人狼議事


234 【R18薔薇】対魔忍一平太

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調律師 ミケは、メモを貼った。

2018/02/25(Sun) 00時半頃


【墓】 調律師 ミケ

[ミナカタの声にリネンからあげたその面はどんな色をしていたか。
緩く体を起こそうとした時、聞こえたそれは確かに叫びだった。
同期の名前を呼ぼうと思ったのに、不思議なものだ。
見失った鈴の音がする。
一つ、青が瞼の裏側に。
二つ、黄金は意識の向こう。

するん、と、まるで柔らかな狭間に落ちるかのよう。
再び瞼を開けたのは、緩く温められたミルクの甘い匂いがしたから]

…、……、?

[ここはどこなのだろうか。
開いた二色が辺りを緩やかに見回して、聞き覚えのあるその声に恐る恐る振り返る。
これが夢なのかどうか、確認しようと胸のあたりを探ったが、鈴の固い感触がない。
音も聞こえなくて、その代わりに問いかけるしかなかったのだが]

…ケヴィン……、生きて…?

[ぞろりと蠢く軟体と、男にしか見えないその面のあいだで視線が往復する]

(+0) 2018/02/25(Sun) 00時半頃

【墓】 調律師 ミケ

[猫が狐につままれる。
そんなことがあるのかと問いかけた先は誰だったか。
少なくともいま、自分の肩を勢いよく叩く男ではない。
間違えていないと自信たっぷり差し出されたものも間違ってはいないのだが、どうリアクションを重ねたか比較的男がいた頃よりも硬くなったその頭は戸惑うばかりで]

…それなら、よかった

[受け取ったカップはほのかにあたたかい。
息を細く吐き出した次に、その白がぼやけた。
泣くまいと、思っていたのに]

(+1) 2018/02/25(Sun) 01時頃

【墓】 調律師 ミケ

お前、は……、どれほど、私達が心配したと思っているんだ…!!

[カップを戴く指先に力が篭る。
心配したのは自分たちの勝手だ、所詮はそれが事実だ。
けれども、その理不尽を今ぐらいはぶつけさせせて欲しいと願うのもまた勝手なのだろうか。
頭を撫でる手は懐かしくもあり、寂しくもある。
自分が知らない時間をその掌は知っているのだから。
素直に返事をするのは悔しくて、唇をぬるいカップに寄せれば少しだけ眉が寄った。
温度差でその表面に貼る薄い蛋白質の膜が、どうも苦手なので]

…私は、自分が把握をしないままにここにおちてきた。
それは、大変なことなのか?

[鎖骨の縁、擦り切れるような赤。
鼻がいいのながら、この獣と人の間の生き物は一通りではない体液の匂いを染みつかせている筈だ。
自分の理解し得ないことを問われたせいで少しではあったが不機嫌に白い尾をしならせて]

(+2) 2018/02/25(Sun) 02時頃

【墓】 調律師 ミケ

…それは、そうかも……知れないが、

[蠢くものは、春日の救出時に見たものと同じように見えた。
ミナカタに依頼されてそれを切り出す羽目になった時、できれば触れたくないとガラス管で破片を捉えるように回収したのを覚えている。
けれど、そんなものを何故この男が 身に追う羽目になったのか。
自分はまずそれを解き明かさねばならないと感じた。
組織にいたころのケヴィンには、こんな腕は不要であったはずだし、少なくとも一見では清浄とは言い難いその軟体を何故この男が帯びているのだろう]

……は、?

