人狼議事


166 悪魔の揺りかご

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【墓】 逃亡者 メルヤ

[蒼い光は、太陽よりも月よりも、
私を酷く安心させる輝きを持っていました。
勿論、それは繋いだ手の、触れた身体のためでもありました]

 もう ……大丈夫です

[なんて強がりは言ったものの
迸る水柱に息を止め、目を瞑ろうと――したのも束の間。
少し意地悪にも見える笑みに、
私は思わず、弱く笑みを返して
見惚れているうちに、輝夜城は、見えなくなってしまったのでした*]

(+0) 2015/08/05(Wed) 00時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2015/08/05(Wed) 00時半頃


【墓】 捜査官 ジェフ

―極夜城―
[極夜城の主を遥拝するマスターの傍、
彼が続ける言葉に頭を下げた後、
しなやかに身を寄せる猫の王を抱え込み
その喉をなぞりながら、]

 …どんなお菓子が、いいですか?

[甘いお菓子には、紅茶も欠かせませんよと微笑み。
その身を愛馬の上へと乗せれば、愛馬の手綱を引き、
彼が望むままに、夜の闇を走らせていくだろう。**]

(+1) 2015/08/05(Wed) 00時半頃

【墓】 革命家 モンド


 少なくとも、俺は温かいと感じたことはねぇな。
 冷たく暗いぜ、深海まで沈めば月光も届かねぇ。

 ―――…随分と記憶の方もガタが着ているのか。
 覚えている限り話しておけば、
 いつかメルヤが全て忘れちまっても寝語りに聞かせてやるぜ?

[多くの者にとって、終わりの場所であるように、
最果ては決して祝福された地ではない。
己と同じように、冷えて冥い世界の末端だ。
だが、それを相手は温いと告げる。>>2:285]

(+2) 2015/08/05(Wed) 00時半頃

【墓】 革命家 モンド



 …………、


[相手にとって、海とは己であると思い至るまで数秒。
虚ろな記憶よりも、存在を確立する己の本質。
薄く開いた唇が、無意識のうちに相手の名を形作った。]

(+3) 2015/08/05(Wed) 00時半頃

【墓】 革命家 モンド

[己の内側にほろりと落ちたささやかな欠片は、歓びだった。

無垢なる相手は己の持つ世界の理を踏み越え、
名実共に最果ての海に侍る。>>2:288>>2:293
己の十分の一も生を謳歌していない相手に気付かされる悦。

僅かに揺らいだ片眉は、転移陣に歪を走らせ、
足元がすっぽりと抜けて浮遊感を伴う帰還は悪走だ。

体内を逆しまにひっくり返す嵐が、
相手の身内に収まる臓と水を揺らす津波如く。
月酔いなどとは比べ物にならぬ直裁の衝撃。*]

(+4) 2015/08/05(Wed) 00時半頃

【墓】 革命家 モンド

― 最果ての島 ―

 ―――…あぁ、

[溜息のように零れた声は潮騒と重なり、
次に相手が見たのは四方を莫大な青に囲われた水溜り。
島以外は目を幾ら凝らしても、影も形もない最果ての地。]

 メルヤよ、お前さん。
 もうちょいと言葉を選ぶことを覚えな。
 
 あんまり浮かれると加減を忘れる。
 そもそもな―――…、

[片手で己の口元を拭いながら、喰らった不意打ちは良く効いた。
掌を繋いでいなければ、空間の狭間に落としたやもしれず。
説教めいて口を開きなおしたが、相手の耳には恐らく遠い。

転移の揺らぎは相手を直撃し、迂闊に庇護を忘れた男。
発端は相手の真摯であるが、肝を掴まれたのは此方の方。]

(+5) 2015/08/05(Wed) 00時半頃

【墓】 革命家 モンド

[ぐらぐらと揺れる空間を潜り抜け出た先は細波の音が近く。
足元は真っ白に染まった星屑の砂を敷いた海岸。
極夜と通じる夜の天蓋を被る島には、
森があり、岸壁があり、中心には聳える塔が在った。

七つの海の覇者も訪れたことのない僻地は、
人が原初の罪を背負い追い出されたと云う神の箱庭に似る。

けれど、相手が感じるのは大海の気配だけではない筈だ。
地に脚をつけた途端、一層近く覚えるのは己の純粋なる力。

地表を背負い、その殆どを海中に沈めるこの場所こそ、
己の本体であり、核そのもの。]

