、内容までは聞き取れない。
近づくことも出来るのだけれども、…なんだか、近づけなかった。 怖かったのかもしれない。 教師が呼びに来る、あの場所が]
(+13) 2014/12/25(Thu) 00時頃
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[模範生に選ばれた2人が、このまま、外へ行けたらいいと思う。 幽霊になったら……ヨーランダと出会えたように、明日このドームの中で会えるかもしれないけれど。
…会えるけど。
それは、望みじゃあ ない。 望むのは、2人の幸せだから]
(+14) 2014/12/25(Thu) 00時頃
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[少女は、両手の指先を祈りの形に組む。 誰に祈ったらいいのか、少し迷った。 “大人”は頼る相手ではないと、知ってしまった。 けれど他に、祈る対象を知らない。神という便利なものを、少女は知らなかった。
困って、迷って―――…]
(みんなが みんなを)
(しあわせに できますように)
ドームの大事な仲間たちを信じて、少女は祈った*]
(+15) 2014/12/25(Thu) 00時頃
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―翌朝・食堂―
[幽霊に眠りは不要だと思うけれど、それでも気が付けば意識が途切れて次は朝だった。 習慣というものかもしれない。
ふよりと宙を歩いて食堂に行く。 そうして教師リンダの宣言>>1から始まった3人の遣り取りを、静かに見守った。
……忘却は、なんて悲しいことだろう。 大事なことも、大事なものも。 すべて、無かったことにされてしまう。
それが人生においては当たり前なんだよという顔で、“大人”はドームの子供たちを見下ろしているんだろうか。 …、わからない けれど。
ぎゅ。っと拳を膝の上で握る。 そうだとすれば、……大人はひどく、残酷だ]
(+16) 2014/12/25(Thu) 00時半頃
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[放送が起こった時>>0>>1>>2>>3。 僕はフラフラと図書室の方へ向かって、戻ってきていた所だった。
告げられた言葉。その意味を理解するのには時間がかかったのだけど。]
……どういう事だよっ‼︎
[気がつけば大声を出していた。自分で驚いてしまう程。 其の儘勢いで壁を殴ろうとしてすり抜けて。バランスを崩したかのようになったけれど。]
ここを出たら全て忘れるだって?そんな事普通に過ごしていればあり得ないじゃないか。
[いや、本当なのかもしれない。でも一つだけ言えるだろうことは。]
僕らの選択を、楽しんでいるだけだろう…?
[他は一切分からないけど。ここだけは自信があった。]
(+17) 2014/12/25(Thu) 00時半頃
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[彼の記憶にない“ホリー”の名前も添えてくれた藤乃>>14に、感謝を込めてそっと頭を下げる。 約束を、守ってくれているんだ――…。
繋がっている。 モニカの想いが。 わたしの 欠片が。
蜘蛛の糸のように途切れそうな細い糸。 それでも…確かに絆は其処にある]
(+18) 2014/12/25(Thu) 00時半頃
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……、
[モニカやチアキも、結局――同じように此処に来たんだろうか。 人影を求めたいような、求めたくないような。 そんな曖昧な心地で、食堂を出て寮内を彷徨っていたら……大声>>+17が聞こえて、ぴくりと肩を震わせた。 慌てて、その声の主の方へと向かう。
いた。チアキだ。
足が止まる。来てしまったんだ、…会えたんだ。 切なさと嬉しさが交錯して、きっと変な顔になってしまったと思う]
(+19) 2014/12/25(Thu) 00時半頃
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……ち、 あ、―――― (ちあ き)
[喉に詰まった音を、やっとのことで唇から落とす。 先程の彼の叫び声と比べたら、それは小さなちいさな響きだ。
けれど、しんと静まり返った図書室に近いこの場所なら、拾うことも容易だろう]
(+20) 2014/12/25(Thu) 01時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/12/25(Thu) 01時頃
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[食堂へ向かおう。そう思ってそちらの方を向いて移動しようとした時。>>20 聞きなれたような雰囲気で、聞きなれない声。
そちらの方をすっ、と見れば。]
ホリー……?
[自然に、その声は出た。昨日モニカから話をきいたから、というわけではなさそうで。 彼女の、声が出た事よりも先に、彼女がそこにいたことに驚く感情と………少しだけの嬉しさと。そして困惑。
あれ、だけどどうして。昨日は彼女さえも忘れていたのだろう?