[思わず聞き返してしまった。
今、この男はなんと言ったのだろう。
MIA扱いになるその前には、安っぽい袋綴じのグラビアにすら怒鳴り散らしていた男が。
同時に、耳に、体に、白い蘇る掌の感触、熱、荒い吐息──]



[咽喉が奇妙に引き攣れるような音をたてる。
ただ息を吸うという行為はこんなに難しかっただろうか。
ぞわりと、背筋をはしる悪寒に逆らわないまま距離をとるようにすれば、折角のホットミルクは音を立てて落ち、器が砕けて悲鳴をあげた*]

(+3) 2018/02/25(Sun) 02時半頃

調律師 ミケは、メモを貼った。

2018/02/25(Sun) 02時半頃


調律師 ミケは、メモを貼った。

2018/02/25(Sun) 11時頃


調律師 ミケは、メモを貼った。

2018/02/25(Sun) 20時半頃


【墓】 調律師 ミケ

[ この男>>@16は、一体何を言っているのだろう。
楽しげに、まるで遠足の日のことを話す子供のような無邪気さで語られる過去はどう聴いても笑って話す内容ではない。
誰一人としてケヴィン直下の、殿を務めた部隊のものは戻らなかった。
結果としては殿の本懐を遂げたことになるのだが、それでも笑って聞ける話でもない。
床に砕け散るカップの音はまるで自分の心臓が砕ける音のようでもある]

 …ちがう、

[否定の言葉は弱い。
粘液に浮かされて、土宮とミナカタに結果として助けを求めたのは事実だ。
だが、それを事実として受け入れる事が出来ない。
熟すの意味を判断しかねたが、結果としては二度目の到達が叶わなかった体の奥底でずくりと重く低く蠢く熱は未だ燻ったままだ]

(+4) 2018/02/26(Mon) 12時半頃

【墓】 調律師 ミケ

[もう一つ否定を重ねようとした白い生き物に影がさす。
まるでコマ送りの動画を見ているかのように伸びた軟体は一瞬で、勢いとともに締め付けられていた。
刀が使えなくても身を守る術はあるのに、思考はそこまで立ち行かないのは何故なのか]

…すず、は

[鈴。>>@17
思えばあれを失ってから碌なことがない。
それどころか、あの鈴の存在ですら今はもう過去からの呪縛であったように思うのだ。
失くした、とだけ小さく返す。
まだ土宮が持っているのだろうか。
けれど、それすら今はもうどうでもよかった。
今はっきりと感じられるのは、舌が這う傷が痛む事だけ]

(+5) 2018/02/26(Mon) 13時頃

【墓】 調律師 ミケ


[違う存在の気配を感じる>>@18と、少し顔をあげた。あれも、そう、同期だ。
けれど本当に必要以上に関わることがなかった。
自分の用事が済めばすぐにどこかにいなくなる。
近くを通れば回避される。
そんなことが続けば相手から忌避されていることはすぐに気がついたから、組織にいた時から文字通りのビジネスの関係だった]

……何故、ここにいる。

[解答を得ようとはあまり思っていない。
確か、フランクは失踪したはずだ。
技術屋の失踪は、組織の機密保持に関わる問題だから、手を使って上層が行方を追ったはずである。
結果として見つからなかったのだから、どこかで死んでいるかとでも思っていたのにまさかこんなところで鉢合わせになるなど思ってもおらず。
もちろん、長々と目の前で繰り広げられる行為>>@19>>@21にも困惑することしかできなかった]

(+6) 2018/02/26(Mon) 13時頃

【墓】 調律師 ミケ

[不意に降ってきた声 > >*10 > >*11に舌を打つ。
あいにくと純国産だが応える義理はない。
こちとら飼われるつもりもない。

それくらいなら、死んだほうがよっぽどましだ]

(+7) 2018/02/26(Mon) 13時頃

【墓】 調律師 ミケ

[潜入人員であったなら、死は選ばなかっただろう。
死ぬことは、基本的に何の利益も齎さない。
持ち帰るべき報告が失われ、その死に様によっては逆に身辺を徹底的に洗いざらい改められる。

けれど、自分はそうではない。
残念かつ不愉快な話だが、春日か緋室、どちらかを本部に連れ帰ってしまった時点で再起をかけるのはかなり難しいと判断した。
深部まで既に魔が入り込んでいる状態ならば、更に上の組織は間違いなくあの本部を切り捨てる。
行き着く先は、死ぬか、魔に飼われるか。

迂闊なことを口にして、組織を、残った者を更に苦境に追い込むよりはずっと利益がある選択肢に思えた]