(+6) 2015/08/05(Wed) 01時頃

【墓】 革命家 モンド

[――― 更に、転移の歪曲直後の物慣れぬ相手の身と、
そこへ丹念に染みこませた己の力が共鳴し。

それはまるで、疲弊に注ぐ度数の高い美酒のよう。
月光には滅法強いらしい愛し子を無慈悲に侵すよう。**]

(+7) 2015/08/05(Wed) 01時頃

革命家 モンドは、メモを貼った。

2015/08/05(Wed) 01時頃


【墓】 捜査官 ジェフ

― →―

[主が望むままに愛馬を走らせる。
故郷の地より、解き放たれた愛馬の足取りは軽く。
高揚感が唇に笑みを湛えさせた。
島の外を見るのは、初めてで見るものすべてが新しい
そんな中、かけがえのない存在を抱え込み

菓子の材料と紅茶の用意をするために
街へと寄れば、故郷との違いに目を奪われた。]

(+8) 2015/08/05(Wed) 01時頃

【墓】 捜査官 ジェフ

 すごい…ですね。
ここから少し行った処に、温泉もあるそうですが

[人が行きかう姿を影より眺めて、何かを探すように巡らした後、
主を伺い、彼が望むのならすぐに屋敷へと馬を駆るし
他の場所へと寄り道をするのならば、と選択肢を並べ]

 ……続きは、何処でしましょうか。

[月に当てられずとも、彼を欲していると告げるように
その喉を手甲でなぞり、主を艶めいた瞳で見つめた**]

(+9) 2015/08/05(Wed) 01時頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2015/08/05(Wed) 01時頃


【墓】 逃亡者 メルヤ

 私のことも、教えてくださいますか?

[実際、私である、という自覚と境界線は強まっても
私の中身はまだ、透明な海で満たされているだけ。
そこに独特の味も香りもなく、
ただモンド様の慈悲で満たされているだけです。

それは確かに喜びであるけれども、
それがモンド様の喜びになるかどうか、は――自信がないのです]

(+10) 2015/08/05(Wed) 01時頃

【墓】 逃亡者 メルヤ

 ――――…はい

[声は聞こえませんでした。
それでも、モンド様が私を呼ぶ"声"を聞き漏らすことなど、ありません。

私の中に漣が立ちます。
また少し温度があがって
もしかしたら、少し甘くなっているかもしれません。

もっと、傍に。
熱の高まりは、私の仕草を素直にさせます。
詰めた距離は、結局のところ、私を助けてくれました]

(+11) 2015/08/05(Wed) 01時頃

【墓】 逃亡者 メルヤ

[その衝撃は、初めて足を"交換"した時を遥かに上回るものでした。
激しく揺さぶられる全身。内も、外も。
髪は自由を知ったように遊び
もはや必要ではなくなった包帯は何処かに飛んでいきました。

一人ではきっと、この衝撃には耐え切れなかったでしょう。
もし、曖昧なままの私であれば
弱いままの私であれば
千切れていく身体ごと、魂ごと分散して
"私"をなくしてしまっていたかもしれません]

(+12) 2015/08/05(Wed) 01時半頃

【墓】 逃亡者 メルヤ

[繋いだ手が、私を引き止めてくださいました。
注いでいただいた魔力が、私と繋ぎとめてくださいました。

モンド様への想いがそこにあったから
私は、私としてあることが出来たのです]

(+13) 2015/08/05(Wed) 01時半頃

【墓】 逃亡者 メルヤ

 ― そして、最果てへ ―

[モンド様の声に、私はようやく瞳を開きました。
月明かりの下に長らくいた身には、
まぶしすぎる青がそこにはありました。

私の内側では、まだ波は収まらず
渦潮のように身体中をかけめぐっています]

 ええ、と ……

[何か間違ったことを言ったでしょうか。
自分の言葉を思い返そうとしても、
今、私は嵐から抜け出せずにいます。
ただ思うのは、浮かれてくださるのならば
私はきっと、そこまでおかしいことは言っていないのだろう、ということでした]

(+14) 2015/08/05(Wed) 01時半頃

【墓】 逃亡者 メルヤ

[思考がまともに働いたのはそこまでです。
何か粗相をしてないといい、そうは思うものの
今は内に波打つ水をおさめるのに必死でした。

揺らぐ水は私の全身を震わせます。
足元に流れる白き美しい砂もわからぬほど

私に今わかるのは、ただ、モンド様が傍にいる。
それだけでした。

繋いだままの手に、力をこめ
寄りかかる身体は、私の意思では離れることが出来ず――]

