126 【誰歓】見捨てられた子羊【薔薇村】
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/06/27(Fri) 06時頃
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─朝・???─
[何故己が此処にいるかは分からないでいる。唯一分かるのは自身が皆に見守られながら死んだ事だろうか。]
──…ん、っ…
『起きたらどうかな?ん?』
[黒い影がまとわりつく。それが悪魔だと気付くのは早くて、やはり死んでもこいつから離れられないのだな…と。]
『ほら、ヴェスパタイン先生がドアの向こうでグッタリしてるよ?助けないのかな?かな?』
うる…さ、…
[ああ、胸が痛い。]
(+0) 2014/06/27(Fri) 07時半頃
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─朝・リビング─
[部屋の扉を開くとそこには赤い天鵞絨の絨毯の上に絢爛豪華な家具が並んでいた。記憶ではこれは自身に張り付いている悪魔の趣味だった気がする。]
ヴェスパタイン先生は何処に、
『その先だよ。その様、ふふっ…』
[楽しげに笑う悪魔に指示され向かった先には質素な扉があったか。開けばそこは“アトリエ”のようだった。]
『おはよう、ヴェスパタイン先生?』
[悪魔が挨拶をする。ヴェスパタイン先生は様々なイラストが描かれた大量の紙に埋まるようにしてそこに居たのは間違いない。]
(+1) 2014/06/27(Fri) 07時半頃
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ー朝・アトリエー
[まず、懐かしい匂いが鼻をついた。絵の具と紙の匂い。ここは父の工房か?目を開けると、そこは豪華な調度品や大量の紙が散らばるアトリエだった。キャンバス立てまでなんとなく高価そうに見える。 よくよく見ると大量の紙に描かれたイラストは、すべて過去に自分の描いた落書きだった。こんなものは世に出せないなと、捨てた絵。タブーを描いた絵。
ああそうか、自分は。 自由を得たのだったな。
身体を起こすと、ちょうど戸が開きルーカスが姿を現す。いや、悪魔が?]
…先生、ねえ。
[挨拶は返さないでその呼称を皮肉げに笑う。その先生は神父としてだろうか。それとも画家としてなのか。]
(+2) 2014/06/27(Fri) 09時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/06/27(Fri) 10時頃
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[優しいのは君の方だろう。 その言葉は飲み込んだ。 自分>>+67の優しさは所詮偽善。だが、それを相手に伝えたところで、記憶を失った彼に余計な負担がかかると考えて。]
…なら、お互い様だ。
[否定の代わりに笑みを浮かべながら言葉を返し、そして繋がった手のひらに瞳を細めた。 彼が一人で消えてしまうことのないように。願いを込めて。*]
(+3) 2014/06/27(Fri) 11時半頃
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逆の立場で同じことが言えるのなら、離してくれても構わないよ?