首を傾げながらも……そんな事を思いながらも。 彼女の元へと近づいてみようか。]
(+21) 2014/12/25(Thu) 01時頃
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[幽霊姿は、“大人”による記憶の制限の干渉を受けない。 チアキが自分のことを思い出しているだろうことに、疑いはなかった。
彼の困惑については、昨日自分が通った道でもあるので、痛ましい心地で、次第に距離の縮まるチアキの表情を見守った]
……、っ、
[なんて言っていいか分からなくて──… 結局ひとつ覚えのように、相手の透けた手のひらに、己の其れを重ねる。
同じドームの中なのに、つい先日、彼とサミュエルへ感謝の握手をした時とは全く状況が異なってしまった。 改めて沸き上がる…その事実にうちひしがれ、少女は黙って肩を落とした]
(+22) 2014/12/25(Thu) 10時頃
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[>>+8数刻の後、顔を上げる。 ふぅ、と小さく息を吐いて、弱々しいながらも微笑んだだろう]
…ありがと。少し、落ち着いたわ。
[口角を上げて、寄り添ってくれていた彼女に礼を。 そうして、彼女と別れて、ふらりと寮の中をさ迷い始めただろう。 何にも触れられないこの手では、何をしていいのかすら分からないのだけれど]
(+23) 2014/12/25(Thu) 17時半頃
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[ふわり、ふわりと空を歩いて。 壁やら扉に遮られる事無く、空気の一部の様にさ迷う様に、思う。 あぁ、本当に、私は幽霊になってしまったのだ、と。
視界が潤む。けれど、みっともなく泣き出すような真似が出来ないのは、こんな姿になっても残っているプライドのせいだろうか。
そうして、すっかり日も落ちて。 ゆらり、ゆらり、流されて辿りついたのは、とある部屋の前]
(+24) 2014/12/25(Thu) 17時半頃
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[ただ一人、自分を覚えていてくれた、スケッチブックを持った少年の部屋。その扉を見上げる。 今の自分なら部屋に入るのも容易いのだろう。 そんなことを少しだけ考えてしまった自分を恥じつつ、トビラの前に座り込んだ。
就寝の時間はとうに過ぎている。 彼は、もう眠ってしまっただろうか。 まだ、彼の世界から私は消えていないだろうか。
ぐるぐると回る思考を落ち着かせるように、抱えた膝に頭を埋めた。 それでも、頭を巡るのは彼との思い出。最後のやり取り]
(+25) 2014/12/25(Thu) 17時半頃
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[自分の創る世界を綺麗だと言ってくれた時は、胸の辺りがじわりと温かくなったような気がした。 照れくささで言葉を返す事も出来ず、黙って背を向けた事。 それが、こうなった今、後悔の波となって頭の中をぐるぐると渦巻いていた。
こんな姿じゃ、彼を待つ事はおろか、言いそびれた「ありがとう」を伝えることも出来やしない。 情けないやら、悲しいやら、悔しいやらで、涙が堰をきったように溢れ出す。 どうせ誰も見てやしないのだから、今だけは。
そうして、子供のように泣きわめくうちに、気付けば外は明るくなっていただろう**]
(+26) 2014/12/25(Thu) 17時半頃
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[ゆっくりと彼女の下へと近づいていく。 何と言えばいいのか分からなくて。
どういう表情をすればいいかも分からなくて。 でもすぐそこまで近づいた時に、ホリーは僕の掌に、手を重ねてくれた。>>+22 でも、そうしてから肩を落とすその姿を見て。
何か言わないと、そう思って焦るのだけど。]
ホリー……僕は、此処にいるよ。
[そんな事を言って、彼女の頭をそっと撫でることしかできない。 一昨日のことの筈なのに。もう随分と昔に感じた。]
1人では、ないから…ね?
(+27) 2014/12/25(Thu) 21時半頃
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[藤乃と、「陽光を浴びれば健康になるかもしれない」って話を昔したことがあった気がする。彼女も本で読んだのだっけ。だとしたら……外に出ることは希望だっただろうに。
此処に来てしまうことは、それが潰えるということで。]
……っ。
[器としての身体を持たない今、感情の揺れ幅は大きいのかもしれない。泣き出しそうな顔を浮かべながら、嫌がられなければもう少し撫でていようか。]
(+28) 2014/12/25(Thu) 21時半頃
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[頭を撫でてくれるチアキの手のひら>>+27は優しい。 …、いや寧ろ……やさしすぎて。昨日あれだけ独りで咽び泣いたのに、また目端に涙の粒が浮かんでしまう。困ったな。
ひとりではないからと言う言葉を追いかけるように、重なる指先を、少女は、ぎゅ。っと強く握り締める。 チアキを見上げ、仄かな嬉しさと辛さを込めて頷いた]
…よ ……ら… ……も。
[ヨーランダも一緒だと伝える。大人になり損ねた子供たちは、ドームという鳥籠から出られない──]
(+29) 2014/12/25(Thu) 22時半頃
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