38 蠱触の洞ーコショクノアナー
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マーゴ! 今日がお前の命日だ!
meiryo 2011/10/20(Thu) 21時半頃
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―数日後・蟲触の洞―
[洞の主である三者が三者とも各々に目を付けた獲物を刈り終え、もともと平和然としていた町に奇妙な平穏が戻った後。女は洞の最奥、ほとんど他の主も立ち寄らないような場所に足を踏み入れていた。
その部屋は奇妙に全面が生物の体内のような肉色で、その奥には女が時折見せていた姿のように半透明の、繭糸に包まれたように辺りに糸を張って、触手に覆われた卵のような物体が鎮座している。 その傍にいるのは四肢が欠けていたり、常に膨らんだ腹に卵を産み付けられ続けていたり、自力で動けないほどに体の各所の膨らみが肥大したり、快楽を求める言葉だけ壊れた蓄音機のように発し続ける――― いわば洞の生贄の中でももっとも酷な、玩具としての価値さえなくして主の興を失った者達の末路。その中央で、緋色の着物を纏った女は静かに膝まづいて呟いた]
(*0) (so) 2011/10/23(Sun) 21時半頃
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……兄様。小兄様。 妾はまた兄様の仔を産み糧となる贄を連れて参りました。 なれど、こうしてお会いしてどれだけの時間が経とうとも、兄様は未だに目覚めては下さらぬのですね…
しかし、もう良い。其れでも良いのです。 昔に母様が申されました通り、父様の仔であれ、凡そ一度この世に生を受けたならば、仔を産み育て家を繁栄させるより他に女子の果たすべき務めなどは無く。兄様の仔も妾の仔も、末永く産み育ててまいります。
…それにグロリアさんもバーナバスさんもめいめいの思惑の元良う動いてくださいますし、妾達の仔も大層増えました。ですから妾が嘆く事も金輪際ありませぬ、案ずる事無く父様の夢を見てお休みくださいませ、小兄様……
(*1) (so) 2011/10/23(Sun) 21時半頃
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[そして女は再び小紬庵に戻っていく。新しい獲物を見つけるために。仔を産ませ、育て続けるために。]
トントン…… カラリ……
トン…… カラリ……
トントン…… カラリ……
トン…… カラリ……
fin
(*2) (so) 2011/10/23(Sun) 21時半頃
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―洞・バーナバスの部屋― [男は部屋の中央にあるものをじっと見つめていた]
なかなかよく育っているじゃないか。そろそろ植え替えてもよさそうだな。
[母体になったものの孔という孔から生えている苗木を引き抜いていく。 嬌声とも悲鳴ともつかぬ声が漏れ、男は抜いた場所を触手で塞いでいった]
うん、まだ、欲しいか?ああ、ならば今度はお前に花を咲かせてやろうか?
[幾らともなく精を注ぎ込む。とはいえ、そろそろ母体も限界が近いかもしれないが]
さて、これは街中に……
[この町の中、あちらこちらで植えられた木々や草花がまたしても犠牲者を誘い 養分とし、または苗床とするのだろう。 いつしか、街中に触手の花が咲き乱れる。そんな光景が男に浮かんだ――**]
(*3) sakuhana 2011/10/24(Mon) 05時頃
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