人狼議事


70 ■ 【練習村】勢いで、RP、しよう

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読書家 ケイトは、メモを貼った。

2013/02/05(Tue) 01時半頃


洗濯婦 ベッキーは、メモを貼った。

2013/02/05(Tue) 01時半頃


読書家 ケイトは、メモを貼った。

2013/02/05(Tue) 22時頃


【墓】 読書家 ケイト

−二日目・自室〜夢のなか〜−

[いつも見る夢とは少し違う。
辺りが一面雪で覆われている。
いや、吹雪で視界が隠されて数メートル先の景色も定かでは無いのだけれど。
身体の熱が奪われ、震えを生む。
寒い、早く帰らないと。
帰る?どこへ。
あのとても暖かい、皆がいるところへ帰らなきゃ。
帰る?どうやって。
確か、寄宿舎周りの並木に赤い布が巻きつけられているはず。
それさえ見つけられれば。
吹雪の中でも目立つように、真っ赤に染められた。
……ああ、そうだった、あの布は、今は。]

(+0) 2013/02/06(Wed) 00時半頃

【墓】 読書家 ケイト

[頭が割れるように痛い。それはそうだ、この寒さだ。むしろ、頭痛以外の感覚は失われてしまったかのようすら思える。
ふと、視界の隅に何か塊のような物を捉えた。
一拍の間の後、私は雪の中を這うようにしてその塊へと近づいていく。
あれは、人だ。
私よりも先にここにいたのだろうか、その人は微動だにしない。
早く助けなきゃ。
声が出ない。喉が凍りついたかのようだ。
それでも這いずりまわってやっと、その人に手を伸ばす。
そこに居たのは、いたのは……。
ああ!クラリッサ!!
何でこんな所にに。クラリッサ。寒かったよね、寒いに決まってる。ずっと凍えてたんだ。帰ろう、クラリッサ。皆のいるあの暖かい寄宿舎へ。さあ、早く手を。]

[……ねえ、何で、クラリッサは、ワラっているの?]

(+1) 2013/02/06(Wed) 01時頃

【墓】 読書家 ケイト

[伸ばした右腕で、クラリッサの腕を掴もうとする。
だけど、その手は空を切り。その手首が掴まれた。
先にクラリッサの右手が掴んだのだ。
痛い、痛いよクラリッサ。
その力はとても強く、今さっきまで凍えていた者のものとは思えない。
掴まれた手首に残されていた、なけなしの熱が急速に奪われていく。
クラリッサは笑っている。愉しそうに、フードの奥で、笑ってる。
もう動かないと思われた私の声帯が、空気を微かにもらしたかのように悲鳴を上げた。
それは、何か、とても、おぞましい化け物のように感じられたのだ。]

(+2) 2013/02/06(Wed) 01時頃

【墓】 読書家 ケイト

[その化け物に触られた手は、すっかり黒ずんで動くことはない。
少ない体力を振り絞って、後ずさる。
それでも、その化け物は、私をじわじわと追い詰めるのを愉しむかのようにして手を伸ばす。
化け物?違う、違うよ。クラリッサ、クラリッサだ。化け物なのはむしろ……。
涙が零れて、結晶となる。
私は全てを思い出した。]

(+3) 2013/02/06(Wed) 01時頃

【墓】 読書家 ケイト

[なんで、こんな、大切なことを忘れていたんだろう。
ううん、違う。忘れていたんじゃない。
しっかりと憶えていた。私は毎日それを夢にして忘れようとしていたんだ。
私は大切な人を殺した罪を背負うことに耐えられなかったんだ。
クラリッサとエリアスの事をなかったコトにして、あんなに愉しそうに毎日を過ごしていた。
おぞましい化け物は、私だ。
どこの熱を奪おうかと、一瞬迷ったのだろうか。そんなクラリッサの手が宙を掴む。
今度は、私からクラリッサを抱きしめたのだ。
ただ、出来る限り強く。]

(+4) 2013/02/06(Wed) 01時頃

【墓】 読書家 ケイト

[寒かったよね、辛かったよね、寂しかったよね。
身体から熱が急速に奪われていく。
あやすように背中を撫でようとするけれど、そんな力も既に無く、ただぺたぺたと触れただけ。
こんなんじゃ、きっと、クラリッサに伝わらないな。
だって、クラリッサは私を憎んでいるもの。私は報いを受けなくちゃいけない。
ごめんね、クラリッサ。

クラリッサ、ねぇ、クラリッサ。私、寒く、ないよ。寂しく、ないよ。
クラリッサがいるから。クラリッサがそばに居てくれるから]

(+5) 2013/02/06(Wed) 01時半頃

【墓】 読書家 ケイト

[意識が、薄れていく。
なぜだろう、こんな時、に絵本のことなんて。
ああ、そうだ、あの絵本は、クラリッサが最後まで、読んでくれた。
ねぇ、クラリッサ。また、ここに、来ようね。
今度は、みんなと一緒に。みんなで、お弁当を、作って。
クラリッサ、どんな顔、するかな。
雪が溶けて、また春が、来たら、ここには一面の……。]