[彼を部屋へ連れて行く前にそう零したか。
警戒しつつも手を引き、部屋に入れば、先程悪魔の言っていたようにキングサイズのベッドが一つ置いてあった。 見回せど、ベッドは一つしかなく、眠るとなると、必然的に二人で休めるしかないのかもしれない。 だが、元より自分には眠るつもりなどもなかったし、都合が良いとばかりに入り口付近で様子を窺おうとしていれば、伸びてきたサイラスの腕>>+68に引き上げられただろう。]
…でも、寝ている間に何かあったら、
[咄嗟に口を開けたが、サイラスは既に背を向けていた。 そっとしておくべきか。記憶を失い混乱していた頭に今日の出来事は、彼の心を疲弊させていたかもしれないから。
諦めたように彼と同じように背を向け腰掛ける。 ここで立ち上がればまた今のように引き上げられるかもしれないし、それに見張るのなら、こうして腰掛けた方が都合は良い。そう考えて。]
……、
[ぼんやりと扉の方を横目に見つつ、物思いに耽る。 そんなことをしている矢先に自分は意識を手放したのか、様子を見ようと扉の外へ出たのか。何故か曖昧で思い出せなかった。*]
(+4) 2014/06/27(Fri) 11時半頃
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ー朝・アトリエー
[アトリエにアーチ型の窓があったので、目の前の悪魔は無視して、窓の傍らまで歩いていって覗き込む。 窓の外では赤い雲が左から右へと流れていた。この窓の外へは行けるのだろうか。おそらく、行けないのだ。この悪魔はあえて見せつける為に窓を配置しているのだろうと思った。
だが、それがイイ。切り取られたように一部だけ見える外の風景がより創作意欲をかき立てる。身体の内に秘められた熱が疼くのを感じる。]
そそる風景じゃないか。
[悪魔を振り向いて笑った。喜びの色が素直に表れた自然な笑みだ。]
(+5) 2014/06/27(Fri) 14時頃
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[初めは、隣の家に住んでいた幼馴染みだった。]
(+6) 2014/06/27(Fri) 18時半頃
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[傍らに友>>+4の温もりを感じながら、懐かしい夢を見た。 まだ両親が生きていた頃、上手く呼吸ができていた頃の記憶。
――とても仲の良かった幼馴染みが、突然死んだ。
事故だった。夢であればいいと思った。 その数日後、幼馴染みの両親が後を追うように自殺した。 数ヶ月後、向かいの家が火事になり、一家全員が亡くなった。 更に月日は流れて、一人死に、二人死に、三人、四人と死んで。 家の周りが死者で溢れた。自身の周りが死で溢れた。
生まれついて持っている手首の痣のせいだと言い出したのは、誰が最初だっただろう。
信心深い両親は、神が与えたもうた試練だと、決して自身を責めなかった。 けれど時折、周りの人々からの罵倒に疲れたような表情を浮かべた。 この頃から、上手く呼吸ができなくなった。]
(+7) 2014/06/27(Fri) 18時半頃
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[最後は、両親の命だった。]
(+8) 2014/06/27(Fri) 18時半頃
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[自身を庇って肉塊となった両親は、どんな思いでいたのだろうか。 こんな呪いの子を持って、どんな思いでいたのだろうか。 母の妹、義父母に引き取られ、遠くへ引っ越してからは、死の呪いは鳴りを潜めていた。 それでも、背負った罪の重さは変わらなかった。
そんな時、納品に出かけた町で、神の声を聴いたのだ。 巡礼に訪れた神父だという。 今よりも若い姿>>0:31、それでも紡ぐ声は変わらず、神を信じなかった自身の胸にも届いた。 気づけば涙を零して、路地の片隅に座り込んでいた。 彼は知らないだろう。それが自身の人生の転機になったことを。
以前から望まれていた神学校への進学に頷いたのは、その夜のことだった。]
(+9) 2014/06/27(Fri) 18時半頃
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[彼が学校にいたのは単なる偶然だった。 憧れの人にも出逢えた。大切な友もできた。特別だって、この先生きていれば生まれていたかもしれない。 呼吸は相変わらず苦しかったけれど、それでも幸せだと思えた。
再び人の死の匂いが濃くなったのは、そんな自分への罰だったのかもしれない。
怖くて、悲しくて、苦しくて、怯えることしかできなかった。 理事会も自身の噂を聞きつけていたのだろう。 放校処分は妥当なことのように思えた。 しかしそれで、自身は生きる意味を見失ったのだ。
