181 アイスソード伝記
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■西暦2000年
俺、晴れて就職する。 待望の教員生活のスタートだ。
(+0) 2016/01/26(Tue) 14時頃
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─ in学園。at職員室。 ─
ひみつの社会見学ねえ…。
[はあ。と、ひとつ間の抜けたような返事をして、 サイラスは職員室の椅子の背に凭れた。
新任教師のサイラスの目には、 この学園が時折とんでもなく突拍子もなく映ることがある。 今回もそうだった。
まあ仕方ないだろう。 エアが人間じゃないことくらい知っているし、 サイラスが通っていた学校にもエアの同級生なんてものはいなかった。]
(+1) 2016/01/26(Tue) 14時頃
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へえ。そりゃあ面白い。 まああのクラス、元々もう一人いましたっけ……ね
…って、いたた!
[サイラスの視線は会話の間もずっと下を向いている。 正確には自分の手元だ。 机の上には絆創膏の箱が置かれ、 指にはとんでもなく不器用に絆創膏が巻かれつつあった。]
(+2) 2016/01/26(Tue) 14時頃
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え、いやあ。だからね、そのクラスですよ。 いやほら今話に出てた、そのエアの。
あそこのねずみがねー、懐かないんですよ。 餌やってたら懐くかなあと思って、たまにやるんですけど。 どうもあいつ、俺の指まで食べたくなる癖があるみたいで。
[怪我の理由を同僚に問われて、苦笑しながら顔を上げた。 暢気そうといわれる顔の眉を下げて笑う。 聞かされたほうは呆れたように、肩を竦めた。]
いや、意地ってか…。 ちんまくて可愛いと思うんですけどね。 あの小さい背中を、そのうちもふもふさせてくれないかなーって。
(+3) 2016/01/26(Tue) 14時頃
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あ、飯買いに行くんですか? エッペンバーガーに??
あ、あ。ちょっと待って下さい、俺も行きます。
[昼休みを迎えた賑やかな生徒たちの声が、 ここにも廊下越しに微かに響いている。 ぱたぱたと足音が続いて、職員室のドアが閉まる。 サイラスの机の上には絆創膏の紙くずが残された。
腹がぐうとなれば、意識はすっかり昼飯に向く。 そうだ、今日はベジタブルバーガーでも*食べることにしよう*]
(+4) 2016/01/26(Tue) 14時頃
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[文献にも、口承にも語られないものがある。]
[それが、誰も気づかない程に遠く、小さなものであろうとも。]
(+5) 2016/01/27(Wed) 00時半頃
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[―――ずっと昔。
姉のように慕っていた友を亡くした幼い少女が、 腐った川へ野花を献花した。]
(+6) 2016/01/27(Wed) 00時半頃
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[川に流れたその花は、どぶの色に飲まれて消えて。
その川の端を、売られた老猫が 時々後ろを振り返りながら歩いていった]
(+7) 2016/01/27(Wed) 00時半頃
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[その猫を買った家の少年が、 孤独な老人に話して聞かせてもらったものを
後に大人になった少年は10枚の絵にして描いた]
(+8) 2016/01/27(Wed) 00時半頃
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[その十枚の絵は、 大戦の貧しい暮らしに耐えかえた子孫に売られ、
その金で、子孫はなんとか生き延びる]
(+9) 2016/01/27(Wed) 00時半頃
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[その子孫の娘が、嫁入りしたのは農家の息子。
彼らは樫の並木が立つ小高い丘の上、 色とりどりの花を作って暮らした。]
(+10) 2016/01/27(Wed) 00時半頃
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[その花は、 一年に一度。夏の祭りの時期に 街の花屋に大量に並ぶ。]
[その花を買った姉妹は、
祭りのしきたりにそって、 白いきれいな紙の船に色とりどりの花束を載せた。]
(+11) 2016/01/27(Wed) 01時頃
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[流された花々は、澄んだ川を流れていく。
川を、色とりどりの色で染めながら]
[ゆっくりゆっくりと 流れていく**]
(+12) 2016/01/27(Wed) 01時頃
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