(+15) 2015/08/05(Wed) 02時頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2015/08/05(Wed) 02時半頃


【墓】 記者 イアン

[跪いた姿勢から立ち上がったジェフに抱擁される。
全身鎧に身を包んだ騎士はシャープさ何割りか増しの凛々しさがあった。
峻厳な死の使いとして人々に畏れられる姿だ。
だが、その鎧に隠された筋肉の滑らかさと、さりげなくお茶目な性格を自分は知っている。
それが嬉しく誇らしい。]


 たまらなく好き。


[柔かに顎の下をなぞる指にひとしきり喉を鳴らす。]

(+16) 2015/08/05(Wed) 10時頃

【墓】 記者 イアン

 
 お菓子…!
 レモングラスのクッキーとかいいね。 キャットニップも素敵。
 あと、憧れのスターゲイザーパイ!

 ジェフが「あーん」して食べさせてくれると嬉しいな。

 紅茶は、熱くないように「ふーふー」してくれる?


[当然のごとく猫舌であった。]

(+17) 2015/08/05(Wed) 10時頃

【墓】 記者 イアン

[乗せてもらうことになるジェフの愛馬にも改めてご挨拶。]

 
 お久しぶり、これからよろしくね。
 大丈夫、ひっかいたりしないから。


[いつまでもおとなしく乗ってる保証はできないけれど。
馬上でもアクロバットにラブを求めたりしたくなるかもだし。]

(+18) 2015/08/05(Wed) 10時頃

【墓】 記者 イアン

[ジェフの手で鞍の上へ。
高所を好む猫としては嬉しい視線の高さである。
おまけに後ろからジェフがしっかり支えてくれるのだ。
背中を守られ預けて安心できるのは戦友ばかりでもない。

逞しい軍馬は二人の体重を乗せても足取りを乱さず、カツカツと走る。
その蹄が刻む音のひとつごとに極夜の城は遠ざかり、新しい世界が展開するのだ。
鼻歌も出ようというものである。]

(+19) 2015/08/05(Wed) 10時頃

【墓】 記者 イアン

 
 温泉ー?
 あったかいのは好き。地面でゴロンできるね。


[行き先の希望を問われてドリーム。
続きは屋外でもいいらしいです。]


 間欠泉あるかな? 温泉に棲む小魚いたら見たい。
 

[湯に浸かる気はなくとも、わくわくと温泉行きに賛同した。
ジェフと一緒なら何処もワンダーでデートスポットだ。*]

(+20) 2015/08/05(Wed) 10時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2015/08/05(Wed) 10時頃


【墓】 捜査官 ジェフ

[主の言葉一つで顔が綻ぶ。
兜の下、微笑みを浮かべて>>+16
彼が望む名前を心の中にメモしていく。>>+17]

 スターゲイザーパイ…あれをですか。
イっちゃん様が望むのであれば、なんでもしますよ。
 
[熱くないようにという言葉に、もちろんと頷いて
スターゲイザーパイの魚の量をどれ位にするか考え]

(+21) 2015/08/05(Wed) 12時半頃

【墓】 捜査官 ジェフ

[愛馬に挨拶する姿を穏やかな顔で見つめていれば、
相棒から無い鼻で笑われた気がする。>>+18

勿論、求められたら喜んで応じますが
主を鞍の上に乗せれば>>+19愛馬を走らせて夜を駆ける。
鼻歌にリズムを刻み、こっそり主のお尻に触れたかもしれない。]

 そうですね
源泉に近い場所ならば、人間も居ないと思われます。

[ゴローンと出来るような広さがある処を探しますので。
わくわくと賛同する主の姿に少々お待ちをと言い、
軽く準備品をそろえておく。

初めての男同士のハウツー本をこっそり影に押し込んでおいた。
四次元ポケッ○という言葉が頭に過った、気のせいだ。]

(+22) 2015/08/05(Wed) 12時半頃

【墓】 捜査官 ジェフ

[騎士の嗜みとして知識はある。知識だけは。
そこらへんを主に言っていないが、なんとかなるでしょう
たどり着いたのは湯気がたつ暖かい温泉で、人の気配はない。
間欠泉かどうかまでは見えないが
土が暖かいのか、愛馬がブルッと身を震わせた。]

 すごいですね、さっそくゴロンします?