ここにいれば、友がまた死んでしまうかもしれない。 けれど帰れば、義父母の期待を裏切ることになる。 忌み嫌われるべき自身を受け入れてくれた優しい二人に、悲しい顔はさせたくなかった。
学校は自死を隠そうとするだろう。きっと事故として処理される。 だから、選ぶ道はただひとつだった。 自己満足と自己欺瞞の果てに貫いた短剣は、人生の終わりを告げるはずだったのに*]
(+10) 2014/06/27(Fri) 18時半頃
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―寝室―
[悪夢から目覚めれば、そこにセシルの姿はあっただろうか。 終わるはずだった人生が続いていることに絶望しながら、夢で見た友たちの姿を思う。 どこかぼんやりと霞がかってはいるが、少しずつ少しずつ、記憶が蘇り始めていた。 けれどその度に胸が痛むのはなぜだろう。 どうして記憶を失ったのだろう。 考えても詮無きことだと頭を振って、ベッドからゆっくりと身体を下ろす。]
……んっ。
[身の内を焼く不快な熱は、少しずつ大きさを増している。 傍らにセシルの姿があれば、伸ばしそうになる手を強く握り締め、どちらにせよ巡る欲から逃げるように部屋を後にした*]
(+11) 2014/06/27(Fri) 19時頃
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―広い部屋―
[ルーカスの登場と共に現れた扉は、どうやら開けることができないらしい。 熱の回る身体を引き摺ってドアノブを引いてみても、向こうの世界を覗き見ることはできなかった。 溜め息をついて、わざと視線を逸らしていた場所を見つめる。
新たに増えた質素な扉>>+1、昨日ルーカスが言っていた新たな客人の話を思い出した。 誰だろう。思い浮かべようとする顔はぼやけて、誰でなければいいと願うことすら許されない。
苦痛に奥歯を噛みしめながら、扉の前に立ち尽くした**]
(+12) 2014/06/27(Fri) 19時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/06/27(Fri) 19時頃
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ー寝室ー
[ーー身体が、酷く熱い。 もぞりと布擦れの音がいやに響く部屋の中、漏れる吐息は熱く、空気を震わせる。 ガチャリ、と。小さな音を立てて閉ざされた扉>>+11音にも気付かず、体内を蝕む熱から逃れようと、胎児のように丸まる。
落ち着かせようと曖昧な意識のまま深く深呼吸を繰り返せど、呼吸は落ち着くどころか荒さを増して、堪らなくなる。]
……ッは、ぁ…、ん、…く、
[熱の根源を探すように手のひらが、指が、自身の鎖骨を、心臓を、腹を、股を滑り。 やがて辿り着いた場所にそっと指先で触れた。途端、]
……っ、ん…ふ、…ッ、ぅん…
[視界が揺、らぐ。 僅かに擡げたその場所が、自分の肩と同時にビクリと震える。 それは指先を這わせる度にじくりと、爪先から甘い痺れが脳内まで走っては、思考を侵して。 やがて、此処が何処であるかも忘れて目の前の熱を慰めるようにぎこちなく指を動かし始めた。 熟れた箇所から漏れる卑猥な音を耳にしながら、夢か現実か。その自覚すらも持たず、ただ、本能のままに。]
(+13) 2014/06/27(Fri) 20時頃
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[その後ヴェスパタインは悪魔、あるいはルーカスといくらか言葉を交わしたろうか。
まず筆をとったヴェスパタインは裸婦を描こうと思った。裸婦像は神話や聖書のエピソードとして描くのが普通で、裸婦をただ裸婦として描くことはない。まずはそのタブーを打ち破ってみることにした。 悪魔はその様子を観察していただろうか。それとも、さっさとアトリエを出ていずこかへ行ってしまっただろうか。]
それにしてもあれだ、ベネットに西洋美術解読辞典を返すのを忘れていたな…。部屋にあるはずだから勝手に持っていってくれていればいいんだが。
[どうでもいい独り言を呟きながらキャンバスに下書きをし構図を考えていたところで、ガチャンとアトリエのドアノブが上下した。>>+12誰かが鍵のかかった戸を開けようとしたのだろう。
ヴェスパタインは筆を置いて戸の鍵を開けに行った。]
どなたかな?
(+14) 2014/06/27(Fri) 20時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/06/27(Fri) 20時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/06/27(Fri) 20時頃
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…っ、は……ぁ、っ!