(+8) 2018/02/26(Mon) 13時頃

【墓】 調律師 ミケ

[チリン、と、聞きなれない鈴>>@33の音がする。
慣れ親しみのない周波数は酷く耳障りなものに聞こえた。
鈴付きの赤い首輪なんて、本当に家猫そのものではないか。
鈴の効能など、知りたくもない。
本当かどうかも。
それに、死ねばこの男の呪いも何もかも関係ないのだ。

己の心臓の真上、意識を集中させる。
舌を噛んで死ぬ、という古典的なやり方もあるのかもしれないが、自分にはもっと確実で簡単な方法がある。
心臓から送り出される血液に対して、強い電流を生じさせる。

──感電死]

(+9) 2018/02/26(Mon) 13時頃

【墓】 調律師 ミケ

…断る、離せ。

[言葉が発せる今が最後の機会だった。
それを確認するために返した返事。
チリン、チリンとくり返される音>>@34が煩わしかった。

笑わないでほしい。
触れて欲しくない。
死ぬ前に見せられたら、身を苛む呪いを恨んでしまう。
覚悟が、揺らいでしまう。

そしてそれはちょうど、その瞬間だった。
呼吸を奪われる。
抗うにも四肢は拘束されたままだ。
口内に潜り込んでくる舌の纏う血の匂いが思い出させるのは土宮の傷をなぞって得た恍惚。

腹の奥が、熱くて、苦しい。
そんな感覚を切り捨てたいのに、鈴が煩くて集中できないまま*]

(+10) 2018/02/26(Mon) 13時頃

調律師 ミケは、メモを貼った。

2018/02/26(Mon) 13時頃


【墓】 調律師 ミケ

−廃病院−

[恍惚を、覚えている。
精神を熔かされ、快楽に突き落とされる感覚。
自分が思うままにならない恐怖。
覚えているからこそ答えたくない。
認めたくない。
ケヴィン>>@48の言葉は的を得ている。
だからこそ、答えられない。
目の前の男を、直視できない]

…やめろ

[ 頭を撫でるその手を、共にいた頃なら外しにかかった。
白い毛並みを逆立てて怒ったこともあった。
けれど、今の自分は両手どころか四肢一つ動かすことができない。
いくらかの不穏を感じ取るように尖った耳は少し萎れた。
口内を散々弄ばれた後には、完全に萎れていたが]

(+11) 2018/02/26(Mon) 23時頃

【墓】 調律師 ミケ


…ああ、嫌いだ、とも

[チリン、と、また鈴が聞こえた。
指よりも手のひらよりもずっと柔らかい感触に身体が硬くなる。
触れられる箇所が一つ増えるたびに、また一つ鈴の音がした]

煩くて。

無遠慮で。

自分勝手で。

周りに心配ばかりかけて。

[じわじわと身を苛む感覚に争うように吐き出す声は、どこか掠れた。
甘かったのは過去の自分の落ち度だ。
だから、今こんなに苦い思いをしなくてはならない]

だいきらいだ。

(+12) 2018/02/26(Mon) 23時頃

【墓】 調律師 ミケ

[チリン。
また一つ、音が揺れた。
目の前の男>>@49の呪いに、また絡め取られた気がした]

(+13) 2018/02/26(Mon) 23時頃

調律師 ミケは、メモを貼った。

2018/02/26(Mon) 23時頃


【墓】 調律師 ミケ

[飽きた>>@50
二色の瞳が男を見て少しの間を置き、は、と短く空気を吐き出した]

…所詮は、臆病風に吹かれたか

[戦うのが嫌だの、前線には向かないだの、散々ごねていたのを記憶している。
一度も同じ作戦に投入されたことがなければ組んだことすらなかったが、その割に組織を去る気配を見せなかったから何故なのかと不思議で仕方なかった。
上の人間からすればアレルゲンとアレルギー持ちを一緒にしないのは当然のことだったのだろうけれど]

(+14) 2018/02/26(Mon) 23時半頃

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