[後ろから眺める主の愛らしい姿の方が絶景ですが。
人や魔物の気配が無いので、と言い訳を用意して
湯気に濡れるうじなに、むしゃぶりついたくなり
兜を落とし、かぷりと試みて**]

(+23) 2015/08/05(Wed) 13時頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2015/08/05(Wed) 13時頃


【墓】 革命家 モンド

[相手は五体満足に生まれ、欠落と共に生を歩んだ。
己は最果てとして生み出され、不足を知らずに在った。

倦怠を緩々と育て、潮騒の音色にも飽いたのはずっと昔。
一時の無為を戯れの災禍で発散させることはあっても、
誇示するまでもなく、力は余り在り、不自由とは縁遠い。

完成された海魔は、管理者としての資格なら十分。
だが、一己の魂として数えるなら無機質すぎて不十分。
生を謳歌し、放埓に過ごし、永遠を越えても、己には欠けがない。

重い腰を上げ、完全に等しい黄金の月に誘われたのは、
そんな己と言う存在に不足を教えてくれるものを求めたが為。]

(+24) 2015/08/05(Wed) 21時半頃

【墓】 革命家 モンド

[足りないと言う自覚、満ちないと言う贅沢。
未来に期待をかけて、飽かしい世界を忘れる術を探していた。

成長もなく、劣化もなく、ただ在る己に変化を齎す存在を。
――― アプレンティスと呼ばれる初心で未熟な愛し子を。]

(+25) 2015/08/05(Wed) 21時半頃

【墓】 革命家 モンド

― 最果ての地 ―

[己の魔力を分け、果ての眷属としたが、相手はまだ足りてない。
本質は転じさせたが、生まれ持った性質は因果律の支配下だ。
異形の性分は相手にとって名と似た命運、易く失われはしまい。]

 ―――…天然物かよ。
 
 アプレンティスを得るは悪魔の誉れであり、幸いだと聞く。
 迂闊物は躾を違えて、地位を引っ繰り返されちまうらしいが。

[相手の言葉は一々真摯だ。>>+14
礼儀は知っていても、媚びを知らないとばかりに言葉に迷う。
眩むだろう頭を回して、それでも浮かべるのは己への献身。]

(+26) 2015/08/05(Wed) 21時半頃

【墓】 革命家 モンド


 だが、俺がお前さんを得たのは誉れや多幸の為じゃねぇ。
 お前さんは俺に、強欲な奪取を抱かせる。
 強奪したいものが今までなかったと云えば嘘になるが、
 ……此処まで攫ってきても、熱が冷めねぇ獲物は居なかった。

[そういったものを者を求めて、極夜に参じたのだから、
結果として見れば上々、結構なことだ。

しかし、己は聊か見誤っていた。
自重を零すように凭れかかってくる相手が是ほど眩むとは。
支える為に伸ばした筈の腕は、体躯を捕え軟禁の態。>>+15]

(+27) 2015/08/05(Wed) 21時半頃

【墓】 革命家 モンド


 ……おぅ、酔っちまったか。メルヤ。

[仕方がねぇな、と囁く声が甘い旋律を奏で、顔を覗き込む。
空には月光よりも、果ての暗闇照らす満天の星々が目立つ。]

 ―――…酔い覚まし、手伝ってやろうか。
 手取り足取り、愛し子を構うのも、主の本懐だ。
 
[さらりと額で撫でた相手の眉間。
鼻先がぶつかるほど間近で誘う言葉は優しい内容。
だが、声色は相反し、相手の心臓を緩く握りこむが如く、
奪って喰らい尽くすような獰猛さを内包していた。*]

(+28) 2015/08/05(Wed) 21時半頃

革命家 モンドは、メモを貼った。

2015/08/05(Wed) 21時半頃


逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2015/08/05(Wed) 22時頃


【墓】 逃亡者 メルヤ

[誉れであり幸い、あるいは迂闊――モンド様にはそぐわない、あるいは必要とされないだろう言葉のように感じられました。
瞬きをすれば、濡れそぼった睫毛から雫が落ちていきます。

モンド様が誉れを求めないのならば
では、と、待った言葉は]

 強、欲

[意外、と言ってしまうとそれは正確ではありません。
望まれていることは理解しているつもりでした。
必要かというとそれは違うのでしょうが
確かに私は奪われ、そしてそれは望んだことでした]

(+29) 2015/08/05(Wed) 22時半頃

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