[波のように襲い来る感覚が突如として大きく跳ね上がる。 服と皮膚が擦れるだけで全身が震え、目の前が白く染まった。 頽れるように伸ばした手の先にアトリエのドアノブ>>+14があり、握り締めた瞬間大きく音を立ててしまう。]
あ、んん……っふ、
[そのまま扉に背を預けて荒い息を吐いていると、中から声が聞こえた。 記憶に残っていない声、けれど反射的に唇が音を紡ぐ。]
サ…、イラス……っ
[は、と熱い息を吐いて、身を守るように丸くした。]
(+15) 2014/06/27(Fri) 20時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/06/27(Fri) 20時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/06/27(Fri) 20時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/06/27(Fri) 20時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/06/27(Fri) 21時頃
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サイラス?サイラスか!
[戸を開けると、そこには確かに見慣れた金髪の頭があった>>+15。]
こんなところで会えるとは、僥倖だ!
[と言ってヴェスパタインは場違いにも…本人は場違いだと思っていないが…諸手をあげてサイラスとの再会を喜んだ。]
俺はもう二度とお前のその美しい金髪を 直接見て描くことはできないのだとばかり…
おや?辛そうだなサイラス。
[きっと熱くて堪らないのだろう。自分にも覚えのあることだ。サイラスの様子を見ていると、僅かだった自身の熱もまた昂ぶってくるようだ。]
まあ、アトリエへ入りなさい。
[安心させるように微笑みを浮かべて、身体を丸めるサイラスの背に手を回して扉の内側へ招こうとする。]
(+16) 2014/06/27(Fri) 21時頃
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[背にある扉が開き、中から長髪の男性>>+16が現れる。 彼はサイラスと名を呼び、まるで自身を知っているようだ。]
貴方、は……っ、誰…?
[荒い息の合間に、疑問を口にする。 喜色満面な様子は、昨晩のルーカスの姿を想起させた。]
貴方も、あく、ま……? んっ……ぁ、さわる、と………っ!
[逃げようと思っても、未だ波の治まらない身体は言うことを聞いてくれない。 背に触れられて、鼻にかかったような声が漏れ、驚きに大きく目を見開いた。 その力の抜けた拍子に、答えを聞く前にアトリエの中に入ってしまう。]
(+17) 2014/06/27(Fri) 21時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/06/27(Fri) 21時頃
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おや、記憶がない? まあいい、俺も画家としての自分はお前に 見せたことがなかったから初対面みたいなものさ。
俺はヴェスパタイン。 筆を折っていなければ歴史に名を残すほどの 画家になっていただろう男だ。
[何の衒いも無くヴェスパタインはそう言ってのけた。自身の絵の腕に関してはヴェスパタインは確信を持っていた。]
悪魔じゃあない。 俺にだって良心というものはある。
[良心以外の部分は悪魔じみていると認めたような発言をし、弱っているサイラスの様子にふふと笑う。]
ああ、すまないな散らかっていて。 そこの椅子にかけてくれ。
[自分の物ではないが、最初からアトリエにしつらえてあった高直そうな椅子の一つを指す。座らないようなら半ば強制的に座らせただろう。]
(+18) 2014/06/27(Fri) 21時頃
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ヴェスパ、タイン。
[言葉を覚える為に繰り返すように、ゆっくりと目の前の男>>+18の名を発音する。 自信に満ち溢れた画家、それがサイラスの彼に対する新たな第一印象であった。]
それなら……っく、どうして、ここ、に……っ。
[悪魔じゃないという言葉に安堵を覚え、脳が蕩けたような状態ではそれ以上の嗜好に至らない。 自身やセシルとは違い、彼はどこかここを満喫しているようにも思えたから、質問を重ねる。 セシルの理由をまだ知らなかったこともあり、共通点を知ろうとした。]
あ……っ、すみま、せ………んぅ、
[熱に浮かされたような状態で、ヴェスパタインに押されるままに椅子へと腰かける。 身体を包み込まれる感覚に、また身を震わせた。]
ここ、で、何……ぃ、を?