[*私は、この幸せな夢から目を醒ますことはなかった*]

(+6) 2013/02/06(Wed) 01時半頃

【墓】 読書家 ケイト

― 自室 ―
[死後の世界について書かれた本はたくさん読んできた。
特にどれを信じていたわけでも無いけれど、まさか身を持って正解を知ることになるとは思っていなかった。
ベッドに横たわる私を見る。
我が事ながら酷い有様だ。
目をそらすようにしつつ、ムパムピスの朗読する聖書の一節(>>165)に耳を傾ける。]

(+7) 2013/02/06(Wed) 21時半頃

【墓】 読書家 ケイト

ありがとう。
でも、ごめんね。

[本当は恐怖で逃げ出したいぐらいだろうに、私の安らかな眠りを祈ってくれている。
でも、その祈りに私は応えることができない。
私はまだ許されないのだ。
死んでなお、この凍える寄宿舎に縛られている。
これから更に続く惨劇を見届けなければならない、ということだ。
これが、私の罪に対して下される二つ目の罰。]

(+8) 2013/02/06(Wed) 22時頃

【墓】 読書家 ケイト

[でも、少しホッとしているところがある。認めたくはないけど。
あの、おまじない。
多分、きっと、あのおまじないついてはこの寄宿舎の中では、私は詳しい方だろうと思う。
でも、もし、この場に私が生きて存在していたとしたら、苦しんで、苦しんで……。
誰の名前も書かなかっただろうか?
それとも、結局最後には誰かの名前を書いていただろうか?
心の中で深く深く、謝りながら。涙で文字を滲ませながら。
その先に待っている結末を知りながら。
そんな私の醜い心を、クラリッサもエリアスも見透かしているだろうか。
だから、私は許されないのだ。]

生ける死者の名が選ばれれば、その者は死に還る。
しかし、生ける生者の名が選ばれれば、その者は……。

(+9) 2013/02/06(Wed) 22時頃

【墓】 読書家 ケイト

[ふと、声を掛けられたような気がした。
霊体にはやはり生きていた時とは違う不思議な感覚というものがあるのだろうか。]

存在自体、が不思議なものだし、ね。
……特等席で、見ろって事、かな。

[流石にそれは穿ち過ぎた考えか、と思うのは甘えだろうか。
とりあえず、ここでずっと自分を見ているわけにもいかないし感覚のあった方へ向かってみよう。
移動したからといって、何ができるわけでもないけれど。
ふわふわとした感覚に苦労しながら、私は自分の部屋を抜けだした。]

― 自室→ロビー ―

(+10) 2013/02/06(Wed) 22時半頃

【墓】 読書家 ケイト

[ロビーに入るなり、掛けられた声に身体を竦ませる。
身体は部屋にあるのだけど。]

エ、エリアス……。

[こちらを見つめる視線を直視できずに、目を逸らしてしまう。
逸らした先には、書架の奥で何事かを話すエリアスとレティーシャの姿がある。]

そうですね、私もそう思って、ました。口には、出さなかったけれど。

(+11) 2013/02/06(Wed) 23時頃

【墓】 読書家 ケイト

[そうだ、もっと話していれば良かった。
もっと、よく話していれば傷つけ合うことも……。]

[まるで、同窓会で久しぶりに合った級友のような会話。
そして、最後の一言に違和感を覚えて首を傾げてしまう。]

う、れしい……?

(+12) 2013/02/06(Wed) 23時半頃

【墓】 読書家 ケイト

えっ?クラ、リッサ……!?

[その名前に反応して、騒ぎのする方へと慌てて視線を向ける。
一瞬だけ窓の方へ動こうとして、でも、踏みとどまる。]

[会いたくないわけがなかった。
でも、また会ったらどんな顔をすればいいのか。
私は今どんな顔をしているのか。
エリアスは……]

ねえ、それなら何故、そんな、哀しそうな顔をしているの。

(+13) 2013/02/07(Thu) 00時頃

【墓】 読書家 ケイト

[私の一瞬の動きに対するクラリッサの返答に、魂が震えた。
今すぐにでも側に行きたいという思いと、そうしたくないという思い。
その2つが掛けられた天秤に、エリアスと話をしたいという思いが加わり、ちょっとだけ勝りこの場に留まる事を選ぶ。]

[沈黙の間、じっとエリアスの目を覗く。
返ってきた答えを噛み締めるようにして、頷いて]

そう、私達と同じ、なんだ。

[きっと、放たれた言葉よりその前の沈黙こそが答えなのだろう。
何故だかそう思った。]

(+14) 2013/02/07(Thu) 00時半頃

【墓】 読書家 ケイト

[エリアスに釣られて、食堂へ目を向ける。
食堂内で行われる生者の議論と死者二人の密談を、私はただ、ただ、*見守ることしかできなかった*]

(+15) 2013/02/07(Thu) 01時頃

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