[疑問は尽きない。]
(+19) 2014/06/27(Fri) 21時半頃
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来なければならないという義務感と、 来たいという意思。 それがここに来た理由だろうか。
[贖罪のようなものだ。生きるためにルーカスという名の一人の青年を殺すしか選択肢のなかった世界の代わりに背負う罪。それで誰が報われるわけでもないが。]
何を?絵を描こうとしてたんだ。 よかったらモデルになってもらえないか?
[言いながら片手を伸ばして座っているサイラスの頬にさわさわと触れる。その手はくにくにとサイラスの耳朶も弄ってみたり。 手を離すと、サイラスの前にしゃがみ込み見上げるような形になる。]
最も、今の状態では何をするにも辛かろう。 構わないかな、"手伝って"も?
(+20) 2014/06/27(Fri) 21時半頃
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義務感と、意思……。 悪魔に、利用されてしまうんですよ?
[望んでここに来る者がいるとは思わなかったため、ヴェスパタイン>>+20の返答にぽかんと口を開ける。 荒い息を吐きながらも懸命に言葉を発し、彼の瞳を見つめた。]
絵、を。 そんなことしてる場合じゃ……あっ!
[逃げなければ。そう紡ごうとした唇からは、喘ぎに似た声しか出なかった。 頬に触れられるだけで身体中に電流が走る。 耳朶に触れられれば、下肢に熱が集まるのが分かった。 両足を摺り合わせ、熱を逃がそうと呼吸を繰り返す。]
手伝うって、何、を……ぁ、やめ………んっ!
[ヴェスパタインを濡れた瞳で見下ろした。 神学を納める身、そう言ったことにはとんと疎い。 しかし彼の視線の先に隆起し始めた自身があるのに気づけば、見ないで欲しいと彼の頭へ手を伸ばした。]
(+21) 2014/06/27(Fri) 22時頃
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─昼・アトリエ─
(…ヴェスパタイン先生、私いるの忘れてますよね。)
[アトリエの隅にある椅子に腰掛けて本を読んでいたルーカスはそう苦笑する。だけどすぐ読んでいる本に目を戻せば眼前の行為をガン無視したであろう。…実の所、耐性が出来てきつつある。]
先生、犯すのは構いませんが掃除は私しませんからね。
[淡々と返す。]
(+22) 2014/06/27(Fri) 22時半頃
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悪魔に利用…。
[そんな風に考えてみたことは無かった。 堕としてくれと頼んだのはある意味自分の我が侭だったし、好きなだけ絵を描いていいと言った悪魔には感謝の念を抱いてすらいた。]
へえ、どんな風に利用されるというんだ?
[意地悪でなく純粋に質問として尋ねた。
そうしている間にも喘ぎを漏らし苦しそうに目を潤めるサイラスにヴェスパタインは思わず舌なめずりした。]
苦しみからの解放とでも言うのかな。
[何を手伝うというサイラスの息も絶え絶えな質問に適当に答える。か弱く伸ばされるサイラスの手には構うことなく、そのままサイラスのズボンを下穿きごとずり下ろした。 起立したサイラスの下肢を見て、その匂いを嗅ぎ取ってヴェスパタインはごくりと唾を飲む。 世の人々は自慰をするのは身体に有害だと信じていたので、ヴェスパタインもそれに習い、他人のものはおろか自身のものもあまり触ったことはなかった。 だがいやらしく濡れて光を放っているその先端を見ると、なんとかなるのではないかと思う。
ヴェスパタインはまず茎の部分にそっと手を添えてみた。]
(+23) 2014/06/27(Fri) 22時半頃
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──ルーカス、あれに混ざろう!
嫌ですよ黙れ悪魔。
[ルーカスは近くにあった刷毛で宙を漂う悪魔を刺す。]
(+24) 2014/06/27(Fri) 22時半頃
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[成人男性が二人並んで寝たとしても、十分なサイズのベットの上で淫欲に耽る姿は見るに堪えない浅ましいものだっただろう。 もし、普段の自分がいたのならば、あまりの光景に顔を覆ったかもしれない。 だが、今の自分の意識は現実か夢なのかの合間にすらおらず、ただ混濁とした意識の内で、情動に突き動かされるままに指を動かしていた。
普段神に祈りを捧げていた手で。 先程友に触れた手で。 ゆっくりと、自身の欲に塗れて汚れていく。]
は、ん…、ッ、…ぁ、
[漏れる声は狭い室内で良く響いただろう。 だが今の自分にとって抑えるという選択肢は存在せず、ただただ身体中の熱を発散しようと手首を動かす。 触れている時は、確かに蝕むような熱さは落ち着くために。 はじめ抵抗のあった動きは、動かしていく間に滲み出された粘液と共に緩やかな摩擦のないものへと変わっていく。 敏感な箇所だというのに、ぬるりと何度も擦り付ければ、次第に額に汗が滲み、顎に伝ったか。]
ーーッ! ん…ッ…ふ…、
[どくり。腹に張り付くように上を向いた熱が一際大きく動き出す。 限界が近いのだと思えば、擦り上げていた手の動きは段々と大胆なものへと変わっていっただろう。]**
(+25) 2014/06/27(Fri) 22時半頃
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お、おか…!?
[部屋の隅から突如聞こえた声>>+22に動揺して、サイラスのものにおそるおそる触れていた手を思わず引っ込める。 そんな先のことまで考えてサイラスに触れていなかった。が、確かに自分がしようとしていたことはそういうことだ。自覚して赤面する。]
ま、まざ…
[次に悪魔の放った言葉に更に耳まで赤くなる。だが一瞬想像して身体がうずいた自分もいた。]
(+26) 2014/06/27(Fri) 22時半頃
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あく、まの食糧に、なる、と……っ、 悪魔の卵になる、と……ぅ、言って、いた。
[どうしてこんなに熱いのだろう。 熱は身体も脳も次第に溶かすように体温を上げ、目の前がくらくらと揺れる。 ぼやけ始める視界の中、ヴェスパタイン>>+23の問いに答えていると、ルーカス>>+22の声が聞こえた。]
ルーカス……やめさせ………っ!
[彼の中に複数の人格が存在していることを知らないため、悪魔のルーカスへと話しかける。 しかしその隙に、下肢の布をすべて取り払われてしまった。 見られてはならない場所が空気に晒される感覚に、顔に熱が集まるのを感じる。 耳まで真っ赤に染め上げながら、ヴェスパタインの髪を弱々しく掴んだ。]
あ、あ、……っ、ふぅ…んぁ、 だめ、だ…ぅ、そんな………あぁ!
[彼の細い指に触れられるだけで、背筋を電流が走り抜ける。 甘い声を発しながら、先端から透明な雫を零した。 目尻からも涙が溢れ、いやいやと首を横に振る。]
(+27) 2014/06/27(Fri) 22時半頃
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[ヴェスパタイン>>+26の手が離れると、身を守るように膝を抱える。 足と腹の間で自身が大きく跳ねたが、奥歯を噛みしめて耐えた。]
(+28) 2014/06/27(Fri) 22時半頃
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[なんて甘美な鳴き声を漏らすのだろう。>>+27泣きながら嫌がるさまには心が痛んだが、同時に自身の下肢に熱がこもっていくのが感じられた。]
サイラス…サイラス?
[膝を抱えて丸まってしまったサイラスに優しく声をかける。]
出すぎた真似をしてしまったかな、すまない。 でも…サイラスのを見てたら俺ももう我慢できない。
[言うとヴェスパタインは手近の長ソファに座り込み、自分から履いていたものを脱ぎだした。 サイラスが嫌がるのならしょうがない、自身で自分を慰めるとしよう。
自分のものは既にいくらか角度を持っていて、ゆるゆると触れてみるとあっという間にそれは完全に隆起していくらか液を漏らす。]
はっ、ぁ。
[小さく喘ぎを漏らしながら楽しいぞ?とばかりにサイラスに向かって悦びに満ちた笑みをみせてみせる。]
(+29) 2014/06/27(Fri) 23時頃
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